2017 オーストラリアンオープン Day 06

<レポート:森下 泰>

2017年1月21日(土)

   

昨日は錦織選手がマーガレットコートの20時前に入って22時過ぎに終わる。
フェデラーはその後、23時ぐらいかな?
夜中1時前にパソコンが動かなくなった。
打ったやつが消えている・・・。もうあきらめて帰る。
1時半すぎに会場を出て、2時半に着いて、3時過ぎに就寝。
体がもたない・・・。昨日は何とか雨が持ってよかった。
降っても、ここは3つもインドアがあるので余裕。しかも、進んでいるので。
今朝は晴れていたが、12時過ぎに軽くパラパラと降ってきた。中断ほどではない。
今日からジュニアが始まる。ここで経験を積んで、一般で皆活躍してほしい!

3R CIBULKOVA 2−6,7−6(3)、3−6 MAKAROVA
第6シードチブルコバ。第30シードマカロワ。
チブルコバの3勝。
チブルコバの第4ゲーム。
猫のように丸まってから打つサービスは独特。
チブルコバのフォア真ん中にウィナー。サッカーのように真ん中に打つのは勇気がいる。
セカンドサービスをマカロワの得意なバッククロスリターンエース。
甘いサービスは手足の長いマカロワのはんちゅうだ。
4−1ブレークアップ。
マカロワの第6ゲーム。
チブルコバもサウスポーのフォアクロスに下がらず、バッククロスで対抗。
ガンガン打ちあう。4−2ブレークバック。
チブルコバの第7ゲーム
ダブルフォルト2つ。腕が縮こまっている感じ。
チブルコバのバックドロップからバックスライスパスウィナー。テクニックを魅せる。
しかし、マカロワのフォアダウンザラインウィナー。半面の逆クロスウィナーだ。
5−2ブレークアップ。
このセットは6−2でマカロワ。
第2セットはタイブレークをもぎ取ったチブルコバ。
ファイナルセットは6−3でマカロワ。2時間54分の長い試合に終止符を打った。
マカロワが4回戦へ。

3R STRYCOVA 6−2,7−5 GARCIA
第16シードストリコバ。第21シードガルシア。
ストリコバの5勝1敗。ストリコバが4回戦へ。

シニア J.MCENROE・P.MCENROE 4−2,2−4,4−1 BAHRAMI・SANTORO
あのマッケンローと変幻自在のバーラミおじさんだ!
マッケンローは怒るだろうな〜!
マッケンローもまた抜きしたり、ボレーボレーに付き合ったり、メチャメチャ本気ではない。
でも、パトリックがミスしたら、ラケットを投げたりして観客を楽しませる。
バーラミの高くボールを上げてポケットに入れたり、ボールパーソンに渡そうとしてフェイントをかけたり、これも楽しませる。
マジシャンサントロもバーラミおじさんの前では少し形無しだ〜!
ハイセンスアリーナの満員のお客さんを笑わせる。すごいです!
他のコートでは本気の一般の試合をやっているのにここに見に来るのです・・・!?

3R VESNINA 6−7(4)、2−6 BRADY
第14シードベスニナ。予選上がり116位21歳ブラディ。
ブラディがナント4回戦進出。

2R LIANG・YANG 6−2,6−2 日比野菜緒・ROSOLSKA
2−5でロソルスカの第8ゲーム。
ダブルフォルトで15−40のセットポイント。
ここでフォアポーチウィナーされる。
きれいに決められて、2−6ダウン。
相手の中国ペアはサービスが速く、2人ともガンガンストロークを打ってくる。
特にフォアサイドの方はミスがなく、バック逆クロスリターンもいい。
第2セット。
日比野の第2ゲーム。
2つ目のブレークポイント。
日比野は思い切りサービスワイドにフラット。浮いてきたのをロソルスカのスマッシュエース。思わず声が出る日比野。気合が入っている。
3つのブレークポイントを逃れて、最後はロソルスカのフォアポーチウィナー。
当たりがガシャで怪しいが・・・。
1−1キープ。
2−5でロソルスカの第8ゲーム。
連続サービスエース。しかし、ダブルフォルトがからむ。
1つ目のマッチポイント。
リターンミスで逃れる。
2つ目のマッチポイント。
日比野が前に詰めたが、バックボレーが間に合わず、アウト。
2−6のストレート負け。残念・・・。

日比野のインタビュー
「腰は大丈夫でした。Iフォーメーションの時、腰を落とすと少し痛んだが・・・。
あとはほとんど大丈夫です。
相手は中国人らしく、テクニックというよりもストロークで押してくるタイプだった。
力強かったです。
サービスは練習の時にすごく入ったのに、最初の方は入らずに何でだろうと思っていた。
以前だったら、誰が勝っていてとか細かくチェックしていたけど、そうしなくて、自分に集中することができている。気持ちが前向きで自分の状態が上がっていけば、大丈夫。
根拠のない自信ですが、伊達さんのアドバイスを生かしていると思う。
シングルスをリタイヤした直後は自分に対して、不甲斐ない気持ちでいっぱいだった。
ダブルスでは皆さんたくさんの人がサポートしてくれて、2試合戦えて良かったと思う。
こういうことが起こり得る。
大会前にまさか自分がケガするとは思っていなかったので、グランドスラム前はより慎重に調節しないといけない。そういった意味では収穫があったので良しとします。
考えるタイプなので、考えすぎてもダメだし、考えるけど考えない。
まとまったら、本に出します。待ってください。
同じ94年組。尾崎さんや穂積さんなど。自分より目立つのが嫌と思っていた。
周りが勝手に思うことであって、自分ではどうすることもできないもの。
今は素直に応援できるようになった。
少し前だと自分が先にトップ100を切って、一番上だと思っていた。
それで追いついてきたり、抜かしてきたりして、嫌だと思った時期もあった。
周りの評価がそう思うのであって、腑に落ちたら、素直に応援できる。
加藤さんとは一緒にトレーニングをしている。
そこが成長できたかなと思っています。
私はライバルと思っているのに相手の方はそんなに思っていないのもイライラした時もあった。(笑)」

3R GIBBS 1−6,3−6 S.WILLIAMS
92位ギブス。第2シードセリーナ。
第1セットはセリーナの6−1.
第2セット。
ギブスの第3ゲーム。
甘いセカンドは叩かれると思って、少し無理した。ダブルフォルト。
プレッシャーが他の選手とは違うのだろう!
ギブスは左右に振られても低く踏ん張ってついていく。
逆にセリーナのボールが真ん中に来たら、力が入ってフォアダウンザラインへネットミス。
2−1セリーナのブレークアップ。
6−3でセリーナが4回戦へ。

3R THIEM 6−1,4−6,6−4,6−4 PAIRE
第8シードティエム。47位ペール。
初めての対戦。
ティエムが4回戦進出。

3R KARLOVIC 3−6,2−6,4−6 GOFFIN
第20シードカルロビッチ。第11シードゴファン。
初めての対戦。
ゴファンがストレート勝ち。4回戦進出。

3R ZVEREV 6−4,3−6,7−6(5)、3−6,2−6 NADAL
第24シードズベレブ。第9シードナダル。
ナダルの1勝。
ズベレブのバッククロスにナダルのフォアが少し振り遅れる。
5−3ズベレブのキープアップ。
ナダルの第9ゲーム。
30−40のピンチ。
ナダルはサービスからフォア逆クロスウィナー。これが出ると強いはず。
5−4キープ。
ズベレブの第10ゲーム。
上からフルスイングで打ち込むズベレブ。
サービスセンターが強力だ!
ナダルもバッククロスウィナーでお返し。
3つ目のセットポイント。
ズベレブのフォアダウンザラインへムーンボールで逃げる。
と言ってもすごいスピンだ。ナダルはこれをフォアで打ち込むが、ネット。
6−4ズベレブ。45分。長くなりそうだ!しかし、この19歳は末恐ろしいなあ〜!

第2セット。
ズベレブの第4ゲーム。
ナダルはバックダウンザラインへスライスを多用。
これにズベレブのバックがアウト。はまってしまう。3−1ナダルがブレークアップ。
ナダルの第5ゲーム。
ズベレブの高いロブ。これをナダルはグランドスマッシュ。
ここまで粘って、またナダルのバックスライスにズベレブのフォアネットミス。
飛んでこないから攻めて行けばいいのに・・・。
4−1キープ。
ズベレブの第8ゲーム。
ナダルはバックスライスを混ぜて、時々ヒットする。
これにズベレブのミスが出る。はまる。
30−40のセットポイント。
ファーストで切り抜けて、5−4キープ。ナダルリード。
ナダルの第9ゲーム。
ロブを上げて粘るズベレブ。ナダルはグランドスマッシュの後、スマッシュエース。
最後はズベレブのフォアクロスがネットミス。
6−3でナダル。セットオールに持ち込む。

第3セット。
6−6のタイブレーク。
ナダルのフォアクロスパスウィナー。やっと抜いて1−1.
ズベレブのフォアドライブボレーが甘い。フォアボレーミスで3−2ナダル。
必死で拾うナダル。ズベレブのフォア逆クロスウィナーで3−3.
攻めと守りのテニスだ!ハッキリしている。
6−5ズベレブでズベレブのバッククロスがコーナーに。
7−5ズベレブ。セットカウント2−1とした。

第4セット。
ナダル4−2でナダルの第7ゲーム.
30−30でナダルのハイバックスマッシュエース。超難易度のショットを決めた〜!
デュースでナダルはフォア逆クロスからバックダウンザラインボレーウィナー。
前に出て決める意識が出てきたということはいい証拠だ!
5−2キープ。守ってばかりでは勝てない世界テニスです!

ファイナルセット。
ズベレブが第4ゲームをブレークバックして、2−2にした。
ズベレブの第5ゲーム。
5回のデュースの末、3つ目のブレークポイント。
ズベレブのフォアがアウト。3−2ナダルがブレークアップ。
ズベレブは足を少し引きづっているぞ!大丈夫か?
ナダルの第6ゲーム。
ズベレブはバック打った後、足を抑えている。痛そうだ!
連続サービスエース。4−2ラブゲームキープ。しかし、鉄人ナダル!
ズベレブは頑張れるか?
ズベレブの第7ゲーム。
ズベレブのフォアボレーウィナー。出るしかない。
ストロークで少し左右に振られるとつらい!
1つ目のブレークポイント。
サービスワイドエースで逃れる。しかし、19歳で試合を捨てないのに感動するなあ〜!
ナダルは粘ってから急にフォアヒット。そこからフォアダウンザラインドライブボレーウィナー。
2つ目のブレークポイント。
これもズベレブのフォアダウンザラインウィナー。
ナダルのバックダウンザライントップスピンロブウィナー。
完全にお客さんを虜にしているよ!
6回のデュースの末、ナダルのドロップをズベレブはフォアアングルへ。
それをナダルはバックダウンザラインへスライスポール回しパス。
それを触りに行くズベレブ。スペシャルなショットだあ!
最後は3つ目のブレークポイント。
ナダルのバックダウンザラインリターンエース。
5−2ナダルがブレークアップ。とても大きい。しかし、ズベレブは足が痛いのに頑張る!
最後はナダルのフォアダウンザライン。ズベレブはこれを返せず・・・。
6−2ナダル。4時間6分。とっくにナイトセッションの時間を過ぎているよ・・・。
負けたズベレブに温かい拍手!手を上げて答えるズベレブ。君は本当に強くなるよ!
スーパープレーヤーがスーパーショットを打ちあって、スーパー最後まであきらめない気持ちで戦ったら、
超スーパーすごい試合になる!それがこれです!
そのどれかが欠けてもいけないのです!

3R WOZNIACKI 3−6,1−6 KONTA
第17シードウォズニアッキ。第9シードコンタ。
初めての対戦。
コンタの第6ゲーム。
ゆっくり高くバウンドして間を取るコンタ。同じペースを守る。
なんと3つのサービスセンターエース。オンラインだ。コースがいい。
3−3キープ。
ウォズニアッキの第7ゲーム
コンタはフォアダウンザラインウィナー。後ろから狙って行く。
コンタはフォアダウンザラインからフォアクロスドライブボレーウィナー。
積極的にコートの中に入っていく。ウォズニアッキは後ろに引き過ぎている。
この差がスコアとなって出た。
4−3コンタがブレークアップ。
そのまま、コンタが6−3,6−1で勝利。4回戦進出。

3R MONFILS 6−3,7−6(1)、6−4 KOHLSCHREIBER
第6シードモンフィス。第32シードコールシュレイバー。
モンフィスの12勝2敗。
コールシュレイバーの第10ゲーム。
最後はコールシュレイバーの得意なバックダウンザラインがアウト。
6−4でモンフィス。やはい、苦手意識が相当にあるのだ!1時間56分。

3R SIMON 2−6,6−7(5)、6−3,3−6 RAONIC
第25シードシモン。第3シードラオニッチ。
ラオニッチの3勝1敗。
第4セット。
ラオニッチの第9ゲーム。
ラリーになるとラオニッチのバックバッククロススライスは狙われる。
シモンはフォア逆クロスアプローチ。パスもスライス。これでは抜けない。
セカンドサーブ&バックダウンザラインボレー&スマッシュエース。
セカンドが浅かったから、足元にリターンヒットしたいのに・・・。
最後はバッククロスリターンがネット。
6−3でラオニッチの勝利。2時間35分。

3R CARRENO BUSTA 4−6,6−4,4−6,6−4,2−6 ISTOMIN
第30シードカレノブスタ。ワイルドカード117位イストミン。
カレノブスタの2勝。
イストミンがここでもファイナルセット勝ちを収めた。4回戦進出。

3R SAKKARI 6−3,2−6,3−6 LUCIC-BARONI
94位サッカリ。79位ルチッチバローニ。
ルチッチバローニが逆転勝ちで4回戦進出。

3R BAUTISTA AGUT 7−5,6−7(6)、7−6(3)、6−4 FERRER
第13シードバウチスタアグ。第21シードフェレール。
フェレールの2勝。
3−1で西岡に勝ったバウチスタアグが勝利。4回戦進出。

ジュニア1R WU 7−5,6−2 菊地裕太
第1シードウー。予選上がり菊地。
菊地の第3ゲーム。
フォアクロスの打ち合いからバックダウンザラインへ。逆を突いた。上手い!
2−1キープ。
菊地の第5ゲーム。
ウーのフォアボレーが甘いのを菊地のフォアクロスパスも甘い。
フォアボレーで決められる。2−3ブレークダウン。
ウーの第8ゲーム。
菊地はウーの速いストロークにも負けじを返すだけでなく、きちんとフォアダウンザラインからバックダウンザラインへコースを分ける。
15−40のブレークチャンス。
ここで連続サービスエース。2つ目はゆうに200キロは超えていたでしょう!速い。
しかし、バックダウンザラインリターンを叩く。セカンドは打つべし。
4−4ブレークバック。
菊地の第9ゲーム。
ラブゲームで落としてしまう。これはもったいない。
ファーストからスピンを打たずにフラットでエースを狙えるようになると上に行けるのではないか?
4−5ブレークダウン。
ウーの第10ゲーム。
ウーのストロークが荒い。5−5ブレークバック。
しかし、ダブルフォルトなどでまた5−6ブレークダウン。
ウーの第12ゲーム。
ダブルフォルトで15−30のチャンス。
セカンドのフォアクロスリターンミスはもったいない。
最後もバックリターンミス。
ファーストはともかく、セカンドは攻撃的にミスなく、打ち込みたい。
5−7ダウン。
ブレークチャンスは来るのだから、とにかくキープする方法を見つけたい・・・。
第2セットも2−6。ストレート負け。残念・・・。また、次に頑張ろう!

菊地のインタビュー
「自分が3ゲームブレークしたが、5ゲームもブレークされた。
やはり、キープ力が大切だと思った。サービスを強化したい。
ストローク戦になったら、かなりポイントを取れていた。
自分の方が多かったかもしれない。
サービスを打ちこまれた後や、セカンドリターンを打ち込まれた後、苦しい所からのスタートだった。互角のスタートなら勝っていると思う。
プロか?アメリカの大学か?迷っています。」

ジュニア1R 田島なおき 6−0,5−7,2−6 IANNACCONE
第8シード田島は第1セット、5−0リード。
ラナコーネの第6ゲーム。
田島のフォアクロスからフォアクロスドロップウィナー。頭がいいよ!
40−30で田島のフォアダウンザラインアプローチからフォアクロスボレーウィナー。
フォアで追い込むショットはとてもいい。
フォア逆クロスを上から叩いて、スマッシュエース。これは抜ける感じがしない。
最後はダブルフォルト。6−0とあっさり取る。
第2セット。
田島の第1ゲーム。
5回のデュースの末、4つ目のブレークポイント。
最後はセカンドを相手のバックダウンザラインリターン1本にやられた。
0−1ブレーク。このスタートが良くなかった・・・。
まさか、ここから逆転されるとは・・・。残念です・・・。また、次があるさ!

ジュニア1R KRUGER 6−2,2−6,5−7 内藤ゆき
第14シード内藤。
第1セット2−6で落とす。
第2セット。
クルガーの第3ゲーム。
内藤のフォアクロスが深い。オープンスタンスだが、厚く当たって力強い!
3−0ブレークアップ。
内藤の第4ゲーム。
フォアが詰まってしまい、クルガーにバックダウンザラインウィナー。
3−1ブレークダウン。
3−2から3ゲーム連取して、6−3.
ファイナルも7−5で粘り勝ち!おめでとう!次も頑張って!

ジュニア1R NIMEIER 7−6(5)、4−6,8−6 宮本あゆみ
ニメイヤー。第9シード宮本。
フォアクロスリターンミスで4−5と追いついてきた。
ニメイヤーの第2ゲーム。
宮本のムーンボールをニメイヤーは回り込んでフォアダウンザラインウィナー。
後ろからしっかり打ち切ってくる。簡単に逃げない方がいい。0−2キープ。
宮本の第3ゲーム。
ニメイヤーのバッククロスからスマッシュエース。追い込むとすぐに前に来る。
少し宮本が狙い過ぎて、少しずつバックのミスが出る。0−3ブレークダウン。
ニメイヤーの第4ゲーム。
我慢して、2回のデュースの末、ニメイヤーに無理させる。
ランニングバックダウンザラインは入らない。1−3ブレークバック。
ニメイヤーの第6ゲーム。
二人のボールはヘビースピンをかけて、ボールがゴワゴワになっていくのがわかる。
飛んでいかないぞ〜!ダブルフォルトが絡んで、3−3ブレークバック。
さらに宮本のバッククロスからフォアクロスウィナーで4−3キープ。
すごく姿勢が低くなってボールを見ている。
4ゲーム連取して、このままいきたかったが・・・。
6−6のタイブレーク。
1−5までいってしまう。リターンミスを誘って、4−5まで行く。
4−6で長いラリーを制して、5−6.
最後はまた長いラリーからニメイヤーのバックアングルウィナー。
敵ながらあっぱれのコースに打ったなあ!
5−7ダウン。まだまだだ!
ファイナルセット。
6−5で宮本の第12ゲーム。
30−0から30−30でネットインを無理して、バッククロスがアウト。
30−40で相手はフォア打てない。
マッチポイント。
宮本のバックダウンザラインがサイドアウト。もっとコート中に。
2つ目のブレークポイント。
また、フォアリターンミス。フォア打てないのに回り込む。
3つ目のブレークポイント。
宮本のバックダウンザラインアウト。大きく外れた。
6−6ブレークダウン。
6−7で宮本の第14ゲーム。
マッチポイント。
最後は少し緊張して振り切れなかったか・・・?
フォアダウンザラインサイドアウト。
6−8で残念ながら、2回戦へ行けなかった。また、次ですよ!
3時間2分。トータルポイントは126対125で1ポイント優っていたのに・・・。

3R PLISKOVA 4−6,6−0,10−8 OSTAPENKO
第5シードプリスコバ。38位オスタペンコ。
ファイナルセット。
オスタペンコのフォアダウンザラインリターンエースで5−2ブレークアップ。
次のオスタペンコのゲーム。
力んでダブルフォルト。5−3ブレークバック。
プリスコバはサービスセンターエース。5−4キープ。
オスタペンコの第10ゲーム。
こうなると押されているのは精神的にオスタペンコの方だ。
無理してフォアダウンザラインサイドアウト。早く決めたくてうずうずしている。
ポーカーフェイスのプリスコバ。
5−5に追いつく。プリスコバはガッツポーズ。そんな思いなの?
サービスセンターエースで6−5プリスコバ。
オスタペンコは主審にかみつく。段々、追い込まれる。
オスタペンコの第12ゲーム。
マッチポイント。
オスタペンコの回り込みフォアダウンザラインウィナー。本当かよ!
オスタペンコのバックダウンザラインウィナーで6−6.本当かよ!
しかし、突っ立って打つプリスコバ。
オスタペンコの第18ゲーム。
最後はプリスコバのバッククロス。オスタペンコのバックが入らず・・・。
10−8でプリスコバの勝利。23時40分。

ナイトセッション
3R GAVRILOVA 6−3,5−7,6−4 BACSINSZKY

第22シードガブリロバ。第12シードバシンスキー。
バシンスキーの第3ゲーム。
バシンスキーはなぜか?フォアスライスで繋ぐ。1本ぐらいならいいが、4本連続とは・・・。
よくわからない。
ガブリロバのフォアドライブボレーからフォアクロスドロップボレーウィナー。
2−1ブレークアップ。
5−3ガブリロバでバシンスキーの第9ゲーム。
最後はフォアスライスの打ち合いからガブリロバのバックアングルドロップウィナー。
6−3ガブリロバ。
7−5バシンスキー。
ファイナルセット。
4−2ガブリロバでガブリロバの第7ゲーム。
バシンスキーのバッククロスがアウトと思って、先に座っているガブリロバ。
判定通りだけど・・・。
5−2ガブリロバ。
2つ目のマッチポイント。
バシンスキーのサービスワイドエース。
5−3キープ。
5−4でバシンスキーの第10ゲーム。
ガブリロバのバックアングルドロップウィナー。
3つ目のマッチポイント。
最後はガブリロバのフォアドライブボレーウィナー、真ん中に打ち込んだ!
やっと、終わったよ。23時45分前。
男子は0時スタートだな・・・。

ナイトセッション
3R DIMITROV 6−3  GASQUET

第15シードディミトロブ。第18シードガスケ。
ガスケの5勝1敗。
ディミトロブのゲームで始まる。
ディミトロブは心なしか?早い攻めになっている。
0−30からサービスエースを含む4ポイント連取で1−0キープ。
好調さをそのまま出せるか?ガスケへの苦手意識は・・・?
ガスケの第2ゲーム。
ディミトロブのフォアクロスボレーウィナーなど2つのブレークポイント。
これを逃れるが、ディミトロブの方が攻めている。
1−1キープ。
ディミトロブの第3ゲーム。
テンポはいいが、それがガスケのそれに合っている。
バックダウンザラインがオンラインで2−1ガスケのブレークアップ。
ガスケの第4ゲーム。
ディミトロブの足を広げて、オープンでスライスを返す。錦織戦でも見せたショットだ。
ディミトロブのフォアクロスアプローチからバッククロスボレーウィナー。
かっこいいなあ〜!2−2ブレークバック。
しかし、2人のプレーはスピード感があるなあ〜!
片手バックだけで全員がやったらどうなるのか?両手禁止にして・・・。
ガスケの第6ゲーム。
3ポイント目のラリーは何ですか〜?2人のすごさに引きつけられる。
寝不足も飛んでしまう。よく寝てしまうが・・・。これはいい。
サッとキープできないのが、難点だ。
3−3キープ。
ガスケの第8ゲーム。
ガスケのストロークミスが4本。5−3ラブゲームブレーク。
ディミトロブの第9ゲーム。
ガスケのフォアダウンザラインパスなどで0−40.おいおい・・・。
サービスでデュースへ。
3つ目のセットポイント。ダブルフォルト。何してるの〜!ファースト入れろよ!
4つ目のセットポイント。
最後はやっとバックダウンザラインパスウィナー。6−3ディミトロブ。
1セットで帰ります。こういうのは初めての出来事です。
明日の錦織戦に備えます。寝不足ではどうしようもありませんから・・・。

PS.
今日は朝晴れて途中雲が出て軽く雨が来て、そのあと快晴。目まぐるしい。
日向は暑さを感じた。しかし、いつものオーストラリアンオープンではない。
日比野組は負けて日本人はジュニアだけ。
3人負けて、1人勝ち。ここでの経験を次の一般に生かしたい。
ナダルがズベレブにファイナルセット勝ち。執念だ。
ズベレブも足が痛いのを我慢してよくプレーした。こういうのをプロ中のプロというんだな!すごい拍手だった。今大会のベストマッチだろう!
これが遅かったので、またセンターのナイトセッションの始まりが21時になった。
一体、何時に終わるのだろう?
女子の後は男子だぜ!おいおい・・・。
明日は錦織選手の試合はやはり、ナイトセッションの第1試合。
私の予想通りだ。メイン中のメイン。放送局は朝一番に頼んだと思うが、そこには絶対に入れられないだろう。メインだから。お客さんが一番楽しみにしている時間帯になった。
しかし、またこれで明日が超長い1日になることが決定したよ・・・。
さあ、早く帰りたい・・・。1時には出られるか?無理か・・・。
男子が0時スタートだな!1セット見て今日は勘弁してもらおう!
いつもなら最後まで見るのだが、明日の錦織の試合の方が大切だから。
これもいい試合で後ろ髪を引かれる思いだが・・・。寝不足には変えられない・・・。
初めての出来事です・・・。

2017 オーストラリアンオープン Day 06        <レポート:森下 泰>