2018 フレンチオープン Day 07

<レポート:森下 泰>

2018年6月2日(土)

昨日、ホテルからローランギャロに歩いている時に少し道に迷った。
そこに「イングリッシュ」とか言いながら、女3人が近づいてきた。
マップを広げながら、素早く私のポーチに手をかけてくる女。
いつも警戒している私はこの手はスリの常とう手段だとすぐに悟って、パッと逃げた。
膝がメチャクチャ痛いのに走った・・・!?怖いよ〜!
フランスはだから嫌なんだよ・・・!?これで4回目のスリ体験だ・・・!?
昨日も夕方に雨が降って、中断。私が来てから月曜日から金曜日まで必ずどこかで雨が降る。
すごいことになってきた。しかし、試合は進んでいく。
今朝は晴れ、21度。26度ぐらいになる予報。暑くなるでしょう!
初めて雨が降らないかも・・・!?
昨日、大坂選手は負けたが、錦織選手は勝利。次は第7シードティエム。
そして、第2シードズベレブ、第20シードジョコビッチ、そして決勝で第1シードナダル。
全て強い選手に勝って、納得の優勝です!行きそうな予感です!
今日は日比野組がコート3の第3試合で第1シードバボス・ムラデノビッチ組。
穂積・二宮組がコート6の第1試合で第11シードアタオ・グロエンフェルド組。
今日もベストを尽くして勝ってほしい!
シャラポワ対プリスコバ、ナダル対ガスケなどが見ものだ!
第1シードハレップがなんとコート18に・・・!?


2R ATWO・GROENEFELD 6−2,2−6,0−6 穂積絵莉・二宮真琴
第11シードアタオ・グロエンフェルド組。穂積・二宮組。
穂積の0−1ブレークスタート。
アタオの第2ゲーム。
二宮の絶妙なバック逆クロスボレーウィナー。
しかし、チャンスボレーをフォアボレーミス。少し力んでいるか?0−2キープ。
二宮の第3ゲーム。
アタオが前でよく動いて、ドン詰めしてフォア&バックポーチを決めてくる。
このプレッシャーで0−3ブレークダウン。
今のところ、2人の持ち味が出ていない気がするなあ!
グロエンフェルドのヒットとムーンボールの組み合わせに穂積のストロークのタイミングをずらされる。0−4ラブゲームキープ。
穂積の第5ゲーム。
相手はデュースコートのアタオがリターンダッシュ。
グロエンフェルドは最初から後ろ。役割分担がハッキリしているなあ!
ムーンボールを穂積がフォアダウンザラインウィナー。ライジングでヒット。
そうこなくちゃ!
二宮のフォアボレーも決めて、1−4ラブゲームキープ。
やっと自分達らしくなってきたぞ!
アタオの第6ゲーム。
二宮のバックダウンザラインリターンエース。
二宮のフォアダウンザラインへアタックが取られる。少し腰が高い気がするなあ!
アタオのフォアで真ん中を抜かれる。1−5キープ。まだ機能しない・・・!?
二宮の第7ゲーム。
穂積のフォアダウンザライントップスピンロブウィナー。
グロエンフェルドのバックのムーンボールと足元の組み合わせも嫌だなあ!
アタオのフォアクロスヒットから前に来るのも嫌だなあ!
Iフォーメーションをして工夫するが・・・!?
3回のデュースの末、3つのセットポイントを逃れる。
穂積のバックポーチを決めて、2−5キープ。
いつもと違うパターン、二宮のストロークから穂積のボレー。
このパターンも増えてきたと言っていた。ペースが上がってくるか?
グロエンフェルドの第8ゲーム。
デュースコートのワイドに切れるサービスを返せない二宮。
ここは読みたいよ。
4つ目のセットポイントでダブルフォルト。まだ、チャンスはあるぞ!
5つ目のセットポイント。
最後は穂積のフォアダウンザラインリターンがサイドアウト。
2−6で先取される。

第2セット。
アタオの第2ゲーム。
二宮のバックリターンネットイン。
二宮のフォアボレー真ん中にウィナーで2−0ブレークアップ。
5−2でグロエンフェルドの第8ゲーム。
ダブルフォルト2つ。
セットポイントでアタオのバックポーチを二宮はバックロー逆クロスボレーで決める。
最後までよく見てバランスが非常にいい。スーパーボレーだあ!6−2でセットオール。

ファイナルセット。
穂積の第1ゲーム。
穂積はムーンボールとヒットとクロスにわざとか浅いボールで相手を動かす。
そこにすかさず、二宮がバックポーチを決める。
素晴らしいパターンで1−0キープ。
アタオのダブルフォルトで2−0ブレークアップ。相手はプレッシャーを感じているぞ!
二宮の第3ゲーム。
ダブルフォルトでアドバンテージ相手。
ここで、ネット際でアタオのスマッシュを二宮はタタンとラケットを振ったら、そのままウィナー。スーパー切り返しショットだあ!今大会の一番のショット・・・!?
3−0キープ。ハッキリ言って、これがなかったら、勝てたか?わからない・・・!?
それほど重要な場面だった。
グロエンフェルドの第4ゲーム.
二宮のバックハイアングルドロップボレーから穂積のフォアボレーウィナー。詰めていく。
しかし、二宮のボレーの上手さは光るものがある!!上手さはトップクラスではないか?
確実さとテクニック、ディフェンスボレーも強い。よく見ている。
4−0ブレークアップ。
アタオのバックポーチをまたもや二宮のフォアハーフボレー切り返しウィナーで5−0キープ。
最後はグロエンフェルドのバックボレーがネットミス。
6−0と後半は圧倒した穂積・二宮組。これはもしかするともしかするぞ!強いです!!

穂積のインタビュー
「ロブを使うとコーチたちとも話していた。
最初は相手にやられていたというよりも自分たちのミスで相手を楽させていた感じだった。
ダウンザラインへアタックして、クロスやダウンザラインへロブを打って、相手に触らせないようにした。段々、かみ合ってきた。
グロエンフェルドとは全豪でやりました。
二宮さんのいいところは前での動き、反応がいい。思い切った動きがいい。
後ろでも打ち負けないで、ダウンザラインもあるし、ダウンザラインへのロブは速くてすごい武器です。
ストロークのリズムがやりやすい。私もタイミングは早いのでやりやすい。
今回は杉山愛さんがコーチとしてついて来てくれている。
毎回ではないのでその時は外人のツアーコーチが来てくれて、3人態勢です。
今回のフレンチのように前々から決めている時はついて来てもらう。
日本でも見てもらえるときは見てもらう。ウインブルドンには来ないです。
秋の日本の大会には来てもらいたいです。
杉山ふさこさん(お母さん)には打ち方やショットのことを言われて、それはそれでよかった。愛さんにはそれもわかった上で、それを使うのはフットワークを意識する。
フットワークにフォーカスすることが多くなった。
自分の意識することが変わって、練習が充実している。全てが新しいアドバイスです。
2015年ごろ、2人で組んでいたころは私が後ろ、真琴が前のパターンで、この逆は大変でキープするのが苦しかった。
そのころと違って、今はどっちの陣形でもポイントが取れるようになった。
楽になった。お互いの性格は変わっていない。お互いにレベルアップしたと思う。
2人で決勝まで行かないと満足しない。決勝まで行ったら、勝たないとね!
クレーはやりづらい。バウンドが遅く、相手を見過ぎてしまう。
今日はそういうのがなかった。意外にやれると思った。
2人がベンチで話すときは私が7対3かなあ!真琴は誰とでもそうだと思う。ネッ!」

二宮のインタビュー
「第1セットの最後の方は自分達のいいポイントが増えてきた。
もっと増えるようにロブを使って崩そうとした。リターンも段々合ってきた。
2人のいいプレーが続くようになった。
グロエンフェルドとはやったことがなくて、アタオにはボコボコに負けました。
過去にやったことがあるので、作戦を立ててそれが良かった。
最初、リターンミスが多くて、もっと内側を狙おうと思った。
動きを見て打つとミスが増えるので、ダウンザラインか?打つところがなかったら、真ん中でもいいと思って打った。それがいい流れに変えていけた。
穂積さんと組んでもっと上に行きたいという気持ちです。新しい気持ち。
自分のウインブルドンベスト4を超したいという気持ちです。
私もクレーが苦手でネットで滑るし・・・。
でもジュニアで尾崎さんと組んでベスト4になってから、勝手にできると思った。
ウインブルドンはカラシニコバ選手と組む予定です。
試合途中の相手のボールが思ったよりもはねて、取れなかった。小さすぎる(笑)。
ラケットが折れていないか?心配だったが、少し傷になっただけ。」

2R BABOS・MLADENOVIC 6−1,6−3 日比野菜緒・KALASHNIKOVA
第1シードバボス・ムラデノビッチ組。日比野・カラシニコバ。
0−3でカラシニコバの第4ゲーム。
バボスのバッククロスリターンにカラシニコバのフォアダウンザラインが振り遅れて、サイドアウト。完全に打ち負けているよ。0−4ブレークダウン。
バボスの第5ゲーム。
ムラデノビッチのフォアドロップウィナー。上手くストップする。ダブルスは上手い!
日比野のフォアポーチで決める。次のセットに繋げるためにいいプレーを!
40−0からダブルフォルト2つ。アドバンテージを握るが・・・。
日比野のフォアダウンザラインリターンが当たりそこないで、線審に当たってしまうハプニング!
カラシニコバのフォアポーチウィナーで1−4ブレークバック。
日比野の第6ゲーム。
バボスのバックリターンがオンライン。ムラデノビッチのスマッシュエース。
1−5ブレークダウン。日比野のフォアガシャミス。もったいない・・・!?
少し体が浮くのが早く。上体が高いのかもしれない・・・!?構えを低くして!
最後は日比野のフォアボレーが浮いて、バボスがバッククロスに決める。
1−6先取される。26分。ここからだ!

第2セット。
日比野の第1ゲーム。
ムラデノビッチのフォアヒットから押されて、バボスのフォアポーチ。
珍しくダブルフォルトで0−1ラブゲームブレーク。元気がない。
やはり、少し腰が高い感じがする。
ムラデノビッチの第6ゲーム。
日比野のサイドにだけ2本サービスエース。身長があるので角度がある。
カラシニコバの第7ゲーム。
サウスポーの遅くて浅いスピンにはリターンが合わず、3−4キープ。
トスが後ろで打点が後ろでもったいない・・・!?
バボスの第8ゲーム。
3回のデュース、2つのブレークポイントがあったが・・・。
リターンが返らず、3−5キープ。
最後はバボスのリターンがオンライン。ムラデノビッチのフォアハイボレーを決められた。
3−6で負け。やはり、第1シードだった・・・!?1時間4分。

日比野のインタビュー
「朝はパートナーのカラシニコバ選手のボールは伸びがあったが、試合になると少し固かったかな?私もつられて固くなってしまった。
そういう時に助けてあげないといけないと反省している。
相手の2人はさすがシングルスでもランキングが高く、個ごの力は上だが、ダブルスとしてはすごく上手という感じはしなかった。
ムラデノビッチ選手はサービスとストロークはいいが、ネットにいるときは特に何もしない。バボス選手の方が何かしようとする気持ちが見えた。
最初、サービスがいいのでリターンをしっかり返す。それでチャンスがあったら前に。
ムラデノビッチはパスがあまり上手でないという情報があったので、ネットに行きたかった。リターンがまず返らなかった。
第2セットは先に前に出て、動いて決めようと話した。
上手くいった時間帯もあったが、リターンが返らなかった。
チャンスもあったが生かせなかった。2人ともサービスが速い。
セカンドになるとアタックできるが、ファーストが入ると厳しい。
自分のファーストサービスがもっと入っていれば、パートナーも楽に決められたのに・・・。
1回戦よりも良くなかった。ネットでの動きはやるだけのことはやれた。
ダブルスランキングでは高くても、やはり同期の二宮さんや加藤さんのネットプレーのように動けない。2人のネットプレーはトップレベルだと思う。上手だと思う。
私はなるべく年上や海外の選手と組んでいろんなことを学びたい。
日本選手とはできるだけ組まないようにしている。
ウインブルドンは予選にもいかないでダブルスも出ない。
岐阜で痛めた腰があまり良くない。今もトレーナーさんに診てもらっている。
この後、日本でしっかり治療してリハビリをする。
得意なハードコートに照準を合わせたい。
岐阜の時の左のふともも、ハムストリングは痛みがない。腰が痛い。
広く世界を見てみたい。いろいろな国のコーチがどういう考え方をしているか?知りたい。
今はシーズン中でなかなか見つからない。
チャンスがあれば声をかけてもらって、いい方向にいけばいいと思う。
ダニエル太郎選手が優勝した時、「テニスは人生の一部分」という記事を見たのがきっかけ。
それもそうだなあ!テニスばかりでなく、大きな視野を持つのもいいと思うようになった。
今まではテニスだけだったので、楽しいと思っていけるツアーの回り方をしたい。
ダニエル太郎さんとはほとんどしゃべったことがない。
今回は予選と本戦との間に時間があった。パリってこんなに楽しいんだなと見つけられた。
世界中を回っているが、ホテルとコートだけでなく、いろいろなことも見たい。
いつもどの大会でも練習、トレーニング、ご飯を食べるだけ。
これでは楽しくないし、プラスランキングも下がるし・・・。
10年も続けるのは嫌だなと思った。
ダブルを組んだことがあるジュラクは上手でメキシコに行った時はわざわざ遠出した。
ご飯のために遠出していいんだと思った。年上、ダブルスのパートナーから学んだ。
タクシーを使って、ご飯に行くのすら楽しかった。
今回はディズニーランドも楽しかったし、昨日は現地の人にタクシーでフランスレストランに連れて行った。美味しかったです。
ワインも楽しめるようになりました。」

3R MUGURUZA 6−0,6−2 STOSUR
第3シードムグルザ。ストーサー。
第1セットはムグルザが6−0と圧倒。
第2セット。
ストーサーのフォアダウンザラインドライブボレーを打ち込んだ。
ムグルザはボールに追いつき過ぎて、顔面に当たるハプニング・・・!?
ストーサーはやっとキープして、2−1ムグルザリード。
ムグルザはそのまま6−2で圧倒。段々、良くなっていく。

3R POUILLE 3−6,5−7,3−6 KHACHANOV
昨日の続き。そのまま、カチャノフがストレート勝ち。
プイユは地元の応援を力にできず・・・!?
カチャノフは段々、力を発揮してきたか?

3R SHARAPOVA 6−2,6−1 PLISKOVA
第28シードシャラポワ。第6シードプリスコバ。
体の大きい2人の戦いはサービスの良し悪しで決まりそうだ!
プリスコバの第3ゲーム。
ダブルフォルトで3−1シャラポワがブレークアップ。
一発の怖さとこのダブルフォルトの凡ミスの2つを持っている2人。
サービスセンターへライン通りに打つシャラポワが4−1キープアップ。
また、サービスセンターエースで5−2キープ。
ファーストのコースが素晴らしい!
プリスコバはエースもあるが、
30−40でダブルフォルト。6−2でシャラポワ。
最後はサービスを叩き込んだシャラポワ。
第2セットも6−1で圧勝!わずか59分。笑顔のガッツポーズのシャラポワ。
プリスコバはあっさりと簡単に負けた。この人はこういうところがあるなあ!

3R NADAL 6−3,6−2,6−2 GASQUET
第1シードナダル。第27シードガスケ。
フィリップシャトリエは超大満員だ!人気者の2人の登場に沸く!
ナダルのゲームで始まる。
ナダルは打っても打ってもコート内に落ちる。これを打ち返し続けないといけない。
フォアダウンザラインウィナーで1−0ラブゲームキープ。やはり強いよ!
ガスケの第2ゲーム。
スタートが大切だ!ガスケは少し緊張しているのか?ラケットが今一つ振り切れない。
得意のバックもネットにかかる。8ポイント連取のナダル。2−0ラブゲームブレーク。
なんと12ポイント連取でナダルが3−0キープ。
ガスケがやっとサービスポイントを取るとまるで勝ったかのような騒ぎだ!
しかし、またナダルがバックパスウィナーなど4ポイント連取で4−0ブレーク。
ナダルのサービスワイドエースで5−0キープ。ここまで14分。
またもラブゲームキープでナダルの20ポイントに対して、ガスケはたったの2ポイントだ!このまま、1時間で3セット終わるのでは・・・!?
このあと、3ゲームを取るが、ガスケのフォアがアウト。6−3ナダル。35分。
ナダルの6−2,6−2.
最後はガスケのバックスライスがアウト。完全に圧倒した。ここまでの差とは・・・!?
会場は唖然とした空気だ・・・!?

3R RAMOS-VINOLAS 5−7,4−6,1−6 DEL POTRO
第31シードラモスビノラス。第5シードデルポトロ。
デルポトロの2セットアップ。
第3セット、ラモスビノラスの第6ゲーム。
デルポトロのバッククロスボレーウィナー。しっかり打つ。
デルポトロのバックドロップからバックスライスロブを打つ上手さ!
観客を沸かせるすべを持っているよ!
5−1ブレークアップ。
デルポトロの大きな体からフォアは大きなスタンスで踏み込んで打つ。
バックは無理せずコントロールショット。
スライスも丁寧に打つ。大きな体からかわいい感じがするなあ!
時々、フォアダウンザラインへヒット。このメリハリが効いている時は強いデルポトロだ!
ラモスビノラスのフォアオープンスタンスではやはり打ち負けてしまうよ!
最後はサービスセンターエース。6−1デルポトロ。
集中しているデルポトロは怖いなあ〜!2時間18分。

3R FOGNINI 6−3,4−6,3−6,6−4,6−4  EDMUND
第18シードフォニーニ。第16シードエドモンド。
フォニーニはまじめにやると本当に強いのだ!

3R GOFFIN 6−7(6)、6−3,4−6,7−5,6−3 MONFILS
モンフィスは第4セット、3−1リード。
しかし、何か少しもめているなあ・・・!?
最後は力尽きて、ゴファンに軍配が上がった。

3R BEGU 1−6,3−6 GARCIA
ベグ。第7シードガルシア。
マユゲがキリリとしているガルシア。力強いストローク。
サービスは担いで特徴はあるが、なかなかの勝負強い。
クロスクロスからネットに出る。ネットも上手い。結構上に行くかも・・・!?
第2セット、ベグの第9ゲーム。
最後は2つ目のマッチポイント。
サービスワイドエースに思い切り打つベグ。意地がある。
7回のデュース末、5つ目のマッチポイント。
やっとベグのスーパーショットが途絶えて、凡ミスフォア。6−3ガルシア。

3R GOERGES 3−6,4−6 S.WILLIAMS
第11シードゲルゲス。セリーナ。
セリーナのスマッシュをこれでもか?というぐらい叩きつけて、会場の中に放り込む。
6−3でセリーナ。しかし、すごいなあ!この体付きでもセットを奪う。
元々実力は周りと違いすぎるんだろうなあ〜!
ケガをしないといいけど・・・!?
第2セット。
最後もセリーナのバッククロスに押されて、ゲルゲスのバックがアウト。
6−4でセリーナ。しかし、勝つなあ〜!体が持てばやはり優勝候補になるかな?
いやいや、もう限界でしょう・・・!?

3R KVITOVA 6−7(6)、6−7(4) KONTAVEIT
第8シードクビトバ。第25シードコンタベイト。
第1セット7−6コンタベイト。
第2セットも6−6のタイブレーク。
クビトバのバッククロスネットミスで5−3コンタベイト。
クビトバのスマッシュミス。低いのを足が動かず、無理して6−3コンタベイト。
最後はクビトバのバッククロスリターンがサイドアウト。7−4コンタベイト。
クビトバはあと1歩及ばず・・・。

3R GIORGI 6−4,1−6,6−8 STEPHENS
ファイナルセット。
ジョルジのフォアクロスボレーウィナーで6−5ブレークアップ。
ジョルジのフォア1本は非常に威力があるよ!
スティーブンスもバッククロスカウンターで6−6ブレークバック。
結構、追い込まれても落ち着いているなあ!
最後はジョルジのバッククロスがアウト。8−6スティーブンスの勝利。
金星を逃したジョルジ。

3R ISNER   HERBERT
第9シードイズナー。エルベルト。

3R M.ZVEREV 1−6,7−6(3)、3−6、6−7(4) ANDERSON
ミーシャ・ズベレブ。第6シードアンダーソン。
第2セット。
ズベレブの第5ゲーム。
セカンドはサウスポーでもアンダーソンのフォア&バックリターンエースの餌食だ!
ミーシャのフォアはボールが来てからタタンと合わせて、ほとんどバックスイングがないのだ!クレーには向かない気がするなあ!
バックスライスと両手。やはりハードコート向きだな。ほとんどサーブ&ボレーできない。
やれないいのに・・・!?いつものように・・・!?
アンダーソンの3−1勝利。

3R CILIC 6−3,6−2,6−4 JOHNSON
第3シードチリッチ。ジョンソン。
早い展開のチリッチがストレート勝ち。圧倒した。さすがのジョンソンも押されっぱなしだ。

3R KERBER 7−6(4)、7−6(4) BERTENS
第12シードケルバー。第18シードベルテンズ。
第2セットも6−6のタイブレーク。
ケルバーの足を滑らせて、バッククロスランニングパスウィナーで3−3.
大きく吠えるケルバー。
ギリギリまで踏ん張って打つのがすきなケルバーのお得意のショットだ!
ケルバーのフォアクロスと見せかけて、ダウンザラインへ。そこから逆クロスウィナーで6−4のマッチポイント。
最後はベルテンズのバックダウンザラインがサイドアウト。
7−4でケルバーの勝利。しぶといなあ〜!

3R MARTERER 6−2,6−1,6−4 ZOPP
マーテラー。ゾップ。
シャポバロフに勝ったマーテラーは勢いづいて勝っていく。ラッキーボーイになるか?

3R GAVRILOVA 3−6,1−6 MERTENS
第24シードガブリロバ。第16シードメルテンズ。
ダブルスでもさんざんボレーミスしてヘラヘラしていたガブリロバ。シングルスも敗退。

3R RYBARIKOVA 2−6,4−6 TSURENKO
第19シードリバリコバ。ツルレンコ。

3R SCHWARTZMAN 7−5,6−3,6−3 CORIC   
第11シードシュワルツマン。コリッチ。
さすがシュワルツマンはコリッチを寄せ付けず・・・!?強いなあ!

3R HALEP 7−5,6−0 PETKOVIC
第1シードハレップ。ペトコビッチ。第1シードをコート18に入れるとは・・・!?
ハレップのリターンがフォア&バックともに深い。
ラリーをたくさんしなくてもこの1本で決まってしまう。
圧倒したハレップ。貫禄勝ちである。

3R ISNER 7−6(1)、6−4 HERBERT
第9シードイズナー。エルベルト。
苦手なクレーで2セットアップのイズナー。

PS.
今日は穂積・二宮組の大逆転勝利。二宮は非常にボレーが上手い。
低くて最後までボールを見ているので、あと一歩で手が届いてコースを打ち分けていけるのだ!
日比野組は第1シードに負け。
しかし、昔のナブラチロワやヒンギスのように圧倒して、ダブルスが上手いのはいないのでいつでもチャンスがあるのだ。
ナダルがガスケを全く寄せ付けない。錦織が言っていた通り、ラファのブロックにいなくて良かったよ!本当に・・・。
今日は初めて雨が降らなかった記念の日になった・・・!?
明日は錦織がティエムとセンターの第2試合だ!
さあ、これに勝てば次のズベレブは問題なし。
ジョコビッチが少しやっかいだが、大丈夫だろう。まだ、元の力には80%ぐらいだな。
決勝のナダルが問題だ。120%出して、どうなるかですね〜!行けるでしょう!

2018 フレンチオープン Day 07        <レポート:森下 泰>