2018 フレンチオープン Day 04

<レポート:森下 泰>


2018年5月30日(水)

昨夜も帰るころになって、猛烈な雷雨になった・・・。毎日雨だ。
今朝はイルフェボ。天気が良くて湿気が少なく、パリらしい天気だ。
センターとスザンヌランランコートを結ぶカメラが飛行機の形で楽しませている!
帰り道にモーリーさんというフランスの人と一緒になる。
日本語が完璧ではないができる。ラジオのパーソナリティらしい。
柔道もしていて毎年日本に来ている。
来年はオリンピックも近いので日本に住むらしい。すごいことです!
今日は大坂選手が第1試合ディアス、錦織選手が第3試合因縁のペール。
ダブルスは第14シード青山・加藤組が第3試合ウィリアムス姉妹、第3試合穂積・二宮組、
第1試合第14シードマクラクラン勉・ストルフ組が登場する。
皆、期待に応えて頑張って勝ってほしい!忙しい1日になりそうだ。

2R DIYAS 4−6,5−7 大坂なおみ
コート18に第21シード大坂なおみ。51位ディアス。
初めての対戦。
今日もオレンジの上に紺のスカートで登場の大坂なおみ。
ディアスの第2ゲーム。
長いデュースの末、大坂のフォアダウンザラインへリターンエースとパスウィナー。
連続して取る。勝負強いなあ!2−0ブレークアップ。
3−0まで行くが、大坂の第5ゲーム。
ディアスがムーンボールで逃げた甘いチャンスボールを大坂のフォアドライブボレーをなんと連続してミス。考えらえない・・・。3−2ブレーク。
2人とも簡単なボールをミスしたかと思えば、いいショットで決める。
浮き沈みが多い感じ。特に大坂の得意のバックダウンザラインはいいが、肝心のクロスのミスが多いのが気になる。
大坂の第9ゲーム。
30−30で大坂のフォアクロスドロップボレーウィナー。
その前のアプローチが甘かったが・・・。5−4キープ。
ディアスの第10ゲーム。
ディアスの回り込みフォアダウンザラインウィナーで30−0.
ここからディアスの4連続の凡ミス。最後はあっけなくダブルフォルト。
6−4でこのセットをものにする。棚からぼた餅方式だ!

第2セット。
大坂の第1ゲーム。
171キロ&192キロのサービスセンターエース。
1−0ラブゲームスタート。ようやくエンジンがかかるかと思ったが・・・。
ディアスの第2ゲーム。
大坂の連続フォアドライブボレーミス。5連続だ!
ここまでくると笑えてくるよ!本人も苦笑いだ・・・!?どうしたんだろう?
このレベルで全くタイミングが取れていないとは・・・!?1−1キープ。
大坂のバッククロスがようやく入ってきた感じ。少し修正してきたかな?
フォアダウンザラインがその分入っている。
大坂の第5ゲーム。
ダブルフォルトが2つで30−30.
これをファーストで逃れる。やはり助けてくれる。3−2.
大坂の第11ゲーム。
30−30少しピンチでバッククロスウィナー。ピンチでいいショットが入る。
6−5キープ。
ディアスの第12ゲーム。
やっと大坂のフォアドライブボレーが決まった。これが入らないといつまでも調子に乗ってムーンボールでしのいでくる。
2つ目のマッチポイント。
最後はディアスのバッククロスがアウト。7−5で大坂。
1時間23分の勝利で3回戦へ。
あまり調子が良くなかったが、それでも勝つことが重要だ!

大坂のインタビュー
「今日はリズムが取りづらかった。難しかった。アジャストしていなかった。
普通のショットになった感じ。
スイングボレーはミスしていたけど練習ではよくやっていたので、打つと決めていた。
足がちょっと遅く、重かった。
今回はシードがついてスペシャル。1回戦よりはベターだった。動けていたと思う。
段々マネージメントできるようになった。
部屋ではビデオゲームをやっている。まだ、買い物には行っていない。」

2R 錦織圭 6−3,2−6,4−6,6−2,6−3 PAIRE
センターであるフィリップシャトリエの第3試合に第19シード28歳錦織圭。
51位29歳ペール。ペールは髪の毛をシルバーに染めている。
これ以上おじさんっぽくしなくていいのに・・・。
どうせならひげもシルバーにしてほしかったなあ!
錦織の3勝2敗。因縁の相手だ!
15時半にスタート。前のシャディ3−2ベルディヒの試合が長かった。
ペールのゲームで始まる。
サーブ&スマッシュを思い切り叩きつけたペール。0−1ラブゲームキープ。
錦織の第2ゲーム。
ペールの得意のバックダウンザラインウィナー。
どこからでもどこのコートでもウィナーを取りに行ける。
錦織のバックダウンザラインウィナー。すぐいやり返すところはさすがである!
1−1キープ。
ペールの第5ゲーム。
錦織のバックドロップウィナーで15−40のチャンス。
ペールのサービスからフォアアングルウィナー。4ポイント連取されて、2−3キープ。
第7ゲームをブレークして、最後はダブルフォルト。
6−3錦織。30分と早いペースだ!
実に落ち着いていて、このペール応援一色にも全然動じていない様子だ!
今のところ、ペールの持ち味を消している感じだ。

第2セット。
錦織の第1ゲーム。
4回のデュース、長い鋭いラリー。
ペールののけぞりながらフォアダウンザラインウィナーで0−1ブレークダウン。
セカンドをバックで叩いてくるのが、気を付けたい。まだ、入っていないが・・・。
すぐに1−1ブレークバック。これで再び落ち着く。
錦織の第3ゲーム。
連続ダブルフォルト。バックリターンを警戒してか?
今日はまだそんなに来ていないから大丈夫だぞ!
ペールのバックダウンザラインへドロップ。1−2ブレークダウン。乗っていけない・・・。
ペールのトスはかなり前。前傾というより、前に倒しながら打っている。
そのため、ダブルフォルトも増えるが入ると近くからボールが飛んでくるイメージだ!
錦織の第7ゲーム。
甘いボレーを錦織は思い切り真ん中にヒット。
ペールが逆に返されてガッツポーズ!サイドに抜いても良かったなあ!
フォアリターンヒットから前に出てきたよ。パスが抜けず、2−5ブレークダウン。
2−6でこのセットを奪われる。

第3セット。
錦織の第5ゲーム。
ペールのバックからフォアボレーウィナー。
流れに乗って勢いよく出て来られるのが怖いなあ!2−3ブレークダウン。
相手に流れが行ってしまう・・・。観客が盛り上がりだしたぞ!
ペールの第6ゲーム。
2本のリターンネットイン。これはついているぞ!ブーイングが起きる。知らないよ。
しかし、ファーストがいい。リターンが思うように返らない。2−4キープ。
さあ、ピンチだぞ!ここからだ!
ペールのリターンは肩幅でやる気なく突っ立って構える。ここからバックを。
4−5でペールの第10ゲーム。
ペールのバック逆クロスドロップを決める。この場面でこの適当な打ち方でウィナー。
ペールのドロップボレーを錦織がフォアでぶつけに行くがアウト。
錦織は怒って、ネットにラケットを叩きつけようとして、寸前で我慢!!
エライ!エライぞ!4−6で取られたが、この我慢が必ず生きるはず!

第4セット。
ペールのあの変なフォアを狙っていけよ!
第2ゲームをブレークして2−0.
錦織のフォア逆クロス打ち込んで、3−0キープ。「カモン!!」大きな声で鼓舞する錦織。
さすがである!こんなところでこんなやつに負けてたまるか!
ペールのドロップにも反応。錦織のフォアクロスドロップ返しウィナー。
これをずっとやりたかったんだ!
4−1キープ。
最後はやる気なしのダブルフォルト。6−2錦織。
ガッツポーズ!

ファイナルセット。
この勢いで行けよ!ただし、油断をするなよ!
錦織のバッククロスに反応が遅いペール。足に来ているか?
ミスが完全に早くなってきたぞ!
ペールの第4ゲーム。
15−40のチャンス。
グランドスマッシュを返した錦織。しかし、ペールはバッククロスウィナー。
その前に決めろよ!盛り上がってしまった・・・。2−2キープ。
ペールの第6ゲーム。
12個目のダブルフォルトの後、14個目のエースって・・・!?
出入りの激しいテニスだ!錦織はそんなことは頭に入っているはず。
フォアを打ち込んで、左右に振って、4−2ブレークアップ。
さあ、あと一息だ!
ペールのバックがオープンで必死に返しているのは、結構な時だ!
錦織の第7ゲーム。
ペールのフォアクロスリターンエースでブレークポイント。
2つ目のブレークポイントでフォアがアウト。4−3ブレークバックされる。
ウェーブが起きるよ!そりゃ〜!
ペールの第8ゲーム。
錦織のバック足元リターン。
5−3ブレークバック。さすがである!
錦織の第9ゲーム.
15−40のピンチも落ち着いている。ペールも適当なムーンボールを楽に打つ。
4つ目のブレークポイントを錦織はフォアダウンザラインへ追い込む。上手い!
最後はペールのフォアリターンがネットミス。やっとだよ〜!
6−3で錦織。しかし、危なかったよ!2時間59分です!

錦織のインタビュー
「2、3セット目でバックへ集めすぎて、浅くなったり、打たなくなったりした。
悪いスパイラルになっていた。
4,5セット目はなるべく自分から重いボールをフォアへ打って、左右に振るようにした。
最後まで危なかった。アグレッシブにプレーしてチャンスが広がった。
そこの悪い流れを変えたのが勝因だと思う。
手首は今のところ、問題ない。5セットは久しぶりなので長いなあと思った。
5セットにしては早い展開だった。疲れもそんなになくて、体力的には大丈夫です。
後半、ドロップ返しをしたが、当たりが悪く納得していない部分がある。
しかし、ドロップショットは上手かった。ほぼ取れなかった。
タイミングが読みづらいし、取りに行くと疲れるし、あれを毎回攻略できない。
あのドロップショットには悩まされる。
自分からドロップショットをやる感覚にはならなかった。
相手が後ろにいたからやっても良かったが・・・。
第1セットはすごく良かったが、自分の悪い癖が出た。こればっかりは何ともならない。
簡単にいうと攻めるのをやめてしまった。
第1セットのように打ち抜くことができたら、第2セットも取れたと思う。できなかった。
今日は最後のゲームになって、苦しい展開になって、やっと楽しまなきゃと思った。
もっと気持ちをフリーにできていたら、テニスが変わったと思う。
テニスは気持ちの持ちようで変わってくるので、今日の試合でもそれを感じた。
調子自体は悪くないので、自信を持ってくればプレーも上がってくる。
練習して修正したい。次の相手のシモンは他にはいないタイプの選手。
結構ミスをさせてくる選手。頭を使ってくる。
重いボールではないが、長い試合になると思う。
しつこいし、拾うし、クレーではタフな相手。作戦を持って臨みたい。
今日は勝ちが見えて固くなった。
1ゲーム悪いゲームがあって、先にブレークされて、自分のショットに自信が持てなくなった。気持ちのアップダウンがないようにしたい。
トップ10に戻るにはそのアップダウンをなくす。強気でいないといけない。
応援は嬉しいです。」

1R HALEP 2−6,6−1,6−1 RISKE
第1シードハレップ。リスケ。
最後はフォアクロスリターンがアウト。6−1ハレップ。
しかし、こんなところで逆転勝ちとはいただけないぞ!ハレップ!

1R CHARDY 7−6(5)、7−6(8)、1−6,5−7,6−2 BERDYCH
シャディの2セットアップからスタート。
2セットを取り返したベルディヒ。
ファイナルセット、またも息を吹き返したシャディ。
センターの全応援を背に受けて、サイドに振られたボールを拾いまくる。
ベルディヒのバッククロスがネットミス。焦ってしまうのだ!
5−2シャディ。
6−2で決めて、ガッツポーズ!シャディ。フランス人が勝つととんでもない騒ぎになる!

2R GARCIA PEREZ   WOZNIACKI
第2シードウォズニアッキ。


2R POUILLE   NORRIE
第15シードプイユ。フランス人はたくさんいるなあ!



2R KUZMOVA 3−6、4−6 SVITOLINA
第4シードスビトリーナ。

2R MUNAR 6−7(1)、4−6,4−6 DJOKOVIC
ムナールは予選でイ・ダクヒにマッチポイントを握られて、1回戦でもフェレールにファイナル3−5ダウンからまくった選手。第20シードジョコビッチに向かう。
第3セット、ジョコビッチのバックパスにムナールのフォアボレーがネット。
4−3ブレークアップ。
しかし、少しもたついた感があるジョコビッチ。完全に戻っているのか?

2R GOFFIN 7−5,6−0,6−1 MOUTET
第8シードゴファン。

2R KVITOVA 6−0,6−4 ARRUABARRENA
第8シードクビトバ。

2R LAJOVIC 6−2,5−7,6−4,1−6,2−6 A.ZVEREV
ラジョビッチ。第2シードズベレブ。
ズベレブもファイナルセット勝ち。危なかったなあ・・・!?

2R KLIZAN 2−6,4−6,4−6 MONFILS
クリザン。第32シードモンフィス。

2R KASATKINA 6−3,6−3 FLIPKENS
第14シードカサキナ。

2R DONALDSON 7−6(2)、4−6,6−4,4−6,8−10 DIMITROV
ファイナルセット、7−7でドナルドソンの第15ゲーム。
ディミトロブのランニングバックダウンザラインパスウィナー。
上手く読んだ。8−7ブレークアップ。
これで決まりかと思ったが・・・。
足のマッサージを受けたドナルドソンのフォアクロス思い切りヒットウィナー。
8−8ブレークバック。
しかし、また落とす。10−8でディミトロブ。ギリギリだあ!4時間19分。

2R THIEM TSITSIPAS
第7シード24歳ティエム。40位19歳チチパス。
リターンのポジショニングはベースラインのかなり後方。
ティエムは3m、チチパスは4m。後ろの審判がよけながらラインをジャッチ。
ティエムは知られているが、このチチパスもすぐに上に上がってくる選手だ!
チチパスのフォアダウンザラインアプローチで1−2キープ。
すぐに攻めていくのはいい。
3−3でチチパスの第7ゲーム。
5回のデュースの末、4−3キープ。
フォアはチチパスのほうが上、片手バック同士はティエムの方が上。
ティエムのフォアドロップボレーウィナー。超ロングドロップだあ!4−4キープ。
思い切りバックで跳ねさせて、5−4ティエムがブレークアップ。
ティエムのセカンドサーブ&バックドロップボレーウィナー。
6−4でティエム。
この2人はすごい試合です。サスペンデッド。21時半でまだ見えるけど・・・。
ブーイングです!

1R 青山修子・加藤未唯 6−4,4−6,1−6 V.WILLIAMSS.WILLIAMS
第14シード青山・加藤。ビーナス姉妹は強敵だ!
体の大きさがまるで違う。顔1つ分ではなく、首から上分違うなあ!
第1セットを奪うが、逆転負け。1時間56分。
ファイナルセット、0−3で第4ゲームを長いデュースの末、1−3キープするが・・・。

1R HERCOG・VAN UYTVANK 0−6,4−6 穂積絵莉・二宮真琴
ヘルコグは右腕全体にタトゥーをしていて怖い。バンユイトバンク。穂積・二宮組。
第1セットはわずか20分で6−0と圧倒した2人。
二宮がデュースコート、穂積がアドコートを守る。
タトゥーのヘルコグの第1ゲーム。
バンユイトバンクのバック逆クロスドロップボレーウィナー。
こっちに打たせるとわからない。荒いヘルコグに打たせたい。0−1キープ。
バンユイトバンクの第3ゲーム。
長いデュースの末、穂積の足が少しもつれてバックスライスミス。
ダウンザラインが空いていたが・・・。1−2キープ。
2人ともベンチから出てくると足をよく上げて動いている。シンクロしているよ!
二宮の第4ゲーム。
二宮のフォア逆クロスがオンラン深く、穂積のイージーフォアクロスボレーウィナー。
やはり同じ実業団で一緒のチームだとやることがわかっている感じがするなあ!
2−2キープ。流れがいい。
二宮のバックポーチミス。低く難しいところを出てしまった。しかし、ナイストライ!
2−3キープ。
穂積のフォアで真ん中に打ち込んで、バンユイトバンクのバックボレーを吹っ飛ばす。
重みがあるショットだ!
また、二宮のバッククロスボレーウィナー。チョコチョコと動いて相手に的を絞らせない。3−3キープ。
バンユイトバンクの第7ゲーム。
ヘルコグのバックボレーがネットミスで4−3と待望のブレークアップ。
二宮のバックポーチでマッチポイント。
最後はロブボレーを二宮のジャンピングスマッシュエース。
かっこよく決めた。2人が抱き合う!6−4で勝利!1時間7分の快勝だ!

穂積のインタビュー
「相手はシングルスプレーヤーということでダブルスの情報がなかった。
どれだけリターンができるか?思っていたよりも2人ともリターンができて、前の反応も良かった。アグレッシブに行けて良かった。
作戦としてはリターンが返らなかったら、2バックのオプションも考えていた。
ダウンザラインを使ったり、ロブを使ったり、上手くいった。
二宮さんは前の動きがいい。ストロークも打ち負けないし、緩急も上手い。
2,3年前に1年間ぐらい組んでいた。
その時は私が後ろで二宮さんが前というパターンしかなかった。
この2年ぐらい違う人とペアをお互いに組んで、逆のパターンでも陣形でもポイントが取れるようになってきた。お互いにストロークで海外の選手に負けない。
アグレッシブにできている。
昨年、台湾と岐阜で組んで、このグランドスラムで3大会目です。
オリンピックには単複出たいです。
ダブルスは誰がペアになるか?わからないけどそれも出たいです。
目標は全豪ベスト4を超えること。
勝ち上がると全豪で負けた相手に当たるので、しっかり今度は勝ちたい。」

二宮のインタビュー
「グランドスラムでは初めて組んだが、2,3年前に1年間ぐらい組んでいた。
やりにくかったというのはなかったです。
雨が続いてダブルスの練習を一緒にやれるのが少なかった。
でも試合になったらお互いに大事なところで積極的なプレーができて良かった。
自分達のいいところが出せて、相手の嫌なところもつけて行けたと思う。
穂積さんはストロークが力強くて相手を押せるパワーがある。
前で楽にボレーできる。
私も前よりもストロークでポイントを取れるパターンが増えた。
積極的なプレーを忘れずにやりたい。
オリンピックはペアがどうなるか?わからない。
日本人選手は皆トップ50に入っているので、ランキングを上げて、もちろん誰と組んでもメダルが取れるように頑張りたい。1年半準備したい。
1つ1つ勝つのはもちろんですが、ウインブルドンベスト4以上行きたいです。
準決勝で負けてすごく悔しかったので、それ以上いけるようにしたい。
また、ジュニアフレンチオープンベスト4を超えたい。」

1R MCLACHLAN勉・STRUFF 7−6(4)、6−7(3)、3−6 AREVALO・CERRETANI
第14シードマクラクラン・ストルフ組。
ストルフのリターンは強烈で献身的なプレーは頼りになる。
とてもいいパートナーだと思う。
グータッチを軽くするところはかっこいいのでマネしたくなるなあ!
右利きのアレバロからサービスを始める。
いきなりストルフのフォアダウンザラインウィナー。メチャ速いショット。
目が覚めたよ!サービスが意外に速くて重い。0−1キープ。
このセットはタイブレーク7−4で取る。

第2セット。
ここも6−6のタイブレーク。
ストルフのフォアハーフボレーミスで1−4.
左のセレタニのフォアポーチウィナーで3−7ダウン。
この左利きのセレタニの前衛の構えは超独特だ!
斜めにスタンスをメチャメチャ広げて、地面から何か吸い取る感じで構えている。

ファイナルセット、ストルフのゲームを落として、0−3のピンチ!
マクラクランの第4ゲーム。
マクラクランのフォアアウト。誰もいなかったのに・・・。15−40.
ストルフのバック飛びつきポーチウィナー。これぞ!ダブルスだ!諦めない!
1−3キープ。
2−5マクラクランの第8ゲーム.
相手の2人はしつこくロブを返してくる。3−5キープ。
最後はストルフのバッククロスリターンがネット。
リターンのいいストルフが押されるほどの強いサービスだった。
シングルスでも戦えばいいのに・・・。そうはいかないか?
残念ながら1回戦で敗退です・・・。

マクラクラン勉のインタビュー
「勝てた試合だった。相手はすごく調子が良かった。ずっと諦めずに戦っていた。
第2セットの最初の方でブレークできたら、良かった。
自分のサービスの方向が決まっていなかった。センターのサービスがあまり良くなかった。
最後には良くなったが。フィーリングは良かった。
ストルフ選手も良かった。両方とも良かった。
右のアレバロのリターンとサービスが強かった。大変なシチュエーションになった。
ウインブルドンに向けて芝生でたくさん練習して、試合をしたい。
ウインブルドンも同じペアで出ます。
オリンピックは機会があれば出たい。もっとランキングを上げていきたい。
両親はここにきている。お父さんは以前パイロット、今はハイキングのガイド。
本も出している。お兄さんはコーチ。」

PS.
今日はとても大変な1日だった・・・。
大坂選手は調子が悪いながらストレート勝ち。
錦織選手は相変わらずペールのドロップ&バックヒットに苦しめられたが、ファイナルセットで勝利。負ける感じはしなかった。
ダブルスは1勝2敗。
もうクタクタです。うまく日本人選手を入れてほしい・・・。
明日は少し休憩できます・・・。

2018 フレンチオープン Day 04        <レポート:森下 泰>