2019 オーストラリアンオープン Day 10

<レポート:森下 泰>

2019年1月23日(水)

   

やばい!一昨日、錦織戦で興奮してラップトップを落としてしまった・・・!?
ヒビが入って、カーソルが変な動きをする・・・!?困りました・・・!?
Iフォンの人は画面壊れても使っていますよね?私のもこのままで大丈夫ですか?
今日は24度まで上がる。蒸し暑い気がするが・・・。
この2人の時は割と涼しい。明日が35度まで行くらしい。ひえ〜!
さあ、皆さんご存知の通り、今日は運命の一戦が2つあります!
日本からパワーを送ってくださいね!伝わってきますから!
ロッドレーバーアリーナの第1試合11時スタート。
第4シード大坂選手は第6シードスビトリーナと対戦。
セリーナ対プリスコバ、ラオニッチ対プイユに続いて、ナイトセッション。
19時半スタート。第1シードジョコビッチと第8シード錦織選手が対戦。
14連敗を脱出するのは絶好の機会が与えられたぞ!
ドリカムの歌を思い出せ〜!1万1回目があるさ〜!


QF 大坂なおみ 6−4,6−1 SVITOLINA
第4シード21歳大坂。第6シード7位24歳スビトリーナ。
スビトリーナ3勝2敗。一番近いのは2018マイアミ4626負けている。
しかし、今の大坂なら打ち合いでは負けないだろう!
ロッドレーバーアリーナの第1試合に登場。いつもの大坂。緊張しているのはこちら側か?
大坂のゲームで始まる。
サービスワイドエース&フォアダウンザラインドライブボレーウィナー。
1−0気持ちよく始まるなあ〜!
スビトリーナの第2ゲーム。
セカンドを大坂は1mベースラインの中に入って打つ。超攻撃型リターン。
サービスワイドエースで1−1キープ。
スビトリーナは腰が低く、フォアバック共にミスが少なく安定している。
パワー負けしないのだ。細マッチョですよ!ウィナーを取っていかないといけない。
0−30からサービスワイドエースなど4ポイント連取。2−1キープ。息が詰まる。
スビトリーナはサービスも良くて、全体的にいい。声も出てファイターでもある。
大坂は無言で打ち合う。本人はやっとテニスをしていると感じているだろう。
大坂のスマッシュエース。タイミングを取るのが上手だ。女子でたまに下手なのがいる・・・。
3本目のサービスワイドエースで3−2キープ。非常にいい。
スビトリーナの第6ゲーム。
ファーストが入らない。大坂はセカンドリターンの前に左手でガッツポーズ。
これはマネしたい。一発でリターンエースを狙うより追い込んで次に攻めていく。
15−40はデュースになるが、3つ目のブレークポイント。
バックダウンザラインに打って、4−2先にブレークアップ。いいぞ〜!
次の大坂の第6ゲーム。
ミスで0−40.ここで4本目のサービスエースを取るが・・・。
得意のバックダウンザラインが2つネットミス。低いのは気を付けて!
4−3ブレークバックされる。まだタイだ!
スビトリーナは大チャンスボールをフォアで大きくアウト。5−3ブレークバック。
これは非常に大きいぞ!スビトリーナはファーストの確率が低い。
大坂の第9ゲーム。
30−0から浮いたボールをフォアドライブボレーがアウト。
こちらもチャンスボールをミス。最後のバックアウトは7mぐらい。
メチャクチャアウトしたよ・・・!?5−4ブレークバックされる。シーソーゲームだ!
スビトリーナの第10ゲーム。
セカンドをバック逆クロスリターンからフォアクロスウィナー。
このポジショニングは相手にとって大きな脅威だ!
それにプラスしてファーストをブロックして返すと相手にプレッシャーがかかるはず。
0−40から大坂のフォアダウンザラインがアウト。「キャー」大きな声をあげる大坂!
デュースでセカンドをバック逆クロスリターンエース。ここは勝負あり。
4つ目のセットポイント。
バッククロスで押しまくる。スビトリーナのバックがネット。
6−4大坂。陣地に向かってガッツポーズ!
やはりスビトリーナのファースト56%(大坂61%)が入らず、セカンドを前で叩くのがキーだ!
ファーストが入ると大坂59%、スビトリーナ56%とポイントを取る確率は変わらない。
セカンドになると大坂45%、スビトリーナ36%とかなり変わる。この差だ。
特にバック逆クロスリターンはすごい!スビトリーナの粘り強いストロークも勝てない。

第2セット。
大坂は競っても最後には5本目のサービスワイドエース。1−0キープ。
スビトリーナの第2ゲーム。
スビトリーナはダブルフォルトスタート。ファーストが入らない。
連続ダブルフォルトで0−30.これは・・・!?
大坂のバックアングルウィナーで0−40.
お互いのフォアの速い打ち合いに大坂のフォアネットイン。2−0ブレーク。
6本目のサービスセンターエース。いい所で出るし、サービスウィナーもある。
スビトリーナはフォアクロスドロップボレーウィナー。
対抗するが、何せ自分のファーストが入らない・・・!?大坂とやるのは致命的だ!
子供の泣き声を全く気にしない2人。立派だ!こうするとお母さんは安心する。
選手によってはあからさまに嫌な顔をする人もいるから・・・!?
3−0になった時にスビトリーナはトレーナーを呼ぶ。
下を向いて気持ち悪そうにしている・・・!?
メディカルタイムアウト。右肩の辺りマッサージか・・・!?
その間に大坂はトイレットブレークに。これはいい判断だ。
そして、大坂は素振りを始める。
スビトリーナはまたダブルフォルト。
15−40から2回デュースの末、4−0ブレーク。
一気に行くなあ〜!大坂は完全にストローク戦も主導権を握っているよ!
5−1で大坂の第7ゲーム。
7本目のサービスセンターエース。
多少スビトリーナの開き直りの連続フォアウィナーがあるが・・・。
最後はグランドスマッシュエースで6−1.1時間12分。ベスト4進出だあ〜!
あまり喜びを爆発させない大坂。相手を気遣ってか?それとも優勝があるからか?
いずれにせよ、完璧な勝利だった。ベスト4に行くのは当たり前になったな。
本当の勝負はこれからだ!セリーナよ!来てみんしゃい〜!
1994年伊達公子以来25年ぶりとなるベスト4入りの快挙!

大坂のコート上のインタビュー
「安定したプレーを意識しました。迷わず、イライラせず、自分のプレーをすること。
それ以上のことは考えなかったです。
次の相手の2人とも素晴らしい選手でどちらが来てもタフです。」

スビトリーナのインタビュー
「大坂のプレーは良かった。自分は大会前から首などに違和感があった。」

大坂のインタビュー
「主審に相手がメディカルタイムの時にバスルームに行くのはカウントされないと聞いた。
私は本当に嬉しい。
この大会では深く、そしてもっと安定させてとトライした。上手くできたと思う。
これに満足せず、もっと試合に勝ちたい。このまま行きたい。
相手のエリナはとてもタフだった。
時々、ハードヒットしてきて、私を後ろに下げさせた。特にバックハンドサイドでは。
とても難しかった。なぜならクロスコートに彼女がステイしているから。
時々、私は早くダウンザラインに打った。
第1セットは良くなかった。それで少しだけ作戦を変えた。
必ずしも私は知っている。ここでたくさんの人たちが望んでいるものを。
何か月か前にグランドスラムの準決勝に行った。
私はもう一つのグランドスラムに勝ちたい。次の大きな出来事。
このまま行きたい。
私が第1セットを取ると次がスムーズに進める。それを覚えたから。
第2セットも早く終わるようにトライした。
ほとんどの人が私のUSオープンのことを知っている。
私の考えですが、その後はたくさんの感情があった。
私がラケットを投げたりそのようなことは本当に好きではない。
落ち着いてプレーしたい。いかに安定したプレーをするかを覚えたい。
この後、東京でプレーして勝ちたい。
プレッシャーを自分自身に与えてしまうと思う。
正直、これがUSオープン後の次のグランドスラム。
私はまだここにいる。私のメンタリティーはここにフォーカスする。
私はセリーナについて話すことはできない。
私はいつも彼女とプレーすることに本当に大きな特権と名誉があります。
成長してから彼女のプレーを見てきました。
第1セットは皆さんが知っている通り、あまり安定していなかった。
多くのアンフォーストエラーをしていた。彼女のサービスゲーム。
サービスリターンで。
第2セットはもっと彼女がヒットしてウィナーを取ってくると思っていた。
プリスコバとは何回かすでにプレーしている。
彼女のプレーはとてもタフです。サービスを読まないといけない。
私にとってとてもタフです。
彼女は多くのアンフォーストエラ−をしない。少し危険です。
もし彼女とやることになったら、絶対にいい試合になる。楽しみです。
彼女は怒ったことを私は見たことがない。」

日本語のインタビュー
「絶対に私はハードコートの方が心地よい。皆さん、知っている。
私は誰とでもハードコートでは自信がある。そこで一番勝っている。
絶対に勝つことができると思う。
スビトリーナとは何回もやっている。4回以上かな?
毎回、私にとっていつもスーパー難しい。
なぜなら彼女は全てのボールを返して本当にミスをしないから。
私のサービスやリターンは本能的に打った。
今日はおじいちゃんの誕生日(74歳)。今日は23日火曜日ですよね?嘘じゃないよね?(笑)おじいちゃんの誕生日にどうしても勝ちたかった。
テレビで見ていてくれると思う。忙しいとは思うけどメッセージを受け取ってくれた。
第1セットの最後のゲーム。本当にタイトだった。
私はナーバスだった。なぜならたくさんブレークする機会があったから。
打つか?そうでないか?本当に100%の信念がなかった。
それから戻って、私は躊躇なくプレーして、セットを取った。
大会前は3歳児のメンタリティー。今は1歳成長して4歳児かな!?(笑)ハッピーバースデートユミー。知らない・・・。
パワーパワーの選手と本当にやっていない。スーウェイのようにフラットで速く打つ選手。
安定と多くのミスをしないようにやりたい。」

QF S.WILLIAMS 4−6,6−4,5−7 PLISKOVA
第16シード37歳セリーナ。第7シード8位26歳プリスコバ。
セリーナ2勝1敗。個人的にはセリーナが来てほしい。大坂との再戦を見たい〜!
超大型対決!プリスコバの左膝のテーピングが気になる。
セリーナは黒マントに覆われてアップする。脱いだら緑のウェアが出てきた。
サービスエースで1−0.ゆったりと貫禄サービスだ。
プリスコバの第2ゲーム。
こちらも実に落ち着いている。
この2人は振る舞いが落ち着いていて、普通の選手だったらそれだけで飲まれてしまうのだ!それに1つのショットを見せられたら・・・!?
同じくサービスエースで1−1キープ。
2人のサービスの確率とコースとどこでエースが取れるか?
少しでも長いラリーになると分はセリーナにあるだろう。
プリスコバとしては先に先にウィナーを取りにいけないと思う。
セリーナの第3ゲーム。
トスをやり直し。太陽か?風か?入れに行くファースト・・・!?
プリスコバのバックダウンザラインウィナーで15−40.
プリスコバのバッククロススライスアプローチは珍しい。
セリーナは差し込まれてバックパスネットミス。2−1プリスコバのブレークアップ。
プリスコバのストロークが安定。無理せず、いい当たり。凡ミスが今のところ少ない。
セリーナが少し焦ってミス。3−1キープ。
セリーナの第5ゲーム。
ストローク戦でも一枚上手なのはプリスコバ。軸が全くぶれないのだ!
バックダウンザラインウィナー。ストローク戦から打っていく。
こうなるとセリーナがどこで上げてくるか?だな!
0−40からセリーナのフォアアングルウィナー。4ポイント返す。
さすがである。3回のデュースの末、3−2キープ。一気にはいかれないのだ!
しかも、ウィナーならウィナーで返していくのが一流だ。
ミス待ちなんてしない。できないのだ!このレベルでは・・・!?
5−3プリスコバ。
こんなにいいプリスコバを私は初めて見ます。
もっと大雑把でウィナーも取るけどミスも多いというイメージ。
プリスコバの第10ゲーム。
大チャンスボールをセリーナはフォアドライブボレーをネットにかける。あ〜!
ファーストもかなりいい。最後はサービスアングルエース。
これは絶対に取れない。男子トップ選手でも触れないコースだ!
6−4プリスコバ。絶好調だ!40分。セリーナはついて1チャンスをものにするしかない。

第2セット。
セリーナの動きが重いか?ショットの反応が1つ遅れている感じがする。
セリーナは3−3でブレークバック。
次のセリーナの第7ゲーム。
セリーナのフォアダウンザラインウィナーで4−3キープアップ。
少し落ち着くか?
5−5でプリスコバの第11ゲーム。
サービスセンターからフォアクロスウィナー。サービスワイドエース。
40−15と相変わらずいいプリスコバ。
セカンドをセリーナはバックダウンザラインリターンエース。
さらにラリーからバックダウンザラインウィナー。少しずつ中に入って行く。
ポジショニングが前に上げるしかない。攻めるしかないセリーナ。
デュースコートでサービスアングルエースがいい所で入る。
4回のデュースの末、初のセットポイント。
バッククロスリターンをプリスコバのバックがネット。6−4セリーナ。
よくやくセット奪ったセリーナ。さすがである!1時間24分。
これだけいいプリスコバからセットを奪うとは・・・!?

ファイナルセット。
3−1でブレークアップ。
セリーナのサービスセンターエースで4−1と引き離す。
しかし、これだけ良かったプリスコバを力で引き離すとは・・・!?
バックリターンエースで5−1ブレーク。一気に来た〜!
マッチポイント。
逆を突かれたセリーナのフォアミス。左足をひねったか?
ダブルフォルト。足がふらつく?
足腰が踏ん張れない。バックミスで5−2ブレーク。
どうなるんだ?
ここからセリーナの踏ん張りがきかない。5−4ブレークダウン。
プリスコバの第10ゲーム。
15−40でプリスコバのバックダウンザラインウィナー。
3つ目のマッチポイント。読み勝ちするしかない。
プリスコバのフォアクロス。
セリーナのバックダウンザラインリターンをヒット。
4つ目のマッチポイント。
これもプリスコバのフォアクロスが深い。
2回のデュースの末、プリスコバのバッククロスウィナー。
5−5に追いつく。すごいマッチになったよ〜!
プリスコバのフォアダウンザラインウィナー。
ラブゲームブレークで6−5.
プリスコバの第12ゲーム。
40−0からセリーナのバックダウンザラインウィナー。
40−30と粘る。
最後は3つ目のマッチポイントでセリーナのフォアダウンザラインがネットにかかる。
7−5プリスコバ。ベスト4進出だあ〜!
すごい試合だった。2時間10分。プリスコバは顔を覆うよ。
セリーナはあの最初のマッチポイントを取った時、逆を突かれて足をひねった・・・!?
しかし、テニスは最後までわからない・・・!?

QF RAONIC 6−7(4)、3−6,7−6(2)、4−6 POUILLE
第16シード17位28歳ラオニッチ。第28シード31位24歳プイユ。
ラオニッチ3勝。
プイユの第2ゲーム。
ラオニッチのフォアリターンエース。リターンとストロークが良くなった。
2−0ブレーク。
サービスエース2本で3−0ラブゲームキープ。あっという間に進んでいく。
5−3ラオニッチの第9ゲーム。
ラオニッチのフォアクロスヒットミスで5−4ブレークバックされる。
やはり1つのミスが大きなキーになるなあ〜!
ラオニッチの第11ゲーム.
0−40でプイユはフォアスライスリターン。
ラオニッチのバックボレーがネットイン。危ない〜!
打たせるスライスリターンはいいと思う。
サービスセンターエース。6−5大ピンチをすり抜けて、キープ。
6−6のタイブレーク。
プイユのフォアアングルウィナーで6−4セットポイント。
低く低く姿勢を保って打つ。ストローク戦では分がある。
最後はフォアダウンザラインパスウィナー。7−4でプイユ。

第2セット。
ラオニッチの第4ゲーム。
プイユのフォアスライスリターンをラオニッチのバッククロスボレーがアウト。
打たされるとこうなる。超作戦。サービスありきのボレーヤーなのだ。
15−40でプイユのバッククロストップスピンロブを抜く。
ガッツポーズだあ〜!プイユの3−1ブレークアップ。アップセットなるか?
大チャンスボールが巡ってきたぞ!
最後はサービスワイドエース。まさかの6−3プイユが2セットアップ。
ラオニッチは絶体絶命に追い込まれたぞ!

第3セット。
プイユの第6ゲーム。
セカンドをリターンミス2連続しているようでは・・・。
プイユにとってはこんな楽な話はないよ〜!3−3キープ。
ラオニッチの第7ゲーム。
セカンドでラリー戦になってスライスアプローチ。
これをプイユのバックダウンザラインパスウィナー。
15−40のピンチ。
2本のサービスエースで切り抜ける。もうこれしかないなあ〜!
4−3キープ。ラオニッチはアップアップしているよ!
ラオニッチの第9ゲーム。
ラオニッチのフォアクロスボレーが甘い。
フォアクロスパスウィナーで30−40.しかし、ボレーが甘すぎる〜!
2つ目のブレークポイント。
また、サービスワイドエース。たいしたものだ!
4回のデュースの末、5−4ヨタヨタながらキープ。これがスタイルか?
6−6のタイブレーク。
ここで生き返ったラオニッチ。7−2で取る。

第4セット。
ラオニッチの第10ゲーム。
ラオニッチのローボレーが危ない〜!
バックハーフボレーミスでマッチポイント。
プイユのバックアングルパスがネットミス。
プイユのフォアリターン足元からバックアングルパスウィナー。
2つ目のマッチポイント。
まさかの後ろからのラオニッチフォア逆クロスウィナー。
3つ目のマッチポイント。
ラオニッチのバックダウンザラインが当たりそこないでサイドへ大きくアウト。
6−4プイユ。3−1で勝利。大方の予想を外してのベスト4進出だあ〜!
錦織よ〜!ジョコビッチに勝ったら、絶対に次は勝つぞ〜!

QF NAHIMANA・内島 2−6,5−7(2) 川口・NAGY
川口組が嬉しいベスト4進出だあ〜!
内島組は惜しくもベスト8!それでも立派です。

1R 国枝慎吾 6−1,6−4 HEWETT
貫禄の第1シードは余裕のストレート勝ちでベスト4に。

1R CAPOCCI 6−7(3)、3−6 上地唯
第2シード上地もストレート勝ちでベスト4へ。順当勝ち!

ナイトセッション
QF DJOKOVIC 6−1,4−1ret 錦織圭
第1シード31歳ジョコビッチ。第8シード9位29歳錦織。
2勝15敗。14連敗。棄権負けを含めると2勝17敗。これを振りほどくのは今日です!
予定通り19時半からスタート。涼しいので動けると思う。センターには続々と観客が入る。
あっという間に超満員御礼だ!鳥がうるさいな〜!
錦織はレシーブを選んだ。ジョコビッチのゲームで始まる。
錦織は攻める姿勢を見せるが、ジョコビッチは落ち着いたポジションを取る。
1−0ラブゲームキープ。
錦織の第2ゲーム。
錦織のフォアクロスウィナー。いいよ。よく振れている。
やっと取った格好のジョコビッチに騙されるな。
錦織のバックダウンザラインをジョコビッチはロブを上げてくる。いやらし〜!
錦織のキュッキュッと鳴らして、フォアダウンザラインウィナー。
2回のデュース。
ジョコビッチのフォアダウンザラインムーンからバックダウンザラインへフラット気味。
上手い組み立てだな〜!相変わらず・・・。0−2ブレーク。長引かせる
ジョコビッチは錦織がヒットしそうな時、すぐに後ろに引いて自分の余裕を作るのだ!
最初からジョコビッチペースと言わざるを負えない。が、しかし・・・。
ジョコビッチの変なバックスライスもなぜか?プレッシャーになるよ!
変な空気感を出す。
錦織の第4ゲーム。
錦織のグランドスマッシュからバックボレーウィナー。しかし、ジョコビッチのフォアパス。
返して来るよ。油断ならないなあ〜!
2回のデュースの末、やっと1−3キープ。
ジョコビッチの第5ゲーム。
ジョコビッチは自分のゲームは早く、相手のは長く時間を使ってプレッシャーをかける。
ジョコビッチは低いボールもバッと早くスタンスを大きく広げて、回り込みフォアダウンザラインウィナー。肩が入るとわからないよ!
スマッシュミスでデュース1回、4−1キープ。
このデュースを多くしたい。これを2回3回とジワジワとやりたい。
錦織の第6ゲーム。
ジョコビッチのバックダウンザラインがいい。早い段階で勝負してくるから警戒だ!
ダブルフォルト2つ。
やはり厳しいコースに打たないといけないという気持ちがでてしまう。
錦織のバックスライスを連発してネットミス。
ここでサーブ&ボレーに出ても浮いて、バックダウンザラインパスウィナー。
1−5ブレーク。足をさかんに気にしているよ!
最後はバックネットミス。集中していない。
1−6ダウン。31分。ここでトレーナーを呼んでメディカルタイムアウト。
右太ももの付け根!?もも!?ストレッチとマッサージかな?結構きつくやっているよ!
軽くジャンプしてサービスの素振りをしたよ。心配だ〜!

第2セット。
錦織のフォアクロスからバッククロスウィナー。
よくジョコビッチもランニングフォアクロスにヒットしてくる。さすが世界一だ!
1−0キープ。
錦織の第3ゲーム。
錦織のフォア3本のミス。1−2ラブゲームブレーク。元気がない〜!
ジョコビッチのフォアクロスオンラインウィナー。
ヒットしても下がらず打ち合って、さらに厳しいコースに強く打ってくる。
3−1ラブゲームキープ。
今のところ、挽回する要素がない。自分で奮起するしかないぞ!
錦織は走れない、動けない、踏ん張れないの三拍子だ!
ジョコビッチのバックダウンザラインリターンエース。
余裕がありすぎる!
錦織のバックアウト。1−4ブレーク。
ここでナント〜!錦織が棄権を申し入れた〜!ショックだわ〜!これは・・・!?
52分で終わってしまった・・・!?観客から軽いブーイングも・・・!?
そりゃそうだわ〜!高いお金を払っているもんな〜!次は女子ダブルス準決勝だし・・・。

錦織のインタビュー
「3,4ゲーム後、サービスを打った時に右ふとももに強い痛みを感じた。
ジャンプしたり蹴ることができなかった。曲げて打てなかった。
痛みに変わってしまったのでそこから動けなくなってしまった。
もちろん今までの疲れがあって、足はいろんなところに来ていた。
試合前は痛みがなかった。頑張ればどうにかなると思っていた。
簡単なラリーでは終われないですし、カルロビッチとは違いますから。
サービスは思うように打てなかった。
相手がどうのこうのより、自分自身の問題で動けなかった。
相手が誰でも難しかった。自分の強さはいろいろなところから出ている。
なかなかジョコビッチと当たる時はタイミングが満身創痍。
一番きつい時彼との対戦が来るので、タイミングも味方しない。
ただ、フィジカルも強くなってきているし、このままやっていけば強くなっていけると思う。
ブリスベン大会はどの試合もタフ。それだけ層が厚くなってきている。
ここから自分のテニスは良くなっている。全体的に良くなっている。
今日はこればっかりは仕方がない。5時間やった試合の回復がなかなか難しかった。
今回は長い試合が多かった。体の強さはまだまだ必要。気力と体力が必要と思った。
楽ではなかった。3セットで勝てればベストです。
シーズン初めとしてはいいスタートだと思う。
これからはグランドスラムで活躍は重要になってくる。
ベスト8以上を超えないと悔いがすごく残る。やりきれない思いがある。
ひたすら頑張っていく。気持ちを入れ替えてやりたいと思う」

PS.
大坂が圧勝しました。バックが少し入らなかったが・・・。
スビトリーナのファーストが入らなかった。首が大会前から痛かったらしい・・・。
セカンドをものすごく前で立って、超プレッシャーをかけた。
素晴らしい戦いだった。勝った後、派手に喜んでいないのがいい。
優勝以外は関係ないというところだ!こういう時は優勝しますよ!
明日の準決勝は見られないが・・・。お昼に帰ります・・・!?残念・・・。
これから錦織選手がやります。
プイユがラオニッチに勝ったので、ジョコビッチに勝てば間違いなく、決勝に行けるよ!
今日が勝負だ!決勝はナダルだから(勝手に)厳しいけど32で優勝かな?
ナント、錦織は1−6,1−4で棄権負け〜!52分。
最初から良くなかったが、まさか棄権とは・・・!?
私の最終日なのでガックリ!明日、Tシャツを買うけどサイズが残っているか?
今から帰って0時過ぎ。荷物まとめて3時には寝たいが・・・。
明日はチェックイン早くして、スワンストンストリートのベトナム料理メコンに行って、フォーを食べる。そして、Tシャツを買って帰るという流れだ!

2019 オーストラリアンオープン Day 10        <レポート:森下 泰>