第8回森下特別レッスン
  フォアハンドストロークとサービス編

<森下 泰>

2015年6月13日(土)

今日の特別レッスンはフォア&サービス。一番人気のテーマです。
蒸し暑い中、8人定員いっぱい。2人キャンセル待ちです。

フォア
・軸をまっすぐ。軸中心のスイングを安定させること。
わざとオープンスタンスでターンして、体をほどきながら、自然なスピンで打つ。
・これにプラス、スタンスを肩幅の2.5倍ぐらい広げて、膝の体重移動。
後ろ膝が前膝を少し押す。これで十分。上半身は揺れない。
・逆クロスにムーンボールを打つと形を作りやすい。
 逆クロスは多少振り遅れても入ってくれる。フォアが苦手な人も得意な人も打つべき。
 尚且つ、右利きのバックになる。テニスは均等にコースを分けない。
間違いなくバックへ多く打つ。60〜80%集める。
・左手をしっかり高い打点で指す。普通は下に指す人が多い。己と打点が低くなる。
 高い打点で素振りをしている人を探す。滑らかに斜めへのスイング。
・チャンスボールは両足のタメが必要です。
 肩から平行気味にスイング。頭の上ぐらいからなら、少しずつ下がっていく。

サービス
・フォアと一緒で軸をまっすぐ、左手を斜めに指したら、ターンしてほどく。
・ネットをしないように大きくフォロースルー。
上から下ではなく、あくまでも斜め上へのスイングを意識。
・両足を曲げたら、ジャンプ。前足から着地。
自分では30センチぐらい飛ぶ気持ちで、実際は2センチぐらいです。
・セカンドサービスが最も重要です。
短くラケットを持って、膝を着いて、斜めに擦り上げ。ラケットは右肘に当たらない。
サービスライン、真ん中、ベースラインと三段階で下がる。段々大きくフォロースルー。
・トスを右斜め前に高く押す。肩から離す意識が必要。
手の平がずっと上向いている。どこで離しても真っ直ぐに上がるように。
ラケット1本分の目標をおく。
・ファーストもセカンドも前です。
 もちろん、セカンドの方が若干後ろ。しかし、体の前です。

S.Fさん・Fボールに合わせて構えるので遅い。下がってボールを打ち過ぎ。左手が下がっている。体の開きが早くて手首中心で打ち過ぎ。肩を中心にスイングしましょう。S左手を下げるのが早い。上げたらすぐに引っ込めずにギリギリまで残す。トスが右に低く、上から下へ切り過ぎ。頭の近くに高く上げて高い打点。いつもショットはバランスを意識。
N.Kさん・F構えはいい。左手は指しているが、体が前に行ってしまい、打点が後ろ。バックスイングでラケットヘッドを軽く倒して伸ばして打ちたい。距離が詰まらないように。S左手をもっと上に残す。前に残っている。トスはぶれないように。右へ低い時あり。ラケットは良く回る。スライス面で高い打点で打つ。軽く腕を伸ばした所で素振りする。

A.Iさん・F右手をもっとしっかり指す。体が回るのが早いと手打ちになる。スタンスを広げてタメを作る。上半身だけに頼らない。膝の体重移動で長く厚く当ててから振り切る。S構えはいい。トスが右へ後ろで低い。もっと左前に高く。ボールに右胸が伸びて向かって行くイメージ。ジャンプの着地は左横ではなく、前に。前のエネルギーをもっと出したい。

K.Aさん・F肩が入っている。少し打点が後ろ。インパクトでもう少しスイングスピードが欲しい。右足を下げてスタンスをもっとガッチリ固める。打つ前に細かいステップで合わせる。S構えに力が入り過ぎ。トスが後ろなので、体の前にしっかり高く。足の蹴り&ジャンプをもっと強く。その時に振り上げを早くすること。右肘が少し下がってしまう。

A.Oさん・F打点がマチマチ。距離感を安定して打ちたい。左手を開かずに斜めに指してバランスを取りたい。近くて被せすぎることがある。スタンスを広げて足もふらつかない。Sトスが高く上がるといい。トスが右に低くならないようにする。頭が落ちるのが早いとお辞儀してしまう。肝心の打点が低くなる。トスと同時に大きくラケットを引き上げる。

T.Nさん・F体が丸くなり、打点が落ちるので気をつけて。右手を上にハッキリ指す。スタンスが狭いので大きく。軸を真っ直ぐ、体を起こす。あご引いて、フォロースルー小さくならない。S右手を残して、最後に胸に入る。トスが低いので後30センチ上に。構えはいいが、打つ時に曲がってしまう。大きく伸び伸びと胸張って打つ。打点を高くする。

K.Eさん・Fバックスイングが小さく合わせ過ぎる。しっかり引くと言うよりもターンする。ラケットエッジが見えなくなるぐらい。点ではなく線で打つ。左足を真っ直ぐ前に。スイングの中にボールを入れる。S左手を早く引き込み過ぎをケア。長く残す。トスが低いので右前に高く。体が後ろに反るので気をつけて。腕を伸ばして打点を高くキープする。

K.Kさん・Fスイング全体はいい。力が入って肩が上がっている。左足をステップインしたい。左手とバックスイングは安定。少し体が曲がる。体を起こして、膝を曲げて高い打点で。Sトスが右に流れて追いかけて打っている。軸足である左足が動いてはいけない。フットフォルト注意。左足をしっかりタメて動かないように。トスとスイングの安定を。

第8回 森下特別レッスン フォアハンドストローク&サービス     <森下 泰>