2019 USオープン Day 04

<レポート:森下 泰>

2019年8月29日(木)

昨日は朝から雨が降ったり止んだり・・・。
とうとう外のコートはできず、全てキャンセルになった。
今日に回されるから大変な1日となる。
セリーナのナイトセッションはファイナルになったところで帰る。クタクタだ。
相手のマクナリーは17歳、実に堂々とプレー。サービスエースは取るし、ネットで決めるし、セリーナを追い詰めたが・・・。15歳ガウフといい、アメリカにはまだいるよ!
昨夜、近道をして帰ろうとしたら、たくさんの警官に遠回りをしろと言われた。
見たら車が大破している。こんな場所でこんな大破の仕方、さすがアメリカ、スケールがでかい!このぐらいじゃ、ニュースにさえならないな?日本とは違うなあ〜!
余計な時間を食らう。夜中の2時に就寝。きつい〜!
昨日、チェリーを買ったが、どうやら値段を1つ上のクラスにされていた。
やけに高かったなあ〜!また、やられた〜!頼みますよ〜!
今朝から晴れ!しかも暑い。日本ほどの湿気ではないが、前日までとはうって変わって、29度まで上がるらしい。この3日は暑い予報だ。選手は大変だ。
大坂選手対リネットはルイアームストロングスタジアム第2試合。
西岡選手対ロペスはコート4第2試合。やばい!重なってしまった・・・!?
穂積・二宮組はコート14第3試合。
バムブリッジ・マクラクラン勉組はコート6第4試合。
日比野・加藤組はコート16第4試合。大変な1日となりそうだ!

2R 大坂なおみ 6−2,6−4 LINETTE
第1シード大坂なおみ。53位リネット。
2018ワシントンDCリネット623663大坂に勝っている。
2018オーストラリアンオープン大坂6462が勝利。1勝1敗だ!油断できないぞ!
リネットのゲームで始まる。
セカンドリターンを80センチぐらい前に上げて構える大坂。
速いリターンにも力負けしないリネットが0−1キープ。
大坂の跳ねるスピンサービスに全く合わないリネット。1−1ラブゲームキープ。
大坂のフォアクロスが深くていい。リネットのサービスが意外といい。
ボディにも狙ってくるぞ!
大坂のフォアクロスが伸びている。リネットはそこに振り遅れる。
3−2ラブゲームブレーク。
リネットの第7ゲーム。
0−40から大坂のフォア逆クロスウィナーを含む5ポイント連取で5−2ブレーク。
今日は完全に力の差があるなあ〜!余裕の戦い方です!
最後はサービスセンターで6−2。31分で一夫的だ。まかり間違っても負けない。

第2セット。
大坂の第2ゲーム。
ダブルフォルトが絡むと・・・。まだまだ本調子ではない。0−2ブレークダウン。
せっかく良かったのに・・・。
0−3で大坂の第4ゲーム。
またもダブルフォルトで15−40のピンチ。これを取られるときついぞ!
やはり助けるのはファーストサービス。3−1キープ。
3つブレークポイントを逃れると次のゲームをすかさず、3−2ブレーク。
大坂の第6ゲーム。
15−0で少し中断・・・!?誰か2階で倒れたのか・・・!?わからないが・・・!?
精神的には動揺もなく、3−3キープ。
リネットは追い上げられて力が入ってフォアの凡ミスが出る。
また、フォアクロスがいいのでその次のフォアダウンザラインウィナー。
次のボールが入れば終わる。4−3ブレークアップ。
0−3から5ゲーム連取。
最後は大坂のバックハーフボレーが浮くが、その次にフォアハイボレーを決めた。
6−4で大坂のストレート勝ち。1時間11分の勝利で3回戦へ。
これで15歳ガウフが勝ったら、当たる。これはメインになるなあ〜!

大坂のインタビュー
「私は彼女を知っていたのが大きな要因だった。
彼女はコンスタント(安定)していて、動きもかなりいいというのを。
差し込んだ?いや、私自身主張した。
私はプレーが良かった瞬間を感じていた。もちろん、そうでない瞬間もあったが。
悪いことがあっても上手く合わせることができたと思う。
正しい方向に頭を持っていった。
彼女に上手く合わなくてブレークされた。
彼女は私に与えた。けば立てるように。
それは強くヒットできなかった。そこで座り直して、すぐに変えた。
私は少しディフェンシブ、守りに入っていたかもしれないと思った。
自分自身に話した。鏡を見て、もっとアグレッシブに行くことだと。
セカンドセットはそう思ってからだんだん良くなった。
プレッシャーは感じなかった。それは私にとっておかしいだけ。
昨年と今年を比べるなんて、できないわ。
KOBEが私のボックスに座っていても、KAEPERNICKだとしても。
プレッシャーは感じなかった。本当に3セットには行きたくなかった。
オフコートではココ(ガウフ)は私のようです。
彼女は何をするのか?知っている。私はとても静かにした。
私は最近、話すようになった。
私は彼女をロッカールームで見た。彼女は誰とも話していなかった。
お〜、とても私に似ている。
私は彼女に話しかけた。私は彼女がとてもスーパーヤングということを知っている。
それは強く移り変わる。
私はすでにジュニアではない。ジュニアのような気持ちにイメージになれる。
それらの大会に自分の友達もいない、プロになって、誰も知っている人がいない。
お〜、彼女は本当にすごい才能に恵まれている。たぶん人々も良く知っているはず。
彼女はスーパースウィート、私は彼女のプレーが好き。
私はプレーする機会が欲しい。
彼女はタフな選手と試合をするわ。私は誰が来てもプレーするわ。
初めてCOLINに会った。
皆知っている。KOBEは私にリアルライフをアドバイスしてくれる。
彼は私をアスリートとして、人として見てくれる。感謝している。
アリシアギブソンの銅像が立っているのを見た。合っているでしょ?
彼女の成功はとても大切だと知っている。思っているけど・・・。
VHSで見たかな。初めは・・・。ごめんなさい。
誰か、私のダブルストラックを知っている?
絶対に彼とプレーしたいと思う。ダブルスの練習が必要ね。人生で初めてのことだけど。
なぜならばそうでないと錦織圭とミックスダブルスなんてできない。
そして、東京オリンピック1回戦で負けてしまう。
私は泣いてしまう。ダブルスで負けたら泣いてしまう。
それはとても好きだけど私のダブルスの練習が必要です。
今日の試合はとても落ち着いていた。
なぜならば先日よりも私のナーバスが悪くなることはないから。
私は前にマグダとやった時は心地よかった。
私はブリンコバとはやったことがなかった。それがストレスに加わった。
今日はストレスがなかった。オーストラリア、最近ハードコートでやっていたから。
かなり私の能力に自信があったから。」

日本語のインタビュー
「私は絶対にUSオープンシリーズが助けてくれた。私の心をリラックスするのを。
私は賢い頭のスペースがある。
私はたくさんのプレッシャーを私自身の中に完璧にある。
他の人達がたくさん期待している。それをクリアにしたい。
私は本当にそれをそれ以上たくさん考えない。
全て慣れている。私はNO1でいることができる。もし、それらのポイントを考えられたなら。今はただ本当にいいテニスをしたい。
再び楽しみたい。ランキングやポイントのことを多く気にしないようにしたい。
もし、大会に勝てば自動的にNO1になる。
ただ今は大会に勝つことは考えていない。
次の試合について考えている。ココか?バモスか?そのどちらも知っている。
私はキッズデーのことを覚えている。本当にいいマッチをしたい。
メッセージ?ただ感謝と幸せにかな?それが子供たちへのメッセージです。
ナイキ、いくつか本当にかっこいいプラクティススタッフがある。
私はいつの時間でもヘッドホンをかけている。
違う環境だとは思わない。人々は今、私を知っている。」

2R LOPEZ 6−7(7)、6−0,6−4,6−4 西岡良仁
61位37歳最高位2015年12位ロペス。59位23歳西岡。
西岡自身の最高位2017年3月20日58位まであと少し。
西岡は16マイアミ1000大会、6464で勝利している。自信はありそうだ。
4−5でも相手にセットポイントあり。
5−6では0−40の大ピンチ。これを逃れて6−6のタイブレーク。
ロペスの超アングルサービスエースで3−5.
西岡の200キロを超えるサービスをブロックリターンが足元に。4−5.
ロブを抜かれて西岡のバック足元に。5−5.
西岡のフォアアウトをロペスは信じてチャレンジ。失敗で6−5西岡のセットポイント。
また、サービスエースで6−6.サービスワイドで6−7があるが・・・。
西岡のサービスセンターで8−7セットポイント。
ここでダブルファーストをダブルフォルト。9−7で西岡が取る。
リターンを恐れているぞ!粘り強い西岡。
相手のロペスが賭けに出るほどだ!勝つなあ〜!62分。

第2セット。
自分のファーストさえ入れていって、ストローク戦に持ち込めば問題なし。
後はリターンのみだ。セカンドだな。
リターンやストロークでは凡ミスが相次ぐロペス。ますます落ち着いてくる西岡。
しかし、西岡の第1ゲーム。
デュースでフォアダウンザラインリターンエース。一発の怖さあり!
そして、西岡のフォアドロップがサイドアウトで0−1ブレークスタート。
西岡の第3ゲーム。
ロペスのバックダウンザラインスライスパスウィナー。
長いデュースでロペスは膝をかかえて辛そうだ!
西岡のイージーロブをスマッシュエースで0−3ブレーク。
ロペスは氷タオルを頭からかぶる。
西岡は第5ゲームも落として、ナント0−6ダウン。このセットは捨てたのか?なぜ?
ロペスは参っているよ。このセット29分。

第3セット。
ロペスの第2ゲーム。
ロペスのフォアドロップボレーを読んで、西岡のフォアアングルへ緩く抜く。
2−0ラブゲームブレーク。これが作戦だったのか?
ロペスはゆっくりのフォアムーンボールから突然ヒットのパターン。
西岡のダブルフォルトで2−1落とす。これは痛い。やっとブレークしたのに・・・。
西岡の第7ゲーム。
4つ目のブレークポイント。
サービスワイドエースで逃れる。しかも、またサービスセンターエース。
5回のデュースの末、4−3キープ。
第1セットと同じく、ピンチの後にチャンスが訪れる。
イライラの絶頂だろうなあ〜!ロペスは・・・。タイムバイオレーションを受ける・・・。
西岡の第9ゲーム。
0−40のピンチ。
西岡のフォアがガシャミスすると怒って、西尾はラケットを何回も思いきり叩きつけて、壊してしまった・・・!?
これはいけない。ロペスが爆発寸前だったのに・・・。
4−5ブレークダウン。
落ち着かせてしまったな。
最後はバックリターンがネット。4−6で落とす。このセットは45分。

第4セット。
西岡の第1ゲーム。
連続ダブルフォルト。集中力をなくしたら終わるぞ!
30−40でもフォアで攻めていき、1−0キープ。まだ終わっていない。
西岡の第3ゲーム。
西岡のバックムーンが浅く、フォアで叩かれる。1−2ラブゲームブレークダウン。
集中力が切れたか?
4−5でロペスの第9ゲーム。
15−40のチャンス。
ロペスのフォアクロスボレーウィナー。
西岡のバッククロスが抜けたと思ったが、ロペスの飛びついて、バックドロップボレーウィナー。これは参った。
マッチポイントの前にロペスはふ〜と長い深呼吸。整えたのはたいしたのものだ。
最後は西岡のバックリターンがサイドに切れた。
4−6で敗戦。1−3で逆転負け!
タイブレークの後、ロペスもかなり疲れていたからチャンスはあった。
あの第2セットをもっと粘っていたら、勝っていただろう。もったいないな〜!
また、ラケットを破壊したのも気持ちはわかるが、我慢だった・・・!?残念。3時間5分。

西岡のインタビュー
バタバタしていて帰ってしまったらしい・・・!?
あとで吉松さんらが聞いてくれたのを頂きました。
「序盤に耐えに耐えて、そのためになかなか自分のギアを上げられなかった。
相手の緩い球、特にバックのスライスに対して、なかなか対処がしにくかった。
そのため、いつもの自分のプレーをさせてもらえなかった。

1回戦終わった時に言ったが、自分のサーブが大事だと思っていた。ただ、今日はプレースメントや確率が悪く、常に返球されてしまった。加えて、(相手がリターンで)スライスからプッシュをかけてくるのは、非常にタイトだった。そこが、耐えていたが、離されてしまった大きな原因だと思う。

第2セットは、第1ゲームをキープできなかったのが悔やまれる。ただ、第1セットの後半から、(相手に)セットポイントがたくさんあった。その時点で、(自分のサーブが)攻略されていたのだと思う。
嫌な思いでプレーをしなくちゃいけなかった。

いつもよりも(自分の)動きが悪かった。フォアの当たりも悪く、ロペスのフォアにもう少し集めて、(クロスに)返ってきたのを、フォアでダウンザラインに流したかった。それが、ほとんど行かなかった。ロペスを動かすことができなかった。

今回の米国シーズンは良かったし、あんまり、今年、そんなにいらいらすることはなかった。僕は、ストロークというものに自信を持っている。ラリー戦であまりミスることはないし、自分から組み立てることができる。それが、今日はできなかったことで、本当にいらいらがたまった。

今回の米国シーズンは良かった。今日に関しては悪いプレーで納得していないが、大きく見て、いい遠征だったと思う。
ただ、遠征のやり方を見直したいと思っている。グランドスラムでいかに勝つか。気持ち的に(グランドスラムに)どう持って行くか。
今回の遠征は1カ月半、その前の欧州は2カ月。その最後のグランドスラムが来る。疲れがたまる時でもあるし、どうやってモチベーションをグランドスラムに向けられるか。
気持ち的にリラックスできるとこに、日本とかに1回戻るのもひとつの手かもしれない。1回、リラックスして、気持ちをリリースして。日本じゃなくてもどこかに、そういう場所を見つけるとか。
マスターズ1000で結果は出て、それはうれしかったし、高揚感はあった。そのためか、ここ(全米)に入って少しテニスは落ちたことは確か。グランドスラムで勝つためには、どうすればいいかを考えたい。」

2R 穂積絵莉・二宮真琴 1−6,7−6(4)、2−6 GUARACHI・PERA
第1セット。
1−3で二宮のバックポーチがネットに当たって、跳ね返された。
ポーチの横を右のグラチのフォア逆クロスリターンエース。届かない。
1−4ブレークダウン。そのまま、1−6ダウン。

第2セット。立て直しを図る。
2−1二宮のゲーム。
15−40からIフォーメーションで穂積のフォアボレーウィナー。読み勝ちだ。
2回のデュースの末、穂積のフォアボレーがネット。2−2ブレークバックされる。
左のゲーム。
二宮が前で動いて相手をけん制する。イラついてバックダウンザラインがアウト。
成功して、3−2すぐにブレークバック。
4−5穂積のゲーム。
左のフォア逆クロスリターンエース。
Iフォーメーションの二宮が一歩も動けず・・。サイン間違いか?
マッチポイントを取られるが、ここで粘りを見せる。二宮のフォアポーチで5−5キープ。
6−6のタイブレーク。
穂積のフォアダウンザラインがオンラインで1−1.二宮がボレーボレーで勝って、2−1.
2人の息が合ってきた。相手もはまりつつある。
二宮のフォアダウンザラインパスが抜けて、4−2リード。
2人に笑顔とガッツポーズが見られる!
二宮のフォア飛びつきボレーで6−2のセットポイント。
穂積のサービスセンター。フォアリターンがアウト、7−4でこのセットを奪う。

ファイナルセット。
穂積の第5ゲーム.
ダブルフォルト。穂積のバッククロスが珍しくアウト。
プレッシャーはかかって来なかったのに・・・。1−4ブレーク。
左のペラの第8ゲーム.
30−30でスピンサービスエースをワイドに取られた。完全に逆だった。
最後はグラチのバックポーチ。二宮が手を出すが、アウト。
2−6で惜敗。いいところまで行ったが・・・。もう一息だった。

穂積のインタビュー
「第1セット、相手が結構ガンガン打ってきて調子が良かった。
もう少し食らいつきたかった。第2セットは切り替えた。
あのストロークを止めるにはやはり私が後ろでしっかりストロークを打ち合って、真琴が前で動くパターンを増やそうとした。
スウィッチを使ったりして動いていけて良かった。流れが良かった。
4−2でブレークされたが、自分たちの方が動いていたので、あのセットに繋がった。
第3セット、私の最初のゲームでキープしていればもっと競っていたと思う。
キーになったところです。
ニューヘブンはまだ未定ですが、広島と大坂はまた2人で組むつもりです。
自分の中ではあの準優勝した時とプレーは変わっていない。
あの頃の方が気持ちはチャレンジャーだった。
全豪ベスト4、全仏準優勝で自信がついた。いい方向に行けばよかった。
その時は1つ勝つのも必死、今は勝って当たり前ではないが、ちゃんとやれば勝てるという気持ち。
1つ1つ目の前の試合のことを考えてやるだけだった。
また、周りの選手たちも自分たちのことを対策してきている。
東レは久しぶりに出るので楽しみです。日本の試合は好きです。
昨年の成績は関係なく、いいイメージで真琴と楽しくやりたい。」

二宮のインタビュー
「第1セットは相手のストロークでやられた。
第2セットは自分達の形になってきて、数少ないチャンスをものにできた。
流れが良かった。第3セットの1ゲーム目、私の中ではもっと自分から仕掛けることができたのではと思っている。
試合が終わってから思った。ここがキーだった。
全仏優勝の時、試合中は考えていない。
体が勝手に動いた感じ。どうして良かったか?考えておけばよかった。
何が良かったからこうなったとか書いておけばよかった。適当だった。
球出しとか基本の練習をやっていた。
最近はダブルスのスペシャルな動きとか?やっている。
基本的なことが欠けている。専属のコーチがいないから自分で考えている。
以前の方が基本的なことがしっかりできていた。
日本では引き続き絵莉ちゃんとやっていきたい。」


2R BAMBRIDGE・マクラクラン勉 4−6,6−1,7−6(4) KWIATOWSKI・RUBIN
マクラクランの新しい相棒バムブリッジ。
ストルフと違って、ネットプレーが上手くダブルス巧者だ!
第1セットは4−6で落とし、第2セット。
バムブリッジのサービスセンターエース。
マクラクランのバックハイボレースマッシュで4−1キープ。
そのまま、6−1でこのセットを奪って、1−1のタイへ。

ファイナルセット。
5−4でマクラクランのゲーム。
40−15のマッチポイント2つ。
足元リターンからハードヒットされて、アドバンテージ相手。
フォアリターンがフワフワと真ん中に落ちる。やばい〜!
ナントここで5−5ブレークされてしまう。ただ、まだ終わってはいない。
6−6のタイブレーク。
バムブリッジのサービスに対して、連続してリターンが返らず、5−2リード。
4つ目のマッチポイント。
マクラクランのスマッシュミスで6−4やばいよ!
5つ目のマッチポイント。
最後はボディサービス。リターンがネット。
マクラクランの激しいガッツポーズが物語っているよ!
7−4やっとこさ勝ったよ!これを取られたら・・・!?危なかった・・・!?

マクラクランのインタビュー
「バムブリッジとはずっと前からいい友達。
2年前、USチャレンジャーに出て、仲良かった。
今年のウインブルドンの時に彼がパートナーと解消して、僕にどうかと?言ってきた。
僕もダブルスだけのパートナーが欲しかったので、組もうと思った。
ストルフは最近、シングルスが調子いいので、ダブルスの練習ができない。
本当はタクティクスやインプルーブしたかった。
なのでダブルスだけのパートナーを見つけようとした。
タクティクスは今の方がある。バムブリッジはサービスも強い。
結構前でも動いて、一緒に前で動けるのがいい。
今日は勝ててすごく嬉しい。タフなドローだったが、第1セットはとても強かった。
第2セットもキープするのがすごく難しかった。強い相手だった。
5−4,40−15から負けたらすごく怒っていたと思う。
前の大会はタイブレーク2つ落として負けていたから。
6−2でアグレッシブに行った。
オリンピックまで時間がある。ランキングあげないとまだわからない。
圭と出られるならチャンスはある。一緒に出たい。昨年、一緒に出ていい経験を積んだ。
絶対、彼とならいいダブルスができると思う。」

2R MELICHAR・PESCHKE 7−6(4)、6−4 日比野菜緒・加藤未唯
相手は第9シード。
3−4で加藤のゲーム。
日比野のフォアポーチウィナー。判断が早い。
加藤のストローク力も上がってきた。
サービスの角度も出てきて、デュースから連続リターンミス。4−4キープ。
このセットをタイブレークで落とす。
第2セットも4−6.惜敗だった。

日比野のインタビュー
「シングルスが終わって、土曜日からのどが痛くなった。
それによってプレーに影響は出ていない。全体的にいいプレーだった。
細かい所で言うと苦しくなった時に相手に1つ2つ作戦があった。
苦しい時、タイトな時、ダウンしている時、もう1つギアを上げられるといい。
もっと加藤さんの動きを引き出せて行けたらと思う。
相手もビックリなぐらいのプレーを出したい。一緒にプレーするにつれて慣れてきた。
それでも楽しんでいる。
日本では土居さんと組む。タシュケントでまた2人で組む予定。
ダブルスというより個個の良さを引き出す。
加藤さんの前に詰める早さだったり、1人1人が自分の良さを出せればよくなると思う。
私がストロークをしっかりやっていれば、加藤さんが気持ちよくプレー出来たら、私も気持ちよくプレーできる。
フェドカップの新しい方式は、土橋さんから賞金が出るよ。と言われたのでいいかなと思った。」

加藤のインタビュー
「自分達より相手の方に余裕があった。
自分達もいいプレーがあったが、挽回できるところがあったので悔しい。
試合を2人で重ねてきたので、コンビネーションも良くなっていると思う。
私は逆に私が後ろで日比野さんが前でというのもできればいいと思う。
ダブルスのプレーヤーならラリーでは打ち負けないだろう。
日比野さんが前で動ける場面を増やしたい。
私は今度のフェドカップのやり方に賛成。ワールドカップのように短期間で盛り上がるのはいいと思う。
団体戦っぽくなるのを期待します。」

2R ZVEREV 6−3,3−6,6−2,2−6,6−3 TIAFOE
第6シードズベレブ。ティアフォ。ズベレブ3勝1敗。
ズベレブの立ち上がりが素晴らしい。前回の全豪のように練習では良かったサービスが入らなくならないか?
ダブルフォルトの嵐で切れて、ラケットを折らないか?心配だったが・・・。
いきなり連続サービスエースで1−0ラブゲームキープ。
ティアフォは最初から固いなあ。ダブルフォルト。
ズベレブが後ろから連続フォアウィナー。これも大きく振りかぶって打ちきっている。
回り込みの動きもスムーズで流れるように打つ。ナント10ポイント連取で3−0と一気に行く。
ティアフォも連続サービスエースで1ゲーム挽回。エースを狙うしかないなあ〜!
そのまま、6−3ズベレブ。かなり調子がいいぞ!

しかし、それがファイナルセットになろうとは・・・!?
簡単にしかも一歩的にズベレブの感じだったが・・・。
わからないものだな〜!ズベレブのファイナルセット勝ち。彼はこれが多いなあ〜!

2R HALEP 6−2,3−6,6−7(4) TOWNSEND
第4シードハレップ。116位タウンセンド。ハレップ3勝。
ファイナルセット。
タウンセンド5−4でタウンセンドのゲーム。
マッチポイントでダブルファーストを打ったり・・・。
サーブ&バックボレーをハレップはランニングバックダウンザラインパスウィナー。
5−5ブレークバック。スーパーパスをお見舞いした。
6−6のタイブレーク。
5−4でタウンセンドのサーブ&フォアクロスボレーが切れていくので、パスが抜けない。
ドン詰めするので、ロブを打ちたいが、あれだけ切れていくクロスボレーは抜けにくいなあ〜!6−4マッチポイント。
最後もフォアクロスボレーをハレップはバックパスをネット。
7−4でタウンセンド。大金星だあ〜!
横幅が大きいのでサイドは抜けない。
もっと細くなったら。世界NO1のサーブ&ボレーヤーになれる可能性があるのになあ〜!
しかし、すごい詰めだ。リターンダッシュもはまったら参ります!

2R PETKOVIC 6−4,6−4 KVITOVA
88位ペトコビッチ。第6シードクビトバ。ナント5勝5敗。
クビトバはサービスから次のボールをフォア連続ウィナー。
2本目、もしくは3本目のボールをすぐにコースを変えてウィナーを狙いに行く。
こうしないと、まごまごしているうちにあっと間に形勢を逆転されるからだ。
3−3キープ。
ペトコビッチはトスが右へ低くクイックで打つ。変なトスなので打たない方がいいと思いきや、打ってしまう。
これが意外に角度やセンターに入る。これが彼女のパターンか?
ペトコビッチは格上相手に自分の勝敗が同じということは自信を持っている証拠だ。
30−40になっても上からフォアダウンザラインを叩き込んで、4−3キープ。
クビトバの第10ゲーム。
クビトバのフォアの切れもいいが、0−40.
クビトバのバックスライスを打たせるペトコビッチ。
バッククロスがネットインで6−4ペトコビッチ。
長くなりそうな感じがする。この後は大坂の試合。

第2セット。
クビトバのフォアクロススライスで短く、相手をおびき出す。
フォアダウンザラインパスからバックスライス逆クロスに低く落として、ペトコビッチのバックボレーのミスを誘う。
1−0クビトバのブレークアップ。
ペトコビッチのバックリターンダッシュ、鋭いボールに反応してクビトバのフォアダウンザラインカウンターパスウィナー。
2−0キープ。スーパーショットだあ〜!
4−4ペトコビッチのゲーム。
クビトバはいくつもブレークポイントが来るが、なかなか取れない。
ペトコビッチのボールに腰が浮いてしまうクビトバ。
両者とも必死だ。
6回のデュースの末、フォアクロスリターンがアウトで5−4ペトコビッチキープアップ。
9分近くかかったゲームだ!これは大きいぞ!
最後はクビトバがスマッシュを決め切れない。それを拾ったペトコビッチのボールをクビトバがフォアハイボレーをサイドアウト。
あ〜!ペトコビッチが6−4で勝利!
やはり、これは相性だな!大金星だあ〜!
クビトバを応援していたけど・・・!?

2R GARIN 3−6,5−7,3−6 DE MINAUR
デミナーはまた少し身長が大きくなったか?
上から繰り出すサービスは125マイル。
第31シードガリンもバックリターンが間に合わないで振り遅れ。3−2キープ。
短いボールの処理が雑になって、ガリンのフォアがネットミス。4−2ブレーク。
このまま、デミナーが6−3先取。
デミナーがストレート勝ち。少しの差が出る。その日の調子だな。

2R MUCHOVA 6−1,4−6,7−6(2) HSIEH
スーウェイのサービスが入らない。ダブルフォルトでブレークポイント。
セカンドをムコバのフォア逆クロスリターンエース。
これを叩かれると必殺の相手をイラつかせるショットの出番がなくなるなあ〜!
2−1ムコバブレークアップ。そのまま、一気にムコバが6−1で取る。

第2セット、スーウェイ3−1からマジックが入らず、3−3に追い上げられる。
ムコバも相手に惑わされず、自分のプレーを黙々と行うだけ。すごく集中している。
サービスセンターからフォアクロスウィナーで4−3.淡々と。勝つにはこれしかない。
スーウェイが6−4で取るが、ファイナルセットタイブレークで7−2ムコバ。
最後はギリギリスーウェイのトリッキーマジックにはまらなかった。
ムコバが3回戦へ。

2R ISNER 6−3,7−6(4)、7−6(5) STRUFF
第14シードイズナー。以前のマクラクランのパートナー。俺は好きな選手の一人ストルフ。
イズナー3勝。イズナーのストレート勝ち。

2R DELLIEN 3−6,5−7,7−5,3−6 MEDVEDEV
第5シードメドベデブ。初めての対戦。
メドベデブ3−1勝利。3回戦へ。

2R SABALENKA 3−6,6−7(3) PUTINTSEVA
第9シードサバレンカ。プチンセバ。初めての対戦。
プチンセバストレート勝ち。また、シードが破れる。

2R VERDASCO 6−1,6−2,5−7,3−6,6−7(3) CHUNG
第32シードベルダスコ。チョン。
ナントチョンがファイナルセット大逆転勝利!3回戦へ。

2R RUBLEV 6−2ret SIMON
ノーシド同士だが、ルブレブ対シモンも見ものだ。
あれ〜!ルブレブが棄権勝ち。3回戦へ。

2R PAVLYUCHENKOVA 5−7,4−6 BERTENS
45位パブリュチェンコバ。第7シードベルテンス。ベルテンス4勝2敗。
ここはベルテンスがシードを守る。それだけでチャンスが出てくる。3回戦へ。

2R WAWRINKA 6−4,6−3,6−7(3)、6−3 CHARDY
第23シードバブリンカ。バブリンカ5勝。
バブリンカ3−1勝利。3回戦へ。

2R CORNET 4−6,6−1,2−6 BENCIC
第13シードベンチッチ。
ベンチッチもファイナルセット勝ち。3回戦へ。

2R MONFILS 6−3,6−2,6−2 COPIL
第13シードモンフィス。初めての対戦。
モンフィスはストレート勝ち。3回戦へ。

ナイトセッション
2R WOZNIACKI 4−6,6−3,6−4 COLLINS
第19シードウォズニアッキ。全豪ベスト4の勝気のコリンズ。
勝気なコリンズのフォアクロスが決まって、6−4先取。
ウォズニアッキは落ち着いて挽回のチャンスをうかがう。
諦めていない時のウォズニアッキはしつこくて強さを発揮する。
ファイナルセット。
最後はウォズニアッキのバックダウンザラインウィナー。
これは決めていたぞ!6−4で振り切る。3回戦へ。

2R KOKKINAKIS   NADAL
コキナキス。第2シードナダル。
ナントコキナキスが棄権。ナダルが3回戦へ。
これを楽しみにチケットを買った人の立場は・・・!?

ルイアームストロングスタジアム ナイトセッション
2R GAUFF 6−2,4−6,6−4 BABOS
話題のワイルドカード140位15歳ガウフ。112位バボス。
ファイナルセット。
バボスの第8ゲーム。
15−40のピンチ。
ここでサービスワイドエース。開き直ったバボスのサービスが切れていく。
ガウフも意地を見せて、サイドに滑って、倒れながら返す。ケガはしないような滑り方だ!
4−4キープ。
2つ目のマッチポイント。
最後はただ繋いだムーンボールに対して、バボスのバックネットミス。
もう緊張でプレッシャーに耐えられなかった・・・!?
6−4でガウフがまたしても金星!3回戦へ。
ナントここで第1シード大坂なおみと当たる。胸を借りたまえ!
絶対に大坂が圧倒的な勝利を収めるでしょう!請け合いますよ!

2R STEBE   CILIC
第22シードチリッチ。
ナダルの棄権勝ちでセンターの第2試合に入った。
第1セットはサウスポースティーブが6−4で取る。

PS.
今日は大坂なおみだけだったが、昨日の西岡、またダブルスが一斉にやってきた。
大変な1日となるだろう。最初から参ります。
本当に大変だった。大坂は案の定、簡単に勝利。調子が上がってきている。
相手のミスが多過ぎた。
西岡は同時に入っていたが、第2セット0−6からおかしかった。
ロペスも膝をかかえて疲れていたのに・・・!?西岡の方の体が参っていたのか?
勝てた試合だったのに・・・。残念。
ダブルスは穂積・二宮組、日比野・加藤組が負けて、マクラクラン組が逆転勝利。
明日は錦織が第1試合。もう0時過ぎる。まだチリッチが試合だが、帰ります。
見る気もない・・・!?

2019 USオープン Day 04        <レポート:森下 泰>