2016 USオープン Day 07

<レポート:森下 泰>

2016年9月4日(日)


昨日は錦織選手が苦しみながらもマウに3−1で勝利。
4回戦進出です。まだまだ、本調子ではないですが、それでも勝ってしまうのは本物の力があるからこそです。
次はカルロビッチ。サービス命の彼ですが、本当に入りだすと手が付けられないのです。
そうなる前にストローク戦に持って行って翻弄したいです。そのためにはリターン。
そして、サービスを何とかしてね〜!
昨日もチェンジオーバーの時、音楽が鳴る。その時に踊って猛烈にアピールするのです。
昨日は私も映りましたが、近くにいた酔っ払いなのか?ものすごく手すりを使って踊る男性がいました!
これがあるからUSオープンは楽しいですよ!
今年はまだ見ていないが、センターコートに必ず現れるダンシングマンがいます!
ちょっと太った彼は何枚もTシャツを脱いでいくので有名です。
昨年かな?ジョコビッチがコートに呼んで、一緒に踊っていましたよ!
笑えます!さあ、今日は日曜日。
今朝は涼しいです。日差しはあるが、完全に風は秋そのものです。
昨日、錦織選手の試合の18時から涼しかったが、今日の夜はもっと気温が下がるかもしれない・・・。
公園ではバーベキューをしてサッカーをしています。
ナダル、ジョコビッチ、ケルバー対クビトバが面白いです!
穂積・加藤組の3回戦。ジュニアは清水ゆうた、村松ちひろ、本玉まいが登場。
頑張ってほしいです!

 

4R KONTA 4−6,5−7 SEVASTOVA
第13シードコンタ。セバストロバ。
3−0セバストロバがリード。
それでもコンタは左手でラケットヘッドを上げて待っている。
今年の全豪ベスト4で活躍した。1回戦から見ていたが、態度が非常にいい。
いつも前向きなプレーはこのラケットヘッドを上げる動作から生まれる。
セバストロバの第5ゲーム。
セバストロバはリラックスした状態から急にフォア逆クロスウィナー。大きなスイングだ。
ただ、ミスが続く可能性も含んでいる。
コンタはフォアスライスで粘り、ブレークバック。3−2セバストロバがリード。
コンタの第6ゲーム。
フォア逆クロスから同じ場所にドロップウィナー。上手い。3−3キープ。
セバストロバのハイバックアングルボレーを薄く当てるテクニックで4−3キープ。
このセット、セバストロバが6−4と先取。
第2セット。
セバストロバ5−3でセバストロバの第9ゲーム。
コンタがバックロブウィナー。粘りブレークで5−4.
コンタのフォアドロップが甘いが、セバストロバのバックダウンザラインのミス。
少し焦っているか?5−5キープ。
しかし、セバストロバが7−5と押し切る。
いつも前向きなコンタが敗退。残念・・・。セバストロバがベスト8へ。

4R MONFILS 6−3,6−2,6−3 BAGHDATIS
第10シードモンフィス。バグダティス。
グランドスタンドの第1試合に関わらず、ものすごい人だかり。
立ち見が3重にも4重にもなっていて、まともに見られない。
ここにきて、大きなスクリーンを見ている。
ここはセンターコートのようにチケットが必要でないのだ。
モンフィスの第3ゲーム。
モンフィスはバグダティスのバックへ集め過ぎか?
バグダティスのバックダウンザラインの反撃にあう。
そこでモンフィスはすぐにフォアで左右に振る。修正するのだ。
2−1キープ。
第1セットはモンフィスが6−3.
そのまま、モンフィスが6−2,6−3で勝利。ベスト8へ。

4R VINCI 7−6(5)、6−2 TSURENKO
第7シードビンチ。ツルレンコ。
ツルレンコのゲームで始まる。
ツルレンコは右ふとももにすごい量のテーピング。
ツルレンコはバックへ大きなムーンボール。
これをビンチは中に入って、ライジングバックダウンザラインウィナー。すごい!
両手バックならわかるが、片手スライスでウィナーって?
1−0キープ。
ビンチの第2ゲーム。
左手を大きく広げるのが、滑るコツかな?ノボトナのような。1−1キープ。
このセットはビンチがタイブレーク7−5でものにする。
第2セットもビンチが6−2で押し切る。
ベスト8進出。確実に成績を残すビンチ。

3R GARCIA・MLADENOVIC 6−2,6−3 穂積えり・加藤みゆ
奈良・大坂組を破った第1シードガルシア・ミラデノビッチ組。穂積・加藤組。
ガルシアのゲームで始まる。
加藤のフォアダウンザラインをミラデノビッチのフォアクロスボレーウィナー。読まれた。
0−1キープ。
穂積の第2ゲーム。
加藤のスマッシュエースで1−1キープ。
2人の息は今日もあっている感じだ。
ミラデノビッチの第3ゲーム。
ガルシアのスマッシュを返すが、ミラデノビッチのスマッシュエース。
1−2キープ。
加藤の第4ゲーム。
ミラデノビッチのリターンが速く、加藤のガシャフォアになる。
ガルシアも突然前に来て、フォア逆クロスボレーでプレッシャーをかける。
このあたりがうまいのだ!1−3ブレークダウン。
ガルシアの第5ゲーム。
ミラデノビッチのバックポーチ。サッと触って、アングルドロップボレーウィナー。
これは非常に上手い。反応も抜群だった。これは相手を褒めるべきショットだ!
1−4キープ。さすがに上手いなあ〜!
2−5で加藤の第8ゲーム。
ガルシアのバックドロップボレーウィナー。すげ〜!切るよ。戻ってくる。
最後はガルシアのフォア逆クロスムーンボールウィナー。
加藤は取れず・・・。2−6でブレークダウン。第1セットを失う。

第2セット。
穂積の第2ゲーム。
ガルシアのバックダウンザラインリターンエース。セカンドを叩かれる。
ガルシアのフォアは大きくスタンスを取ってダイナミックで力がある。
0−2ブレークダウン。
ミラデノビッチの高いフォアでコースを自在に変えてくる。
打つだけでなく、アングルも打つ。0−3キープ。
一気に0−5に。
穂積の第6ゲーム。
加藤のフォアボレー&スマッシュエース。1−5ラブゲームキープ。
ミラデノビッチの第7ゲーム。
40−15のマッチポイント。
ミラデノビッチのイージーフォアボレーミス。
3回のデュースの末、加藤のバックボレーを真ん中に決める。2−5ブレークバック。
加藤の第8ゲーム。
3つ目のマッチポイントを逃れて、4回のデュースの末、加藤のバックダウンザラインウィナー。3−5キープ。
大いに盛り上がる。
最後はガルシアのサービスが返らず・・・。3−6.
しかし、最後の3ゲームの挽回は見事だった。3回戦進出はならず・・・。
お疲れ様でした!

穂積のインタビュー
「リオの時は私も土居さんもしっかりストローク戦で打ちあえて、そこから押して行けた。
今日はそのストローク戦で押されてしまって、自分たちの試合に持って行けなかった。
リオは私は正直変わらない。土居さんのストロークが良かった。
私が前で決めやすかった。加藤さんのサービスで私が前で動けず、機能していなかった。
厳しかった。最後の1ゲームはキープできた。
ミラデノビッチはボレーのタッチが上手い。
ガルシアにストロークで押されると打つ場所がなくなる。プレッシャーになった。
今日は一度リオでやっているので、自分たちのプレーをしたら戦えると思っていた。
スタートが良くなかった。私のゲームをキープできたが、苦しい展開が多かった。
強い選手には最初から押していかないといけない。
元々相手の方が上なのだから。
足りないところもたくさんあるが、優っているところもあった。
第2セット、0−5までは相手にやられる前に自分たちのミスが早かった。
1本目、2本目でミスすると何が通用するのか?見えない。
最後はこうやってやれば、ポイントを取れるというのが見えた。
シングルスとダブルスは全然違うものだが、サービスやストロークやボレーは絶対に必要。
ダブルスは展開が早い。細かいところを狙わないといけない。
シングルスの方が広いので、気持ちに余裕が持てる。
ダブルスで本戦に出ると雰囲気にも慣れる。
トップと戦った時も自分ができるぞ!という気持ちになる。
シングルスとダブルスを一緒に上がっていけたらと思う。
今年はこんなにダブルスのランキングが上がるとは思っていなかった。
100点落ちてもそんなにランキングは落ちない。
大きい大会はダブルスも出て、これからはシングルスに重きを置いて、やると思います。
メリハリをつけてWTA大会に出ます。
昨年、日比野さんがWTA優勝した時はすごいと思ったと同時に悔しかった。
彼女ができるなら私もできると思った。
同世代には負けたくないライバル。刺激をもらえる。それを皆、隠さない。
二宮さんもダブルスに出て、負けたくない。頑張って行けたらと思う。
ダブルスは絶対に楽しくやりたい。
パートナーのミスにあからさまに顔に出す人がいるけど、私は絶対に楽しくやりたい。
杉山愛さんが目標です。どんなすごいミスをしても驚かない。笑顔で楽しくプレーしている。
私たちのダブルスの名前を募集中です(笑い)。」

加藤のインタビュー
「試合前に弾むボールを打ってきた。ストロークで押されてしまった。
最後は少しだけ行けたが、少し遅かった。
相手に浅いボールを上手く落とされた印象がある。
穂積さんが後ろで私が前で動けている時は雰囲気が良くなる。
これが優っているところです。
相手の40−15でミラデノビッチのフォアボレーで終わったと思ったら、ミスしてくれた。
あわよくば取れると思った。最後、ようやくリターンが合ってきた。
ダブルスではサービスとリターンが絶対。WTAやグランドスラムの雰囲気を経験した。
練習でもトップ選手とできるので、刺激をもらえるのがいい。
ダブルスは楽しみたいです。チャン・チャンには勝ちたい。2回負けているので。」

4R KEYS 3−6,4−6 WOZNIACKI
大坂を大逆転で勝った第8シードキーズ。ウォズニアッキ。
ウォズニアッキの6−3,2−2でキーズの第5ゲーム。
ダブルフォルト。3−2ブレークアップ。
キーズのハードヒットをしっかり打ちあいながら、ウォズニアッキのフォアダウンザラインウィナー。こういうのを逃さないのだ。4−2キープ。
キーズは繋ぎ球がないので、苦しい。ミスすると連続してしまう危険がある。
見ている方も応援のし甲斐がないのだ。
キーズのフォア逆クロスウィナー。4−3キープ。
ウォズニアッキが6−4で締める。ベスト8進出。これでまたトップに返り咲くか?

4R TSONGA 6−3,6−3,6−7(7)、6−7(7)、6−2 SOCK
第9シードツォンガ。第26シードソック。
第1セットはツォンガ。
第2セット。
ソックの第3ゲーム。
ソックのフォアダウンザラインパスが足元へ。
ツォンガは膝を地面につけて、バッククロスハーフドロップウィナー。スーパーショット!
ソックもハードヒットフォアクロスで2−1キープ。
ツォンガの第4ゲーム。
ツォンガのグランドスマッシュエース。後ろから良く打つよ。本当に・・・。
2−2キープ。
そのまま、ツォンガの6−3で2セットアップ。
第3セット。
6−6のタイブレーク。
7−6ツォンガのマッチポイント。
ソックのフォアクロスで7−7.
ソックのフォア逆クロスウィナーで8−7.3つ目のセットポイント。
最後はセカンドを回り込みフォアダウンザラインリターンエース。9−7ソック。
ソックは手を上に上げて、もっと盛り上がれ!と鼓舞する。モンフィスのようだ!

第4セットはツォンガの6−2.
ツォンガのベスト8入りが決まった。

4R NADAL 1−6,6−2,4−6,6−3,6−7(6) POUILLE
第4シードナダル。第24シードプイユ。
第1セット。
ナダルの第4ゲーム。
ナダルはサーブ&バッククロスボレーウィナーでやっとキープ。3−1プイユ。
ナダルの第6ゲーム。
プイユはフォアダウンザラインからバックダウンザラインウィナー。
中に入ってライジング気味で打つ。
この試合はこのパターンが非常にナダルに対して、効いている。5−1ブレークアップ。
6−1プイユが第1セットを先取。

第2セット。
ナダルの第5ゲーム。
ナダルのバック片手アングルボレーウィナー。タタンと背中を見せながら打ったスーパーショット!
プイユもフォア逆クロスボレーで逆を突く。ネットの付き方が上手い!
4つのブレークポイント。
ナダルはやっと触ったフォアがネットイン。
プイユはどんどんコートの中に入って打ち込んでいく。攻めが早い。
ナダルはそれをしのぎ、フォア逆クロスウィナー。すごい!
3回のデュースの末、4−1キープ。これは大きいぞ!
6−2でナダルが取り返す。

第3セット。
ナダルの第3ゲーム。
4回のデュースの末、ナダルのフォア逆クロスからバックダウンザラインドロップボレーウィナー。これは得意。ナダルはもう守っては勝てないと判断したのだろう。
積極的に攻める。これが本来のナダルの姿ですよ!
キープ。2−1プイユがリード。
プイユが第10ゲーム。
ナダルのフォアリターンがアウト。6−4でプイユがセットカウント2−1とする。

第4セット。
ここからやっとコートに入って見る。テレビと全然違う。
プイユの第2ゲーム。
プイユのバックダウンザラインウィナー。これが実によく入る。上から打つ。
コンパクトだ。フォアダウンザラインも怖いが今日はここがキーだ。
1−1キープ。
ナダルのカウンターバックダウンザラインウィナーで2−1ラブゲームキープ。
プイユの第4ゲーム。
4回のデュースの末、サービスワイドエースで2−2キープ。
ナダルはブレークポイントあり。ここではプイユのフォア逆クロス。実にスムーズ。
ナダルの第5ゲーム。
連続ダブルフォルトで0−30.
ファーストが入らない。セカンドを打とうとすると会場から声がかかる。
珍しくナダルが怒る。そりゃそうだ!しかし、ここで崩れずに3−2キープ。
まさに鉄のハートだ!
プイユの第6ゲーム。
ナダルのフォアクロス足元リターン。
そして、今度はプイユがダブルフォルト。4−2ナダルがブレークアップ。
ナダルの第7ゲーム。
プイユは気落ちすることなく、バックパスからフォアダウンザラインボレーウィナー。
4−3ブレークバック。
プイユの第8ゲーム。
ナダルのフォアクロスからバッククロスボレーウィナー。
5−3と再びブレークバック。どうなっているんだろう?
最後はナダルのフォアクロスウィナー。
6−3でナダルが取って、2−2のタイへ。観客は総立ちです!

ファイナルセット。
こうなったら、ナダルのペース。
前のゲームを含めて、10ポイント連取で2−0リード。
プイユはここまでか?明らかにミスが早い。
会場もナダルの応援が断然多いのだ!
ナダルのフォアクロスドロップウィナーで3−1キープ。
ナダルの第8ゲーム。
30−30でナダルのフォアドロップが超甘い。
プイユはフォアダウンザラインパスウィナー。
30−40でナダルが飛びつきバックドロップボレーウィナー。必死だ。
プイユのバックダウンザラインパスからフォアボレーウィナー。
2つ目のブレークポイント。
ここでナダルは大きくフォアをアウト。4−4ブレークバック。
プイユの第9ゲーム。
3回のデュースの末、サーブ&フォアダウンザラインボレーウィナー。
1つブレークポイントを逃れた。
5−4キープ。するとプイユが両手を上げてもっと盛り上がれ!とアピール。
自分にももっと応援が欲しいのだろう!
プイユはスマッシュを難しい場面で決めた。
昨日、ワウリンカをあと少しまで追いつめたエバンスはタイブレーク7−7でビビッて、簡単なロブをしょぼいスマッシュを打って、逆襲された・・・。それとは違う。
プイユの第11ゲーム。
サーブ&バックハーフドロップボレーウィナー。すごい!
こんな場面でよくこのタッチだよ!6−5キープアップ。
6−6のタイブレーク。
プイユのバックダウンザラインウィナーで3−1リード。また、入りだしたぞ!
129マイルサービスセンターエースで4−1.
プイユのフォア逆クロスウィナーで6−3のマッチポイント。
ナダルのサービスからフォア逆クロスウィナーで6−5.
プイユの回り込みフォアダウンザラインがアウトで6−6.
今日一番の盛り上がりだあ〜!
ナダルはチャンスボールを回り込みフォアダウンザラインがかすってネットミス。
7−6でプイユの4つ目のマッチポイント。
最後はラリーでプイユが回り込みフォアダウンザラインウィナー。
超後ろから打ち込んだあ〜!8−6プイユ。
コートに寝転んだあ〜!
4時間8分の大熱戦!大激戦!今大会の間違いなく、NO1のベストマッチだあ〜!
ナダルがここで姿を消す。とてもいい調子だったのに・・・。
プイユは大金星だあ〜!夢のベスト8だ!

3R XU・ZHENG 4−6,6−4,2−6 HINGIS・VANDEWEGHE
第11シードゼン組。ヒンギス・バンダウェイ組。
ヒンギスはなぜ?ミルザと別れたのだろう?
XUの第10ゲーム。
40−0からヒンギスはバックで前衛にぶつけて、そのままフォアボレーで前に。
ロブをバックアングルハイボレーウィナー。うますぎるよ〜!
ヒンギスのフォアダウンザラインボレーウィナー。
ここぞという時はネットにプレッシャーをかけにいくのだ!
最後はダブルフォルト。いつどこから見てもいきなりヒンギス1人が上手いのだ!
誰と組んでも、変なミスをしない限り勝ってしまうのだろう。ヒンギスが上手いから!
6−4ブレーク。
この後、4−6,6−3で勝利。バンダウェイ、頼むぜ!

3R MARRERO・VERDASCO 6−2,3−6,5−7 B.BRYAN・M.BRYAN
マレーロ・ベルダスコ組。ボブ&マイクブライアン兄弟。
一時期の強さはないが、第3シードブライアン兄弟。やはり勝ってしまうのだ。
日本だけ弱い・・・。

ジュニア1R KIRKOV 3−6,2−6 清水ゆうた
キリコブ。清水。
キリコブの第4ゲーム。
サーブ&フォアダウンザラインボレーをサウスポー清水のフォアダウンザラインパス。
このフットワークと踏ん張りはすごい!
キリコブは下がってラリーするもポイントが取れず、3−1ラブゲームブレーク。
清水の第5ゲーム。
あまり大きくはないが、ファーストは体全体で打って速いのも打てる。
清水のバックダウンザラインウィナー。コートの外側からスーパーショット!
4−1ラブゲームキープ。
清水の第7ゲーム。
キリコブのバッククロスボレーをまたもフォアダウンザラインへスライスパスを沈める。
なかなかノータッチを取らせない。西岡選手をほうふつさせる選手だ。
5−2キープ。
6−3,6−2で勝利。おめでとう!次も頑張れ!

ジュニア1R KECMANOVIC 6−7(4)、6−3,6−4 堀江とおる
第5シードに大接戦。最後は相手のフォアクロスウィナー。
善戦むなしく敗退。しかし、必ず、次につながるよ!頑張れ!

ジュニア1R 村松ちひろ 6−3,6−0 BILARDO
村松。ビラード。
村松の第3ゲーム。
村松のフォアの振り遅れ2つで15−40.
少しバウンドに合わせて引いて遅れている。
フォアクロスにしっかり打って、打ち粘る。
3ポイント連取して、最後はフォアアングルウィナー。
ここに打っている時はスイングが速くなる。2−1キープ。
5−2でビラードの第8ゲーム。
相手もサウスポー。左に切れるワイドのサービスがいい。
5−3キープ。
村松の第9ゲーム。
バックアングルパスウィナーで15−0.甘いボレーは逃さないのがいい。
少しボールが浅くなっている。ビラードのフォアアプローチが甘い。
村松のフォアクロスパスウィナーで30−30に追いつく。
最後はサービスからフォアダウンザラインウィナー。6−3で先取。
6−0でそのまま、押し切って1回戦突破!おめでとう!次も頑張れ!
安定している。
これにもっとパワーのあるサービスとフォアを身につけたら、いいでしょう!

ジュニア1R 本玉まい 5−7,2−6 KENIN
本玉。第8シードケニン。
4−4で本玉の第9ゲーム。
30−40で本玉のフォアクロスがいい。デュース1つ目。
ダブルフォルトでアドバンテージ。
また、フォアクロスで打ち勝ち、デュース2つ目。
フォアリターンアウト。しかし、またダブルフォルト。
デュース3つ目。上手く行かないなあ〜!
フォアリターンアウト。サービスを入れたら、ケニンは力んでくれる。
相手はあまり頭を使わないテニスの感じだ。
ケニンのバッククロスがネットイン。デュース4つ目。
本玉のフォアクロスウィナー。ここは好きなコースらしい。
ここを生かすためにいろんなコースに打とう!
本玉のドロップが甘く、打ち込まれる。今のは打とうよ!デュース5つ目。
ケニンのバックミスとドロップミス。
やっと、5−4キープ。
次は簡単にリターンミス。5−5ラブゲームキープされる。
この後、5−7、2−6で敗退。
チャンスはある相手だったと思ったけど・・・。残念・・・。
また、次に頑張ろう!

ナイトセッション
4R KVITOVA 3−6,5−7 KERBER

第14シードクビトバ。第2シードケルバー。
クビトバの第9ゲーム。
クビトバがバッククロスで前に行こうとケルバーはロブでしのぐ。
これが嫌らしい。クビトバのミスを誘うのだ。
15−40でクビトバは1本返すが、最後はケルバーのバックダウンザラインリターンエース。ここをいつも狙っている。
少し前ならこのシードも入れ代わっているし、クビトバがケルバーを迎え撃つ感じだったのに・・・。いつから・・・。
6−3ケルバー。このまま、行くのか?

第2セット。
クビトバの第12ゲーム。
クビトバの深いボールをケルバーは膝をついて、バックで返す。この姿勢の低さがミスがなくなる要因なのだ。たまらず、クビトバのフォアダウンザラインがミス。
最後は変な間があったが、ダブルフォルト。あ〜!
7−5でケルバーのストレート勝ち。ベスト8入り。
やはり勝ち上がるなあ〜!

4R DJOKOVIC 6−2,6−1,6−4 EDMUND
第1シード29歳ジョコビッチ。84位21歳エドモンド。
ジョコビッチの1勝。99%ジョコビッチだと思いますが・・・。
エドモンドのゲームで始まる。
ジョコビッチのバックダウンザラインウィナー。
しっかり足を踏み込んで無理せず、ウィナー。
1−0キープ。
エドモンドの第3ゲーム。
ジョコビッチの回り込みフォアダウンザラインからフォアダウンザラインウィナー。
瞬時にギアを上げるジョコビッチ。
ジョコビッチの後ろから前に。フォアクロスボレーからバッククロスボレーウィナー。
次のショットが来ても読んでいて、ビビらないのだ。2−1ブレーク。
ジョコビッチの第4ゲーム。
エドモンドも時折、思い切ったショットがある。フォアクロスなど。
ただ、連続してこないと取れない。
30−40でサービスセンターに。
ジョコビッチのグランドスマッシュエース。
3−1キープ。
エドモンドのサービスセンターエースで3−2キープ。
髪の毛1本かすった。
最後はエドモンドのフォアクロスが大きくサイドアウト。
6−2でジョコビッチ。想定内の展開だ。34分。

第2セット。
5−1でエドモンドの第7ゲーム。
ジョコビッチのバックアングルドロップウィナー。
あんな後ろからスゲーな〜!2つ目のセットポイント。
ジョコビッチのフォアロブを抜く。エドモンドは股下もできず・・・。
6−1ジョコビッチが2セットアップ。
ここで出た〜!ミスターダンシングマン〜!
Tシャツを脱ぎ脱ぎ脱ぎ脱ぎ・・・。14枚らしいが・・・。
USオープンのだから、誰かが持って行ってしまう〜!すげ〜!楽しい〜!
この人が来ると楽しい〜!良かった〜!ジョコビッチと昨年一緒に踊っているよ。

第3セット。
第2ゲームをブレークしたジョコビッチ2−0とする。
このまま、行くかと思ったが・・・。
ジョコビッチの第3ゲーム。
エドモンドの回り込みフォアダウンザラインウィナー。爆発した。
ジョコビッチも2つスライスで沈められても、ネット際で落ち着いて、バックダウンザラインウィナー。細かいテクニックも上手い。
エドモンドはここぞとばかり、フォアでハードヒット。
回り込みフォアダウンザラインからフォアダウンザラインウィナー。
しかし、その前を良く取るよジョコビッチは・・・。
2−1ブレークバック。
ジョコビッチの第5ゲーム。
これも調子に乗って、エドモンドが3−2ブレークアップ。そこまでしなくていいよ。
ジョコビッチはすぐに3−3ブレークバック。
エドモンドの第10ゲーム。
最後はネットインをジョコビッチのフォアアングルドロップショット返し。
6−4でジョコビッチ。最後、危なかったが・・・。
余裕かな?ベスト8進出。強いね。
相手はハードヒットしてもジョコビッチは必ず、スイートスポットに当たる。
一体、どういう目をしているんだろう?

PS.
今日はジュニアを頑張って見た。
これが教え子ならもっと力が入るが・・・。何をしているのかね?俺は・・・。
今日はなんといってもナダル対プイユがすごかった。
プイユのあのフォア&バックダウンザラインウィナー。
これを先に打ってしまえばいいのです。ナダルもさすが最後までしぶとい。
足があるし、タイブレーク6−6のチャンスボールをミスしたのは大きいが、変なミスがなかった感じだ。だいぶ良くなっています。
しかし、プイユのショットは途中神がかっていたよ。
穂積・加藤組も敗戦。今日は少しずつ試合を見れたが、パソコンを打つ時間がなかった。
いまからジョコビッチが始まる。
明日は錦織選手対カルロビッチ。雨は降るなよ〜!フレンチオープンのように・・・。
22時半前に始まる。
ジョコビッチは最後少し危なかったが・・・。3セットで終わり。2時間弱。
0時20分。もうクタクタです。帰ります。明日が最後です・・・。

2016 USオープン Day 07        <レポート:森下 泰>