第10回森下特別レッスン
  ネットプレー(フォアボレー、バックボレー、スマッシュ)編

<森下 泰>

2015年10月10日(土)

今日は曇りで良かったですね。1人キャンセルで7人が参加してくれました。
ネットプレー(フォアボレー、バックボレー、スマッシュ)編です。

フォア&バックボレー
・最初に面作り。45度ぐらいで足をあえて踏み込まず、手首を固定して突き出すようにして打つ。腰の回転をしないで、手の平の下の部分を突き出す。小指の下、手首の上の部分。
・足の踏み込みは30度ぐらいに。逆クロスは45度ぐらいに。ボールが近ければ、軸足を逃がして、その角度に踏み込む。遠ければ、軸足を近づけて、その角度に踏み込む。
・切ったりせず、平行気味に突き出す。これがミソ!
・フォアは左手を斜めに残したまま。バックは左手をきれいに開く。その場に残すか?上に開く。

スマッシュ
・まず、回内が大事。自分でネットをタッチして、3歩ぐらいサイドステップか?クロスステップで下がって、前に行く。リストを返して、フラットで打つ。少ない力でいかに音を立てて、バウンドさせることができるか?
・左手でラケットを軽く、跳ねあげる。右手を楽にさせる。打つ時のみ使うようにする。
・パッと両足をターンして、横向き。右足だけ後ろに引くと1歩。これだと2歩で中心を回転している。
・フィニッシュは左足のステップインで終わる。伸びて右足から入る癖があると、スライスがかかりやすく、左へサイドアウトする危険がある。

1〜9までダブルス用の番号をふって、コントロールする。暗記する。
最後にハーフ、ロー、ミドル、ドロップ、ハイボレーの各種。
ハーフボレーだけ特別難しい。後は全てミドルボレーができれば同じ考えで入る。

コツコツ1つずつ、飽きずに、簡単な練習をどれだけできるか?にかかっています。
頑張っていきましょう!

E.Hさん・FV足のスタンスがおとなしい。もっと大きく低くクローズド。開いていると手首を使いやすくなってしまう。BV足をもう少しクロス。右腕を突き出している。もっと当たる瞬間にパンチを加える。フォロースルーがあり過ぎない。Sm少しスライス面で当たっている。フラットで。左肘は上に上げながら下がってリズムを取る癖をつけること。

M.Aさん・FVストロークよりも丁寧。もっと大胆に行く。右腕全体が下がって行ってしまう。下ではなく、前に前に突き出す。少し固い。BVラケットヘッドがダウンしてしまう。肩のターンをもっと強く。右肩が自分の真ん中にセットする。Smスイングが速くいい当たりをすると音がいい。もう少し力を抜いて。V押し込んでイージーSmを決めること。

S.Mさん・FV面を作るのが早くミスはしない。打点が自分の体の真ん中で打っている。左足を斜めに踏み込んでその20センチ前で打つ。BV当てているのみ。左手を打ちたい方向に伸ばす。右足の前で打つ。引きこまないように。ギュッと握り込む。Sm足のリズムは取っている。スナップを効かせてパンチを加えたい。下がったままではなく前に来て打つ。

M.Iさん・FV打つ時に頭と右腕全体が下がる。ダウンが強過ぎると面がぶれて安定しない。手首がグラついて使いすぎてしまう。頭をしっかり残してラケット面をキープしたい。BV同じように頭が動かない。リストがぶれる。スライス面をキープしてそのまま出す。Sm打つ時に右足が上がって踏み込んでしまう。体が開くので、左足を踏み込んで打つ。

H.H・FV左手が左へ開いて遊んでいる。斜めにバランスを取って残す。足がオープンでグリップが厚いので、手首を余計に使ってしまう。安定して入ってこない。BV点で当たっている。上から下へカットしている。早く準備して平行気味に長く突き出す。Sm右肘が下がったまま、後ろに下がったまま打つ癖がある。余分に下がったら、必ず前に来て打つ。

S.Kさん・FV面を一度垂直にしてしまう。45度の面の角度をキープする。スナップを効かせてしまう。フォロースルーが長すぎる。短くパンチを効かせる。BV足をしっかりクローズドにする。左手はハッキリ後ろに残す。もっとターンを早くする。Sm左手をしっかり指しきる。スタンスが狭く伸びてしまう。少し曲げても下半身をがっちり踏ん張る。

T.Hさん・FV動きが良く、微調整しているのがいい。左手はもう少し斜めに指す。ラケットが動き過ぎないように少し制限する。パンチがあるが、強すぎてミスが出ないように。BV当たる瞬間に長く厚くというイメージ。左手を上に残す。ヘッドが下がって打点が落ちるのを注意。Sm動いてボールの真下に来るといい。慌てて早く打ちに行くとガシャる。

第10回 森下特別レッスン ネットプレー(フォアボレー、バックボレー、スマッシュ)編     <森下 泰>