第18回森下ITAミックスダブルステニスキャンプ

<森下 泰>

2023年8月14日(月)〜16日(水)[台風のため、15日(火)午後のみ開催!)

第1回〜第14回、教え子であるKさんの伊豆高原ロブィングでジュニアアカデミー合宿。
第15回2020年〜コロナもあって、ここ相模原のテニスコートで開催。
森下ジュニアアカデミー生と森下ミックス大会に出場しているKさん夫婦。
第16回2021年はKさん、Hさんが3日間(3日目は残念ながら、雨のため中止)。初日午前中のみスクール生のNさんとNさんの2人。今年も参加してくれたTさんとKさん、Kさんのテニス友達の夫婦2人が1日。
初日午前中8人、午後6人。毎年コーチとして手伝ってくれるHさん。残念ながら、この2021年、2日目以降は体調崩してしまった。
Hコーチは武蔵工大付属高校(現在は東京都市大学付属高校にいつの間にか名前が変更。校舎から外に出て1分歩いてテニスコートに。先日行ったら、住宅地に変貌。ショック!?)の1つ上の先輩。
中学までは軟式、高校で硬式テニスデビュー。毎朝、一緒に二子玉川駅から成城学園行きの始発バスに乗って、朝練に付き合ってくれた。お互いに球出しをし合った。
そのおかげでインターハイSベスト32、Dベスト8。全日本ジュニアSベスト32、Dベスト4(松岡修造・辻野隆三ペアと準決勝を戦った)まで行くことができた。
一昨年と昨年は肩をケガして、テニスはほとんどできず。今年は悩んでいたフォアも、長崎で直してきた。
2日目はKさん夫婦、今年も参加してくれたTさん、Aさんの4人が1日。
そして、3日目最終日はKさんのみ。上に書いたように雨で中止。しかし、もしやっていたら、体がお互いにもたなかったことでしょう
第17回2022年、初日いつもの安定小林さん夫婦、千葉から岩上さんと國山さんの4人。
2日目、Kさん夫婦、Tさん夫婦、TさんAさん、SさんTさんの8人でにぎやか!これぐらいいると活気があり、休みも取りやすい!
3日目、午前のみでKさん3日目、TさんYさんの4人。


第18回 今年は大型台風の影響で3日間、残念ながら中止だと腹をくくっていた。ところが前日も降ったり止んだり。ただ、降るとなるとゲリラ豪雨のように激しい。
月曜日は中止、火曜日午前中は様子を見て、10時半過ぎに決めた。もしかしたらという思いはありながら。
今回はいつ雨降るか?わからないのでビデオもクラブハウス側。あまり映らないかもしれないが・・・。写真もなし。とにかく、Aコートゲーム、Bコート手出し。

K・K5−6S・T
S・T4−6T・H
S・H3−6T・H
S・T1−6S・H
S・H3−0S・T

タイブレーク
H・T6−7T・H
S・S7−6H・T


S.Kさん・Fラリーだと正面向きでバウンドしてから引いているので遅い。打点時、ボールを最後まで見ていないので当たりが薄い。しっかりとらえて、少し大きめに打つことを勧める。BAPなどで体重を乗せると足元にいいショットが来る。これは多く使うべき、沈む可能性が高い。これもFと同じく、構えが遅れると当てるだけで浮いてしまう。S後ろのバックスイングをもっと勢いをつけていくと右肘が上がってくると思う。V形を作るのが早くなった。足も素早くつけたい。後ろに残ってしまうのでドンドン詰めていく意識が必要。FWパートナーが打っている時、間が離れないように同じ距離感を常に保つこと。Sm打点が落ちてしまい低くなることが多い。1テンポ速くフラットに返す癖をつける。ダブルス、前衛にロブやV捕まるケースが多い。これを逃れる高さを打つ時に考えて打つ。1回捕まったら次はそれより強く打つなど工夫。どれぐらいが届かないのか?基本を知って、相手の動きとカバー範囲を知ることが大事。サイドチェンジを早めに動いてカバーする。これが多くなるのでとても大事。BCAP、BRダッシュからネットプレーを常に考える。抜かれない場所に構え、基本BCV、浮いたら詰め切ってDVへ。返されたことはあまり考えずに詰める。

H.Kさん・FもっとC足元に多く打つ。R上に擦らず前に厚くフラット気味に。足元にRから連続して打つ練習。Bバウンドに合わせて左足が一緒に出る癖がある。開いて当てるだけ、足を広げて下半身を止めておく。下のエネルギーを上に変える。後から自然に左足が出るのはOK。S以前より確率が上がっている感じがする。正面向き、フラット気味だが、スピードを落として確率を高めている。もっと横ほどきを使えると楽にスライスが打てる。FWまだ自分が打った後、パートナーが打っている時、足がピタッと止まってしまう癖がある。これでは次の動作が遅れるのは間違いない。FV丁寧に膝曲げる時がある。これを常にやりたい。たとえチャンスボレーでも。BV以前より入る確率が上がった。伸びてヘッドが寝るのでダウンタウン方向に行ってしまう。BCV深く押し込むように打ちたい。Sm得意だが左手や開き過ぎに注意。明らかにBハイVもSm内に行ってしまう癖あり。足が行かなければミスに繋がる。ダブルス、パートナーを見過ぎて足が止まる。ドン詰めして上抜かれることが多い。前後左右にフェイクで動いたり、プレッシャーをかけて、さらに戻って上もできるだけカバーして繋がないといけない。基本は抜かれない、抜かれたら自分で取る意識。

C.Sさん・Fボールに合わせて打つ癖がある。相手のボールがある程度、来ると上手くタイミングが合えば飛んでいく。緩いボールは自分から打たないとおけない。バックスイングを大きく素早く引く。Bこちらの方が構え早い。バックスイングが甘く飛んでいかない。もっと捻りを大きくしていい。あと10度ぐらい。Sトスが横に低く、入れに行ってしまう。左利きを生かす。捻りあと20度、後ろから大きなバックスイング、その大きな軌道に中にトスを入れてくる。FWやはり、休んでいる時間が長く多い。自分の打った時、パートナーが打った時、常に動いてカバー。1歩目が早くなる。特にネットプレー、後ろで止まっているとデッドゾーン!?FV肘が伸びて下に遠い。おのずとバックスイングが大きく後ろになり、打点に間に合わないことがある。BVドライブボレーと普通のVの使い分けをハッキリ。Smボールが体から遠い。Sと同じように横で低すぎてカットしてしまう。頭の真上からリストを返してフラットに。手首の返しの練習。ダブルス、サービスの打点が置きに行って浅く入れに行ってしまう。ネットに出る意識はドンドン出てきたが、詰めが中途半端。サービスライン後ろのデッドゾーンに長くいすぎ。動き細かくスプリットステップ。素早く詰める。

H.Tさん・FD引き付けてここのアレーに打つのが好き。もしVされたらセンターへのケアを忘れずに。両手B、手首を下に下げて打点を落とすのがもったいない。この方が楽だが、左腕を伸ばして少しでも高い打点で打ちたい。前回PLで片手バック練習。フォロースルー大きくなるが、右肘が心配!?Sスマッシュと同様、上の当てる力、飛ばす力がある。両足動くのが問題。特にデュースコート、左足がステップインしてフットフォルト!?十分下がって、足が動く幅を少しずつ小さくして、なおかつ確率を高めていきたい。FWやはり、パートナーが打つ時止まっている。リズムを取るのが厳しいのなら、そのボールがどこに飛んでどこに次来るだろうか?と予測してポジションを少しでも動いておきたい。Sm上から下に叩きつける力はある。逆にFハイVがSmと同じ打ち方に。しっかり分けて使いこなしたい。ダブルス、取れるボールの範囲を広げるには、相手の打ち方や自分が打ったショットで読みやポジションが大事になる。ネットプレー、ポジション真ん中が空き過ぎ。このポジションが相手にとって打ちやすくなるか?打ちづらくなるか?の大事なところ。また、得意の回り込みFD生かすためには?センター、C足元、Dスピンロブを同じフォームで打つ。

K.Tさん・FCフラット系で重いボールが打てた時はいい。2V対1ストロークでいいショットあり。もっと連続して入るには?B打点が近いが上手く、ネットの足元に打ってくるボールあり。本当は少し距離を離すともっと角度がつく。さらに連続してボールが入って来る。B狙われてもずっと入り続けるようにしたい。ラリー戦に持ち込むためのS、スムーズに動き出しができるようなS、これが必要。まずは確率。FW1つ1つしっかりと構えて打つのが信条。ボールが来てから一緒に引くのではなく、いかに早く引きながら動き出せるか?ラケットのことより、体全体を低くダッシュできるように準備したい。FVラケットが下から出てフラットドライブになってしまう。ヘッドを立てて手首の根本から突き出す。BV下から出てドライブになりがち。スライス面で。Sm肘がたたみがちだが、近くは叩ける。後ろに上がったジャンピングがきつくなる。ダブルス、決め球をしっかり決めきる。特にスマッシュ、FハイV。浅くコースが甘いと簡単に返される。ここでミスすると2ポイント分損。足が止まっているのでパートナーの上が抜かれた時、そこから動き出す。それでは遅い。常に動いて自分に来ればOK、サイドの上抜かれてもノーバウンドでカバーする意識。

T.Hさん・昨年までフォアのイップスに悩んでいた。一緒にて手出し、ラリー、ポイントで少しずつ直していった。特にやはり足を動かすことに専念。今回はかなり改善されたと言う。


来年はもっと多くの人が参加して、3日間無事にできて、盛り上がるといいなあと思います!!

第18回森下ITAミックスダブルステニスキャンプ        <森下 泰>