第19回森下特別レッスン
  バックハンドストロークとサービス

<森下 泰>

2016年10月16日(日)

午前中は男子シングルス大会、午後はサークル懇親会の横の1面でレッスン。
一人キャンセルで7人。3人が左利き。シングルスも4人。今日は左利きデー!

バック&サービス
まずは、バック&サービスのアップ。
バック
・足をオープン、セミオープンで試す。そして、60度ぐらいに踏み込む。
・体重移動もスムーズになる。
・フットワークの基本は大きく、チョコチョコと細かく、最後は大胆に斜めに踏み込む。
・ラケットエッジが見えるぐらい甘く、ターンする。これを試す。
・そして、後ろの肩が見えるぐらいひねってから、ほどく。コースを隠す。
・近い目だけ、遠い目だけ、両目で見る。自分の効き目を調べてもいい。
・チャンスボール、両手は肩越し、片手は胸ぐらいで平行に打つ。
・打つ前に両足を曲げて、チョコチョコと動いて、大きくダイナミックに打つ。

サービス
・タオルでスムーズに背中を回すこと。頭の後ろからタオルが見えるぐらいに大きく振る。
・逆でも素振り。これも重要。何か気づくかもしれない・・・!?
・スイングする中にトスを入れるイメージ。
・ファーストのトスはラインのラケット1本分前。
・セカンドのトスはそれより若干後ろで真ん中。
・意識して練習。10球中8球入れば一生やらなくていいです!
・サービスラインで膝をついて、斜め前方に振り上げるスピンスライス。セカンドの練習。
ネットはいけない。必ず、オーバーすること。
・立ち上がって、膝の曲げ伸ばし、ジャンプ。かついで打つ。ネットはしない。
・ファースト、セカンド。そして、1.5サービスを作る。
この考えはダブルスだけでなく、シングルスにも生きるはず。

K.Nさん・Bミスしないスピンをかけている。ゆっくり外側から引いているので、遅いボールには対処できる。内側からパッとターンして厚く上から打てるといいでしょう。Sもっと大きくダイナミックに打ってもいい。トスを安定して押し上げて行く。少しスイートスポットを外しています。力まずにラケットスイングスピードが上がるといいでしょう。

K.Iさん・B片手は面を作るのが上手い。ボールに合わせて打っているので、ハードコート向き。123で打たずに足の微調整を細かくしてから打った方がいいでしょう。Sラケットが体の後ろの方で回って、少し前傾気味で打っている。その割にはボールが飛んでいる。タオルでできるだけ頭の後ろでスムーズに回ってくると打点も高くなるでしょう。

T.Tさん・B前回より動きが良くて、足で合わせて高い打点で打っている。センターにも戻ってコンパクト。もっと後ろに引いて一度体重をグッと右足にかけてから打つといいでしょう。Sトスがかなり動く。腰辺りでパッと右手を離し過ぎ。じっくり長く肩まで持ち上げていく。左足が左に流れて体が倒れ気味です。直線で打つイメージで打ちましょう。

K.Tさん・Bスタンスが狭いので打点が狭い。近くてジャンプしているので、もっと打つ時にはクローズドで大きく大胆に踏み込んで打つ。横へ引っ張らずに前に長く打ちましょう。S両足は揃うが右に体重が流れてしまう。右肘が下がるので、タオルでいう最初の引きを大きくする。その遠心力を大きく、そして高い所を通すつもりで打ちましょう。

M.Yさん・B初めの構えで腰が高いです。肩幅の2倍以上のスタート。最初は大きくだいたいで動いて打つ直前に細かく、そして大きく踏み込む。下半身でボールに向かって行きましょう。S軸足である右足が動いてしまいます。フットフォルトの危険があります。トスが低いので20センチ高く。トスを上げた後、右手をそのままギリギリまで残しましょう。

N.Sさん・B片手でも高い打点で打てて、弾きがいい。高いボールは後ろ足が上がってもいいが、低いボールはじっくり低いままで打ちたい。横ではなくもっと前にフォロースルーしましょう。S全体のバランスはいい。手首が柔らかい。もっと威力あるSを打つには30センチ前。右前に大きく上げて、左胸からググッとボールに向かって行きましょう。

N.Kさん・B他の練習後でしたが、足は相変わらず動いています。バックスイングで体とラケットの間に空間がある。右腕を体につけるように、そして下に引くのでもう少し上に引きましょう。S担いで打つ。以前よりトスが安定してきた。体が後ろに残って打つのは打点が後ろかもしれない。斜め前方を意識して上げること。左では最後まで残しましょう。

第19回 森下特別レッスン
バックハンドストロークとサービス
    <森下 泰>