2017 オーストラリアンオープン Day 03

<レポート:森下 泰>

2017年1月18日(水)

   

昨日は35度で湿気があって暑かった。夜は少し風が涼しかったが・・・。
今日は雨でかなり寒くなるとのこと。
もちろん、日本ほどではないが、温度差に気を付けないと選手も私たちも体調を崩してしまう。何とか、雨が持ってほしいが・・・。
昨日は1時にホテルに戻って2時就寝。かなり早い!
しかし、トイレの電気がついたり消えたり・・・。オイオイ!頼むぜ!このホテルは!
シャワーも水だった。
しかし、この時のために真冬のレッスン後、水シャワーを浴びているので大丈夫!
雨は大丈夫なようだが、今日は涼しい!20度ぐらいらしい。夜は寒くなるかも・・・。
錦織圭選手がまたもやハイセンスアリーナの第1試合。
シャディは結構厄介な相手です。簡単にはいかないと思う。しっかりやれば大丈夫だが。
フェデラーとマレー、バブリンカも今日です。
穂積・加藤組、青山・二宮組も今日、登場です。頑張ってほしい!

 

2R CHARDY 3−6,4−6,3−6 錦織圭
72位29歳シャディ。第5シード27歳錦織圭。
錦織の4勝2敗。
ハイセンスアリーナは超満員。日本人のためにここにしてくれたのか?
早いもの順で入れるのだ!
シャディのゲームで始まる。
錦織は最初から集中している。1回戦の時からキチンと修正してきているのがわかる。
錦織のバックダウンザラインウィナー。コートの中に入って、上から打ち込んでいく。
フォア逆クロスウィナー。
そして、バッククロスアプローチウィナー。
すぐに陣営に向かって、ガッツポーズ!1−0ブレークスタート。幸先がいい。
錦織の第2ゲーム。
左手をギリギリまで残すので、コースが最後までわからない。
スピードではなく、コース取りで勝負。壁ができている。2−0キープ。
錦織の第4ゲーム。
錦織の回り込みフォアダウンザラインからバックダウンザラインウィナー。
2段、3段の攻めでポイントを取るつもりでいる。
やはり、シャディも簡単な相手ではないのを自覚しているのだ!
3−1キープ。
シャディの第5ゲーム。
15−40のチャンス。
ここでシャディの204キロサービスワイドエース。
これが入りだすとちょっと厄介だ!3−2キープ。
錦織の第8ゲーム。
シャディのバックダウンザラインをしのいで、逆にバックダウンザラインウィナー。
大逆襲だ!
サービスセンターエース。183キロで浅くラインへ。
また、セカンドサービスが深く跳ねて攻められない。これが変わったところだ。
5−3キープ。
シャディの第9ゲーム。
錦織のフォア逆クロスを上から打つとシャディの動きが止まる。
そこからどこへでも打てるからだ。今日はコートに中に入っている。
相手にとって高い打点の圭は脅威だ。
3つ目のセットポイント。
最後はシャディのフォアクロスがアウト。6−3で先取。36分。
素晴らしい出来の第1セットだ!

第2セット。
錦織の第1ゲーム。
少し、油断したか?落としてしまい、0−1ブレークダウン。
シャディの第2ゲーム。
錦織のフォアアングルからバックアングル攻撃。相手を極限まで走らせるのだ!
1−1とすぐにブレークバック。
錦織の第5ゲーム。
シャディの連続フォア逆クロスウィナー。
少し突っ立って打つが、振り抜きがすごい!段々、スイングが速くなってきた。警戒だ。
2−3ブレークダウン。
シャディの第6ゲーム。
4回のデュースの末、5つ目のブレークポイント。
最後はシャディのバックスライスネットミス。3−3ブレークバック。
落としてもすぐに次のゲームをブレークバックするので、相手に持っていかれない。
錦織の第9ゲーム。
30−40のピンチを160キロスライスオンラインサービスセンター。
これは落ち着いていたよ。
フォア超アングルウィナー。謝っていたが、狙ったのではないのか?
5−4キープ。
シャディの第10ゲーム。
錦織のフォアダウンザライン。それをシャディのバッククロスがかすってネットミス。
6−4ブレーク。しかし、あまり嬉しそうな顔をしない錦織。
このセットは納得していないのか?

第3セット。
錦織の第1ゲーム。
セカンドを叩かれる。
少し浅くなったのとシャディがこれしかやることがなくなったから!
第2セットと同じく、第1ゲームをブレークされる。0−1.良くないなあ〜!
シャディのダブルフォルトで1−1ブレークバック。
同じような展開だ。
錦織の第3ゲーム。
40−0で相手が集中を欠いたところでサーブ&バックダウンザラインボレーウィナー。
上手い!こういう隙を見せないテニスが好きだな〜!
2−1キープ。
錦織のフォアは良く引きつけて、相手をよく見ている。
いつでも相手の状況次第でコースを変えられる準備があるのだ!
錦織の第5ゲーム。
15−40のピンチ。少しセカンドを上から狙われる。ミスに助けられたところもある。
ラリーでも少し押されている感じだ。
3−2キープ。
シャディの第8ゲーム。
錦織の回り込みフォアダウンザラインウィナー。
錦織はチャレンジを見る前にアウトを覚悟していたかのような仕草だ!
5−3ブレーク。
最後は錦織のフォアクロスをシャディのフォアクロスがアウト。
6−3錦織のストレート勝ち。2時間6分。最初の立ち上がりが良かった。
第2&第3セットは落とした後、すぐにブレークバックできたのが大きい。
1回戦よりだいぶ良くなった。まだまだ、自分の力の半分も出していないよ!

錦織のインタビュー
「第2セット、先にブレークして少し焦ったが、チャンスはかなり来ると想像していた。
すごいショットもあるが、ミスも多いので、リターンさえしっかり返せばチャンスがあると思っていた。ブレークされた後はなるべく集中してブレークするようにした。
自分のミスが多いゲームがあったのでそこの集中力が大事。
彼の力強いショットがあるので続けられるとサービスゲームが苦しくなる。
リターンゲームはその分、集中して離されないようにした。
先にブレークされたことは反省すべき点です。
同じところは強いので、相手のリズムを崩すことと左右に散らすことを増やした。
1回戦よりはいいフィーリング、集中して入れた。出足がいいと流れも良くなる。
サービスの入りも良かった。途中、セカンドを攻められる場面があったけど・・・。
1回戦の疲れの回復は0ではないが、そこまで疲れはないと思う。
フェデラーとやるより楽な相手の方がそれはいいですが、ポイントの駆け引きや勝ち負けに関係なく楽しめる。自分がテニスをしていて楽しいと思える対戦相手です。
楽しみと言っては楽しみ。
次の相手は2人とも大会が重なっていないので、あまり最近は見ていない。
1、2回戦よりはラリー戦になるだろう。そんなに強打してこない。
リズムが取りやすい。リターンの上手さはある。
しっかりチェックしてまた作戦を練って考えてきます。
テニスに一応、100%傾けていますといた方がいいでしょう。
なるべく早く終わらせたいと思っているので、最初の2セットは集中している。
サービスは試合によっても変わる。
セカンドも弱かったら打たれるが、普通ディフェンスから入るので深く打ってストロークでポイントを取るので、セカンドのポイント獲得確率が高いと思う。
サービス力ではない。なるべく攻められないような所へ打つようにしている。」

1R 穂積絵莉・加藤未唯 7−6(3)、7−6(3) PEREZ・TJANDRAMULIA
2つのタイブレークをものにした。穂積・加藤組は2回戦へ進出。

1R MAKAROVA・VESNINA 6−4,5−7,6−2 青山修子・二宮真琴
第3シードマカロワ・ベスニナ組。
惜しかった。第3シードペアにファイナルセットまで持ち込んだが・・・。

2R VOEGELE 3−6,2−6 V.WILLIAMS
予選上がり112位ボーゲル。第13シードビーナス。
ビーナスの2勝。

2R KERBER 6−2,6−7(3)、6−2 WITTHOEFT
第1シードケルバー。89位ウィットフェフト。
ケルバーの2勝。
ケルバーから6−2,5−6でケルバーの第12ゲーム。
長いラリーでケルバーのフォア逆クロスウィナー。
しかし、ケルバーのボールが飛んでいかないなあ〜!フォアもバックも・・・。
6−6キープ。タイブレークへ。
ケルバー3−1でケルバーの切り返しパスが甘く、ウィットフェフトのフォアクロスパスウィナー。怒って、ラケットをコートに叩きつけるケルバー。3−2.
これが尾を引いたのか?ケルバーの連続ダブルフォルト。
ウィットフェフトの4−3リード。
6−3でケルバーはコートの真ん中でボレー。ウィットフェフトのフォアアングルパス。
ケルバーのバックボレーがネット。集中力が散漫だ!
7−3ウィットフェフト。

ファイナルセット。
ケルバーは第1ゲームをブレークしたが、何とか盛り返す。
なんとも大変な思いをして勝ち上がる第1シードだなあ〜!6−2ケルバー。

2R RUBIN 5−7,3−6,6−7(3) FEDERER
予選上がり200位20歳ルビン。第17シードフェデラー。
初めての対戦。
5−5でフェデラーの第11ゲーム。
軽くサービスセンターに打って、199キロ。コースが非常にいい。
6−5キープ。
ルビンの第12ゲーム。
フェデラーのフォアダウンザラインウィナー。
ダブルフォルト。じわじわとプレッシャーを感じたか?
最後はフェデラーのフォアクロスをヒット。速くて跳ねる。
急にヒットすると伸び方が半端ない。7−5フェデラー。
しかし、200位のルビンもよく必死についてくる。センターコートだし・・・。
たいしたものだ!

第2セット。
ルビンの第6ゲーム。
フェデラーのバックダウンザラインウィナー。急に肩を入れてヒットしてくる。
完全にウィナーを狙うのだ!4−2ブレーク。
フェデラーの第7ゲーム。
サーブ&バックダウンザラインボレーウィナー。
相手とボールをギリギリまで引きつけて、逆を突くことができるのだ!
そこに打つと決めて打っていないのがすごい!
5−2キープ。
最後はフェデラーのサービス後、ベースラインの内側のデッドゾーンからフォアクロスショートバウンドウィナー。って、日本のコーチに怒られるわ!
6−3フェデラー。

第3セット。
フェデラーの第2ゲーム。
ルビンの両手バック逆クロスリターンエース。
フェデラーのバッククロススライスアプローチが前過ぎて、バランス崩してネット。
私たちによくあるミスをこの人がしたよ〜!少し荒いミスがあるなあ〜!
0−2ブレークダウン。
フェデラーの第6ゲーム。
セカンドサービスダッシュも足元リターンで効かないよ。じっくり行ったら・・・。
2−4キープ。
ルビンの第7ゲーム。
ルビンのフォアクロスウィナー。調子に乗っているなあ〜!
フェデラーはミスが多く、モタモタしているよ!2−5キープ。
集中力が切れているよ。珍しい・・・。
フェデラーの第8ゲーム。
セカンドダッシュ。
ルビンのフォアクロスリターンエース。思い切り打ってくるよ。当然だ!
いい時にやるのとやることがなくて、焦ってやるのとでは大違いだ!
いくらフェデラーでも・・・。
2つ目のブレークポイント。
フェデラーのフォアクロスウィナー。
何とか、サービスで切り抜ける。3−5キープ。
体調が悪いのか?動きもメンタルもいかん!
ルビンの第9ゲーム。
フェデラーのフォアクロスドライブボレー。
また、粘り強くバッククロスにスピンを打つ。ルビンの力が入ったミスを誘う。
4−5やっとブレークバック。
フェデラーの第10ゲーム。
ルビンがバックリターンミスした後、「ヨッシャ!」と言ったよ!
5−5キープ。苦しんでいる。とても調子が悪い〜!
6−6のタイブレーク。
4−3でフェデラーのバッククロススライスアプローチが切る。
バックハイボレーウィナーで5−3.
最後はフェデラーのフォアクロスに打ち込んで、やっとこさの勝利。
7−3でフェデラー。しかし、第3セットはどうしたんだろう?別人だった・・・。
これではとても錦織の相手にはならないよ・・・。
しかし、しっかり修正してくるだろうけど・・・。
また、相手が一流ならその戦いをするだろう!?

2R SVITOLINA 6−4,6−1 BOSERUP
第11シードスビトリーナ。予選上がり119位ボスラップ。
初めての対戦。

2R FOURLIS 2−6,1−6 KUZNETSOVA
ワイルドカード414位17歳フォーリス。第8シードまで復活してきたクズネツォバ。
初めての対戦。

2R WAWRINKA 6−3,6−4,6−4 JOHNSON
第4シードバブリンカ。30位ジョンソン。
バブリンカの1勝。
バブリンカが2セットアップ。
第3セット。
ジョンソンの第1ゲーム。
速いサービスをバブリンカのバックダウンザラインリターンエース。
本当にコンパクトだが、当たり方は抜群。オンラインエース。
フォアクロスリターンエース。これも速いサービスを合わせる。上手い。
ここでジョンソンはアドコートでバックへスピンサービスでファーストを打つ。
合わせないためだ。こういうのも閃いて打っているのだ!
1−0キープアップ。
バブリンカの第2ゲーム。
15−40のピンチも201キロのサービスをオンラインへ。
ジョンソンも低いフラットロブがギリギリアウト。ナイスタイミングだった。
1−1キープ。
バブリンカの超アングルバックパスウィナー。なんだあ〜!この角度は・・・。
リストを軽く返しただけだ!
2−1バブリンカのブレークアップ。
バブリンカがそのまま6−4。ストレート勝ち。

2R TOMIC   ESTRELLA
第27シードトミック。エストリラ。

2R JANKOVIC 6−3,6−4 GOERGES
54位ヤンコビッチ。57位ゲルゲス。
ヤンコビッチの3勝1敗。

2R PENG 6−7(5)、2−6 BOUCHARD
83位ペン。47位ブシャール。
ブシャールの1勝。

2R SEPPI 1−6,6−7(1)、6−4,6−2,10−8 KYRGIOS
89位32歳セピ。第14シードキリオス。
キリオスの2勝。
第1セットはキリオス6−1で先取。
第2セット、キリオスの第12ゲーム。
15−15で打ち込めるのにキリオスはフォアドロップ。良く打つよ。
6−6キープ。タイブレーク。
キリオスは突っ立って打つが、丁寧にバッククロスを打つ。
セピが焦って、バックダウンザラインアウトで3−0キリオス。
セピは力なくダブルフォルト。弱弱しいなあ!4−0.
キリオスはフォアをリストだけで引っ掛けて、バックダウンザラインウィナー。
フラット系だ!5−1.
最後はセピのフォアクロスアウトで7−1キリオス。
ここまでは完全にキリオスペース。会場はキリオス一色だ!

この後、セピが6−4,6−2で盛り返す。すごいぞ!この雰囲気の中で・・・。

ファイナルセット。
4−4でキリオスの第9ゲーム。
サービスセンターエース。まだ、余力は十分にあるぞ!5−4キープ。
キリオスの第11ゲーム。
15−40でダブルファーストサービス。
よくこんな速いセカンドを打つよ。
30−40でまたもや、ダブルファースト。今度はコンパクトにフォア逆クロスリターン。
これを近いのに見送るキリオス。エースだぜ!
6−5セピのブレークアップ。
セピの第12ゲーム。
なんとラリー中に股下ショットを平然とやるキリオス。
しかも6−6ブレークバック。適当に打つバックが左右に振れる。
この全く力が入っていないのがいいのか?しかし、応援する気にはなれないなあ〜!
フォアの方がミスするよ!
8−7キリオスでセピの第16ゲーム。
マッチポイント。
ここでキリオスはフォアスライスで粘る。それをセピはフォアダウンザラインウィナー。
8−8キープ。セピもすごい!精神力だ!2年前にフェデラーに勝った男。
キリオスの第17ゲーム。
またもやダブルファーストを打つ。ネットに当たり、ダブルフォルト。
9−8セピがブレークアップ。
最後はセピのサービスセンターエース。
10−8でセピが勝利!2セットダウンから大逆転勝ちだ!
しかも地元オーストラリア人に勝つ!
すごい!精神力だ!しかし、キリオスのあの態度は・・・。まあいいけど・・・。
好きにはなれあいなあ!3時間8分。

2R TSONGA 6−2,6−2,6−3 LAJOVIC
第12シードツォンガ。ラジョビッチ。

2R RISKE 7−6(7)、4−6,6−1 ZHANG
リスケ。第20シードザン。

2R BERDYCH 6−3,7−6(6)、6−2 HARRISON
第10シードベルディヒ。82位ハリソン。
ベルディヒの1勝。

2R SUAREZ NAVARRO 6−7(1)、3−6 CIRSTEA
第10シードスアレスナバーロ。シルステアの3勝1敗。
ここでまた、シルステアがストレート勝ち。
本当の実力はスアレスナバーロの方が上だと思うが・・・。
やはり、このあたりになると相性が出てくるのか?

2R EVANS 3−6,7−5,6−3,6−3 CILIC
51位エバンス。第7シードチリッチ。
初めての対戦。
チリッチの6−3,3−2でチリッチの第6ゲーム。
エバンスはフォアスライスリターンを使って、何とかラリーに持ち込む。
チャンスをつかもうと必死なのがいい。それにはまったチリッチ。
バックミスで3−3ブレークバック。
エバンスの第7ゲーム。
なんとエバンスはバックダウンザラインへスライスパスウィナー。
糸を引くスライスとはこのこと。クリシュナン以来のパスだ!
4−3キープアップ。
このセット7−5でエバンス。
第3セットも6−3エバンス。チリッチは追い込まれたぞ!
第4セット。
エバンス5−3でチリッチの第9ゲーム。
0−40でチリッチは打ちまくる。エバンスのスライスの粘り。
30−40で最後はフォアスライスリターンをチリッチはフォア逆クロスをネットにかけた。このスライスに最後まで対処できなかった。
6−3でエバンスの勝利。金星だあ!

2R BARTHEL 6−4,6−4 PUIG
バーテル。第29シードプイグ。金メダリスト。

2R ISNER 7−6(4)、7−6(4)、4−6,6−7(7)、7−9 ZVEREV
第19シードイズナー。ミーシャ・ズベレブ。
このズベレブはサウスポーの29歳の方です。
イズナーは昨日のカルロビッチと同様にビッグサーバー。
ブレークはしないけど、落とさない・・・。
また、昨日のようにロングに行くかと思ったが・・・。
この2人がやったら、どうなるのだろう?ズベレブが9−7でもぎ取る。

2R KHACHANOV 3−6,4−6,4−6 SOCK
カチャコフ。第23シードソック。
ソックの6−3,4−3でソックの第8ゲーム。
カチャコフのショットを恐れないソック。
ソックのフォアダウンザラインウィナー。2つ続受けて打つ。
自分が主導権を握っている。終始。5−3キープ。
ソックの第10ゲーム。
190キロのスピンサービスにカチャコフのリターンが合わない。
デュースコートのアングルにスピンサービスを打ち込むソック。
6−4でこのセットを奪う。
最後はバッククロストップスピンロブウィナー。
6−4でソックがストレート勝ち。カチャコフのプレーがさせてもらえず・・・。

ナイトセッション
2R CRAWFORD 5−7,4−6 MUGURUZA

162位クラフォード。第7シードムグルザ。
初めての対戦。
ムグルザが第1セット7−5で先取。
第2セット。
ムグルザの第4ゲーム。
0−30からサービスワイドでフォアダウンザラインウィナー。
しっかり膝を曲げて丁寧に打つ。この大会はチャンスだと思っているはず。
クラフォードの第5ゲーム。
クラフォードもファーストが入るとフォアウィナー。2球目攻撃だ!
直線的に飛んでいく。3−2キープアップ。
クラフォードの第9ゲーム。
ムグルザのフォアは低い重心で踏み込むのがいい。
スピードはさほどないが、安定感がある。
下半身から打つ。腰の回転と共に。手打ちでないということ。
ダブルフォルト。5−4ムグルザのブレークアップ。
最後はクラフォードのフォアがネットミス。
6−4ムグルザ。安定感あり。ボールはあまり飛ばないが・・・。

ナイトセッション
2R MURRAY 6−3,6−0,6−2 RUBLEV

第1シードマレー。予選上がり156位19歳ルブレブ。
初めての対戦。
マレーの6−3,6−0.
第3セット。
ルブレブの第3ゲーム。
マレーはフォアを打った後、転んでしまった・・・。
足を気にしながら2−1ブレーク。大丈夫だろうか?
マレーの第4ゲーム。
ドロップを拾ったマレーはロブ。
追いかけて振り向きざまにルブレブのフォアクロスパス。
マレーは読んでいて、フォアドロップボレーウィナー。しかし、ルブレブは走る。
こういうのは好感が持てるよ!
3−1キープ。
ルブレブはやはり力が入ってしまい、ギリギリを狙う。
それしかないと思って打ってしまう。マレーにプレッシャーをドンドンかけられてしまう。
4−1ブレーク。
最後はバッククロスリターンがアウト。
しかし、最後まで必死に戦おうとしたルブレブにも温かい声援が送られた。
まだ19歳です。恐るべき選手。

2R TOMIC 7−5,7−6(4)、4−6,7−6(5) ESTRELLA
第27シードトミック。エストリラ。
ナイトセッションではないが、マーガレットアリーナで最後までやっていた。
最後はエストリラのフォア逆クロスがギリギリサイドアウト。
7−5でトミックが勝利。夜中の0時過ぎ・・・。

PS.
今日は朝から涼しい。
ハイセンスアリーナの上の方は風もあるし、日陰の部分が多いので、寒いぐらいだ!
半袖&パンツでは寒すぎる〜!
錦織選手の2回戦。今日の出足は良かった。低くて集中しているのがわかる。
コートの中に入って上から打つ。これができる人は常にこうするべきだろう。
いきなりブレークした時、すぐに陣営に向かってガッツポーズ!
こんな早く見せたのは今までにない。それほど集中していたのだろう!
第2&3セットの錦織のゲームを落としたのは気になるが・・・。
すぐにブレークバックして帳尻を合わせた。前半はとてもいいテニス。
1回戦よりはいい。
専修大学の先輩の大森さんが同じテニスクラブの弟子を使って、大応援。目立っていた。
森下テニスアカデミーでもそうするかな?
ダブルス2つは全て第1試合に入って見られず・・・。
バブリンカはなかなかいい調子とみた。速いコートのリターンが合っているよ。
フェデラーは予選上がり200位20歳に勝利。相手も頑張っていたが、凡ミスもある。
錦織の方が上だと思うが・・・。
強い選手だとレベルをグンと2ランクぐらい上げてくるからな!フェデラーは!
しかし、第3セットはひどかった。こんなにミスするとは・・・。
覇気も感じられないし、どうしたんだ?ロジャー。
これでは錦織に試合させてもらえないよ!
キリオスは2セットアップから2−2オール。
ファイナルセット。5−6でブレークされてから、ラリー中に股下ショット。
なんて適当な奴だろう!真面目な日本人にはわからないなあ〜!
セピはそれをブレークされて、はらわたが煮えくり返っているのを我慢。
よく10−8で勝ったよ!すごい!この応援にも負けない。
ソックもUSオープンで錦織を苦しめたカチャコフを一蹴した。
190キロスピンサービスが効いた。
エバンスもフォア&バックスライスリターンとラリーでチリッチのミスを誘う。
徹底したスライスは面白いなあ!金星!
ムグルザのボールは飛ばないが、姿勢が低い。腰が低い。これがいいのだろう!
マレーは安泰だな。ルブレブの強打を上手くいなした感じだ!
23時前に終わってくれたので、0時には出て、1時半には寝るぞ!
いやだめだ!トミックが今、0時過ぎに終わった・・・。間に合わない。

2017 オーストラリアンオープン Day 03        <レポート:森下 泰>