第6回森下特別レッスン
  フォアハンドストロークとフォアボレー編

<森下 泰>

2015年4月11日(土)

このところ雨ばかり。この日も前日から降っていて、お昼には上がると言われていたが、ギリギリまでわからない。
遠い人が1人キャンセル。ナント初の4人でした。

フォアハンドストローク&フォアボレー
・まず、アップ。自分のいつものフォームで打つ。今日は4人なのでいつもの倍打てる。
・スタンス広くする。狭いと手だけで当たる時間が少ないので安定しない。
 構えは2倍ぐらい。いつも狭いと言われている人は2.5倍ぐらいの広さ。
 手出しで横を向いてチョコチョコ足を細かく合わせて打つ。
・これに膝の体重移動。上半身は動かない。
頭が揺れるのは打点と目線がぶれるので入らない。つま先も横向きに。

フォアボレー
・スプリットステップして、両つま先を斜めにターン。
右脇(右利き用として書きます。)をくっつけないで軽く開ける。
右肘を軽く曲げる。110度ぐらい!?手首も90度ではなく軽く曲げる。
ラケット面は45度ぐらい。ここで垂直気味に厚く構えるのはナンセンス。
もし、ボールが突然来たとしたら、足を踏み込まないでも返らないといけない。
左手も斜め45度ぐらいにハッキリ指す。高さはグリップエンドではなく、面の所に。
・ステップインは斜め60度ぐらいで、スタンスの幅は2倍〜2.5倍。
 逆クロスだけ、角度は強く45度ぐらいに。
・平行気味に出す。打点は左足の20センチ前ぐらい。
左手をしっかり指していれば、それと踏み込み足の間に右手が残るはず。

フォア
・左手を下に指す人が多い。肩ぐらいか?胸ぐらいにしっかり指す。
 高い打点で体の前で打つ癖をつける。
ボールを待たずに自分から肩を入れながら、向かって行く。
・フォロースルーを長く取る。
手出し、球出しの練習では的の後ろ50センチはナイスボール。
逆に的が後ろにあるのに、サービスラインに落ちたらミスショットだと思うこと。
ラリーでも同じ。50センチアウトは相手に謝らなくていい。「ヨシッ!」

フォアローボレー(面は30度ぐらい。足の幅はさらに大きく。また、打点も前。)
〜ミドルボレー
〜ハイボレー(左手を上に。120度ぐらいの扇型に。ダウンザラインボレーを覚える。)
〜アングルボレー(打点をさらに30センチ前に。脇を閉める。)
〜ドロップボレー(速いのは難しいが、緩いのは自分からネットに近づいてトンと落す。切ったり、引いたりしない。そのままの形をキープ。両膝で吸収するイメージ。)

N.Kさん・F低い姿勢で準備が早く、左手も指している。打点が若干後ろです。食い込み過ぎるので、左足の前で打ちたい。足がしっかり踏み込んでも、右足の近くまで来ると苦しい。FV重心が低くていい。左足がオープンになっているのでクローズド。上から下へ落ちている。ボールの高さにセットするのを早くする。面が厚くなるなどマチマチです。

M.Sさん・F構えは早く、右手も上を指している。打点が後ろになり、手で少しこねてしまう。もう少しスタンスを確保して腰を落とす。打点が前で肩中心のスイングで打ちたいです。FV膝を曲げてスタンスを広げる。右手を斜めに残す。早く開いてラケットがダウンしながら、左から右にカットしすぎてしまう。もっと前に前に突き出すイメージです。

M.Yさん・F左手は指しているが、打つ瞬間に下がる。リスト中心、点でボールを打っている。肩中心のスイングでもう少し長く厚く当てたい。すぐにラケットを上に引き上げ過ぎ。斜めに。FV上から下への落差が大きい。正面向きを長くキープしすぎている。厚く上から下へネットが多くなる。すぐに斜めのターン。平行気味に出す。足はクローズドへ。

T.Nさん・F当たりとフォロースルーは長くていい。少し腰が丸まってしまう。真っ直ぐになりたい。右手を高く指したい。腰高なのでスタンスを広げる。肘中心で小さく折り畳むようにして打っている。もっと大きく。FVミスしない打点を持っている。右手を残す。フォロースルーが長すぎ。もう少し短く。軸真っ直ぐにインパクトでギュッと握ると滑る。

第6回 森下特別レッスン フォアハンドストロークとフォアボレー     <森下 泰>