2017 オーストラリアンオープン Day 07

<レポート:森下 泰>

2017年1月22日(日)

   

昨日はセンターのナイトセッションが21時。2時間遅れのスタート。
男子のディミトロブ対ガスケの試合開始が0時。
もう勘弁してください。いつもなら最後までいるところだが、錦織戦のために1セットで帰った。それでも1時半に出て、3時就寝。これでも寝不足です。
今日は気温32度まで上がるらしい・・・。選手にとって大変な1日になるだろう。
今日はとうとう4回戦の錦織圭選手対フェデラーの世紀の一戦です!
日本のみならず、世界中が期待しています。
ナイトセッションの第1試合の席があるかなあ〜?早く行かないと・・・。
ダブルスは穂積・加藤の3回戦が第3試合。
ジュニアはシングルス6人出場です。頑張って!

4R PAVLYUCHENKOVA 6−3,6−3 KUZNETSOVA
第24シードパブリュチェンコバ。第8シードクズネツォバ。
クズネツォバの5勝2敗。
パブリュチェンコバの6−3,3−2.
パブリュチェンコバの第6ゲーム。
クズネツォバのフォアクロスウィナー。3−3ブレーク。
ここからが面白くなるか?パブリュチェンコバの調子の良さを抑えるか?
クズネツォバの第7ゲーム。
パブリュチェンコバのフォアクロスリターンエース。
中に入って上から打つ。今日は特にそんな感じで積極的だ。
上から打つから、バックダウンザラインが半面の逆クロスになるのだ!
4−3パブリュチェンコバのブレークアップ。
少しクズネツォバが攻めあぐねている感じ。
ウィナーもあるが、今日のパブリュチェンコバには押される場面が多い。
クズネツォバの第9ゲーム。
1つ目のマッチポイント。
クズネツォバのフォアダウンザラインウィナー。
セカンドワイドエースを取れば、今度はバックダウンザラインリターンエース。
二人でやりあう。2つ目のマッチポイント。
最後はクズネツォバのフォアがかすってネットミス。
6−3パブリュチェンコバの勝利。ベスト8一番乗り!1時間8分。

4R BARTHEL 3−6,5−7 V.WILLIAMS
予選上がり181位バーセル。第13シードビーナス。
ビーナスの2勝。
第1セットはビーナスが6−3先取。
第2セット
バーセルの第1ゲーム。
4回のデュースの末、1−0キープ。
ビーナスはフォアドライブボレーで攻めるが、ミスも出る。
バーセルはドロップからフォアクロストップスピンロブウィナー。
前後を上手く使う。
ビーナスの第2ゲーム。
サービスエースで1−1ラブゲームキープ。
バーセルの第3ゲーム。
ビーナスのフォアボレーやパスのコースや当たりが悪い。
バーセルのフォアクロスボレーウィナー。2−1キープアップ。
バーセルは上手く相手のスピードを利用して、バックダウンザラインウィナー。
フォアダウンザラインウィナー。面を丁寧に早く作っている証拠である。
3−2キープアップ。
ビーナスの第6ゲーム。
サービスワイドからフォアドライブボレーウィナー。
3−3ラブゲームキープ。
エンジンがかかってきたか?
6−5でビーナスの第12ゲーム。
最後はバーセルのフォアがネットミス。
7−5ビーナスの勝利。ベスト8へ。1時間36分。

4R MURRAY 5−7,7−5,2−6,4−6 M.ZVEREV
第1シードマレー。50位29歳ミーシャ・ズベレブ。
マレーの1勝。
第1セットはズベレブが7−5先取。
第2セット。
マレーの第9ゲーム。
マレーのランニングバックダウンザラインパスがネットイン。
5−4キープ。
ズベレブの第10ゲーム。
マレーのバックリターンダッシュ&バッククロスボレーウィナー。
上手く沈めた。0−40のセットポイント。
4つ目のセットポイント。
これもサービスセンターに。気合が入るズベレブ兄。
セカンドでも思い切って出ていくよ。
すごいここでサービスセンターエース。5−5キープ。
精神的に充実しているズベレブ兄。
こうなると嫌な感じがするマレー。
ズベレブの第12ゲーム。
ロブボレーを抜かれたマレーは振り向きざまにバッククロスパスウィナー。
サウスポーのワイドに切れるサービスをマレーはバックダウンザラインリターンエース。
コンパクトに面を作るだけ。イヤー大きな声を出すマレー!
7−5マレーが取り返す。

第3セット。
マレーの第5ゲーム。
0−40でズベレブの両手バックリターンダッシュ&バックダウンザラインボレーからバッククロスボレーウィナー。マレーのパスを読んだ。
3−2ズベレブのブレークアップ。
マレーの第7ゲーム。
ズベレブのバックダウンザラインパスをマレーのバックボレー。
自分の頭に当ててしまった・・・。笑っているよ・・・。マレー。
5−2ブレークアップ。
最後はマレーのバッククロスパスが通らず、6−2.
ズベレブの2−1セットカウント。想像しなかった・・・。
これでマレーが負けて、フェデラーに今日勝ったら・・・。
あっちも同じことを考えている。

第4セット。
マレーの第1ゲーム。
ズベレブのフォアダウンザラインパスウィナー。
ほとんど引かずにコンパクトに合わせて打つ。
ブレークポイント。マレーのフォアクロスがネット。
1−0ズベレブのブレークアップ。
大変なことになったぞ!
ズベレブの第2ゲーム。
セカンドもコースがいい。リターンが通らない。詰めも速い。
2−0キープ。
4−3ズベレブの第8ゲーム。
40−30でイージースマッシュミス。
サーブ&フォアクロスボレー。マレーのバックパスは抜けない。
5−3キープ。
マレーの第9ゲーム。
ズベレブのフォアドロップボレーウィナー。飛びつきだ!
このノーバックスイングのフォアダウンザラインがいい。
5−4でズベレブの第10ゲーム。
ズベレブのフォアボレーからバックドロップボレーウィナー。
油断せず、次の構えをしているのです。
40−30のマッチポイント。
最後はフォアダウンザラインリターンがサイドアウト。
6−4でズベレブの勝利。大大大金星だあ〜!
喜びを爆発されるズベレブ。弟もしっかり見ていたぞ!これでまた錦織にチャンスが・・・。
しかし、それはフェデラーも同じことだ!

4R WAWRINKA 7−6(2)、7−4(4)、7−6(4) SEPPI
第4シードバブリンカ。89位セピ。
バブリンカの8勝3敗。
6−6のタイブレーク。
5−2バブリンカ。
サービスワイドで6−2.
最後はセピのバックスライスがネットミス。7−2バブリンカ。

第2セット。
バブリンカの第6ゲーム。
208キロのサービスで3−3キープ。このファーストが入っているうちは大丈夫。
セピの第7ゲーム。
こちらも長身から繰り出す高い打点のサービスからフォアクロスボレーウィナー。
浮いたら一巻の終わりだ!4−3キープ。
バブリンカの第8ゲーム。
バブリンカのバックダウンザラインウィナー。この伝家の宝刀を抜いた。どよめきが違う。
4−4キープ。
6−6のタイブレーク。
6−4でバブリンカのバックダウンザライン。何か余裕が感じられるショットだ!
7−4バブリンカ。2セットアップ。

第3セットもタイブレーク。
7−4のストレート勝ち。バブリンカも勝ちあがる。ベスト8入り。

3R 穂積絵莉・加藤未唯 6−3,2−6,6−2 MIRZA・STRYCOVA
穂積・加藤組。第4シードミルザ・ストリコバ。
コート8の第3試合に登場。
ミルザのゲームで始まる。
穂積のフォアからフォアドロップボレーウィナー。柔らかいショットは上手い。
サービスセンターに打ち込み、0−1キープ。
穂積の第2ゲーム。
穂積のフォアドライブボレーウィナー。思い切りと判断がいい。
ミルザのフォア強打に警戒。
ストリコバのフォアリターンミス。こっちを狙え!1−1キープ。
ストリコバの第3ゲーム。
加藤のバックポーチウィナー。
穂積のフォア真ん中にドライブボレーを打ち込む。
加藤のフォアダウンザラインリターンエース。
すごい!ノリノリだあ!2−1ブレークアップ。
加藤の第4ゲーム。
ストリコのバックドライブボレーがアウト。ダメダメです。狙えば勝てる!
ミルザのフォアハードヒットを真ん中に打ち込まれるときつい!
2−2ブレークバック。
ミルザの第5ゲーム。
加藤のバックダウンザラインリターンエース。すごく積極的だ。
2人の息が合っている。相手はどこかチグハグだ!3−2ラブゲームブレーク。
穂積の第6ゲーム。
加藤が前衛でメチャメチャ動く。加藤のバックダウンザラインボレーウィナー。
穂積のフォアダウンザライントップスピンロブウィナー。
良く見えているよ!4−2キープ。
ストリコバの第7ゲーム。
加藤のフォアクロスドロプボレーウィナー。
加藤のバックポーチウィナー。完璧なブレーク。5−2.これぞ!ダブルスの真骨頂だ!
加藤の第8ゲーム。
穂積はミルザのリターンの時、最初からクロスに立っている。
5−3ブレーク。
ミルザの第9ゲーム。
ストリコバのグランドスマッシュエース&バッククロスボレーウィナー。
こいつを乗せたらだめだぞ!
セットポイント。ストリコバのフォアボレーウィナー。
2つ目のセットポイント。
穂積のバッククロスが大きくアウト。
ダブルフォルトで3つ目のセットポイント。
サービスセンターに。
ミルザもサービスエースの後、ダブルフォルト。
8回のデュースの末、4つ目のセットポイント。
加藤のバックボレーが決まったかに見えたが、ミルザのフォアダウンザラインパスウィナー。スーパーショット。
5つ目のセットポイント。また、ストリコバのバックボレー。
10回のデュースの末、
6つ目のセットポイント。また、ミルザのフォアボレー。
11回のデュースの末、
ストリコバのフォアボレー下手。
7つ目のセットポイント。
最後はフォアで真ん中に強く打ち込む。ミルザが返せず、6−3で先取。
やっともぎ取った第1セット。すごく嬉しそうだ!

第2セット。
穂積の第5ゲーム。
ストリコバのフォアダウンザラインパスウィナー。こっちに乗せてはだめだ!
2−3ブレークダウン。
加藤の第7ゲーム。
ミルザの読みがいい。決め球をことごとく返す。やはり、見ているよ。
4回のデュースの末、2−5ブレークダウン。
最後は加藤のスマッシュミスで2−6.このセットは落とす。さあ、ここからだ!

ファイナルセット。
穂積の第5ゲーム。
40−15からブレークポイント。
ストリコバのスマッシュエース。
加藤のバックボレーポーチ。助ける。
ダブルフォルト。また、加藤がバックポーチウィナー。
2つのブレークポイントを助けるのだ!
4回のデュースの末、穂積のフォアクロスドライブボレーウィナー。
3−2キープ。これは大きい。
ストリコバの第6ゲーム。
加藤のバックアングルバックボレーポーチウィナー。
そして、フォアアングルパスウィナー。4−2ブレークアップ。
加藤の第7ゲーム。
穂積のフォアポーチをストリコバにぶつける。
加藤のフォアドライブボレーからフォアクロスボレーウィナー。
すごい怒涛の攻めだ!5−2キープ。
ミルザの第8ゲーム。
ストリコバのボレーをしたら、すぐに出る戦法だ。
もう2人とも動きが止まらないぞ!
加藤のバックドライブボレーから穂積のスマッシュエース。
最後は穂積のフォアダウンザラインリターン。ストリコバのフォアボレーがネット。
6−2で大金星!1時間54分。ベスト8入り!すごいことがおきました!
いや、これは行ってしまうぞ!次はルチッチバローニ・ペトコビッチだもんな!

穂積のインタビュー
「喜びと驚きが混ざっています。実感がわかない。トップに競っても勝ち切れなかったが、ファイナルセットに勝ち切れてよかった。
第1セットはコーチと話したように上手く自分たちの積極的なプレーができた。
第1セット取って、これで取れるんだと思って、気が緩んだわけではないが・・・。
第1セットはダメもとでチャレンジした。
第2セットももう少し思い切ってぶつかっていった方が良かったと思う。
ミルザのストローク、特にフォアのダウンザラインとクロスが速くて押されてしまう。
バックへ先に動かせる。オーストラリアンフォーメーションを使って、ミルザに気持ちよく打たせないようにした。自分たちから先に仕掛けた。
1回戦の後、ダウンザラインが少ないと言われて打つようにした。
それとロブを使って、ストリコバをイライラさせた。
最後はフォアダウンザラインリターンを打つと決めていた。
相手の動きを見てから打っていたが、最後は決めていた。
それをパートナー言ったのに聞いていなんですよ。
最後は返されてもいいと思って打った。
勝ったの?時間がかかった。集中していたからこのまま行けると思った。
この舞台でベスト8に入るとはイメージしていなかった。
私はテニスの調子がいいので、しっかりストロークをすれば、前で動いてくれると信じていた。
いけるまで行きたい。次の相手もノーシード。
シングルスプレーヤーというイメージ。
二人で今日のように集中していいプレーをしたら、チャンスはあると思う。
準備したい。
加藤さんは身体能力がすごくて反応がいい。
前衛での動きもクイックで速い。それを生かすように考えている。

加藤のインタビュー
「すごく嬉しい。第1セット取って、気が抜けたわけではないのですが、ファイナルセットはまた、いい形で集中できて、ベスト8に入って嬉しいです。
第1セットはブレークポイントでも思い切ってポーチに行けた。
第2セットは取れたらいいなあと思っていた。2−1から5ゲーム連取された。
ファイナルセットの前に積極的に行こうと決めて、行けたのがよかった。
最後、フォアダウンザラインへ打つとは思わなかった。
さっきと同じと言われても・・・。覚えていない。
気づいたら、相手がネットミスして終わっていた。3段階でした。
まさか、ここに来た時はこうなるとは思っていなかった。
今日はミルザとやるのは4回目です。
ミルザとヒンギスの時は本当に勝とうとは思っていなかったかもしれない。
実力とランキングが違うから。今日は勝ちたいと思っていた。
前で動くことはできるので、相手を翻弄させたい。積極的に自信を持って動ける。
次もチャンスはあると思うので、勝ちに行こうとして臨みたい。
穂積さんは相手がシングルスプレーヤーでもガンガン打ちあっていけるので、前で動きやすい。ロブも上手いし、後ろにいてくれたら、嬉しいです。」

4R CIRSTEA 2−6,3−6 MUGURUZA
78位シルステア。第7シードムグルザ。
初めての対戦。
ムグルザがストレート勝ちでベスト8進出!

4R TSONGA 6−7(4)、6−2,6−4,6−4 EVANS
第12シードツォンガ。51位エバンス。
初めての対戦。
ツォンガが逆転勝ち。ベスト8進出。

ジュニア1R 永田あんり 5−7,6−2,6−2 BOZOVIC
ボゾビッチ。
永田はフォアスライスで繋いで、ボゾビッチのミスを誘い、3−2キープ。
ボゾビッチの第6ゲーム。
永田は苦しいボールをフォアとバック共にスライスで返せることができる。
これで相手の打つ球数を増やしてミスを誘うこともできる。
もちろん、フォアライジングやバッククロスに深く打つこともできる。
3つのブレークポイントを握るが・・・。
4回のデュースの末、ボゾビッチのバックダウンザラインウィナー。
3−3キープ。これは惜しかったゲーム。
永田の第7ゲーム。
今度は3つのブレークポイントを握られたが・・・。
2回のデュースの末、サービスからフォアダウンザラインウィナー。
また、バックダウンザラインのミスを誘う。
粘り勝ちして、4−3キープ。
5−6でボゾビッチの第12ゲーム。
最後はサービスワイドにいいのが入った。
5−7で落とす。
第2セットは6−2で盛り返す。
ファイナルセットも6−2で取って、嬉しい逆転勝ち!2回戦も頑張れ!

ジュニア1R MASAROVA 6−2,7−5 佐藤ひまり
第1シードマサロバ。予選上がり14歳佐藤ひまり。
2−5でマサロバの第8ゲーム。
サービスワイドにフラットを叩き込む。190キロ近い音がする。
体が大きくてダイナミックなサービスを打つマサロバ。さすが、第1シードの貫録である。
2−6ダウン。
第2セット。
佐藤の第1ゲーム。
佐藤は細い体からフォアクロスウィナー。
フラット系でクリーンにボールが飛んでいく。ラケットのど真ん中に当たっている。
1−0ラブゲームキープ。
マサロバの第2ゲーム。
佐藤のフォアダウンザラインウィナー。これも相手は反応できない。
素晴らしいショット。また、サービスワイドにいいコースに来た。1−1キープ。
佐藤の第3ゲーム。
フォアアングルフラットウィナー。こんなきれいな当たり方をするものかね〜!
素晴らしい!
サービスもリラックスして、リターンも1テンポ遅れる。
相手も年齢を聞いたら、ビックリするのではないか?
今日はまだ仕方ないが、これから先が非常に楽しみな選手。
日本の未来を背負っていく選手になるでしょう!素晴らしい選手です!

ジュニア1R 佐藤なほ 3−6,6−2,6−2 LEE
予選上がり韓国のリー。横に大きくて重いボールを打つが、ミスもある。
第1セットは3−6で落とす。
第2セット。
リーの第2ゲーム。
リーのバック側に低く打ち込むとミスが出る。1−1ブレークバック。
佐藤の第3ゲーム。
佐藤のスピンサービスから浮いたボールを両手フォアでクロスウィナー。
小さな体をめ〜いっぱいに使って、頭の上から叩きこむ。
サービスももっとトスを高く前に上げてジャンプしたらもっと良くなるのに・・・。
2−1キープ。
6−2,6−2で逆転勝ち。2回戦進出。がんばれ!

ジュニア1R 本玉まい 6−1,6−3 MOSSMER
第10シード本玉。モスメール。
第4ゲーム。
ネットインを落ち着いてタイミングを取って、本玉のフォアダウンザラインウィナー。
3−1アップ。
6−1,2−2でモスメールの第5ゲーム。
本玉は上からフォアクロスリターンを叩く。
優勢だったが、少し打ち急いでバッククロスが当たり悪く、アウト。
2−3キープされる。
この後、4ゲーム連取して、6−3のストレート勝ち。2回戦に進む。頑張って!

ジュニア1R 堀江とおる 4−6,3−6 TSENG
台湾のセン。
堀江の第3ゲーム。
堀江のフォアクロスが落ちない。アウトしてしまう。0−3ブレークダウン。
センの第4ゲーム。
堀江のフォアクロスドライブボレーウィナー。非常に積極的だ。
フォアクロスからグランドスマッシュを確実に決めた。1−3ブレークバック。
堀江のフォアダウンザラインウィナーで2−3キープ。
3−5で堀江の第9ゲーム。
セットポイントがあるが、ワイドにいいサービスを打ちこむ。
フォア逆クロスウィナー。4−5キープ。
この後、4−6,3−6のストレート負け。残念ながら、初戦敗退。
また、次に頑張ろう!

ジュニア1R SWEENY 0−6,1−6 羽沢しんじ
スウィニー
羽沢の第2ゲーム。
ダイナミックなサービスセンターエース。
かと思えば、ダブルフォルト。フットフォルトを取られた場面もあった・・・。
3回のデュースの末、サービスワイドエース。
2−0キープ。
この後、6−0,6−1の圧勝で2回戦進出。頑張ってほしい!

ジュニア1R KRUGER・佐藤ひまり 4−6,1−6 CHEN・佐藤なほ
クルガー・佐藤ひまり。チェン・佐藤なほ。

ジュニア1R 羽沢しんじ・ZAKHAROV 5−7,6−3、(10−6) PIROS・SOKOLOVSKIY
こちらもスーパータイブレークを制した。

ジュニア1R 堀江・WU 6−7(3)、6−2、(10−8) CAVRAK・VAN・RENSBURG
第1シード堀江・ウー組はスーパータイブレークを制した。

ナイトセッション
4R FEDERER 6−7(4)、6−4,6−1,4−6,6−3 錦織圭

第17シードフェデラー。第5シード錦織圭。
フェデラーの4勝2敗。
観客席は日差しが強くて暑い!コートは日影です!
フェデラーのゲームで始まる。
いきなり、フェデラーのフォアダウンザラインウィナー。
ギアをトップにしている。
次は錦織のフォア逆クロスウィナー。すごい!
セカンドサーブ&バックダウンザラインリターンエース。
15−40のチャンス。
デュースで錦織のバッククロスパスウィナー。オンライン。
サービスセンターエース。
4つ目のブレークポイント。
サービス。フェデラーはすでに声を出す。
錦織のバッククロスからフォアクロスボレーウィナー。
5つ目のブレークポイント。
ここでフェデラーのフォアガシャ。1−0ブレークスタート。
すごいぞ!最初から2人とも・・・。
錦織の第2ゲーム。
フェデラーのバックダウンザラインウィナー。ライジングだぞ!
フェデラーのリターンミス。
錦織のサーブ&バックハーフボレー&バックボレーウィナー。
すごい!出るよ!2−0キープ。
ここまでいいとは予想していないだろうフェデラー・・・。
フェデラーの第3ゲーム。
フォアクロスリターンエースで15−40.
しかし、ファーストが厳しい。
リターンさえ、返してラリー戦に持ち込めば大丈夫。
錦織はバックスライスアプローチを使う。
バックで抜かれるが、これがのちのち効いてくるはず。
錦織のバックダウンザラインリターンエース。ダッシュしようとしてこうなった。
3−0ブレーク。これ以上ないスタートだ!
これぐらいプレッシャーをかけないといけない。
神ががっている。しかし、相手は元神様です。
フェデラーの第5ゲーム。
やっとこキープです。デュースになる。しつこく行けば、チャンスは最後まであるよ!
4−1キープ。
錦織の第6ゲーム。
フェデラーのリターンミスがあるうちはいいよ。
錦織のバックダウンザラインウィナー。いいコースだ!5−1キープ。
まずは行けるところまで行く。そのあとは粘る。
フェデラーの連続サービスエース。5−2キープ。
こういうのはほっておいていい。いくらでもあるから。何せ他の選手と違いますから・・・。
錦織の第8ゲーム。
さあ、これを取って、気持ちよく次のセットだ!
ジャッチがアウトと言ったから、錦織のフォアネット。
しかし、オンラインでそのまま、ブレークって・・・!?おかしいぜ〜!
5−3ブレーク。もう少し噛みついても良かったなあ・・・。
錦織の第10ゲーム。
ここは絶対だ!
デュースコートのアングル緩いサービスを読まれているぞ!
フェデラーのフォアクロスリターンが厳しくなってきたぞ!
センターにフラットだ!
フェデラーのフォアダウンザラインアプローチ。錦織のバックパスが抜けない。
30−40で錦織のフォアクロスへ。
2つ目のブレークポイント。プレッシャーをかけてくるフェデラーのフォア。
錦織のフォア逆クロスがサイドアウト。
5−5ブレークバックされる。2つブレークアップだったのに・・・。
フェデラーの第11ゲーム。
フェデラーのフォアダウンザラインへゆっくり逆を突いてフォアボレー。
それからバックイージーのボレーウィナー。すげーな!
サービスセンターエース。5−6キープ。
信じられない・・・。
錦織の第12ゲーム。
マレーが負けている。もうこんなチャンスは二度とないぞ!気合を入れろ!
ファーストが入らないと苦しい。
と思っていたら、やっとサービスワイドエース。179キロ。
6−6のタイブレーク。
大森さんの応援があれば・・・。ロジャーばかりの応援だよ!
錦織の回り込んでフォアダウンザラインウィナーで3−1.そうだ!打て打て!
サービスワイドへ183キロで4−2.
高いロブをウォッチしたフェデラー。4−3.
セカンドを回り込みフォアダウンザラインリターンエース。バランスを崩したが・・・。
5−3.
サービスセンターで6−4.
緩いサービスアングル。フェデラーはこれを合わせられず・・・。
7−4で錦織。お〜!2ゲームバックされた時は怖かったが・・・。
このタイブレークを制して、セットを先取したのは大きい。
本当の戦いはこれからだ!やっと、陽が落ちて涼しくなってきたぞ!

第2セット。
フェデラーの第2ゲーム。
バックボレーを決めたフェデラー。カモンと出たよ!
2本サービスエース。1−1キープ。
錦織は錦織のやり方でいくぞ!
錦織の第3ゲーム。
ダブルフォルトスタート。
こういうのが一番怖いのだ!
フェデラーのフォアを狙っている。意識的に。
2−1キープ。
ラリー戦は崩れない。
錦織の第5ゲーム。
フェデラーのハイバックハンドスマッシュエース。これをやると観客が盛り上がる〜!
191キロサービスセンターエース。3−2キープ。
錦織の第7ゲーム。
フェデラーのフォアアングルを錦織のフォアクロススライス。
15−40から錦織のフォア逆クロスウィナー。
デュースに。しかし、痛恨のダブルフォルト。
錦織のフォアがネット。これもフェデラーがフォアでプレッシャーをかけてくるからだ!
3−4ブレークダウン。
フェデラーの第10ゲーム。
最後はフェデラーのバックアングル。錦織のバックダウンザラインをポール回しを狙う。
サイドアウト。4−6フェデラー。1時間33分。セットオールか?

第3セット。
錦織の第1ゲーム。
サーブ&フォアクロスボレーウィナー。1−0キープ。楽にキープしたい。
錦織の第3ゲーム。
フェデラーのフォアクロスヒット。
フェデラーのフォアクロスボレーウィナー。ボレーに触ると怖いなあ〜。
0−40のピンチ。
30−40で長い長い長い息詰まるラリー。
最後は錦織のバックスライスがネットを超えず・・・。
1−2ブレークダウン。
フェデラーの第4ゲーム。
ダブルフォルト2つ。
30−40で足元リターン。
フェデラーのフォアドロップボレーからジャンピングスマッシュエース。
2回のデュースの末、最後はフェデラーのスマッシュエース。こういうのはミスしない。
1−3キープ。
錦織の第5ゲーム。
フェデラーのバックアングル打った後、前に来るのが見えるから、錦織のバックスライスをミスする。これが後ろにいてくれたら大丈夫。
ダブルフォルト。必ず、ブレークに繋がってしまう。エースを取れるわけではないから・・・。
バックボレーがアウト。1−4ブレークダウン。2つは痛い・・・。
錦織の第7ゲーム。
バック逆クロスアングルリターンエース、ここもある。
200キロ超えるサービスがやはりほしいなあ〜!
ファーストも叩かれて、セカンドサーブ&ボレーしても、足元リターンだし・・・。
急にやるからこれは効くんだよ!
最後はバックスライスをネットにかけて、1−6ブレーク。
キープはしてくれよ!1時間59分。

第4セット。
フェデラーの第1ゲーム。
錦織のバックダウンザラインウィナー。久しぶりです!
4本サービスエースって・・・!?0−1キープ。
錦織の第2ゲーム。
ダブルフォルト。ラケットを2回叩きつけた錦織。まずい!ブーイング!
観客を敵に回すのはまずい!一番まずい!我慢我慢!
0−30から自分から主導権を握って、左右に振るストローク。
これでいいんだ!ラリー戦に持ち込め!
1−1キープ。
フェデラーの第3ゲーム。
錦織のバックアングルパスからフォアアングルパスからバック真ん中にパスウィナー。
これでいい。1−2キープ。とにかく、ラリーを長引かせろ〜!チャンスは来るから・・・。
錦織の第4ゲーム。
錦織のバックアングルをフェデラーのバックダウンザラインウィナー。
ポール回しだ!完全に!
フェデラーの回り込みフォアダウンザラインウィナー。何本打つんだ?
このゲームにかけているぞ!
錦織の回り込みフォアダウンザラインウィナー。ここに打てよ。
7回のデュースの末、2−2キープ。食らいついて行けよ。これはでかい!
フェデラーの第5ゲーム。
セカンドサーブ&バックダウンザラインリターンエース。甘いセカンドは真ん中ではない。
一発でリターンエースを狙うべし!
15−40でフォアダウンザラインパスウィナー。
3−2ブレークアップ。
ファイナルセットに行けば、フェデラーは疲れるよ!
錦織の第8ゲーム。
セカンドが浅くて叩かれているよ。
エースが取れないなら、ファーストの確率を上げてくれよ!頼むから。
粘って、5−3キープ。
フェデラーの第9ゲーム。
錦織のフォアリターンすごいのにバックでタタンって・・・!?
その後、フォア逆クロスウィナーって・・・!?5−4キープ。
錦織の第10ゲーム。
最後はバッククロスリターンがサイドアウト。
6−4ラブゲームキープ。3時間43分。これで勝ったな!
錦織はトレーナーを呼んだ。

ファイナルセット。
すごい盛り上がりだ!
フェデラーの第1ゲーム。
錦織のドロップからフォアクロスボレー。
デュースの末、0−1キープ。
錦織の第2ゲーム。
錦織のバッククロスわずかにアウト。自分から打っている。
15−40.
30−40で錦織のバックダウンザラインがネットミス。
0−2ブレークダウン。
フェデラーの第3ゲーム。
フォアダウンザラインリターンエースをとれば、サービスセンターエース。かよ〜!
0−3キープ。ここで錦織のメディカルタイムアウト。腰をもんでいるのか?
頑張れ〜!
錦織の第4ゲーム。
0−30で錦織のバックトップスピンロブウィナー。
サーブ&フォアダウンザラインボレーウィナー。
2回のデュースの末、1−3キープ。
最後の力を振り絞れ〜!
フェデラーの第5ゲーム。
錦織のバック片手足元パス。お〜!
まだ、サービスワイドエース。まだ、打てるのかよ〜!187キロを〜!
1−4キープ。
錦織の第6ゲーム。
錦織のバック片手ダウンザラインパスウィナー。
フェデラーのショートバウンドドロップウィナー。
錦織は足に来ているのに・・・。フェデラーは鉄人か・・・?
フェデラーのドロップを錦織のフォアパスウィナー。真ん中に。
すぐに手を上げる錦織。こんな場面でも・・・。
2−4キープ。まだまだ・・・。
フェデラーの第7ゲーム。
錦織のフォアアングルリターンエース。
しかし、すぐにサービスセンターエース。何本取るんだよ〜?
2−5キープ。
まだ、あきらめないぞ!
錦織の第8ゲーム。
140キロのサービスアングルエース。
サーブ&フォアボレー&バックボレーウィナー。やるなあ!
3−5キープ。
フェデラーの第9ゲーム。
さあ、今までの全てを注ぎ込めよ!
フェデラーのサービスエースのチャレンジ成功で40−0.
最後はフェデラーのグランドスマッシュエース。
メチャメチャ喜ぶフェデラー!こんな思いだったのか?というほど・・・。
3−6でフェデラーの勝利。ベスト8へ。3時間24分。
錦織は残念無念・・・。
これだけのフェデラーにファイナルセット行けるのは君しかいなかった・・・。
強かったよ!本当に・・・。

錦織のインタビュー
「5−2から格段に彼のプレーが良くなった。
出足は彼の調子も良くなかったが、さすがに修正してきた。
自分のミスも重なって、5−5に戻された。
始めの出足が良かったので、しっかり取って、第2セットにいい形で入りたかった。
常にプレッシャーをかけてくる。
第2セットからサービスもいいし、セカンドリターンで攻められる場面があった。
前に来るタイミングが早かったり、特に後半ブレークされてしまった。
特にここを耐えていれば、内容が変わったかもしれない。
負けたばかりで難しい。少しサービスの入りが良くなかった。
ファーストサービスが入っていれば・・・。
特に後半、セカンドサービスを攻められた場面が多かった。
サービスゲームはいつもより悪かったかもしれない。
センターコートは他のコートとそれほど変わらない。
最初はフェデラーのミスが早かったので驚いた。自分も最高レベルのプレーではなかった。
いずれサービスも入って来て、ミスもなくなってくるだろう。
危なくなってくるだろうと感じていた。
出足は良かったが、締めきれなかったのが良くなかった。
試合中は楽しい気持ちにはなれない。
常に展開が早く、プレッシャーをかけてくる。落ち着いて甘いボールを打てない。
他の選手より難しい。もったいなかった。
マレーが負けてチャンスがあったので・・・。足りないものがある。
第4セットは危ない場面を切り抜けて、チャンスを取った。
そこからファイナルセットもギアを上げられれば良かった。
彼のプレーが良かったので仕方がない。バッククロスばかり打たせてくれない。
ダウンザラインへ打たれたり、回り込みフォア逆クロスへ打たれたり、先に振り回される展開になった。もう少し深いボールを混ぜるべきだった。
疲労があったが、最後の1セットだったので頑張ろうと思った。
1ゲームの中でほんの少し欠けた所に差ができた。もったいない。
サービスゲームをしっかり集中できれば、第4セットみたいにチャンスはできた。残念。
フェデラーには以前よりも作戦を変えられたが、前と同じ力強いサービスが入ってくるとチャンスがなかなかなかった。
5セット目はなるべく集中力を保って、出足から行こうと思った。
ケガがなければ、彼はすぐにトップに戻ってくるだろう。簡単には勝てない相手です。
自分のやれることをやって、グランドスラムのタイトルに近づけるようにしたい。
マレーが負けて集中力が欠けたことはないです。」

4R KERBER 2−6,3−6 VANDEWEGHE

第1シードケルバー。35位バンダウェイ。
ケルバーの2勝。
あっという間にバンダウェイがストレート勝ち。1時間8分。

PS.
朝、ジュニアの試合を見ました。
14歳の佐藤ひまりはすごく上手い。
フォアがフラット系ですごくクリーンにボールが飛ぶ。
相手は第1シード1.5倍ぐらいでかい選手だが、ストロークでは押している場面もある。とても明るい将来があると思います。他のジュニアも頑張っていました。
穂積・加藤組が生き生きとしたプレーでミルザ組に勝利。これぞ!ダブルス。
乗っている感じが前面から出ていました。このペアはもしかすると・・・。
次は勝てます。
待ちに待った錦織対フェデラー。上にたくさん書いたからここでは書きません。
出足は錦織のいいプレーとなかなか調子が上がらずミスばかりのフェデラー。
2ブレークのまま、終われば・・・。もう少し、第2セットに持ち込めたのに・・・。
惜しい。フェデラーが復活するとサービスのコースがますます厳しくなるし・・・。
錦織の深いショットをショートバウンドで返すし、いや、返すのではなく、倍以上のスピードでウィナーになってしまう・・・。温泉の卓球でもこんなのはないよ〜!
第4セット、錦織の第2ゲーム。ダブルフォルトでラケットを投げて、切れそうになった。
これを持ちこたえて我慢。このセットを取ったのが今大会の大きな収穫だろう!
よく頑張ったが、今日のフェデラーは素晴らしい!
俺の隣のやつが酔っぱらいながら、ロジャーを応援。うるさかったなあ〜!
マレーが負けただけに大チャンスだったが・・・。いつかは・・・!?
マレーがサウスポーのズベレブ兄に負けた〜!大事件です!
サーブ&ボレーはほとんど見かけなくなったが、こうやって勝つとやはりネット対パスは面白いと思う。スライスもなかなか滑るのか?マレーのパスが抜けなかった。
マレーもサービスがおかしかったかな?しかし、大事件!いつかは逆転すると思っていたら・・・。終わってしまった。こういうこともテニスは起こるのです!
バブリンカは3セットともタイブレークを制した。
上手く、省エネで試合を勝ち進んで、虎視眈々と優勝を狙ってくるのが、このバブちゃんですよ!怖い存在です!
錦織の試合が終わったのが22時半だっけ?インタビューが11時20分から20分。
書いて、今、0時半過ぎ。たぶん、出るのは1時半過ぎだな・・・。眠いなあ〜!

2017 オーストラリアンオープン Day 07        <レポート:森下 泰>