2019 オーストラリアンオープン Day 02

<レポート:森下 泰>

2019年1月15日(火)

   

昨日は34度。今日も33度と同じぐらいになるらしい。
昨日より蒸し暑く感じるけどなあ・・・。
日本からたくさんの応援がやってきている!伊藤竜馬選手は残念ながら初戦負け。
しかし、西岡良仁選手は見事に先週優勝したサングレンを3−1で破った。
打ち負けない軸の強さがありました。特にバックライジングは見事です。
フェデラー、ナダルは余裕の勝利。マレーはバウチスタアグに5セットで負けた。
その後、スクリーンにフェデラー、ジョコビッチ、ナダルたちからメッセージが・・・!?
今日、錦織選手はマーガレット、土居選手はコート19、ダニエル太郎選手はコート3、
大坂選手はロッドレーバーアリーナのナイトセッションのメインと続く。
昨日は夜中の2時にホテルに着いたから今日はもっと遅くなりそうだ!帰れない・・・。


1R MAJCHRZAK 6−3,7−6(6)、0−6,2−6,0−3 ret 錦織圭
予選上がり176位23歳マイクシャク。第8シード29歳錦織圭。
マーガレットコート第1試合。
私の友人はセンターのチケットがあるのも関わらず、ここをさらに買い足したようです。
日本の応援団が国旗をたくさんふっています!
マイクシャクのゲームで始まる。
最初は様子見程度のスピードを抑えたラリー。
しかし、回り込みフォアダウンザラインウィナー2本を取ってしまうのだ!
よくラケットは振れているし、足も小刻みの音が心地いい。
ファーストだけ気を付けていけば問題ないだろう。
0−1キープ。
錦織のバックダウンザラインからバッククロスボレーウィナー。
ボレーもタイミングよくカットする。上手さがある。1−1キープ。
マイクシャクのバッククロスがフラット気味で深く厚い当たりのも注意が必要。
結構上手い!
錦織の第4ゲーム。
マイクシャクのスーパーバックアングルパスウィナー。腰をクルリと回す。非常に上手い。
バックならこちらも負けていない。
バッククロスリターンを錦織のバックダウンザラインウィナー。
足の合わせ方が半端ない。天才だ。2−2キープ。
マイクシャクの第5ゲーム。
セカンドをフォアリターンで叩いて、15−40のチャンスあり。
ファーストが入って、ブレークできず。2−3キープ。
錦織の第6ゲーム。
2つ目のダブルフォルト。マイクシャクのバックダウンザラインへスライスパスウィナー。
ラブゲームブレークで2−4。まずいなあ〜!結構相手の選手は向かってくるなあ!
マイクシャクの第7ゲーム。
デュースコートはワイドにサービスを打って、気持ちよくリターンさせない戦法。
マイクシャクのバックダウンザラインウィナー。錦織より上かもしれない・・・!?
2−5キープ。
マイクシャクの第9ゲーム。
マイクシャクのバックドロップからフォアダウンザラインパスウィナー。
最後は錦織のバッククロスがアウト。足が合っていない・・・!?
3−6で第1セットを落とす。最初の0−30をしっかり取りたかった。
マイクシャクは緊張せずにドンドン積極的に向かってくる。
ワイドのサービスとバックに要注意だ!立て直しが必要!

第2セット。
錦織の第1ゲーム。
セカンドを狙われて、2つバックリターンを食らう。
15−40のピンチ。
錦織は恥も外聞もなく、フォアとバックスライスで粘って、フォアダウンザラインウィナー。
カウンターパンチ!
するとマイクシャクのフォアダウンザラインへもっとすごい当たりのスーパーカウンターパンチ!何とかファーストで切り抜ける。1−0キープ。やはりファーストがキーを握る。
マイクシャクの第6ゲーム。
錦織はフォアでループやスライスを混ぜて、ペースを変えて、15−40のチャンス。
しかし、ことごとくファーストがコーナーに入る。3−3キープ。
なかなかブレークできずにフラストレーションが溜まる一方だ!
錦織の第7ゲーム。
マイクシャクのバックドロップウィナー&ハードヒットダウンザライン。
錦織はタイムバイオレーションを取られる。0−40の大ピンチ!
マイクシャクのバックダウンザラインリターンエース。またセカンドを狙われたよ!
3−4痛い痛いブレークダウン。
本当にやばいです!ここらで本気を出さないといけないぞ!
マイクシャクの第10ゲーム。
甘くなったワイドのサービスをリターンしてからフォアで攻めこむ。
ラブゲームブレークで5−5.とうとう「カモーン!」が出たぞ〜!
マイクシャクはやっと緊張してくれたよ。
錦織の第11ゲーム。
スピンサーブ&バック飛びつきドロップボレーウィナー。
ど根性ボレーだ!超ガッツポーズ!このファイトすごい!6−5キープ。
6−6のタイブレーク。
マイクシャクの連続サービスエース。
ネットインを錦織がボレー。それをマイクシャクのフォアダウンザラインパスウィナー。
錦織がラケットをネットに投げる。少しブーイング。
1−4の大ピンチ!しかも、相手のサービス。
ここをなんと踏ん張って、4ポイント連取。逆に5−4リード。
今度はマイクシャクがボールに当たる。
5−5でなんと今度はマイクシャクのダブルフォルト。この試合、初めてか?
6−5錦織。来た〜!と思ったが・・・。
マイクシャクのスーパーバックアングル足元パスで6−7と相手のセットポイント。
最後は錦織のフォアがかすってネットミス。6−8でまさかの2セットダウン。
ガックリとうなだれる錦織・・・。トボトボベンチに戻る姿は負けたかのようだ!
まだ、終わっちゃいないぞ!これまで2回、2セットダウンからまくっている!
今日がその3回目の日だ!がんばれ!テニスは最後までわからない・・・!?

第3セット。
マイクシャクの第1ゲーム。
ダブルフォルト2つ。ファーストもネットのかなり下で当たりが悪い。
2ゲーム前からおかしいぞ!全て自分のパワーを使い果たしたか?
1−0ブレークスタート。錦織に勝つには一気に行かないと勝機は見いだせない・・・!?
マイクシャクの第3ゲーム。
また、2つダブルフォルト。右手の指先を振っている。両足もつっているか?
動きが変だ。ここにきて・・・!?3−0ラブゲームブレーク。
トレーナーを呼ぶが、どうだろう?治りそうにないなあ・・・。
10ゲーム連取で6−0,4−0。
ここでマイクシャクの一発バックダウンザラインで1ゲームを取る。
第4セット。
最後はリターンミス。6−2錦織。

ファイナルセット。
これも相手が動かないだろう・・・!?棄権してもいいだろう。
試合にならないぞ・・・!?
錦織が3−0になった時点で相手が棄権。
もっと早く止めれば良かったのに・・・。しかし、あのまま行かれていたらやばかった・・・。
2時間48分。

錦織のインタビュー
「自分の動きが悪かったとは思わない。彼のプレーが良かった。
プレッシャーがなく思い切りプレーしていた。
第1セットと第2セット、チャンスでなかなか取れなかった。
自分のプレーはそんなに悪くなかった。第3セットは落ち着いてプレーしようと思った。
自分のプレーが彼に合っていると感じた。あれだけのプレーをしてきたのはすごいと思う。
強くなりそうだと思う。正直、ビックリした。
先に1ブレーク、2ブレークしていたら、展開が違っていたかもしれない。
サービスが良かった。
内容的にはトップ30ぐらいにいてもおかしくないテニスをしていた。
あのテニスが3セット、5セット続いたりするのは結構難しい。
それでもすごくいいテニスをしていたから、あのまま行っていたら危なかった。
焦りがなかったわけでもないが、第3セットは落ち着いて行こうと思った。
リターンも振り切れない部分もあった。ブレークチャンスもあったが。
サービスも、ストロークも修正して次にいきたい。ちょっとの差だと思う。
100点ではないが、70点から80点ぐらいだった。
相手のケガは第5セットには戻ってくると思っていた。普通に戦う準備をしていた。
後半、多少自分のプレーが良くなってきた。
絶対にポイントをあげないように意識していた。
相手のあのフラット系のボールには持ち上げるのに苦労した。回り込みのも大変だった。
バックダウンザラインやディフェンス力もあった。正直、崩し方がわからなかった。
ダンロップにボールが変わったが、問題なくやれた。こちらのボールも好きなので。
次のカルロビッチは久々。彼の調子が良ければ、1チャンスで負ける可能性もある。
リターンゲームやサービスゲームでしっかりやりたい。
今日はできればスッキリと勝って、次に進みたかった。」

1R BRENGLE 6−4,6−0 土居美咲
88位28歳ブレングル。予選上がり133位27歳土居美咲。
1つ前の試合が4セット全てタイブレーク。長かった。
土居のゲームで始まる。
土居のフォアダウンザラインがギリギリアウト。こういうところを狙わないと取れない。
0−1ブレークスタート。
担いでブレングルの変則サービス。肩が回らない。素人によくあるサービスフォームだ!
タイミングが合わず、0−1ラブゲームキープ。
ブレングルのフォアは足幅が大きく、足腰がガッチリしている感じだ。
土居のバッククロスボレーウィナー。
フォアからネットに攻めていけばチャンスは広がるはず。
大きくダブルフォルト。体が最初から開いているような・・・。
0−3ブレーク。緊張しているのか?
どれもスレスレを狙いすぎているような感じがするなあ。
1−4でブレングルの第6ゲーム。
土居のリターンの構えは低くて広いのはいいと思う。
土居のフォア逆クロスドライブボレーウィナー。これをドンドンやっていこう!
2−4ブレークバック。
土居はファーストからバックダウンザラインウィナー。
3−4キープ。やはりファーストが入るとリズムに乗れるはず。
4−5でブレングルの第10ゲーム。
最後は土居の回り込みフォアダウンザラインがネット。
4−6ダウン。

ブレングルは下がってフォア合わせてスピンとスライスなど土居のミス待ち。
時々、バックを強くヒットしてカウンターパンチを狙っている。
これにまんまとはまっているよ。
一気に0−4とリードされる。
土居のミスがハッキリしている。打った瞬間、アウトかネットがわかってしまう。
もっと惜しくないといけない・・・。
土居のスマッシュミスで0−5。
最後は土居のバッククロスアウト。0−6で負け。35分と第2セット24分。
合計59分はあっさりしすぎです。

土居のインタビュー
「ブレングルは元々好きなタイプの選手ではなかった。
すごくリズムが掴みづらいタイプでした。
一応、予選を3回やっているので、グランドスラムの緊張はなかった。
ブレングルのやりづらさがあった。
フィジカル面では体力的な部分ではないが、肘と肩が万全ではなかった。
緊張感を楽しめるぐらいになりたい。
昨年はウインブルドン予選すら出られなかった。
グランドスラムの本戦に立てたのは第1目標として良かった。
地道に登っていかないといけない。頑張ります。
全豪の2周目にはWTAチャレンジャーに出る。昨年は強い人と戦うことすらなかった。
ツアーに戦える最低限をキープ。予選からでもチャレンジしたい。
昨年、前半は自分なりにかなり悩んでいた。特にしんどかった。
上手くいかない連鎖に入っていた。後半は小さい大会にも出始めて、前向きに戦えていた。
地道にやっております。
9年やってベテランとは呼ばれたくない。30前後でも世界では戦っている。
特に男子ではフェデラーのようにやっている選手もいる。
キャリアがいつ終わるか?わからないが、前に進みたいと思う。
なおみちゃんは純粋にすごいと思う。
あの大舞台で臆せず戦える。刺激をもらえる。日本選手が全体的に盛り上がっている。
その中に加わっていきたい。
今日は駆け引きで負けた。
攻略するのも面白いが、私は対人競技なのでテニスならではの楽しみがある。
私はフォアウィナーなどショットが楽しい。」

1R ダニエル太郎 5−7,4−2ret KOKKINAKIS
82位25歳ダニエル太郎。予選上がり144位22歳コキナキス。
2018マイアミ1000予選5757で負けている。
ダニエルの第3ゲーム。
ダニエルはサービスセンターからフォアダウンザラインアプローチウィナー。
後ろから前に出ていこうとする意志を感じる。積極的だ!2−1キープ。
ダニエルの第5ゲーム。
セカンドをコキナキスのバックリターンで叩いてくる。
これを警戒するあまり、ダブルフォルト。プレッシャーをかけられた感じ。
2−3ブレークダウン。
コキナキスの第8ゲーム。
ダニエルのバッククロスアプローチウィナー。やけに今日は後ろから出ていくなあ!
0−40のチャンスを・・・。
5ポイント連取される。3−5キープ。コキナキスのリズムも悪くない。
コキナキスの第10ゲーム。
ダニエルのフォアクロスボレーウィナー。その前のフォアボレーなど決して上手くない。
器用ではないが、この攻める気持ちが大切だ!
また、0−40になる。
2ポイント取られるが、5−5ブレークバック。
気迫がボールに乗り移っている。勝ちたい執念が感じられるよ!ダニエル太郎!!
ダニエルの第11ゲーム。
0−40のピンチ。粘ってデュースまで持ち込むが・・・。5−6ブレークダウン。
5−7でダウン。しかし、決して悪くない。自分から仕掛けている。
この方がプレーは面白いし、何かやってくれそうな感じがする。

第2セット。
2−4になったところでコキナキスが棄権・・・!?
ナント錦織に引き続き、こちらも棄権勝ち。しかし、体力も大事な武器。
これを万全にしておいたから勝利に結びついたのだ!
コキナキスは右肩か?その下あたりを気にしていたが・・・!?1時間32分。

ダニエル太郎のインタビュー
「第1セットの第3ゲームぐらいから相手のサービスがおかしいと思っていた。
速いサービスをブロックしようと待っていたのに来ないと思った。
ファーストを入れてくる作戦かと思った。
相手のストロークは良かったので、頑張って続けていかないと危ないと思った。
サービスを打った後、痛い痛いと言っていて、何かしないのかと思っていた。
やりにくかった。
チャレンジャーならバンバンやれるけどグランドスラムだからミスしたくないという気持ちが強かった。振り切っていたらもっと早くブレークできたかもしれないが、難しかった。
試合に入ってからこのことに気づいた。それまでは情報はなかった。
もし、2セット取られても頑張っていたら相手が痙攣するかもしれない。
汚い感じも勝てればいいという自信があった。
サービスは遅かったが、自分のプレーが悪かったら3−6で負けている可能性もある。
ラッキーではあるが、自分が頑張っているからこういうこともあると思う。
ラッキールーザーで2回入ったけど負けることもある。
世の中、何が起こるか?わからない。
ラッキーで勝ったと思ったら、次は自分が足首を捻るかもしれない。
今日のことはハイ!と受け止めて次に行きたいと思う。
勝てる自信が少しなくなっても頑張り続けていたらこうなる。
幸せという感じでもないが、嬉しい。
なんでオーストラリアンオープンのコートがこんなに速いのか?意味が分からない。
今日のコートは少し遅い。外のコートはメチャクチャ速い。
ウインブルドンよりラリーが続かない。グランドスラムでダントツに速い。
次はシャポバロフと。彼も大きく引くのであまりこの速いコートは好きではないはず。
お互いに好きと思っていない。チャンスはある。修正したい。
西岡選手が勝つと刺激を受ける。
同じコーチなので抜かれるとコーチをとられてしまう恐怖はある。(笑)
住所はアメリカ、練習は日本。でも日本になかなか行けない。
アルゼンチンのコーチのグスタボと半分半分かな?
本田ケイスケさんはすごくお金持ち。ビジネス精神がある。クリエイティブ。
自分もお金を使わないので見習いたい。
父にも銀行においてあるだけではダメと言われている。
ファッションにも興味ないし、家もどこに立てたらいいか?わからない。
自分は頭が悪くないと思うので、テニスの後の人生のため、考えないといけない。」

ナイトセッション
1R DJOKOVIC 6−3,6−2,6−2 KRUEGER
第1シード31歳ジョコビッチ。予選上がり230位25歳クルーガー。
いきなりジョコビッチのフォア逆クロスネットミスで1−2ブレークダウン。
しかし、慌てるなかれ。あのジョコビッチさんです。
すぐにブレークバックして、クルーガーの第8ゲーム。
これもクルーガーのバックダウンザラインネットミス。
ジワジワとプレッシャーをかけられているのです。
5−3でジョコビッチ。
クルーガーのロブからスマッシュを返して、バック逆クロスボレーウィナー。
ジョコビッチは親指を立ててグッドショットとやる!
余裕があるなあ!カッコイイ!
最後はジョコビッチのフォアアングルウィナー。6−3.
ジョコビッチのバッククロスやフォア逆クロスは皆よりさらに角度があるのだ!
ジョコビッチは楽にファーストをコーナーに。
エースを取らなくてもリターンは返らない。コースがわからないのか?
6−2第2セットも取る。力の半分も出していないなあ〜!

第3セット。
クルーガーの第3ゲーム。
9回のデュースの末、2−1キープ。これは見事でした!
クルーガーの第5ゲーム。
ジョコビッチのバックドロップショット返しからフォアボレーウィナー。
声が出ないが、派手なガッツポーズだあ!3−2ブレークアップ。
最後はフォアリターンがネット。6−2で勝利!2時間3分。意外にかかったよ。
第3セット、クルーガーも頑張って楽しいものにした。

1R 大坂なおみ 6−4,6−2 LINETTE
第4シード大坂なおみ。80位リネット。リネット1勝。
大坂はまたシェイプしてほっそりした感じだ!完全にアスリート体型だ!
3キロ落としたらしい。1年で約10キロか・・・!?マネしたいなあ〜!
21時40分からスタート。
リネットのゲームで始まる。
大坂のリターンミスが続いて、0−1キープ。まだ、温まっていないようだ!
大坂の第2ゲーム。
2本サービスエースで1−1キープ。緊張はないと思うけど・・・。
リネットの第3ゲーム。
2人とも下がらず壮絶なラリーから大坂のフォアダウンザラインウィナー。
ミスを待つより、早くウィナーを取った方が試合は進むと考えているようだ!
リネットも負けじとフォアウィナーを取るが、2つのダブルフォルトが効いた。
2−1ブレークアップ。
大坂のセカンドを叩かれて、2−2ブレークダウン。
ファーストが入ればまず返せる女子選手はいないのだが・・・!?
リターンエースでラブゲームブレーク。3−2.
サービスゲームさえしっかりすれば圧倒できると思うが・・・。
大坂のファーストからバックドロップショットウィナー。こんなテクニックも覚えたよ。
ストロークも安定。フォアが安定してきたのは大きい。バックは元々天下一品です!
ラブゲームキープで4−2.
大坂の第8ゲーム。
40−0で楽にキープできるとわかるとスピンサービスを打って跳ねさせるのだ!
5−3ラブゲームキープ。
最後は短いボールをリネットがフォアクロスネットミス。6−4で大坂。
スコアの割には32分。展開が早い。
相手は長いラリーに持っていきたいが、先に振られてしまう。

第2セット。
大坂のバッククロスパスから前に動いて、フォア真ん中にパスウィナー。
手を上げる大坂。この動きもシェイプしたから速くなっている。1−1キープ。
第3ゲームをブレークして2−1.
大坂のサービスワイドエース。ファースト後も油断しないで構えるところがいい。
3−1キープ。
大坂はセカンドサービスに対して、すごく前にいる。
フォアクロスリターンエース。もう怖いですよ〜!5−2ブレークアップ。
最後はサービスワイドエース。何てコッタ!?
6−2で58分。異常に強すぎる!もう優勝は決まったも同然です!もらいました!
オーストラリアンオープン初優勝ですよ!

大坂なおみのコート上のインタビュー
「勝ててとてもハッピーです。」
最後のゲームでベースラインに虫が飛んでいた。大坂は逃げてボールパーソンが各党の末、捕獲した。
それで、今度虫が飛んでいたら今度はボールパーソンの手伝いをしてあげたら?という質問に。
「虫は嫌いなのでダメです」と笑いを取っていた。

大坂なおみのインタビュー
「今日の私はたくさん自分自身のテストをした感じ。どのように動くことができるか?
試合はエンジョイできた。
今は私の肩はいいです。時々、わからない。とてもいい時もあればそうでない時もある。
とても驚いている。
私は今までナイトマッチでプレーしたことがない。とてもハッピーです。
自分自身、楽しもうとトライしました。皆さん、とてもナイスでした。
拍手や応援をしてくれました。私はこの雰囲気がとても大好きです。
アンディの試合は第4セットまで見ていました。
その後は私の試合の準備のために寝ないといけません。本当に驚きました。
彼は全てのポイントでファイトしていました。
私はとても感情的になりました。」

日本語のインタビュー
「第1セット、彼女がどんなサービスを打つか?見ていました。
第2セットになって、ステップインして打つことに決めた。
アグレッシブにプレーしようと思った。
私はたくさんドロップショットを練習した。楽しむために。
試合の中でウィナーを決めるポジションに入った時、後ろに下がると思って、このショットを使うか決めた。
今日はたくさん楽しめた。しばしばロッドレーバーのナイトマッチでプレーできない。
私は初めてだった。本当にナーバスな気持ちにならなかった。
最初の試合で今日はたくさん楽しめた。
いつもフォア逆クロスは打っている。試合ではあまり信用していなかった。
練習ではたくさん使った。
スマイルしていたと思う?私は知らない。その間に自分自身のことは。
体重のことを尋ねるなんて・・・。知らないです。
オフシーズンの後、サービスはたくさんやった。ブリスベンの後に。
オフシーズンの間は私の肩は少し痛かったので打てなかった。
多くの人々はトップ10からNO1になれると言う。
しかし、私のゴールはそこではない。
私はただこの大会で上手くプレーしたいだけ。
ランキングのことは後です。
私は次の相手のことは本当に知らない。
今まで相手のプレーを見たことがない。明日、たくさん彼女のプレーを見る。
そしてそれを考えます。
私は虫を触れない。ボールキッズがガを捕まえる経験になったと感じた。」

2019 オーストラリアンオープン Day 02        <レポート:森下 泰>