2019 オーストラリアンオープン Day 07

<レポート:森下 泰>

2019年1月20日(日)

   

昨日はとても涼しく22度。日陰にいると体が震えてくるぐらいだった。
選手はもちろん日向で動いているので暑いだろう!
0時半に帰ってシャワー。機嫌が悪いのか?水だった・・・!?
今日も同じぐらいか?少し上がるか?24度かな?日比野組の3回戦がある。
とてもポジティブなニコニコするパートナーで信頼関係があるらしい。
欲がないのでかなり上に行く可能性がありそうだ。
ジュニアは6人出場。ここオーストラリアは毎年日本ジュニアがチャンスあるのだ。
ベトナム料理のスペシャルビーフフォーを食べに行きたいが・・・!?
そんな時間とパワーが出ないよ〜!このために来ているのに・・・!?


3R STRYCOVA・VONDROUSOVA 6−2,6−4 日比野菜緒・KRAWCZYK
ストリコバはシングルス33位、ダブルス5位。左利きのボンドロソバ72位。
日比野はシングルス115位ダブルス70位。クラウチェクはダブルス63位。
ストリコバの動きがキーになるか?
日比野のゲームで始まる。
クラウチェクのバックポーチウィナー。フォアクロスボレーウィナー。
1−0と笑顔のスタート。
相手の左利きボンドロソバもパートナーの左利きクラウチェクもデュースコートを守る!
面白い布陣だ!
クラウチェクの第3ゲーム。
チェンジしてストリコバのスマッシュを日比野の足元に打つ。
よく知っているよ。ダブルスを。
30−40で日比野のポーチがガシャ。振り過ぎか?行き過ぎか?
1−2ブレークダウン。
ストリコバの第4ゲーム。
0−40のチャンス。ボンドロソバのバックドロップボレーウィナー。
サッと取りたいなあ〜!3回のデュース。
クラウチェクの思い切りのいいフォアクロス足元をボンドロソバのフォアクロスボレーウィナー。これは上手い。
簡単なのはミスするが、こんな難しいのをいとも簡単に決める。
天才か!?1−3キープ。これは大きいぞ!
日比野の第5ゲーム。
クラウチェクのボレーが積極的だ。日比野もロブではなく、ヒットを選択してほしいなあ〜!
リターンダッシュでプレッシャーをかけてくるストリコバ。いやらしいなあ〜!
日比野のバック真ん中へヒット。これでいい。2−3キープ。
クラウチェクの第7ゲーム。
クラウチェクのバックスライスがアウト。少し弱気だ。2−5ブレークダウン。
このまま、2−6で落とす。

第2セット。
日比野の第5ゲーム。
風下で日比野のボールが浅くなって、上から叩かれる。2−3ブレークダウン。
クラウチェクの第7ゲーム。
日比野のフォアクロスボレーからサッと動いてバッククロスドライブボレーウィナー。
よくここまで走って取ったよ。3−4キープ。まだまだ・・・。
ストリコバの第8ゲーム。
ストリコバはボールを打つ前に相手をよく見て。スマッシュやバックドライブボレーを打つことができる。
1人で落ち着いて周りを見渡せる状態だ。3−5キープ。
ボンドロソバの第10ゲーム。
ストリコバの連続ポーチ。
最後はボンドロソバのフォアダウンザラインへパスを抜かれた。
4−6のストレート負け。残念だがベスト16で終わった。次があるさ!

日比野のインタビュー
「今日はストリコバ一人にやられた感じ。
2人が前に来たらボンドロソバに打たないといけないと思ってしまった。
冷静にボールを打てば良かった。悔やまれるポイントが多かった。
パートナーの娘が今日は緊張していた。
前の試合は私が緊張していて助けてくれたので、せめてプレーで助けてあげれば良かった。
それでも彼女は口に出すのは「まだ1ブレークだよ。このポイント。顔上げていこう。」」とずっと言ってくれていました。
やはりグランドスラムでベスト8に行くのは真剣に取り組まないといけないと神様が言っているのかなあ?と思う。
ベスト8決めで負けたのが4回目。私の記憶が正しければ・・・・
グランドスラムはやはりいい経験になるので出たい。
他の大会はシングルスに支障がない程度に出たい。
経験だけしておいて勝つのは先でもいいと思う。
東京オリンピックにはシングルスに出られたら出たい。
リオの時のように何が何でもという感じではない。最優先ではなくなっている。
テニスのオリンピックはそんなに特別でもなかった。
自分が思っているオリンピックではなかった。
結団式など出ていたら違ったかもしれない。普通の大会と変わらない。
周りの人達が楽しみにしているから、チャンスがあれば頑張りたい。
フェドカップで日本チームが勝つ。そっちの方がいい。
将来、フェドカップ優勝が目標の一つです。
伊達さんにも「クレーは勝つのが大変だから、勝負は3月までよ。チャレンジャーもありかもね。」とアドバイスをくれた。
1回リセットして数年いろいろあって、経験した。
今年はいっちょうやろうと思っています。いい年になる気がします。
周りの外人のように根拠のない自信が必要です。
目標はないです。いけるところまで自分で試して、1年後にどこに立っているか?楽しみです。一所懸命にやってみます。」

ジュニア1R KHAN 7−6(8)、6−7(1)、6−2 三井しゅんすけ
三井の第12ゲーム。
声を出して相手のカンは打ってくる。特にバッククロスはライジングのタイミングはいい。
15−40の大ピンチ!2つのセットポイント。
ここで三井のバックダウンザラインパスウィナー。渾身のショット。
サービスワイドエース。大きな体ではないのに集中して打った。強気のサービスだ!
6−6のタイブレーク。
お互いにキープキープでミニブレークがない。珍しいぞ!
6−5先に三井がセットポイント。
ここでチャンスパスだったが、打てず。逆にカンのバッククロスウィナーを浴びてします。
ここが一番大きかったかも・・・。6−6.
8−7で2つ目のセットポイント。
ここでもバッククロスで追い詰められてバックスライスミス。
8−9で相手の4つ目のセットポイント。
相手のスマッシュを返すが、フォアがサイドアウト。惜しい〜!8−10で落とす。
第2セットは逆にタイブレークを7−1で取る。
ファイナルセット。
2−6で惜しくも敗戦。この悔しさをばねに強くなれ!

ジュニア1R 小崎ふな 4−6,7−6(4)、1−6 GADECKI
カデッキの第3ゲーム。
丁寧に小崎は繋ぐが自分からは打たない感じ。
セカンドサービスワイドエース。0−3キープ。
小さい体でサービスを深く打って、1−3キープ。
ここからファイナルセットに持ち込むが、1−6で力尽きた。
しかし、よく頑張ったと思う。未来へ!

ジュニア1R 竹田輝 2−6,3−6 ALVES
私の友達のジャイミーコーチ(SSC時代の仲間)が教えているジュニア竹田輝。
コーチングが認められている。
一生懸命に{リターンは前でブロック。流れを変えていこう。相手に考えさせて。気持ちを強く持って。}など私も言いたくなる言葉がポンポン出てくるよ。
さすがである。
ウンウンうなずく竹田。
そのようにフォアスライスでブロックしようともそれをさえ弾いてしまう強烈なサービスを持っているアルベス。
第2セット。
竹田の第6ゲーム。
サーブ&バックドロップボレーウィナー。
スーパーショット!練習でも打ったことがない〜!
バッククロスボレー。人生で1番2番のボレーが出たという・・・!?
しかし、ダブルフォルトで余計なポイントをあげてしまう。
スマッシュミスで2−4ブレークダウン。
アルベスの第9ゲーム。
ダブルフォルトが2つで初めての30−30.
しかし、最後はスピンサービスが真ん中に来て、ナント変化が読めなくて、空振りだ!
それほどの変化だ!すごい!この選手は強いなあ〜!
竹田君も頑張って、ジャイミーコーチのいうことをよく聞いてください!
大谷コーチにもよろしくです!

ジュニア1R 佐藤久真莉 6−2,7−5 RADUCANU
第16シードの相手に臆することがない佐藤。
ラドカヌの第8ゲーム。
デュースでナントフットフォルトのダブルフォルト。
顔色一つ変えない佐藤は淡々とストロークを打ち込む。
意識してラドカヌはフォアをミス。4−2ブレーク。
このまま、勢いをつけてストレート勝ちを収めた佐藤。
日本人2人目の初戦突破だ!おめでとう!昨年から成長しているなあ〜!

ジュニア1R 川口なつみ 5−7,6−4,5−7 FRAYMAN
川口のフォアダウンザラインウィナーで2−4キープ。
ファイトがあるなあ〜!
ファイナルセット、5−7で惜敗。どちらが勝てもおかしくない試合だった。
十分に自信を持っていいと思う!がんばれ!

ジュニア1R NAVA 6−4,6−2 斉藤けいすけ
第13シードナバ。
第2セット、ナバの第6ゲーム。
ナバのセカンドはすごく跳ねる。
小さな斉藤が大きくジャンプしてもバックリターンが当たらない。
その次にはナバのフォアクロスウィナー。すぐに次のポイントを取りに行く。
休ませないのが特徴だ!1−5キープ。
斉藤の第7ゲーム。
サービスワイドのコーナーに上手く入った。こちらはコントロールで勝負だ!
2−5.
最後は2−6でダウン。やはりパワーが必要かな?次に頑張ろう!

4R KVITOVA 6−2,6−1 ANISIMOVA
第8シード28歳クビトバ。87位17歳アニシモバ。
足の長いアニシモバがどうか?人気はあるなあ〜!
3−1クビトバ、アニシモバの第5ゲーム。
長い足をつけてジャンプするサービスは入るとバランスがいい。
しかし、セカンドをクビトバは上からフォアで叩くのを狙っている。
また、バックドロップなど動きの固いアニシモバを揺さぶる。
5回のデュースの末、何とか3−1キープ。
クビトバの第6ゲーム。
サービスからすぐに前に。フォアクロスウィナー。このパターンはクビトバだ。
サービスアングルでアドコートの外へ追い出す。このファーストが入るときつい。
4−2キープアップ。
最後はバッククロスリターンがアウト。6−2クビトバ。
やはりクビトバの方が一枚上手か?男子も女子もベテラントップ選手が10代の若手の芽を摘みにかかる!
第2セットもクビトバが6−1.わずか59分。本当に芽を摘む・・・!?

4R BARTY 4−6,6−1,6−4 SHARAPOVA
第2セット。
バーティのリラックスしたネットプレー。
スプリットステップして軽く前にステップインして、フォアダウンザラインボレーウィナー。
形がいいのでガチッと行かなくても決まる。男子並みだ。センスが感じられる。
4−1キープ。
最後はサービスセンターで6−1バーティ。

ファイナルセット。
2−0バーティでシャラポワの第3ゲーム。
40−15でまたもダブルフォルト。
3−0でブレークダウン。一気に4−0バーティ。やばいよ!
シャラポワはデュース3回でようやく4−1キープ。
さらに応援が輪をかけていく。
シャラポワの第7ゲーム。
4−2でブレークバックして、シャラポワのバックドロップウィナー。
30−0まで行くが・・・。バーティは丁寧にバックスライスを打つ。
2つブレークポイントあり。シャラポワはフォア&バックアングルを使ってからヒット。
デュースでお互いのスーパーショット連続。
バーティの超フォアアングルをシャラポワはフォアダウンザラインへポール回し。
これでも決まらないのだ。この1つのポイントにいくつもウィナーがあったのに・・・。
4−3キープ。
5−4でバーティの第10ゲーム。
2つ目のマッチポイント。
ここでダブルフォルト。
4つ目のマッチポイント。
サービスセンターエース。大喜びのバーティ!会場は騒然とする。
6−4バーティが勝利。確かにシードが上なのだか・・・!?
クリケット選手でもあったバーティのテニスセンスは素晴らしい!
シャラポワはダブルフォルト10個。こんなものだが・・・。多いか?

4R BERDYCH 0−6,1−6,6−7(4) NADAL
一気にナダルが6−0,3−0と行く。え〜!
ナダルはウィナーになるコースが事前に見えているよ!
ベルディヒの第4ゲーム。
40−0なのに超力んでダブルフォルト。一発で取ろうとしているよ。
ナダルのバックミスでようやく1ゲームを取ったベルディヒ。左手を大きく上げたよ〜!
3−1キープ。
ナダルのサービスワイドエースで6−1.このセットも取る。1時間1分。
このレベルの戦いでこのスコアはないな〜!本人たちもビックリだ!

第3セット。
ベルディヒの第5ゲーム。
ナダルのバックアングルパスウィナーで15−40.
これを取ったら本当に終わる。
ここはさすがにベルディヒが踏ん張る。フォアダウンザラインウィナー。
3−2キープ。
ナダルの第12ゲーム。
30−40のセットポイント。
ナダルはフォア逆クロスウィナー。キープ。1本で変わってしまうよ。
6−6のタイブレーク。
4−3ベルディヒリードでベルディヒのバックドロップミス。4−4.
あまり良くない時は変なことを考えてしまうのだ。打てばいいのに・・・。
ベルディヒのバックミスで7−4ナダル。
第3セットはいつものように競ったが・・・。
ナダルは絶好調だ!手が付けられない感じだ。
いつどこでどれだけウィナーを取るかだけ考えているイメージ。
ナダルがベスト8へ。

4R COLLINS 6−0,6−2 KERBER
まさか第2シードケルバーが35位コリンズに簡単なスコアで終わる。
0−6はさすがにないよな〜!大番狂わせだあ〜!

4R CILIC 7−6(6)、3−6,2−6,6−4,4−6 BAUTISTA AGUT
第6シードチリッチ。第22シードバウチスタアグ。共に30歳。
チリッチ4勝1敗。
チリッチの第9ゲーム。
バウチスタアグがバッククロスからフォア逆クロスと徹底して、チリッチのバック側に集める。
チリッチがフォアクロスに打てばまたクロスに返す。
シンプルなテニス。相手次第だ。チリッチのフォアダウンザラインがアウト。
5−4バウチスタアグがブレークアップ。
しかし、今回のチリッチはベルダスコ戦でも見せたように諦めた様子を一切見せない。
ここが成長した証だ!
5−5ブレークバックして、タイブレークも8−6で取る。
相手からしたら、あ〜!あそこを取っていればと後悔させながら試合が進む形だ!

しかし、バウチスタアグは6−3,6−2で取って、リーチをかける。
第4セット。
チリッチのフォアアングルパスウィナーで6−4ブレーク。
またもやファイナルセットだあ〜!好きだなあ〜!
ナント、あの超真面目男バウチスタアグが6−4で勝利。
ベスト8進出だあ〜!

4R TIAFOE 7−5,7−6(6)、6−7(1)、7−5 DIMITROV
39位21歳ティアフォー。第20シードディミトロブ。ディミトロブ1勝。
最後はディミトロブのフォアクロスがネット。
呆然とするティアフォーに近寄るディミトロブ。こういう光景はイイなあ〜!
やはり、勝負が終わった瞬間、こうなるのがいい。気持ちがいいなあ〜!
観客から21歳のハッピーバースデーを歌われた。
最高のベスト8進出。次はナダルだ!

ナイトセッション
4R TSITSIPAS 6−7(11)、7−6(3)、5−7、7−6(5) FEDERER
第14シード20歳チチパス。第3シード37歳フェデラー。
ジョコビッチやナダルのように若い選手の芽を摘むのだろうか?
ウィナーを取られても楽しそうなチチパス。
5−5のチチパスの第11ゲーム。
このレベルの選手が試合中に相手に拍手を送ったり笑うと、力が抜けていいプレーをするのだ!
チチパスのバック逆クロスボレーウィナー。ここでひっくり返って立ち上がるチチパス。
アクロバティックな動きだ!乗っているなあ〜!6−5チチパス。
フェデラーの第12ゲーム。
フェデラーのフォアボレーウィナーで6−6のタイブレーク。
チチパスの片手バッククロスウィナーで1−0.伸び伸びやっているよ。
チチパスのフォアロブも惜しい〜!乗っている。3−3.
チチパスの回り込みフォアダウンザラインウィナーで4−4.楽しそうだ。乗っている。
チチパスのフォア逆クロスからバックダウンザラインボレーウィナー。
後ろから迷わず行けよ!チチパス!6−6に追いつく。
7−6チチパスのセットポイント。
ここで連続ファーストがいい。8−7フェデラーの2つ目のセットポイント。
チチパスの2つ目のセットポイント。
フェデラーのフォアドロップウィナーで10−9.
フェデラーも力が入って、フォアクロスがミス。10−10.
10−11でフェデラーのセカンドサーブ&ボレーへ。11−11.
最後はフェデラーのフォアクロスを打ち込んで、チチパスのフォアがサイドアウト。
13−11.58分。今夜の試合を見ている人はこれでもう元は取れたよ!

第2セット。
チチパスの第10ゲーム。
フェデラーの4つのブレークポイント。
これをことごとく逃れたチチパス。
思い切った攻めがいい。フォア逆クロスからフォアクロスボレーウィナー。
4回のデュースの末、5−5キープ。これが大きかった。
6−6のタイブレーク。
3−1チチパスでフェデラーのバックスライスからフォアボレーウィナーなのに・・・。
アウト、すぐにコレクション。これでも落ち着いてフェデラーはポイントを取る。
このあたりが並みの選手ではない。
3−2でフェデラーのバックタタンとライジングウィナーも何〜!3−3.
フェデラーのかすりフォアを逃さず、チチパスのフォアダウンザラインウィナーで5−3.
最後はチチパスの回り込みフォアダウンザラインウィナー。7−3でチチパス。
この異常に積極的なプレーであのフェデラーを圧倒する。チチパスはすごい!
自身初めてこんなプレーをしていると思う。
フェデラーは何度もだが、全然先が読めないプレーだ!素晴らしい戦いだ!
地上最大のプレーが今行われていますよ!

第3セット。
チチパスのプレーは衰えるばかりか?ドンドンレベルが上がってくる。
フェデラーもオチオチしていられないぞ!超積極的なプレー!
チチパスの第7ゲーム。
フェデラーはドロップリターンでおびき出して、バックダウンザラインパスを抜く。
15−40。
バックドロップリターン。同じことをやっても今度は読まれて抜かれる。
チチパスのジャンピングバッククロスをフェデラーはバックダウンザラインパスウィナー。
なんだ〜!これは〜!スーパーショットだあ〜!笑ってまう〜!
チチパスの前に入ってタタンとフォアアングルウィナー。これも何〜!
3回のデュースの末、4−3キープ。2人がスーパーショット出し過ぎて怖いよ〜!
これはテニスなんだろうか?また、違うスポーツだあ〜!
フェデラーの第8ゲーム。
フェデラーの足が止まってきたぞ。あれだけやってもブレークできないから。
チチパスのフォアアングルパスウィナー。スーパーショットだあ〜!
15−40のピンチ。
これをフェデラーのバックボレーウィナー。余裕があるのでしっかり引いて打つ。
普通の人はひいてはいけないぞ!4−4キープ。
チチパスのフォアダウンザラインへ打って出てくる。
これはもうアプローチじゃないよ。ベースライン深くから来るから、関係ない。
5−4チチパスのキープアップ。
フェデラーのフォアドロップウィナー。
え〜!ここで〜!人間は緊張する動物出ないのか〜?5−5キープ。
フェデラーの第12ゲーム。
全然ミスしないチチパス。15−40の大ピンチです!
フェデラーのフォアクロスがネット。7−5チチパス。え〜!2時間35分かな・・・!?

第4セット。
後がないフェデラー・・・!?
3連続サービスエースで1−0チチパスキープ。
ロジャーの大声援が飛ぶ!皆、負けてほしくないのだ!
今の勢いは完全にチチパスだ!将来のNO1は間違いがないところだろう!
しかし、フェデラーはドロップショットを使いすぎか?でももうこれしか望みがないか?
チチパスの第9ゲーム。
30−30のセカンドサーブを攻めろよ。フェデラーよ!勇気を持って・・・!?
5−4チチパスキープ。
6−6のタイブレーク。
スーパーラリーからのフェデラーのスーパーショット。フォアクロスウィナー。2−2.
なんだ〜!これは〜!わからない〜!
フェデラーの声が出るが・・・。
フェデラーのフォア逆クロスがアウト。6−5チチパスのマッチポイント。
最後はチチパスのフォア逆クロスを打ち込んで、フェデラーのバックスライスがネットを越さない・・・!?
7−5でチチパスの勝利〜!初のベスト8進出!
あ〜!大番狂わせだあ〜!しかし、今日のチチパスは勝利に値するプレーだった。
最初から最後まで。フェデラーもベスト出したけど。今日は仕方がないなあ〜!
2人ともスーパーショットを連発だあ〜!しびれる〜!
イズナーとかカルロビッチの試合のタイブレークではないのがみそです!

4R STEPHENS 7−6(2)、まだやっています  PAVLYUCHENKOVA
第5シードスティーブンス。パブリュチェンコバ。
ロブで返しても、スティーブンスは関係なく、上から回り込みフォアダウンザラインウィナー。
打ち込んでいく。相変わらず当たりがいいなあ〜!1−0キープ。
スティーブンスの第3ゲーム。
0−40から一気に5ポイント連続取って、3−0キープアップ。
スティーブンスがタイブレークを7−2で取る。
明日の試合があるので帰ります・・・。

PS.
しかし、何はともあれ、ナイトセッションのチチパス対フェデラーはすごかった。
人間の限界を超えたラリーですよ。フェデラーのドロップショットなんて・・・!?
人間は緊張する動物ではないのですか?って話ですよ〜!
チチパスのゾーンに入って、ベースラインから前に来るのって?深いボールが意味ないじゃないですか?って話ですよ〜!
将来のNO1は間違いがないところだろう!
なんだろうなあ〜!私が一生懸命やってきたテニスらしいものって・・・!?
やはり私はダニスというスポーツのコーチですよ!
彼らがテニスですよと言うならば・・・!?チチパスが最後まで攻め続けた。
フェデラーだって全然悪くない。スーパーショットの応酬とはこのことですよ!
日比野組が負けて、あとは錦織選手と大坂選手の2人。2人の偉大な日本のエース。
本田けいすけがビックリしていた錦織選手。
やってくれるでしょう!
日本ジュニアは2人だけになってしまった・・・!?全豪は一番出られるが・・・!?
スティーブンスの第1セットで帰ります・・・。寒い〜!

2019 オーストラリアンオープン Day 07        <レポート:森下 泰>