2018 USオープン Day 02

<レポート:森下 泰>

2017年8月28日(火)


昨夜、ナダルがフェレールの棄権勝ちで0時前に終わるが、安宿に帰ったのが、1時半。
2時過ぎに就寝。きつい〜!
昨日も蒸し暑かったが、朝10時の時点で31度。今日はそれ以上36度行くらしい・・・。
日本と同じじゃないか・・・!?見ていても汗だくです。
今日はすごいことになっているぞ!日本人選手が男子4人、女子1人。
第1試合に大坂なおみ選手対シゲムンドがグランドスタンド、杉田祐一選手対ガスケがコート5.
第4試合にダニエル太郎選手対デミナウアーがコート13、錦織圭選手対マルテラーがコート17、
また、ナイトセッションの第1試合に西岡良仁選手があの第2シードフェデラーとアーサーアッシュスタジアムで戦う。
ここも同じ時間になりそうだ!全て見ることは不可能だ!
昨日、2、3試合ずつ動いてくれればいいのに・・・。

 

1R 大坂なおみ 6−3,6−2 SIEGEMUND
第20シード19位大坂なおみ。3月インディアンウェルズ優勝。前哨戦1回戦負け2大会、2回戦負け1大会。あまり良くない。
右ひざのけがで146位30歳シゲムンド。27位まで行ったことがある。1勝2敗。
グランドスタンドの第1試合。必死で日陰を探す。日向には皆、行かない・・・。
大坂のゲームで始まる。
バックがしっかり厚く当たっている。出足はいい調子だ。
シゲムンドはかなり高いトスからサービスを打つ。
昔、いたなあ〜!チェコのレンドルではなくてもう1人。TVで見てビックリしたよ!
シゲムンドの第4ゲーム。
リターンを恐れてか?連続ダブルフォルトを犯す。
ドロップショットを大坂は片手バックスライスで処理。ネットイン。
ここは両手バックのみでなく、こういうテクニックも使えるようになった。
4つ目のブレークポイントをものにして、3−1ブレークアップ。
5−1で大坂の第7ゲーム。
セットポイントを握るが、バックリターンダッシュなどで5−2ブレークされる。
油断は禁物だ!
大坂の第9ゲーム。
サービスからフォアダウンザラインウィナーで2つ目のセットポイント。
バックリターンがアウト。サービスではじく。6−3先取。
まだまだ、ランすると大きなアウトが目立つ大坂。
しかし、締めるところはしっかりと締める。
第2セットも6−2で取って、ストレート勝ちで2回戦へ。無難なスタート!1時間18分。

大坂のインタビュー
「勝つためにファイトしてトライしました。試合を通して。
状況はそんなに良くなかったけど。この試合ではベストなことをしたと思っています。
インディアンウェルズの後、フレンチオープンのような私のことではないところでは少しプレッシャーを感じた。
ここはハードコートトーナメントなのでいい。
そんなに多くのプレッシャーやなにかは感じていない。
もし、良くない試合をしたら、それは次につなげればいい。
私はただ今の試合にフォーカスしようとしている。
私の目標はグランドスラムのベスト8、だれしもグランドスラムで勝ちたいと思っている。
特に若い選手たちは。
フレンチオープン優勝のオスタペンコのように。だれしもグランドスラムで優勝するチャンスはあると思っている。
私はボカに住んでいる。
サーシャは私をたくさん助けてくれる。自分自身のファイトなども。
とてもポジティブな人です。とても感謝している。」ここまで英語の質問です。わかりません。

「試合に勝ててハッピーです。
第1セット、後半追い上げられても何とか止められた。
自分のサービスを2階続けてブレークされるのは低いと思っていたから。
そこの自信はある。少しサービスの確率は悪かった。
相手とは3回やっているので、良く知っているのでリラックスしてそこはプラスになった。」
日本語の質問ですが、英語で答えているので、自信がありません。日本語を覚えてほしいです・・・。

1R 杉田祐一 3−6,1−6,3−6 GASQUET
91位杉田祐一。ハードコート0勝4敗。西岡にも予選で競り負けている。
第26シードガスケ。17バルセロナ、ファイナルタイブレークで勝利している。
第1セットを取られて、第2セット、1ブレークで杉田の第5ゲーム。
セカンドサービスを前に来て、ガスケはタタンとフラット気味でフォアクロスリターンエース。スピンをかけ過ぎないで打つこともできる。1−4ブレークダウン。
ガスケはバックヒットをできるだけ温存しているように見える。
スライスを上手く使ってくる。
杉田の第7ゲーム。
ガスケのバックダウンザラインを急にヒットして、フォアアングルウィナー。
このアングルをよく使う。ストロークでも杉田は翻弄される。1−6ダウン。
第3セット。
杉田は打つ時に声を出す。気迫を自分から出そうとしているのがわかる。
杉田の第2ゲーム。
ドロップからフォアクロスを読んで、ショートバウンドでフォアダウンザラインパスウィナー。やっと大きな拍手をもらえたよ!1−1キープ。
デュースコートのセンターエースが増えてきた。
連続サービスエースで3−3.気合が入って乗ってきたぞ!
ガスケは相変わらず、ミスが少ない。
片手バックは肩さえ入れれば、前に走りながら打てるのが強みだ!
3−4キープされる。
3−5ブレークされて、ガスケの第9ゲーム。
サービスセンターエースで3つ目のセットポイント。
最後は杉田のバッククロスがアウト。3−6で残念ながら、ストレートセットで負けた。
1時間43分。メチャクチャ暑かった。ガスケもこの時間なのに苦しそうだ・・・!?
1セット、粘って取っていたら、ガスケのへばり具合からしてチャンスがあったのだろうが・・・。サービスエースはお互いに10本ずつ。

杉田のインタビュー
「試合内容からいうと完敗です。お手上げ状態です。
クレーで一度対戦していて警戒されていた。
自分のプレーが安定していないのが、今日に限らず、今シーズンの問題点。
安定力がない。改革するということはない。とにかく安定しない。
相手の強力なバックの展開があるが、自分が攻められている状況でチャンスも正直なかった。う〜ん、自滅というほどでもないけど、相手の展開に飲まれてしまった。
暑かった。汗が全くでない。腕に熱がこもっている。
熱さは自分の問題となっている。
ランキングはこれで100位から落ちるし、自分の中ではもしかしたら、最後のグランドスラムになるかもしれないと思っていた。悔いの残らないようにプレーしたいと思っていた。
思い切りグランドスラムを楽しみたいと思っていた。
連敗が続いたけど、何かきっかけがつかめれば、盛り返せる。
テニスも変わりますし、時代も変わる。対応できないと落ちていく。
対応力を持っておかないといけない。
腕に痛みがあるけど、ファイトすること、どのポイントもどの大会でもファイトできるかどうかだと思う。メンタルも。
今日は完敗だったが、終わってから考えないといけない。いい兆しもあった。
どこまで修正できるか?攻撃的な部分を出すのはエネルギーによって全然違う。
テクニックの部分も作らないといけないが、自分の武器で戦った方が勝ちやすいと思う。
何でもできるのがいいが、一貫性にした方がいい。
グランドスラム予選から出るとかなりタフになる。
ランキングを一度落とすとなかなか上がって来られない人もたくさんいる。
今は自分に勢いがないのは間違いがない。どこで盛り返すか?
デビスカップはしっかり話さないといけない。
この後はツアーではシンセン、楽天、そこからはチャレンジャーに戻っていく。
テニス以外からヒントを得ないといけない。
テニスだけでは自分の戻りたいところに行けない。
自分が上に行くことによって、やりたいことが出てくる。
自分のテニスで戻るしかない。
前の手術後は、腕にはサポーターをつけて、水をつけて、熱を逃がすしかない。それが今のベストな対応。検査も必要。
改善は必要だと思う。良くなるかわからない。
日常生活には影響はない。熱があるかないかの状況。珍しいケースらしい。」

1R DE MINAUR 6−0,6−1,6−2 ダニエル太郎
64位ダニエル太郎。イスタンブール初優勝。ウィンストンでもベスト4.
43位19歳デミナウアー。
第1セット、0−6でさらに0−1と7ゲーム連取された・・・!?
どうしたんだ?ダニエル太郎?
第2セット。
ダニエル太郎の第4ゲーム。
デミナウアーは足が速く、猫のように低くボールに入って行く。
バックは少し丸まる感じだ。ライジングバックダウンザラインウィナー。
狭いコースを狙ってくる。
ダニエル太郎はイラついて集中力を欠いて、ダブルフォルト。1−3ブレークダウン。
デミナウアーはそんなに体は大きくはないが、体の開きが早い気がするが、サービスのコースがいい。ピンポイントでエースになる。
また、ダニエル太郎のバッククロストップスピンロブがアウト。
呆然とするダニエル太郎。この様子からしてもこの試合が全てわかってしまう。
1−4キープ。
デミナウアーはリターンの時、両足をずっと動かしてリズムを切らさないのだ!
最後はデミナウアーのバックダウンザラインウィナー。ライジングでタタンと打つ。
フォアもバックも非常にコンパクトで相手のボールを利用しながらもミスが少ない。
1−6ダウン。

第3セットも2−1から4ゲーム連取されて、2−6.
1時間29分の短い試合時間。これはかなり良くない試合だったなあ〜!

ダニエル太郎のインタビュー
「先週の準決勝から急に崩れたサービスが全くダメだった。
ベースラインはまあまあだが、サービスが最悪だった。わからない。
相手のリターンが前に来て、自分のサービスが入らなくて、ブレークポイントばかりきて、相手のブレークポイントはない。
何が理由かわからない。いきなり崩れたから。理由がわかればもっと直せるのに。
ビデオ見てもわからない。頑張っても頑張ってもここで崩れる。
最初からそう思っていた。何も自分の方に落ちて来ない。
今日は良くなかった。相手も良かった。自分の方に全く流れが来なかった。
残念な試合になった。体の調子も良くなかった。初日にお腹を壊した。
フードポイズンほどではないが、それでエネルギーも少し奪われた。
暑くて、サービスが入らなくて、最悪だった。
少しは良くなった場面もあったが、相手も強いのでスキを見せなかったのは強さだと思う。
先週準決勝まで行ったので、今週グランドスラム1回戦負けしても・・・。
大きな大会だけ勝てればいいというのではない。
もちろんグランドスラムは勝ちたいけど、先週のせいで崩れたとは言えない。
GSの前週がATP本戦ならやはり出るでしょう。
先週準決勝で負けたのと今日の負けたのは全く一緒の形だった。
2人とも全くミスしてくれない。チャンスをもらえない。
先週良かったのに急にガクンと落ちた。腕も痛いのでこの後は体を休めます。
デ杯の前から練習をして、アジアのATPでいいプレーを目指したいと思う。
いつ、いいレベルに持っていけるかはわからない。いつも不安です。
キャリアが終わるまで改良は続きます。
先週いいところまで行って、いきなりバーンと落ちて、なかなか戻せなかった。
テクニックも見直して、キチンと練習していきたいと思う。」

1R MARTERER 2−6,2−6,3−6 錦織圭
第21シード19位錦織圭。ワシントンベスト8、トロント1回戦負け、シンシナティ2回戦負け。
マルテラー50位23歳。
全仏でシャポバロフに勝って、4回戦へ。身長高いが身体能力あり。
マルテラーのゲームで始まる。
130マイル近いサービスを打ってくる。
いきなり錦織のバックアングルウィナー。
これも持ち上げるのではなく、上から叩くので速いのだ!
出鼻をくじかれた格好のマルテラー。
3回のデュースの末、1−0早々とブレークスタート。
なによりもこの速いサービスにいきなり合ってきたリターンがものをいう。
ストローク戦になればもう大丈夫と思わせるプレーだった。
錦織の第2ゲーム。
フォア2つウィナーで2−0キープ。今日は最初から飛ばす。
上から打つボールがしっかりコート内に収まっている。
マルテラーの第3ゲーム。
マルテラーはリターンのプレッシャーに耐えられない。
凡ミスを繰り返す。本当はこんなにミスはしないはず。
もっとゆっくり行きたいのに錦織がそうさせないのだ!
焦ってミスを繰り返させられる感じだ!3−0ブレーク。
マルテラーの第5ゲームも0−30から、第7ゲームも30−40と追い詰められて、何とかキープする状態だ!
最後は錦織のバッククロスウィナー。6−2とわずか33分でセットをものにする。

この状態が続いたのだろう。
この後はダニエル太郎や西岡の試合に行っていたら、終わっていた。
最後はマルテラーのバッククロスがネットミス。6−2,6−3のストレート勝ち!
貫禄勝ちだったなあ〜!

錦織のインタビュー
「セカンドサービスをなるべく攻めたかった。
相手はそんない反応はいいとは思わなかった。
セカンドサービスをいいリターンで返して、自分の攻撃できるパターンに持っていけた。
リターンゲームはとても良かった。ブレークがいくつかあったので、サービスにも影響した。
少し修正した。相手のリターンミスもあって、助けられた。
サービスは不可もなく可もなくです。
リターンゲームであれだけブレークできたので、サービスをリラックスしてできた。
徐々に感覚が試合中に戻ってきた。そのおかげで振り切れた。
フォアも良かったが、バッククロスとバックダウンザラインも効いていた。
初めから自分のしたいプレーができていた。前に入って打ち抜くことができた。
思い切って両サイドともプレーできて良かった。
昼と夜では全然違う。遅くなってラッキーだった。
昼はムアッとフロリダの夏みたいだった。
どの試合でも4〜5人はやられていた。モンフィスの相手もそうだったらしい。
いろんな選手が倒れていた。ヒートルールはあるけどとても難しい。
皆、人間なのでこの暑さは大変。
積み重ねが大切だと思う。いい試合を続ければ自信になるだろう。
今日は一方的だった。相手のミスもあったし、早い展開が好きでなかったかもしれない。
気持ちよくはできたけど、競った時に打ち勝つことができて、それが自信になる。
今日は良い自信にして、次に臨みたい。
コイントスに勝っちゃった!?どうしようとなったけど、とっさにリターンを選んだ。
直前まで決めていなかった。深い意味はない。何でしょうね?
この夏はリードしてから逆転されることがほぼどの試合でもあった。
今回はリードしても攻撃の手を緩めずにプレーした。
リターンを選んで、1ゲーム目にチャンスになることが多かった。
初めにブレークしてリズムに乗れたと思う。
次はモンフィス。正直モンフィスが2回戦は早いと思う。
長いポイントを好むので長い試合になる。
毎回そういう展開なので、今回は作戦を考えてプレーを変えてみようと思う。
彼を攻略したい。自信を持って臨みたい。
この暑さはどのルールがあってもセット間で全て10分の休憩があってもリズムの邪魔になってしまう。無理だと思う。インドアで冷房を利かしてやるしかない。
暑さの中やった選手はかわいそう。勝っていながらもやめていく選手がかわいそう。
東京オリンピックはもっと暑いでしょう。
自分も怖いけどマラソンなど休みがないスポーツはどうなるのだろう?
また、選手はまだ鍛えているからいいけど、お客さんたちは体調を崩さないか心配です。」

ナイトセッション
1R 西岡良仁 2−6,2−6,4−6 FEDERER
177位西岡良仁。プロテクトランキング66位。2年ぶりのUSオープン。
15グランドスラムで初勝利もここUSオープン。
あの生きる伝説プレーヤーのフェデラーとナイトセッション。最高の舞台だ!
第1セット、5−2フェデラーで最後はサービスワイド。6−2フェデラー。

第2セット。
西岡の第1ゲーム。
フェデラーのバックダウンザラインが厳しいコースに飛ぶ。
西岡はメイいっぱい足を広げるが、返せず、1−0ブレークスタート。
会場に、フェデラーに、魔物に飲み込まれている感じだ!
西岡の第3ゲーム。
フェデラーのフォアダウンザライン2つウィナー。
かと思いきや、バックドロップショットを決める。ラケットに引っ付いているよ!
どこにも絞れないのだ!
3−0ブレークダウン。
フェデラーの第4ゲーム。
ダブルフォルトで0−40.
しかし、連続サービスエースで4−0キープ。気をもんだあげくにだ!
4−0キープ。
西岡はそれでも必死に打ち合う。3回のデュースの末、西岡のバッククロスウィナー。
4−1キープ。大きな拍手をもらう。
最後はバッククロスパスがサイドアウト。6−2フェデラー。

第3セット。
5−2フェデラーでフェデラーの第8ゲーム.
ここで西岡は意地を見せる。
もうこれで終わらそうとするフェデラーは少し雑なミスが出る。
それに西岡は諦めずに走って、バッククロスパスウィナー。
4つ目のブレークポイントでやっとブレークを果たす。ニコリと西岡。嬉しそうだ!
5−3.
3つ目のマッチポイントでフォアリターンがアウト。
6−4フェデラー。簡単には終わらせないぞという気概が見えた試合だった。
最初は地に足がついていない感じだったが、第3セットは試合になっていた。
1時間52分。大きな拍手が西岡の今日の試合の出来高というところか?素晴らしかった。

西岡のインタビュー
「珍しくかなり緊張した。出足は何もすることができなかった。
入ってみないとわからない。フェデラー選手の試合をたくさんビデオで見た。
このセンターの空気、フェデラーのことを尊敬していることがたくさんある。
会場に強すぎるイメージ、どこに打っても決められると思っていた。
意外と打っていけると思ってもセンターの空気とフェデラーへの思いが結構渦巻いていて、動きが悪かった。そのへんのコートならもっとできていただろうと思う。
もちろん技術的には全て全然違うけど。このコートでやってきた経験の差が出ていた。
ここでいつもやる人と初めてやる人の差が大きい。
後半は徐々に慣れていいプレーができた。
思った以上についていけた。思った以上にできると思った。
いろいろな思いが強すぎて上手くかみ合わなかった。
サービスも思った以上に返せる。もちろんえげつないショットはたくさんあった。
正直勝てないけどついていけると思う。
会場のうるささにはビックリした。ずっとザワザワしている。全くシーンとならなかった。
フェデラーを見ると平気でやっているし、この差も出た。
違う選手と当たって勝ってランキングを上げたかったという気持ちとフェデラーとセンターでやってよかったと思う2つの気持ちがある。
今年は芝でチリッチとやって、ここではフェデラーとやった。
いい経験になっていいドローだったでしょうと言われた。
フォアダウンザラインはいかつい・・・!?
僕の得意なバッククロスを打って持ち上げさせてから攻めたいのに、それをライジングでほぼライン上に乗ってきた。これは返せないし読めない。
ここは精度が高いと思った。
やるからには一度はブレークしたいと思ったので、最後できて嬉しかった。
勝つのは厳しいが、もう少し食らいつきたかった。
僕の打ったバックドロップはデイオブザショットに選んでほしい。
思ったようなプレーはできなかったが、その中で自分はやったと思う。
負けたのは実力の差はハッキリしている。
前半は疲れた。緊張と会場の雰囲気とフェデラーのことと・・・。
心拍数が上がっていた。いつもより自分の思い通りの動きができなかった。
終わった後、今後のシーズン頑張って!といわれた。
自分からは調子に乗っていると思われるから言えない。遠慮しますよ。
年上の人に頑張れよ!とは言えない。
サービスは思ったよりは読めた。ただ、ブレークポイントではコースを外された。
これでプロテクトランキングが終わって、170位。
全豪の本戦に向けて、100位切れるまで持っていきたい。
レベルを落としてアジアのチャレンジャーに出るつもり。帳尻を合わせて本戦に出たい。
ケガから9か月。ランキングは戻すのは大変だが、プレーは思った以上に戻っている。
結果もある程度ついて来ている。
日本ではトレーニングを中心にやっている。ケガはどんどん減っていくと思う。
大会に入ると体の調子がいい。浜浦さんに頼んで任せている。
自分はそれをフォローするだけ。10日から2週間やる。
人に会うと芯がしっかりしたとか言われる。今のところうまくいっている。
間違っていないと思う。デ杯はわからないし、ランキングも上げたいし・・・。」

1R STOSUR 3−6,2−6 WOZNIACKI

1R DJOKOVIC 6−3,3−6,6−4,6−0 FUCSOVICS
第6シードジョコビッチ。フクソビクス。
1セットオール、フクソビクスの1ブレークアップ。
フクソビクスの第8ゲーム。
フクソビクスのフォアダウンザラインからバックダウンザラインボレーウィナー。
この思い切ったフォアがジョコビッチを苦しめる。
ジョコビッチはピンチにも動じないハガネのような筋肉と思いきや、メンタルです!
前に来た相手にジョコビッチの渾身のバッククロスパスを放つ。4−4ブレークバック。
フクソビクスの第10ゲーム。
フクソビクスもよくフォアで攻める。
これだけジョコビッチに後ろでしっかり守られたら、もっと早くミスしそうだが・・・。
30−40。
ジョコビッチは必死にフクソビクスのドン詰めスマッシュも返して、フクソビクスのフォアダウンザラインがアウト。「お〜!」雄たけびをあげるジョコビッチ!
超ディフェンス力だあ〜!
ウィナーを取った時ではない、こういうポイントも声を張り上げるのだ!
6−4ジョコビッチが逆転で取る。
ここで今日は10分間の休憩。ヒートポリシーだあ〜!
この後、6−0で一気に片づけたジョコビッチ。

1R POLANSKY 2−6,1−6,2−6 ZVEREV
ポランスキーはメガネをして、学術派みたいな感じだ。
外で歩いていたら、とてもテニスをやる人には見えない。
ズベレブのサービスはファーストもセカンドもはじかれる。
ガシャしてしまうほど、スピードとコースがいいのだ!
圧倒的な差で勝利!2回戦へ。

1R CILIC 7−5,6−1、1−1ret COPIL

1R GARCIA 6−2,6−2 KONTA
ついこの間までシードが逆だった。
シードが変わるとこうまで結果が変わるのか?

1R SHARAPOVA 6−2,7−6(6) SCHNYDER
第22シードシャラポワ。驚くのは39歳予選上がりシュナイダー。
すごいよ!この人は・・・!?予選を上がるって・・・!?
第2セット、6−6のタイブレーク。
3−3からシャラポワのフォアドロップからバックウィナーで6−3のマッチポイント。
シュナイダーは諦めずに後ろからスピンをかけていく。
6−6に追いつく。
7−6で4つ目のマッチポイント。
最後はシャラポワのフォア逆クロスリターンエース。素晴らしい戦いだった。
今日の最後の試合は0時に終わる・・・!?

1R KVITOVA 6−1,6−4 WICKMAYER
第5シードクビトバ。記者に人気のクビトバはなかなか離してくれない・・・!?

PS.
いや〜!参りました・・・!?
1日が長すぎて今、何をやっているか?わかりません。早く帰って寝たいたけです。
大坂が勝利。杉田が力出せずに負け。
ずっと、待っていきなり3人が同時に入る。
錦織は素晴らしいプレーでストレート勝ち。ダニエル太郎は全然良くないプレーで負け。
西岡はあの伝説フェデラーと第3セット善戦した。
試合が終わってもインタビューが連続して入る。パソコンで打つのに時間がかかる。
もうすでに1時近くです。勘弁してください・・・!?帰ります・・・!?

2018 USオープン Day 02        <レポート:森下 泰>