2018 オーストラリアンオープン Day 06

<レポート:森下 泰>

2018年1月20日(土)

   

昨日は42度と言っていたが、40度は行かなかったのだろうか?
もし、いっていたらヒートポリシーが発動しているので、おそらくギリギリ39度だったのでは・・・?とにかく暑すぎる。
夕方になって、途端に季節が変わったかのように涼しい風が吹いてきた。
夜には何かあおらないといけない状況だ。
今日はそんな感じなので昨日ほどではない。3日続いたら、本当に大変なことです。
ただ、昨夜、ホテルの部屋は冷房がついていないので、暑かった。
扇風機がおいてあり、何とかしろということらしい。
そこでサロメチールを全身に塗って、冷えたところを早く寝入ってしまうという戦法に出たのです。
今日は大坂なおみ対第18シードバーティがセンターの第3試合。
青山組がコート8第1試合。
ハレップ、チュン対ズベレブ、ナイトセッションはケルバー対シャラポワ、ガスケ対フェデラー。
ジョコビッチ、ベルディヒ対デルポトロ。こちらのドローの方が厳しいかも・・・。
さあ、応援しましょう!

2R BARTHEL・WITTHOEFT 1−6,5−7 青山修子・YANG
第1セットは6−1で簡単に取る。
第2セット。
青山の第3ゲーム。
相手はダウンザラインへアタックを仕掛ける。青山はそれをわかっていたかのように低くフォアクロスボレーウィナー。2−1キープ。
バーセルの第4ゲーム。
青山のフォアダウンザラインリターンをアタック。
それに触発されて、次のヤンもフォアダウンザラインリターンエース。すごい!
相乗効果だ!
ブレークポイントを取る。青山のフォア逆クロスを頭の上から打つが惜しくもネット。
これはいい。
前衛のウィットフェフトの連続ボレーウィナー。2−2キープ。
ヤンの第5ゲーム。
青山のジャンピングスマッシュエース。これが入る時は調子のいい証拠。
フォアポーチは完璧。動き出しが異常に速い。3−2キープ。
5−5で青山の第11ゲーム。
なんとリターンミスを4本もしてくれた。クリスマスプレゼントだ!6−5キープ。
バーセルの第12ゲーム。
1つ目のマッチポイント。
ウィットフェフトのフォアクロスボレーウィナー。簡単なボレー。
ヤンのフォアミドルボレーウィナー。よくダウンザラインへ出ていくよ。動きがとてもいい。
4回のデュース、ヤンがフォアダウンザラインへ打ち込んで、浮いたボールを青山のフォア真ん中へ打ち込む。2人の連係プレーだ!
2つ目のマッチポイント。
最後はヤンのバックポーチウィナー。
2人ともすごい集中力で絶対にこのゲームで決めてやるんだという熱い思いを感じた。
素晴らしい戦いぶりでした!7−5で強敵に勝った!3回戦へ。

青山のインタビュー
「第1セットは2人とも良かった。
第2セットはリターンゲームをどうしたらいいか?整理ができなかった。
ただ、サービスゲームが2人ともしっかり戦っていた。
ヤンは結構ボレーも決めたい気持ちがあって、そういう練習もしている。
USオープンに続いて、3回戦進出でお互いにパートナーがどういう動きをするか?わかっているので、作戦も一言二言で済むのがいい。
次の相手は先週の前哨戦でも負けていて、どういうところが相手の苦手でいかにそこをついていけるか?とてもダブルスが上手い相手です。頭を使ってやることです。
やはり、ヤンが後ろでストロークをして、私が前で動くパターンが一番いいと思う。
ヤンは前で決めるのが楽しいと思っている。
積極的な気持ちは持っているのでいい。普段は穏やか。
試合ではすっと入り込み、ファイトして、集中力がある時はいいプレーをする。
あまり怒ったりしない。食事にはコーチが2人ともいない時にはいくぐらいです。
中国はたくさん大会が多過ぎるぐらいある。
ITFも多く、チャンスが中国人にたくさん巡ってくるはず。
波形さんのように私より年上でも頑張っている方がいるので、私は言い訳ができない。
やれるところまでやりたい。1年1年やって、また1年やり続ける感じです。
トレーニングはしっかりやっています。動けないとただの小さい人になってしまうので。
動けないと戦えない。大きい人は技術やパワーなどテニスの特徴を生かすことができる。
私は筋肉を落とさないように、シングルスでも動けるように持久力を中心にメニューを組んでもらうようにトレーナーの方にお願いしています。
ミックスは、私は女子ダブルスだから動けるのであって、男子のボールは・・・!?
でも、勉さんが出てくれるならチャンスだといつか思って、やってみたいです。」

3R HALEP 4−6,6−4,15−13 DAVIS
第1シードハレップ。76位デービス。
第1セット。
ハレップの第4ゲーム。
サービスワイドエース。
デービスもいいショットを打つが、ハレップのバックダウンザラインウィナー。逆を突く。
テンポが早く、逃げないハレップ。
2−2キープ。
デービスの第5ゲーム。
ハレップのリターンの構えが低く、リズムを常にキープしている。
デービスのバックダウンザラインウィナー。クロスだけではなくどちらも打てる。
こちらも調子はいいようだ。
2人ともフォアドライブボレーウィナー。どちらも強気の攻めだ。
3−2ブレークアップ。ハレップはこれだけ打たれても負けないのだ。やはり強い!
今回は本当にこの大会にかけているなあ!大坂なおみとの一戦は楽しみだ!
ハレップはディフェンス力もあるので、相手は何度も攻めないといけないのだ!
ハレップの第6ゲーム。
デービスのバックダウンザラインウィナー。これが一番得意かな?
また、ダブルフォルト。3−3ブレークバック。
大坂はこのサービスを狙うといい。
デービスの第7ゲーム。
デービスのバックドロップボレーを斜め前に来て、ハレップのフォアダウンザラインパスウィナー。このバランスが他の選手より優れている。
4−3デービスキープ。
このセットはデービスが6−4。

第2セットは6−4ハレップ。

ファイナルセット。
ハレップのバック足元パス。これもデービスは詰めが早かったら・・・。
4−4キープ。粘るハレップ。足は大丈夫か?
デービスの第9ゲーム。
デービスのバックダウンザラインはあ相変わらず好調だ!
ハレップのバッククロスウィナー。この後、腰を折る。え〜!紐を結んだだけ・・・。
ハレップが左右に振る。デービスは良く足がついていくが、最後バックがネット。
5−4ハレップのブレークアップ。
5−5ブレークバック。
デービスの第11ゲーム。
デービスのフォアクロスウィナー。一度、間をおいて打つ。
ハレップのバックドロップからフォアダウンザライン押し込んでウィナー。上手い。
6−5ハレップのブレークアップ。
ハレップの第12ゲーム。
ファーストが甘い。フォアダウンザラインへ打ち込まれるよ。
デービスの中に入ってフォアダウンザラインウィナー。6−6ブレーク。
すごい!一歩も引かないぞ!
7−6デービス。
ハレップのラブゲームキープで7−7.
デービスはバック片手スライスでしのぐ時がある。それをハレップは打ち損じる。
ハレップのフォアダウンザラインリターンで仕掛けた。
8−7ハレップのブレークアップ。
さあ、そろそろだ!
センターコートにハエがまとわりつく。選手の周りに今日はたくさんいる。
昔はもっとすごかった・・・。何回、口の中に入ったことか?
ハレップの第16ゲーム。
ハレップの足が止まる。0−30.
ハレップのドロップをよく走りに行くデービス。
30−30で走ってヒット走ってヒットのデービスがいい。
体力が未曽有のごとくあるよ!
デービスのフォアダウンザラインライジングウィナー。8−8ブレークバック。
すごすぎるよ!
デービスのフォアダウンザラインライジングがすごい!攻めの姿勢がすごい!
ハレップもバック逆クロス流し打ちで対抗。
2つ目のブレークポイント。
ブレークポイントでデービスのフォアアングルパス。ハレップはなぜフォアダウンザラインへ持っていかない・・・?
3つ目のブレークポイント。
デービスのフォアドライブボレーウィナー。
4つ目のブレークポイント。
デービスのバックダウンザラインウィナー。ゾーンに入っているよ!
ハレップが左右に厳しく振っても振っても走りまくるデービス。
最後はハレップのバッククロスがサイドアウト。粘り負けだ。
9−8デービスのキープ。
ハレップの第22ゲーム。
バックアングルリターンエース。
デービスのフォアダウンザラインパスウィナー。0−40のトリプルマッチポイント。
しかし、デービスの足が来ている。一発勝負もできない。
5ポイント連取で11−11.すごい!キープ。
ここでデービスはトレーナーを呼んで、右足の指先を治療している。
ハレップは戻らず。コートの中にいるよ!
デービスの7つ目のダブルフォルトで15−40.
ハレップのバックダウンザラインからフォアドロップ。
これに足を広げてラケットを出して手を出すデービス。ど根性娘。
4回のデュースの末、5つのブレークポイントを逃れて、スマッシュエース。
12−11デービスがキープ。
ハレップの第24ゲーム。
デービスはフォアダウンザラインへ打ってからネットへ出ていく。
12−12.
デービスのフォアネットインで13−12キープアップ。
13−13キープ。
デービスの第27ゲーム。
ハレップも足首が来ているぞ!
0−40のトリプルマッチポイント。
ハレップのフォアクロスが鋭く、デービスのフォアダウンザラインがアウト。
14−13ブレークアップ。
最後はデービスのフォアダウンザラインがサイドアウト。
あ〜!とうとう終わったよ〜!3時間44分。15−13.
すごすぎる〜!15時だよ〜!この後、男子。その後、大坂なおみだ!
いつになったら、入るのだろう?昨日だったら、絶対に2人ともこんなにやっていないよ!
いや〜!やはり、大阪の試合はマーガレットコートに移った〜!

3R CHUNG 5−7,7−6(3)、2−6,6−3,6−0 ZVEREV
58位21歳チュン。第4シード20歳ズベレブ。
チュンの1勝
第1セット。
チュンの固いストロークで4−4キープ。
ズベレブの第9ゲーム。
0−30から215キロのサービスエースを含む2本。
カモーン!気合を入れるズベレブ。5−4キープ。
チュンの第12ゲーム。
ズベレブの大きなバックスイングからフォアダウンザラインウィナー。
スタンスが広いか前からバッククロスウィナー。0−40で1本は返すが・・・。
最後は長いラリーでチュンのフォアクロスがネットミス。
7−5ズベレブ。

第2セット。
6−6のタイブレーク。
チュンのバックアングルパスウィナーで5−3リード。
しっかり、膝を曲げて腰を落とす。超基本だが、これが当たり前にできるのがチュンだ!
すぐさま、チュンのフォア逆クロスアプローチで攻める。
気落ちしているところへすぐさま、攻めるのだ!6−3チュン。
最後はサービスセンターエース。7−3でチュン。さすがである。
一瞬の気のゆるみを突いた形だ!

この後はチュンから2−6,6−3,6−0でファイナルセット勝利!
3時間22分です。大坂の試合を見に行ってしました・・・。

3R BARTY 4−6,2−6 大坂なおみ
センターからマーガレットコートに移動。17時半前にスタート。
大坂選手を見ようとセンターのチケットを買っていた方は残念。
しかし、ハレップの大接戦。そして、今チュン対ズベレブがやっと第3セットを考えたら、仕方ないでしょう!
バーティのゲームで始まる。
バッククロスの打ち合いでは打ち勝つ。バーティの速いボールを大坂は好きだろう!
大坂のフォアダウンザラインは逆を突いた。1−0ブレークスタート。
大坂の第2ゲーム。
バーティはバックスライスを使ってきた。大坂のバックダウンザラインウィナー。
そんなの関係ない。こちらのペースを貫くだけだ!
186キロサービスセンターエース。すごい!2−0キープ。圧倒しているよ。
バーティはミスが多く早い。気を付けるのはサービスと応援だけだ!
大坂の第4ゲーム。
バーティのバックスライスとフォアクロスに大坂のフォアが振り遅れる。
15−40のピンチ。
出た〜!191キロのサービスワイドエース。すごいよ!怒りのエースだ!
大坂はシェイプして動きが鋭く速くなったよ。
フォアダウンザラインウィナー。速いボールだ!3−1キープ。
段々、上の舞台になってくると燃えて集中してくるのだ!
力を発揮するのだ!それが大坂なおみ!
大坂の第6ゲーム。
大坂のフォアクロスからバックダウンザラインボレーウィナー。
下から起き上がってくる珍しいボレーだが・・・。彼女らしいです。
4−2キープ。
バーティの第7ゲーム。
バーティの甘いアプローチやボレーを簡単にパスミス。
これがあとあと効いてこなければいいが・・・。
サービスのコースはいい。4−3キープ。
大坂の第8ゲーム。
必死にフォアスライスで返すバーティ。それをミスしてはいけない。
はまってしまう前に決めていけ。
0−30でサービスアングルエース。カモーン!
スマッシュエースで30−30.
バーティもあまり弱気では勝てないぞ!
185キロサービスワイドエース。お〜!これがありますよ!5−3キープ。
バーティのいいところは攻めてきて、思い切りのいいプレー。
センスのあるショットが怖いのだ!それがあまり出ていないので助かる!
まだ、スライスに対して、今一つ大坂もタイミングが合っていないが、じきにそれは合うだろう!それよりもバーティが爆発してきたら怖いのです!
大坂の第10ゲーム。
バッククロスラリーからバーティのバックダウンザラインウィナー。
低いところから急に爆発ショットウィナー。シューズが壊れた!?紐が切れた!?
これが怖いのです!
15−40のピンチ。
大坂のバックダウンザラインウィナー。デュースへ。守りに入り過ぎないのがいい。
最後はバーティのフォアクロスがアウト。6−4大坂が先取。
4ポイント連取。さすがである。
相手に流れが行きそうで、そこでグッと踏みとどまることができるのは彼女しかいない。
ただ、バーティも180キロ台のファーストをしっかり返してきている。
コースをしっかり狙うことが重要になるだろう!

第2セット。
バーティの第1ゲーム。
スライスに対して、大坂のバックダウンザラインウィナー。
コースを変えてウィナーを取ることができる。試合を通じて進化してくるのだ。
1−0ブレークスタート。第1セットと同じパターンだ!
大坂の第2ゲーム。
ここで相手がやることは開き直って打ってくることだ。
それを覚悟、承知した上でプレーしたい!
大坂は深くて強いボールにはジャンプして上手く処理しているのだ。
相手がウィナーで乗ってきた後に2つのサービスエースとバックダウンザラインウィナー。
いいショットにはそれ以上の打撃を与えるショックなショットを打つ。
このゲームがバーティも一番いいショットが多かったのを2−0キープ。
とても大切なゲームになった。
バーティの第3ゲーム。
30−30で放ったフォアダウンザラインウィナー。スーパーショット!
思わず、杉山愛ちゃんが「お〜!」とのけぞる!
40−30でバーティのフォア打ち込みを大坂のバックダウンザラインへパスウィナー。
やっと返したコースが抜けていく。3−0ブレーク。これで安心です!
連続サービスエースで4−0キープ。一気に突き放す!
大坂の第8ゲーム。
大坂のフォアダウンザラインドライブボレーウィナーはそこに人がいるよ。
バックロブをミスしてしまう。
いいところでサービスエース。176キロ。
最後も189キロのサービスワイドエース。6−2大坂。1時間13分。
素晴らしい集中力だ!舞台がでかくなればなるほどレベルが上がって、強くなる。
次のハレップ戦も爆発しそうだ!少なくても1セットは取れます!

大坂のインタビュー
「試合中はナーバスにならずにポジティブな気持ちでいられた。彼女はいい選手だから。
3回戦へ行けたのはとてもうれしい。
今日は12本エースを取ったの?本当!?
サービスワイドなどは試合中、第1セットやりながら、相手の考えや動きを見て、コースを変えた。
第1セット、第10ゲーム目で15−40になった時もナーバスにならずにポジティブになれた。自分のやるべきことをやった。トライした。
相手がバックスライスなどミックスアップしてきたが、しっかり打てた。
いつもポイントごとに自分自身に対して、カモーンとか声をかけている。
全豪で一番チャンスがあるって言いましたか?覚えていない!?
ハードコートはチャンスがあると思う。2人のシードを倒してとてもうれしい。
次のハレップはNO1シードでプレーするのが楽しみです。」

3R BOGDAN 3−6,4−6 KEYS
第17シードキーズのストレート勝ち!

3R SAFAROVA 6−7(6)、5−7 PLISKOVA
第6シードプリスコバが第29シードサファロバにストレート勝ち!

3R THIEM 6−4,6−2,7−5 MANNARINO
第5シードティエムが第26シードマンナリノにストレート勝ち!

3R DJOKOVIC 6−2,6−3,6−3 RAMOS-VINOLAS
第14シードジョコビッチはやはり、往年のメチャメチャ強いオーラがない感じだ!
6−2,2−1でトレーナーを呼んで、腰のマッサージ!大丈夫か?心配だ!
4−2でジョコビッチのフォアガシャミス。
しかし、セカンドでTへ狙う。ただ、入れるだけでなく、相手を動かすことを考える。
サービスからバックダウンザラインウィナー。ピンポイントで入ってくるバック。
5−2キープ。
ラモスビノラスの第8ゲーム。
サウスポーのサービスセンターエース。
こんなサービスを持ってしてもかなわないのだから、よほどすごい差なんだな!?
5−3キープ。
ジョコビッチの第9ゲーム。
ドロップをジョコビッチはバックアングルスライスパスウィナー。
体が細く走れる分だけ、速いのだ!6−3ジョコビッチ。
しかし、痩せているのに、速いボールが飛ぶのは何故だ?
ナダルのような筋肉の化け物ならわかるのですが・・・!?
第3セットも6−3ジョコビッチ。ギアを上げて来られるか?

3R SASNOVICH 3−6,7−5,2−6 GARCIA
第8シードガルシアが逆転勝利!

3R BENNETEAU 6−3,2−6,1−6,6−4,3−6 FOGNINI
第25シードフォニーニがファイナルセット勝ち!

3R BERDYCH 6−3,6−3,6−2 DEL POTRO
第19シードベルディヒが第12シードデルポトロに簡単に勝利!
なんてことだ!ベルディヒが一気に行った。
デルポトロはやる気が出なかったのか?見る暇もない・・・。


3R HSIEH 6−2,7−5 RADWANSKA
スーウェイの6−2,5−4。
ラドワンスカの第10ゲーム.
スーウェイのやる気なさそうで動かないでいかに相手をイライラさせて、やるかだ。
サッとコースを変えて、バックダウンザラインウィナー。
30−30でラドワンスカのショットがオンライン。チャレンジ失敗。
ラドワンスカのフォア逆クロスウィナー。
あのラドワンスカが先に振られて、振り回されて、必死になって打っているよ。
5−5キープ。
スーウェイの第11ゲーム。
ラドワンスカのバック&フォア逆クロスリターンエース。
スーウェイのバック逆クロスアングルウィナー。
6−5キープ。しかし、すごいテニスだよ!
ラドワンスカの第12ゲーム。
スーウェイのバックアングルパスからフォアダウンザラインロブウィナー。
マッチポイント。
サービスワイド。
2つ目のマッチポイント。
スーウェイのバックダウンザラインパスが足元へ。ラドワンスカのフォアボレーがネット。
あ〜!7−5で勝利!すごい!変則テニスがベスト16!第26シードに勝つ!

ジュニア1R 田島尚樹 3−6,4−6 MAREK
第15シード田島。昨年、捻挫をしたらしい。ケガは大丈夫か?
第1セット。
田島の第6ゲーム。
15−40でフォアダウンザラインが力なくネットミス。かすってしまう。
当たりが今一つだなあ!2−4ブレークダウン。
マレクの第7ゲーム。
田島の回り込みフォア逆クロスが大きくサイドアウト。
また、バッククロスも大きくアウト。何か粘りがない感じだ。頑張れ!
2−5キープ。相手はガッツポーズが生まれたぞ!
田島の第8ゲーム。
ダブルフォルトの後、サービスセンターウィナー。
ファーストが入れば、返ってこない。3−5キープ。
マレクのフォアダウンザラインボレーからクロスボレーウィナー。攻められる。
40−15、40−30でダブルフォルト。緊張している。
また、ダブルフォルト。
ブレークポイント。
マレクのバック飛びつきドロップボレーが決める。見事!
サービスエースで4つ目のセットポイント。
チャンスネットインをフォアクロスパスサイドアウト。もったいない〜!
5つ目のセットポイント。
最後は田島のフォアがネットミス。3−6で落とす。惜しかった。
後半、少しループ気味で軌道を上げてきたのだが・・・。

第2セット。
田島の第7ゲーム。
15−40で渾身のサービスワイドエース。
デュースまで持ち込むが、フォアガシャミス。3−4ブレークダウン。
4−6で取られて、悔しいストレート負け!また、次回があるさ!がんばれ!

ジュニア1R 市川泰誠 7−5,6−7(6)、6−3 MICHALSKI
1−3リードされて、市川の第6ゲーム。
サウスポーからスライスサービスもいいが、ドンと一発エースを取りたい。楽になる。
市川のフォア逆クロスウィナー。
デュースの末、3−3キープ。
相手の第7ゲーム。
市川のバッククロスウィナー。4−3ブレークアップ。
7−5でこのセットを逆転で取る。
第2セット。
市川の第9ゲーム。
サービスセンターエース。恐れ入りました。打てるんですね!もっと打って!
5−4キープ。応援団がオーストラリアの人だよ!なんで?
6−7でこのセットは落とすが、ファイナルセットは6−3で勝利!おめでとう!

ジュニア1R 坂詰姫野 6−4,6−2 WALTERT
第3シードウォルタート。
坂詰のインタビュー
「予選を上がって初めてのグランドスラムの本戦で勝てて、すごく嬉しい。
相手選手は川村さんが先週勝っていて、コーチたちからいろいろ教えてもらった。
試合前にはしっかりとした準備ができて、落ち着いては入れた。
プレー中も上がったりせず、プレーできた。ノンプレッシャーだった。
左ふともものテーピングは大丈夫です。1つずつ頑張りたい。」

ジュニア1R HEATH 6−3,2−6,2−6 佐藤南帆
第5シード佐藤。
相手の第9ゲーム。
ファーストが良くて、フォア&バックリターンミス。3−6で落とす。
第2セット。
3−0から3−2で相手のゲーム。
40−30を1ポイントラリーで相手のバックミスを誘う。
デュースで連続ダブルフォルト。4−2ブレークアップ。
これが大きかったよ!6−2,6−2で一気に自分のペースへ!
逆転勝利!おめでとう!

ジュニア1R SLEETH 2−6,1−6 川村茉那
バックリターンミスで3−1キープ。
相手の第5ゲーム。
40−15から川村のフォア逆クロスウィナー。
3回のデュースの末、川村のフォアクロスウィナー。
しっかり引いて打つので、相手が押されているよ。
また、フォア逆クロスウィナー。4−1ブレーク。
競ったゲームをとれたのは大きい。
簡単なスコアで勝利!おめでとう!次も頑張れ!

ジュニア1R BERANKOVA 2−6,4−6 内藤祐希
第11シード内藤。相手の第3ゲーム。
内藤のフォアアングルからバックアングルパスウィナーは見事!
打った後の動きが速い。こういうところに油断がないのだ!
回り込みフォアダウンザラインウィナー。2−1ブレークアップ。
このまま、ストレート勝ち!おめでとう!がんばれ!

ナイトセッション
3R KERBER 6−1,6−3 SHARAPOVA
第2セット。
シャラポワの第8ゲーム。
サービスセンターエース。
しかし、次はダブルフォルト。間が長すぎるのが原因かもよ・・・!?
ケルバーは打っても打っても返ってくる。このボールに合っているかもしれない。
コースを変えてもいいが、このままでも結構なプレッシャーを与えている。
焦って、シャラポワのミスが出る。ドロップミスだ。
やることがなくなるとこうなる。
チャンスボールも余計な力が入って、シャラポワのフォアミス。全てがかみ合わない。
5−3ケルバーのブレークアップ。
ケルバーの第10ゲーム。
トスが高く、速いサービスワイドエース。
こんないいサービスは普段は打たないはずが・・・!?
シャラポワのバックダウンザラインが入らない。
自分のペースでない時、ここは狙わないはずが・・・。ギリギリアウトする。
最後はシャラポワのバッククロスがアウト。
カモーン!声を大きく出したケルバー。まさかの簡単なスコアで勝利!まさか・・・!?

3R GASQUET 2−6,5−7,4−6 FEDERER
ガスケ。第2シードフェデラー。
大坂なおみの試合がマーガレットコートに移っていなかったら、まだ始まっていなかった。
さらにケルバーがシャラポワに簡単に勝つとは・・・。
21時過ぎにフェデラーのゲームで始まる。
ざわざわしていたのが急に静かになるのがすごい!
ラリー合戦はまるで練習の続き。まるで力みがないのだ!
おなじみのサービスエースで1−0ラブゲームキープ。早い展開で見るのも飽きさせない。
ガスケの第4ゲーム。
フェデラーのバックがきれい。ガスケの美しいバックが目立たない。
フェデラーのバックからフォア逆クロスウィナー。すごい歓声。
コートを優雅に走りぬく姿はかっこいい。
2つ目のブレークポイント。
セカンドを回り込みフォアダウンザラインウィナー。3−1ブレークアップ。
なんだ?この2人のバックライジングの打ち合いは?卓球か?
そんなにラケットとボールって軽かったっけ?
どよめきしか起きないよ!いつものことだが・・・。
フェデラーの第7ゲーム。
フェデラーのサーブ&ドロップボレーをガスケはフォアアングルパスウィナー。
2人とも遊びの感覚で手首のみのテクニックでした!
私は一度もこんな考えは浮かびません。5−2キープ。
ガスケの第8ゲーム。
フェデラーの連続バックダウンザラインウィナー。お〜!2回大きなどよめきだ〜!
練習にしてもこんなに速いボールを打ったら、試合で入るスピードで打ちなさいと叱るところです。フェデラー以外には・・・!?すげ〜な!
これぐらいテニスが上手かったら、超自慢するけどな〜!
6−2フェデラー。いつもならキープして終わるのに、今日はもう1つ早いぞ!

第2セット。
フェデラーの第1ゲーム。
お〜!フェデラーのスマッシュミスだ!どよめくよ!
これは珍しい〜!いいものを見たぞ!
観客の中に変なやつがいるぞ!「アレアレレレレ〜」ふざけて声を裏返すやつだあ〜!
笑えるけど試合の邪魔はしないでね!
やはり、フェデラーのプレーはラリー中にもお〜!というどよめきが生まれるのだ!
この人しかいないよ!
フェデラーの第7ゲーム。
30−30でセカンドサービスワイド。
フォルトのコールを主審がオーバールール。グッド。4−3キープ。
ガスケの第12ゲーム。
フェデラーのバックダウンザラインパスウィナー。ライジングだ!
最後はガスケのバッククロスがわずかにアウト。7−5フェデラー。
すごいね!キッチリと抑えるよ!

第3セット。
ガスケの第2ゲーム。
フェデラーのフォア逆クロスドロップで2−0いきなりブレークアップ。
ガスケの第4ゲーム。
フェデラーのボールが深くて、全部ガスケがショートバウンドで全部返しているよ。
すげ〜な!これはテニスではありませんよ!他の新しいスポーツです!
テニだな。短くして!
ガスケの第6ゲーム。
ガスケのバックアングルパスはもうOKじゃないの?
それをフェデラーはバックハーフドロップボレーって・・・!?なにこれ〜!
4−2キープ。
フェデラーの第7ゲーム。
ガスケのバックダウンザラインパスウィナーでブレークポイント。初めてか?
サービスセンターエース。かすり。
2つ目のブレークポイント。
フェデラーのバックの当たりが悪くなってきた。かすってネットミス。
4−3ブレーク。初のブレーク。ガスケもあきらめずにしっかり打ってきたよ!
ガスケの第10ゲーム
フェデラーのフォアダウンザラインボレーウィナー。
先ほどは取られたが、今度はノータッチで決める。0−30.
ガスケの下がりながらのフォアクロスカウンターパンチウィナー。
イヤとフェデラー。
バッククロスヒットからグランドスマッシュエース。
マッチポイント。
ガスケのバックダウンザラインウィナー。スーパーショットだあ!
フェデラーのバックダウンザラインウィナー。ライジングで2つ目のマッチポイント。
最後はガスケのバックボレーがネットに当たって、フェデラーのバックダウンザラインパスウィナー。タタンと打つ。うめ〜!すごい試合だったよ!
6−4フェデラー。1時間58分の気持ちいい時間でしたよ!

PS.
大坂なおみの試合がマーガレットコートに移って、すぐに勝った!強いなあ!
レベルが上がって、舞台が上がれば上がるほど、自分の実力が出るものすごいタイプです。
普通の日本人ならこういう人はいません。もちろん、委縮してしまいますよ。
フェデラー対ガスケはすごかった!フェデラーのあのプレーはいったいなんだ〜!
進化しているよ。今の方が昔よりも強いよ!絶対に・・・!?
しかし、フェデラーのスーパープレー集でした!
風も気持ちいいし、プレーも心地いい。今日はよく寝られそうだ!早く帰るぞ!

2018 オーストラリアンオープン Day 06        <レポート:森下 泰>