2017 USオープン Day 06

<レポート:森下 泰>

2017年9月2日(土)


今日は18度、22度までしか上がらないらしい。曇りで少し寒いかな?
昨日はシャラポワ戦が終わってできるだけ早く帰った。
もういい加減寝ないと体を本当に壊してしまう。昨夜ナイトセッションは寒かった。
帰りは暗くて、馬の大きな落とし物に気をつけながら帰らないといけないのだ!
0時前に終わって1時半に戻って、2時過ぎ就寝。超早い!
ジュニア予選決勝が外のコートでやっている。
これを勝てばUSのゲートをくぐってメイン会場に入れる。大きな違いだ!
残念ながら日本ジュニアがないが・・・。
コート5の第1試合に奈良くるみ選手がサファロバと。
その次の第2試合に大坂なおみ選手がカネピと。
ナダルとフェデラーも登場だ!大変なブロックの日に日本人選手が入る。。

 

3R SAFAROVA 6−3,6−2 奈良くるみ
37位30歳サファロバ。2015年9月14日には5位に。116位25歳奈良くるみ。
2015年フレンチオープン2606で負けている。
サファロバのテンポが良く高い打点の逆クロスとクロスをどうしのぐか?
いつ奈良のバックダウンザラインで攻撃していけるかがキーになるかな?
今大奈良はミスしないゾーンに入っているから行けるだろう!
奈良のゲームで始まる。
いきなり奈良のバックダウンザラインウィナー。
すぐ後にサファロバのフォアクロスウィナー。
2人の得意なショットがいきなり出た〜!
セカンドサービスをフォアダウンザラインリターンエース。
やはりここを狙ってきた。0−1ブレークスタート。
サファロバの第2ゲーム。
奈良も腰が低くストロークも悪くない。
サービスからフォアクロスウィナー。上から叩いて中に入っていく。これが怖い!
0−2キープ。
奈良もフォアアングルで同じペースにならないように気をつけている。1−2キープ。
サファロバのサービスは打つことより、アドコートはスライスで外にまず追い出そうとしている。その後、コートの中に入ってフォアで打ち込む。
いいリターンを深く返してもパターンは変わらない。
サファロバの第6ゲーム。
奈良のバックアングルをサファロバのフォアアングルウィナー。
こういうところもすぐに修正して来るのが今日のサファロバの調子の良さが伺える。
2−4キープ。なかなかチャンスが巡ってこない。
サファロバの第8ゲーム。
今度は奈良のフォアダウンザラインからネットに出て、フォアクロスボレー。
サファロバのバックダウンザラインパスウィナー。これも動じないのだ!
3−5キープ。
奈良の第9ゲーム。
最後はサファロバのフォアクロスウィナー。中に入ってライジングで上から打ち込む。
3−6ダウン。
普通これだけ打ったら、もっとミスがあるかと思うが・・・。そうでもない。
入るゲームはとことん入り続けるのが怖いのだ!
奈良は決して悪くない。深くディフェンスしているし、サービスも今日はコースを突いている。逆にサービスポイントが自分を助けている。

第2セット。
奈良の第2ゲーム。
奈良のムーンボールはそんなに浅くないのに、連続フォアウィナーを食らう。
足を1歩踏み込めればそれはチャンスボールになっている今日のサファロバ。
奈良のバッククロスハードヒットをサファロバのランニングフォアダウンザラインウィナー。スーパーショットだあ!0−2ラブゲームブレークダウン。
0−4でサファロバの第5ゲーム。
40−0で厳しい所から奈良は決してあきらめないのがすごい!
4回のデュースの末、1−4ブレーク。
バックだけでなく、フォアダウンザラインウィナー。
フォアでもウィナーを取りに行く姿勢が絶対に大事だ!
奈良のフォアクロスドロップショットウィナーで2−4キープ。
こういうアイデアが出てくるのが追い込まれていてもいい。
最後は奈良のフォアがアウト。
2−6で敗戦。1時間10分。
奈良は自分のプレーを徹していたが、サファロバのプレーが予想よりも良かった。
サービスアングルで打たずにすぐにフォアで強打。
それがミスするゲームはいくつか重なっていたが、入るとそのゲームはずっと入り続ける。
最初に入り始めると止まらない。参りました・・・。才能ある選手だ。

奈良のインタビュー
「今日は自分のプレーをやれることをやろうとしていいプレーだった。
相手がもっといいプレーだった。考えてプレーしてきた。
タイミングが合ってしまった。
2年前のフレンチでは自分が何をやれば良かったか?どうしたらいいか?わからなかった。
今日はそれを明確にしてできた。変なイージーミスもなくてやれることをやった。
それを相手は上回ってきた。サービスとリターンで主導権を握ろうとしていた。
相手のサービスゲームは上手くリターンができない分、いつもより早く決められてしまった。課題が明確になった。リズムとタイミングが合ってしまった。
全部ボールを決めに来てくれたらもっと良かったが、サービスでゆっくりスライスや速いセンターを混ぜてきた。ストロークも打つのとペースを落とすのをハッキリ分けられた。
私がいつもやろうとしていたことなので、先にやられてやりづらかった。
ロングラリーになる前に早く決められた。
相手のリターンもすごく良かった。私のサービスはそんなに悪くなかった。
もっと配球を変えられたら良かった。
サービスワイドに切って、速いサービスセンターがあった。落ち着いてリターンができなかった。しかし、自分のやれることはやった。
もう少しこうやればいいなあと試合中も思って、課題が見えた。プラスに考えたい。
自分の得意のバックを生かせるようにしたい。武器にしていけるようにしたい。
左が少し苦手のようです。バックでもっと角度につけたり、中に入り込んでいけたらいいなと思う。
USは狙っていたが、いい結果で少しビックリしている。
いい状態で日本に帰りたいと思っていた。
めげずに頑張っていれば、いいことがあると証明できた。また、頑張れそうです。
才能ある選手が皆、羨ましい。
身長があって、パワフルにプレーして、サービスをドカーンと終わりたいと思うが、これが自分自身なのでこういう才能のある選手に戦って行くことが楽しみでもある。
今年は昨年と同じで日本で2つ、ウズベキスタンに出て、その後の予定はまだわかっていません。ITFに出ることは考えていない。ツアーの予選から出たいです。」
さばさばして明るい表情でした。

3R KANEPI 6−3,2−6,7−5 大坂なおみ
予選上がり418位32歳カネピ。2012年8月20日には15位に。
45位19歳大坂なおみ。
初めての対戦。
カネピはランキングをかなり落としているが、フレンチなどで活躍した。
サービスが速く、一発で決めるストローク力がある。
しかし、安定力では大坂の方が断然上。しかも、速いボールの方が強いのが好材料だ!
奈良の第1試合の後のコート5の第2試合。
大坂のゲームで始まる。
今日の大坂はフォアもバックもミスが早く多い。
まだ、相手もエンジンかかっていないのに・・・。0−1あっさり落とす。
大坂の第3ゲーム。
ストロークが入らない分、連続サービスポイントは助かる。やはり、これが大きな武器だ!
1−2キープ。
カネピの第4ゲーム。
カネピの速いボールをカウンターショット。
フォア2つ&バックウィナーで15−40チャンス。
自分から打つよりも相手のショットを上手く利用する方がいいかもしれない。
相手はハードヒッターだから。これを取れず、1−3キープ。
大坂のサービスからフォアダウンザラインアプローチからフォアクロスボレーウィナー。
2−3キープ。珍しくボレーで決めた。流れが来るか?
このセットは3−6で先取される。何か?ケルバー戦とは大違いだ!
やはり、相手がシードで強ければ強いほどいいのか?
しかし、石井弥起も言っていたが、カネピもシードのようなものですよ!

第2セット。
カネピの第3ゲーム。
大坂の腰が低くなってきた。フォアクロスウィナーで2−1ブレークアップ。
低い姿勢で低いボールを打つとふかしてくれる。
大坂のバック逆クロスウィナーで3−1キープ。
カネピも自分から攻撃してきた。受けて受けてこの特異なコースにカウンターウィナー。
カネピの第5ゲーム。
長い長い5回のデュース。4つ目のブレークポイント。
やっとカネピが根負けした。バックアウトで4−1ブレーク。
これがこのセットのキーポイントだった。
最後はバックリターンがアウト。6−2で取り返す。さあ、これからだ!

ファイナルセット。
大坂の第2ゲーム。
15−40から連続バックウィナーでデュース。
4つ目のブレークポイント。
ここで大きなダブルフォルト。大坂は悔しさのあまり、ラケットを投げつけた。
珍しく今日はイライラしてやってしまった・・・。0−2ブレークダウン。
ここから大坂の集中力が目覚める。
1ブレークバックの後、カネピの第5ゲーム。
大坂は引かない。得意のバック逆クロスウィナー。
カネピがバックスライスを使いだしたところだ。この積極さに差が出た。
3−2ブレークアップ
4−2、4−3で大坂の第8ゲーム。
40−30でチャンスボールをバックダウンザラインへ。これがネットにかかる。
今まで難しく速く低いボールをいくつもウィナー取っていたのに・・・。
これがネット。緩く飛んでこなかったから、逆にタイミングを早過ぎたか?
ウィナーのイメージが付き過ぎたか?
これを4−4ブレークされたのが、この試合のキーポイントになった・・・。
カネピの第9ゲーム。
フォアクロスをネットにかけて、大坂は日本語で「もういやだ〜!」と叫ぶ。
4−5キープ。
カネピの第11ゲーム。
0−30までいくが・・・。
サービスセンターエース。95マイルとスピードは落としたが、オンライン。
5−6キープ。
最後は30−40でカネピが打ち込んで、大坂のバックロブがアウト。
5−7で惜しくも負けた。2時間4分の激戦をものにできず・・・。
カネピはさすがに力強いハードなショットもあったが、荒いミスも多かった。
大坂は第1セット良くなかったが、第2セットとファイナルセット、0−2から4ゲーム連取はものすごい集中力を発揮。
5−3にできたポイントがキーだが、いつもの調子ならストレート勝ちできる。
あと少しでベスト16が手にかかっていたのに・・・。また、次頑張って!

インタビューでは悔しさのあまり、思わず少し涙が出てしまった・・・。
大坂のインタビュー(英語なのと声が聞こえないので自信がありません。カンファレンスを読んでください)
なぜ今日勝ったのですか?
「勝っていません」このインタビュアーは勝ったと勘違いしていた!?
「少し感情的で不安定になっていた。彼女は消極的よりも積極的だったと思う。彼女は激しい怒りや何かはなかったが、私はたくさんあった。」
「プレーがいい感じではなかった。プレーが非常に良かったケルバー戦のように同じレベルではなかった。この2つの試合は。ソーリー。」
「ケルバーの試合後、自分自身にストレスがあったと思う。
自分自身にもっと期待をしていた。次のグランドスラムでもし、本当にいい選手に勝つことができたら、ただ1つ1つのマッチだけ、自分自身に勝ちたい。」
日本語のインタビュー(英語で返してくるし聞こえない)
「キーポイントはファイナルセット、5−3にできたポイント。」

2R 日比野菜緒・ROSOLSKA 3−6,3−6 CIRSTEA・SORRIBES TRMO
第16シード日比野・ロスルスカ。シルステア・ソリベストルモ。
残念ながらストレート負け。

2R 青山修子・YANG 6−0,3−6,6−4 BARTY・DELLACQUA
青山・ヤン組。第6シードバーティ・デラクア。
強敵ダブルス巧者のデラクアになんと第1セット6−0はすごい!
上に行きそうだ!頑張れ!青山組。

青山のインタビュー
「今日の相手は2回叩か戦っていて、インディアンウェルズではファイナルスーパータイブレークですが、勝っている。第1セットもいい所まで行っていた。
相手は嫌かなと思った。チャンスはあった。
第1ゲーム、パートナーのヤンが思い切ってプレーして、頑張ってくれた。
それで流れが一気に来た。
今年になってヤンと組んで、お互いがいいプレーに徹すればいいと思う。
ヤンにはサービスもストロークもいいものを持っているから、ドンドン行ってと伝えた。
どうしても欲しい時はそう伝えている。
第1セットは相手が自滅。第2セットになって、さすがに相手のストロークやネットで動きが良くなってきた。自分たちも悪くなかったが、流れが無効に行ってしまった。
ファイナルセットは前で思い切って動いて流れをつかめた。
最後のゲームは覚えていません。自分で取りに行こうとしたのが良かった。
試合の流れを引き寄せた。今年は初めてWTAスタート。優勝で始まった。
プレー自体は調子の波が少なく、保たれている。
北村トレーナーに来てもらっていて、体の調子がいい。
最近、グランドスラムで勝てていないシードを倒して、1つずつと考えている。
まだドローも見ていない。
サービスを打つコースは基本的にサーバーが決める。
私が前で動く時やパートナーに動いてもらいたい時、コースを指示する。
多少の自分の引き出しは増えてきたと思う。
パートナーはアメリカ人やヨーロッパ人はミスしてもポジティブ、アジアの人はどちらかというとソーリーと言って謝る。暗くなることもあるので、積極的に持ち上げるようにしている。中国人も同じです。
94年組、大坂さん、奈良さんたちが勝利するとその積極さに刺激を受ける。
伊達さんは46歳でこの舞台に立っているので異次元です。体力的にもハード。
その努力をやり続けられるのはすごいことだと思う。
日本人でそれをできるのはいない。日本でプレーはできれば見たいと思う。
ランキングを上げるには大きな舞台で勝たないといけない。」

2R CHUANG・土居美咲 3−6,5−7 GAVRILOVA・KASATKINA
チュン・土居組。ガブリロバ・カサキナ。
第1セット。
最後はチュンのフォアクロスドロップボレーがサイドアウト。3−6でダウン。
第2セット。
4−3でチュンの第8ゲーム。
土居がIフォーメーションをする。土居のバッククロスボレーウィナー。
デュースの末、相手のバックリターンがネットミス。土居の動きを気にしてだ!
5−3キープ。
土居の第10ゲーム。
スマッシュがなかなか決まらない2人。チュンのバックドライブボレーがネットミス。
5−5ブレークダウン。
最後はチュンのバックがアウト。5−7で惜敗。
ファイナルセットに行きそうだったのに・・・。

土居のインタビュー
「私たちがサービスゲームの時、相手が2バックだったので、やりづらかった。
普通ならボレーを入れたいが、決め手がなかった。
第2セットはIフォーメーションを入れて、キープできた。
チャンスがあっただけに残念。
今年は勝ち切れない時期があったがあまり意識せず、自分のテニスができるか?そこに向かい合って残りのシーズンを戦っていきたい。
奈良さんはいつもいい時も悪い時も一緒に同じレベルでやってきた。
よく知っているし、努力をしているのも見ている。だからこうして結果が出た。
見習いたい。ランキングやエントリに一番詳しい人は私の周りでは父です。
あまりランキングなどを気にしない。
元々ランキングが低い時から上にチャレンジしてもまれながら上がってきたタイプ。
それよりかは実力を上げたい。まずは自分のテニスをどうできるか?
クリスコーチもそんなチマチマ言ってないで大きな視野でやれと怒られる。
エントリーの話なのに説教をされた(笑)
東レの時期はソウルに出る予定。予選よりか本戦に出られる大会を選びたいから。
もちろん日本でプレーしたいですが、やはり本戦の方が大切です。
ランキングなどを気にするのは人による。タイミングやポジションによる。
女子は日本でも練習相手に学生の人がいるので大丈夫。
男子は圭君のような選手は日本だとほぼほb自分が一番上なので、海外でもまれる方がいい。菜緒ちゃんはラボのように環境がある。
私の場合、日本だとナショナルで練習するけどインドア2面しかなくて、予約も大変。
95%は外の試合。アメリカはどこでもパブリックのコートがある
しかも結構いいコート。選手も割りと集まってくる。
マッチ練習とかできる。私の場合は合っている。
将来、主導者になるかはまだわからないが興味はない。
教えるとなると体力もいるから大変だと思う。」

3R PLISKOVA 3−6,7−5,6−4 ZHANG
プリスコバの4勝。
第2セット。
5−4ザンでザンの第10ゲーム。
プリスコバのフォアミスでマッチポイント。
ここをプリスコバのフォアダウンザラインウィナー。
練習のようにまるでプレッシャーがないのか?簡単に打つのだ!
5−5ブレークバック。
ここからプリスコバの反撃で挽回する。あと少し・・・。

3R RADWANSKA 5−7,6−4,4−6 VANDEWEGHE
ラドワンスカの5勝1敗。
ファイナルセット。バンダウェイの第10ゲーム。
バンダウェイのバッククロス。ラドワンスカのバックがアウト。
ダウンザラインへ打つかと思った・・・。
6−4でバンダウェイ。アメリカ人はここUSでは絶大な応援があるから超有利だ!

3R NADAL 6−7(3)、6−3,6−1,6−4 L.MAYER
第1シードナダル。ラッキールーザーマイヤー。
ナダルの3勝。
第1セットは6−6のタイブレーク。
ナダルのバッククロスがネット。6−2マイヤー。
何かおかしいナダル。決して調子が良くないなあ!
サービスセンターで6−3.
最後はマイヤーのサービスワイドへ大きく伸び伸びと打ちやがる。
7−3マイヤー。まさか杉田に勝った勢いでセットを取るとは・・・。

第2セット。
マイヤーの第5ゲーム。
アドバンテージナダルで連続サービスをボディに持って行く。強気のプレー。
いや、ナダルにはこれが一番いいかもしれない。3−2キープアップ。
マイヤーの回り込みフォアダウンザラインがアウト。
ナダルは大きくガッツポーズ。胸を強く叩くナダル。気迫がある。
何回もデュースの末、4−3ブレークアップ。
その後、ナダルらしい伸びるショット。リラックスして振り切れるとボールは変わる。
サービスセンターエース。5−3キープ。
最後はランニングフォアクロスパスウィナー。スーパーショット6−3でナダル。
何回も腰の位置でガッツポーズを繰り返す!

ナダルは6−1,5−2でナダルの第8ゲーム。
これを落とすナダル。この辺も調子が良くない証拠。
最後はなんとかマイヤーのフォアがアウト。6−4でナダル。
3時間16分。20時41分だあ〜!ナイトセッションはいつ始まるの?

3R TROICKI 1−6,0−6,4−6 DOLGOPOLOV
トロイツキの2勝1敗。

3R BAUTISTA AGUT 3−6,3−6,4−6 DEL POTRO

3R SVITOLINA 6−4,7−5 ROGERS
スビトリーナの2勝。

3R KOHLSCHREIBER 7−5,6−2,6−4 MILLMAN
第33シードコールシュレイバー。ミルマン。コールシュレイバーの1勝。

3R BRADY 6−3,4−6,7−6(3) NICULESCU
初めての対戦。

3R MANNARINO 5−7,3−6,4−6 THIEM
第30シードマンナリノ。第6シードティエム。
ティエムの5勝。

3R OSTSPENKO 3−6,2−6 KASATKINA
オスタペンコの2勝1敗。

3R GOFFIN 7−5,5−1ret MONFILS
第9シードゴファン。第18シードモンフィス。
1勝1敗。

3R DZUMHUR 4−6,4−6,7−5,4−6 RUBLEV
ルブレブの1勝。
19歳ルブレブが4回戦へ。

ナイトセッション
3R FEDERER 6−3,6−3,7−5 LOPEZ
第3シードフェデラー。第31シードロペス。
フェデラーの12勝。
なんとナイトセッションが21時半にスタート。
女子2試合がファイナル、ナダルも1セットを取られたから。
雨の中、寒いのに待っていた人たちが楽しみにしている。
フェデラーにはいつも世界中のファンが楽しみにしている。
もし、彼が引退したら、テニス界にとってとんでもない損失になるのは間違いがない。
フェデラーのゲームで始まる。
後ろからフォア逆クロスアングルウィナー。
どうしてこの角度に打てるんだ?といつもの疑問です。
117マイルのサービスセンターエース。
いつもの1分1−0ラブゲームキープ。
ロペスの第2ゲーム。
サウスポーのロペスはゆったり大きなバックスイングからインパクトでパンチを効かせる。
133マイルのサービスなんて読んでいても怖いよ!
2本のサービスエース。いつも通りで1−1キープ。
ロペスの第8ゲーム。
フェデラーのバッククロススライスパスウィナー。このバランスの良さ。
バックスライスアプローチでプレッシャーを与えて、5−3ブレーク。
最後はサービスエースで6−3先取。
フェデラーが第1セットを取った後、ダンシングマンが登場。毎年、現れるのだ!
上の階で勢いよく踊って、Tシャツを何枚着ているんだというぐらいに脱いでいく。
この人がいるとメチャメチャ会場が盛り上がってくる!
欠かせない人だ!今年も見られて良かったよ〜!来年もよろしく!
見つけたら写真を一緒に取るのが私の夢です!

第2セット。
第7ゲームをブレーク。
フェデラーの第8ゲーム。
15−40のピンチ。
3本のサービスで命を繋ぐ。オンラインを狙う。5−3キープ。
ショートバウンドで左右にコースを分けるのもどういうこっちゃ?
最後はバックダウンザラインスライスアプローチでロペスのバックパスをふさぐ。
超プレッシャー!6−3フェデラー。

第3セット。
フェデラーのサーブ&バックハーフボレーをタタンといとも簡単に。
その後、詰めてフォアダウンザラインボレーウィナー。
なにこれ〜!何事もなかったように・・・。5−4キープ。
ロペスの第12ゲーム。
127マイルのサービスをブロックリターン&ネットに出る。
最後はフォアに回り込んで逆クロスに。ロペスのフォアがネット。
7−5で勝利。大きく吠えるロジャー!1時間47分。23時28分に終わった〜!
いや〜さすがです!相変わらずすごい!

3R VESNINA 6−2  KEYS
キーズの2勝。
ベスニナの第8ゲーム。
3つ目のセットポイント。
最後はベスニナのフォア逆クロスウィナー。6−2で先取。37分。
参りました・・・。もう帰ります・・・。

PS.
奈良選手はいいプレーだったが、サファロバの上から叩くフォアがうなった!
大坂選手は全然ミスが早くて良くなかった。相手がビッグシードでないと盛り上がらないのか?ファイナルセット、5−3にすれば勝っていた・・・。
今日はグーンと冷えた。
ナイトセッション、女子2試合がファイナルセット。ナダルも第1セットを奪われた。
雨の中、外でずっと待っている人達がかわいそうだ!
20時41分に終わってフェデラーは21時半だな。
23時半に終わる予想。そして、キーズが1時だな。もっと遅くなるかも・・・。
フェデラーの予想が当たった。23時半に終わることを。天才です。私は・・・。
1時半です。もう参りました・・・。帰ります。ドコモもメールも壊れた・・・。

2017 USオープン Day 06        <レポート:森下 泰>