2016 USオープン Day 06

<レポート:森下 泰>

2016年9月3日(土)


昨日は大坂選手がキーズにファイナル5−1リードからまくられた。
テニスに限らず、スポーツは最後までわからないというのが大変で、面白みのあるところと言える。
今回はとても残念だが・・・。
彼女はこの先、いい未来が待っている。こういうことを経験したからまた強くなれると思う。
昨夜は雨も降らず、ナイトセッションも順調に終わったので、久しぶりに眠れた。
今日は朝から曇りでその分だけ涼しい。ただ、怪しい天気だ。
錦織圭選手の第4試合まで持つといいのだが・・・。
今年のUSオープンはセンターに屋根がつくし、大きな新しいグランドスタンドが作るし、
他の外のコートもかなり観客席を増設した。
大工事です。お金があるから作れるのです。
外のコートは十分に座れる。他のグランドスラムの比ではありません。
はっきり言ってここが重要なのです。
フレンチなどはとてもじゃないが、外のコートに入るのは待って待って待って、どうなるのか?です。
しかも、チケットが取りづらい。何とかしてほしいですよ〜!
今日は錦織圭選手がグランドスタンド第4試合。
日比野選手のダブルスがコート17の第1試合。
会場の外のジュニア予選2R菊池ゆうた選手がコート18の第2試合。
頑張って上がって来て!

 

3R KVITOVA 6−2,6−1 SCHMIEDLOVA
USオープン2016年9月3日(土)
昨日は大坂選手がキーズにファイナル5−1リードからまくられた。
テニスに限らず、スポーツは最後までわからないというのが大変で、面白みのあるところと言える。今回はとても残念だが・・・。
彼女はこの先、いい未来が待っている。こういうことを経験したからまた強くなれると思う。
昨夜は雨も降らず、ナイトセッションも順調に終わったので、久しぶりに眠れた。
今日は朝から曇りでその分だけ涼しい。ただ、怪しい天気だ。
錦織圭選手の第4試合まで持つといいのだが・・・。
今年のUSオープンはセンターに屋根がつくし、大きな新しいグランドスタンドが作るし、他の外のコートもかなり観客席を増設した。
大工事です。お金があるから作れるのです。
外のコートは十分に座れる。他のグランドスラムの比ではありません。
はっきり言ってここが重要なのです。
フレンチなどはとてもじゃないが、外のコートに入るのは待って待って待って、どうなるのか?です。しかも、チケットが取りづらい。何とかしてほしいですよ〜!
今日は錦織圭選手がグランドスタンド第4試合。
日比野選手のダブルスがコート17の第1試合。
会場の外のジュニア予選2R菊池ゆうた選手がコート18の第2試合。
頑張って上がって来て!

2R KRAJICEK・WATSON 6−2,3−6,5−7 GIBBS・日比野菜緒
クライチェク・ワトソン。ギブス・日比野。
0−3でワトソンの第4ゲーム。
ギブスのスマッシュエース。
クライチェクのバックポーチウィナー。これにはよく捕まる。
出てくるタイミングが非常にいい。
日比野のフォアクロスボレーウィナー。
サービスワイドエース。ギリギリのところだ。
ナントこのゲーム11回ものデュースの末、クライチェクのフォアボレーウィナー。
0−4でキープ。こういった長いポイントをものにしたい・・・。
2−6で第1セットは落とす。

第2セット。
日比野の第1ゲーム。
クライチェクのバックハイボレーポーチ。足元に確実に打ってくる。どこでも手を出す。
クライチェクのネットプレーは反応がいい。0−1ブレークダウン。
クライチェクの強烈なサービスをしっかりリターンして、相手のボレーミスを引き出す。
1−1ブレークバック。これが大きかった。このまま、行かれるところだった。
第2セットは6−3で取って、1セットオールのタイに。

ファイナルセット。
日比野の第6ゲーム。
ギブスのフォアドロップボレー。ワトソンは2バウンドのノットアップのはずが・・・。
主審は見逃す。ギブスはフォアスライスアングルウィナー。
主審に向かってガッツポーズ!日比野も手を広げる。どうした?審判。あれを見逃しなら・・・。
3−3キープ。
クライチェクの第9ゲーム。
ダブルフォルトで0−40の大チャンス。
クライチェクのランニングフォアアングルパスウィナー。5ポイント連取される。
4−5キープ。
ここで気落ちしなかったのがあとに生かされた。
ワトソンの第11ゲーム。
日比野の思い切ったバックポーチウィナー。6−5ブレークアップ。
ギブスの第12ゲーム。
日比野のバック逆クロスボレーウィナー。
2つ目のマッチポイント。
最後は日比野のバックポーチがガシャウィナー。笑っているよ。
2人は抱き合う。すごい!3回戦進出。2時間10分。

日比野のインタビュー
「正直勝てると思っていなかった。
立派なスタジアムでいい試合ができればいいと思っていた。
第2セットもセットポイントと知らずに5−2だと思っていた。
それぐらい集中していた。
昨日、相手の試合を少し見て上手いと思った。
長いデュースで0−4になったけど、仕方がない。
でも内容的には全然劣っていなかったので、ポジティブな気持ちでプレーできた。
試合後のコートインタビューが苦手です。
言うことぐらいはいくつか決めておいた方がいいですよね?
パートナーのギブスは始めは気が強そうで私の苦手なタイプだと思っていたけど、ずっと励ましてくれた。私がリターンミスした時、「I LIKE IT」と言われた。
そういう風な励まし方があるんだなと思った。やりやすい。
ストロークがしっかりしているので、前で動きやすい。
ネットでは加藤さんのイメージ。ボールが止まって見えたと言っていたので(笑い)。
USOPENの文字が見えたって!?調子に乗っていますよね(笑い)。
私は加藤、加藤と思ってボレーを打った。
彼女たちはシードに勝ったことより、私が勝った方がビックリ。
昨日の彼女たちの勝利は素直に頑張ろうと思った。
ギブスやウインブルドンで組んだペアなどいろんな人と組むと学ぶことがある。
組む前はギブスはほとんど挨拶もしないぐらいだった。
たぶん私と組むとダブルスに出れると思って、メールを送ってきた。
大坂さんの試合は第1セットはテレビで見ていた。
あまりお話しすることがないが、フェドで一緒に戦えたら楽しみです。
機会があったら出てみたいです。あのサービスが入ったら、ポンでいいですもんね。」

3R BABOS 1−6,6−2,4−6 HALEP
第31シードバボス。第5シードハレップ。
バボスのゲームで始まる。
ハレップの動きはいいようだ。
バボスも馬力がある体つき。
ただ、力んでいる感じ。それを逃さず、ハレップのフォアダウンザラインへ。
1−0ブレークアップ。
小さな体を大きく使って打つフォアがいい。バックダウンザラインも特異なコース。
サービスもバランスがいい。今日は最初からトップスピードに乗っているぞ!
ハレップの2−0キープ。
バボスの第3ゲーム。
ハレップはバッククロスからフォアクロスドライブボレー。隙が無いパターンだ!
3−0ブレーク。
このまま、6−1ハレップ。
第2セットも1−0でいくかと思ったら・・・。
バボスが6−2で取って、ファイナルセット。
2−0バボスリード。ここからハレップの逆襲が始まり、6−4でハレップの勝利。
2時間9分。

3R S.WILLIAMS 6−2,6−1 LARSSON
第1シードセリーナ。ラーソン。
1時間で勝利。またも早すぎて見に行けず・・・。

3R SUAREZ NAVARRO 6−4,6−3 VESNINA
第11シードスアレスナバーロ。第19シードベスニナ。
スアレスナバーロがストレート勝ちで4回戦へ一番乗りだ!

3R RADWANSKA 6−2,6−3 GARCIA
第4シードラドワンスカ。第25シードガルシア。
ラドワンスカの第2ゲーム。
ラドワンスカの深いフォアクロスに押されるガルシア。フラット系なので滑る。
ラドワンスカの得意のドロップ。
これをガルシアはバックで手首を最後クリッと返して、バックダウンザラインウィナー。
これは上手い対処法だなあ〜!1−1ブレークバック。
サービスセンターエースでガルシアが2−1キープアップ。
この後、ラドワンスカの6−2,6−3のストレート勝ち。4回戦へ。

3R DEL POTRO 7−6(3)、6−2,6−3 FERRER
デルポトロ。第11シードフェレール。
これは見ものだぞ!
第1セットは6−6のタイブレーク。
デルポトロの回り込みフォアダウンザラインで4−2.
デルポトロのサービスセンターからフォアダウンザラインウィナーで5−2.
上から全て打つと迫力があるなあ〜!
2つ目のセットポイント。
デルポトロのサービスワイド。フェレールのバックがガシャミス。珍しい。
7−3デルポトロ。しかし、復帰しても強いよ。いきなりシード上げてもいいぐらいだ!
他の選手が迷惑です・・・。

第2セットもデルポトロが6−2。
第3セット。
フェレールの第4ゲーム。
30−40でデルポトロがネットへ。
フェレールのバックダウンザラインパスへ。
デルポトロは飛びついたが、フォアボレーをネットにかかる。
悔しさのあまりにネットを手で2回叩くデルポトロ。
2−2キープ。
デルポトロの第5ゲーム。
サービスセンターエース。しかし、こんな高い打点なら入らない方が不思議だよ。
体が前傾して、かなりネットに近いぞ!違反だろう〜!
3−2キープ。
フェレールの第6ゲーム。
フェレールのサービスからフォア逆クロスウィナー。ラブゲームキープ。
この人はいつも一生懸命だ。
フェレールの第8ゲーム。
デルポトロのバックダウンザラインアプローチからスマッシュエース。
体を前に預けながら、走りながら、逆を突くアプローチ。
5−3ブレークアップ。
デルポトロの第9ゲーム。
バックスライスからバックダウンザラインボレーウィナー。
でかい体で飛びついたら、抜けません・・・。
最後はデルポトロのフォアクロスウィナー。
6−3デルポトロのストレート勝ち。2時間25分。
すごく強い!台風の目だ!フェレールも最後まで戦うのでリスペクト。

3R 錦織圭 4−6,6−1,6−2,6−2 MAHUT
第6シード7位26歳錦織圭。42位34歳マウ。
マウは以前ウインブルドンでイズナーと伝説のロングロングゲームをやった選手で有名。
負けたが、あれで一段と株を上げた選手。もう7億円稼いでいる。
ちなみに錦織圭選手は14億円です。
初めての対戦。
グランドスタンドの第4試合。待ちくたびれた・・・。
超大満員の新しいグランドスタンド。
錦織のゲームで始まる。
105マイルのサービスセンターエース。
あれ〜!入ったの?という感じでチェンジエンドする錦織。1−0キープ。
マウの第2ゲーム。
錦織のバッククロストップスピンロブウィナー。
素晴らしい!タイミング。今日はこれが多く出そうだ!
30−40にブレークポイント。
サービスボディに。ここも狙ってくるぞ!1−1キープ。
錦織の第3ゲーム。
セカンドをフォアで叩いてくるマウ。これが怖いのだ!
15−40のピンチあり。
錦織のバックダウンザラインウィナー。半面の逆クロスウィナーだ!
2回のデュースの末、2−1キープ。
ファーストが入らないときついぞ!
錦織の第5ゲーム。
マウのフォアダウンザラインリターンエース。
やはり、セカンドを狙ってきた。2−3ブレークダウン。
しかし、ファーストが全然入らない。相手の思うつぼである。
錦織の第7ゲーム。
錦織のバッククロススライスアプローチからバックダウンザラインボレーウィナー。
上手いが、このスタイルではない。もっと、フォアでガンガン回り込んで攻めたい。
サービスワイド&フォアクロスボレーウィナー。
あまりやることがなくて、これをやるのはどうか?何かのきっかけになればいいか・・・?
3−4キープ。
マウの第10ゲーム。
サービスセンターエース。114マイル。
最後はバックダウンザラインリターンがアウト。
ナント4−6ダウン。ファーストが入らない。
48%だ。マウは43%と低いが、錦織より入っている感じがした。

第2セット。
錦織の第1ゲーム。
マウのドロップを錦織のフォアパスを真ん中に。マウが回転してフォアボレーで返す。
錦織は反転して、バック逆クロスウィナー。手を挙げて謝る錦織。スポーツマンだなあ〜!
1−0キープ。
錦織の第3ゲーム。
マウのフォアダウンザラインウィナー。
いきなり、ハードヒットしてくるここにも要注意が必要だ。バックスライスで深くゆっくり打ってから、片手バックダウンザラインのハードヒットもある。やりづらいなあ〜!
30−40のピンチ。
何とかサービスで切り抜ける。2−1キープ。
マウの第4ゲーム。
錦織はじっくりとストロークで繋ぐ。本当はもっと打ちたいのだけど・・・。
ダブルフォルト。地道なラリーがミスを誘う。
かっこいいブレークではないが、3−1ブレーク。
錦織の第5ゲーム。
30−40で甘いロブをマウがスマッシュ少しへくる。
錦織のフォアアングルパスウィナー。4−1キープ。
まだまだ、危なっかしいなあ〜!
マウの第6ゲーム。
錦織のフォアクロスウィナー。ようやく少し左右に振れてきたぞ!
5−1ブレーク。
最後はサービスワイド。バックリターンがミス。6−1でセットオールに持ち込む。
ここでマウはトレーナーを呼んで、右手首をマッサージしてテーピングしている。
錦織のショットで壊れたか?
錦織のファーストは38%。もっと悪くなっている。マウは27%と話にならない・・・。

第3セット。
マウの第1ゲーム。
錦織のバックダウンザラインへ先に打つ。今日は後ろでディフェンスばかり。
コートの中に入って攻めていない。
フォアダウンザラインへスライスも使いすぎだ。
マウの一発を恐れるあまり、腰が引けているのではないか?
1−0ブレークスタート。
錦織の第2ゲーム。
マウのバックスライスから時折、打つフォアのハードヒットに翻弄される。
また、セカンドをフォア逆クロスリターンエース。もう〜!
これを錦織がやらなきゃダメです。
1−1ブレークバックされる。
マウの第3ゲーム。
錦織のバッククロストップスピンロブウィナー。
錦織は座り込んでこの行方を追う。入った〜!
2−1ブレークバック。これが大きかった。
錦織の第6ゲーム。
15−40のピンチ。
120マイルのサービスセンターエース。
3つ目のブレークポイント。
ここでもサービスワイド。
少し開きなったファーストがいいところで入るようになった。
4回のデュースの末、錦織のバッククロストップスピンロブウィナー。出た〜!
マウはラケットを上に投げた。これも当たらず・・・。
4−2キープ。このゲームが一番大きかったかな?
マウの第7ゲーム。
錦織のドロップからバックハイボレーウィナー。
その前にマウの足がタッチ!決まった方がかっこよかったな〜!
5−2ブレーク。
最後は錦織のバッククロスドロップウィナー。
6−2で錦織。もうこれで大丈夫でしょう!

第4セット。
マウの第1ゲーム。
錦織のバックダウンザラインウィナー。ガッツポーズ!これが出たら、大丈夫ですよ!
1−0ブレークアップ。
フォアアングルパスウィナーで3−0ブレーク。
錦織のフォアハーフドロップボレーをアングルドロップに。
膝を曲げずに適当に打つので入る。
4−0キープ。
最後はフォアリターンがアウト。
6−2で錦織の勝利。最初、上手く行かずに苦労した。
それでも何とか立て直して、勝ちに結び付けたのはさすがである!
4回戦へ。グランドスラムはこれで全て4回戦以上。力が本当についてきている証拠だ!

錦織のインタビュー
「相手は思っていたよりも前に上げてきて、ストロークもダウンザラインだったり、ストロークで押された部分があった。スライスにも対処できずにどんどん打ち込まれていた。
途中でもう少し深いボールやスピードを上げたり、ちょっと変えたりした。
第2セット、先にブレークして、少し良くなってきたのと彼のプレーが少し悪くなってきた。
サービスの入りが全く良くなかった。全体的に良くなかった。
第1セットが終わって、ストロークで押されて、スライスのボールもなるべく振っていかないといけないと思った。変えて行った。
これまでベストな試合はまだまだ3試合でないですし、この2試合は特に苦しい展開でした。直さないといけないところが多い気がする。
テニス自体は悪くないが、サービスを直さないとトップの選手には勝てない。
そろそろギアを上げて、テニスを上げていきたい。
細かいところを直して、次の試合に挑みたい。
ファーストが入らず、セカンドを攻めれられる。直す余裕もなく、ブレークされる。
課題はそこです。最初、ストローク戦でかなり落としていて、スライスに対応できずに左右に振れなかった。ストローク戦で勝てないとどうしようもない。
途中からスライスの球をしっかり振り切ることを考えた。
リターンも徐々に良くなって、相手もファーストが入っていなかったので、セカンドをしっかりコートに入れて、展開するように心がけた。
第2セット、第5ゲームの甘いロブは半分あきらめたと思ったら、来たのでパスを抜いた。
ここは大きかった。クリーンヒットもなくて、競って取れたのが自信になった。
途中、動揺しそうな時もあったが、落ち着いていこうと思った。
第1セット、いいプレーが出ていなくてストローク戦で苦戦していた。
直さないといけないところがたくさんあった。
くじけそうなところを落ち着いて自分をプッシュするようにした。
第2セットからラリーも続くようになって、よりリズムをつかめるようになった。
第1セットは自分からミスした。
その後、しっかりプレーすることを心がけて、徐々につかめて行った。
第3、第4セットは良かった。明日以降も良くなるといいですね。
常に最悪の状況を考えている。
1,2,3回戦でもこのまま行くと負けてしまうな?と最悪の展開を考えながらプレーしている。なるべくポジティブに行こうと考えますが、常に同時に最悪も考えている。
3−1,4−1になっても、次ブレークされたら、気持ち的にパニックにならないようにしている。ポジティブと最悪の場面を考えている。
まぶたは大丈夫です。
次はカルロビッチはどちらかと言うとやりたくない相手です。
サービスが良くて、最近かなり調子がいい。攻略するのは難しい。
特に自分のサービスをもっと上げないといけない。セカンドを叩かれてしまう。
サービスに注意したい。
ドナルドソンはストローク戦になるのでまだやりやすい。本当はそっちの方がいい。
ただ、ゴファンだったり、いい選手に勝っている。挽回してくれ。」

3R LORENZI 6−7(4)、7−5,2−6,3−6 MURRAY
ロレンジ。第2シードマレー。
ロレンジのクイックサービスセンターエースで1−1.
マレーの第3ゲーム。
ダブルフォルト。マレーの回り込みフォアダウンザラインがアウト。
あまり、スタートはパッとしないマレー。
肩をすぐに入れて向かって行く。マレーの回り込みフォアダウンザラインウィナー。
今度は決まる。2−1キープ。
ロレンジの第6ゲーム。
マレーは上を抜かれても高いロブで返球。これも得意技の1つだ。
長いラリーに持ち込んで、マレーのフォアクロスウィナー。
30−40でロレンジのバッククロスドロップウィナー。
ブレークポイントでこのショットを打つ自信は・・・?
4つのブレークポイントを逃れる。
ロレンジのサーブ&バッククロスローボレーウィナー。
マレーのリターンを見てからネットに行く判断の良さ。ローボレーも面が全く動かない。
3−3キープ。なかなかしぶとい。
タイブレーク7−4で何とかもぎ取ったマレー。

第2セットはロレンジが7−5で取る。
しかし、マレーは6−2,6−3と負けないテニスをしたのだろうなあ〜!
やはり、強いマレー!負けないテニスの代表例だ!
普通にプレーしていたら、無理だろうなあ〜!攻めまくらないと・・・。

3R EVANS 6−4,3−6,7−6(6)、6−8(8)、2−6 WAWRINKA
エバンス。第3シードバブリンカ。
エバンスがセットカウント2−1でタイブレークも4−2リード。
5−4エバンスのダブルフォルトで5−5.
バブリンカは繋ぐだけで後ろに引いているよ。
エバンスのスマッシュで6−5マッチポイント。
バブリンカのフォアダウンザラインドロップボレーウィナーで6−6.
バブリンカのサービスワイドから片手バッククロウィナーで7−6.
ここは伝家の宝刀が決まった。かっこいい〜!女の子が叫んでいるよ〜!
ここでエバンスのバッククロスボレーウィナーで7−7.
エバンスはここで大チャンスボールをスマッシュで決めらえない。チキンだあ〜!
8−7バブリンカ。
バブリンカのサービスだが、バブリンカもチキンでバックスライスネットで8−8.
サービスワイドエースで9−8バブリンカ。
最後はエバンスのフォアダウンザラインがアウトで10−8バブリンカ。
すごい盛り上がりのアームストロングスタジアム。行きたいけど行けない・・・。
ファイナルセット。
バブリンカのペースで6−2で勝利。エバンスはチキンで大金星を逃した〜!

3R THIEM 1−6,6−4,6−4,7−5 CARRENO BUSTA
第8シード10位22歳ティエム。39位25歳カレノブスタ。
第1セットは簡単にカレノブスタ。
第2セット。
ティエムの第5ゲーム。
ティエムのフォアダウンザラインからフォアクロスボレーウィナー。
ネットもスムーズ。体が大きく沿って打つサービス。イケメンだ!
4−1キープ。
カレノブスタの第6ゲーム。
15−40からカレノブスタのフォアドロップボレーウィナー。
サッと一瞬、ラケットを引いて、ボールを殺した。上手い!
4−2キープ。
6−4,6−4,7−5でティエムが逆転勝ち。4回戦へ。

3R KONJUH 6−3,3−6,6−2 LEPCHENKO
奈良選手に勝ったコンジュー。レプチェンコ。
コンジューがファイナル勝ちで4回戦へ。

3R PLISKOVA 6−2,6−4 PAVLYUCHENKOVA
第10シードプリスコバ。パブリュチェンコバ。
プリスコバがストレート勝ち。

3R SHVEDOVA 6−2,7−5 ZHANG
シェベドバ。ザン。
シェベドバがストレート勝ち。乗っていたストローク。

3R SOUSA 4−6,1−6,6−3,2−6 DIMITROV
ソウサ。第22シードディミトロブ。
ディミトロブが3−1で勝利。4回戦へ。

3R KARLOVIC 6−4,7−6(3)、6−3 DONALDSON
第21シードカルロビッチ。ドナルドソン。
第3セット。
カルロビッチの第9ゲーム。
マッチポイント。
甘いボールをドナルドソンがパス。カルロビッチは前にドン詰め。
バックボレーウィナーで6−3勝利。
カルロビッチは嬉しさのあまりに観客にハイタッチしていく。
次の錦織選手の相手。嫌がっていたからなあ〜!大丈夫か?お互いのサービスとリターンにかかっているよ!

ジュニア予選2R KOELLE 0−6,1−6 菊池ゆうた
第1セットを簡単に取った菊池。
第2セット、予選第7シードのコールの第2ゲーム。
サービスセンターエース。強烈なサービスを持っている。
菊池は低い状態の両手バックで対抗。
走らされても足腰がしっかりしているので少々では崩れないのだ!
1−1ブレークバック。
菊池の第3ゲーム。
チャンスを作って、グランドスマッシュをネットにかけた・・・。
しかし、めげずにフォアクロスからフォアダウンザラインウィナー。
コースの打ち分けも素晴らしい!2−1キープ。
このまま、6−1で勝利!ワイルドカードから本戦入りだ!おめでとう!
ここでも活躍してくれよ!

ナイトセッション
3R SIEGEMUND 1−6,2−6 V.WILLIAMS

第26シードシージムンド。第6シードビーナス。
ビーナスが簡単なスコアで勝利。

3R KYRGIOS 6−4,4−6,1−6RET MARCHENKO
第14シードキリオス。マルチェンコ。
マルチェンコが2−1としたところでナントキリオスが棄権・・・。
また、見ることができなかった・・・。

PS.
今日は錦織選手がグランドスタンドの第4試合。
3−1で勝利。20時半に終わって、インタビューして、パソコン。
もう23時半近くです・・・。
キリオスがやっているが、見に行く元気もない・・・。
錦織選手のプレーはハッキリ言って良くなかった。
ファーストが入らず、マウに思い切り叩かれていた。
もっと、超積極的にネットに来られたら危なかったかも・・・。
マウはバックスライス、フォア&片手バックのダウンザラインヒットが怖かった。
錦織選手は左右に振れずに相手の一発を待つ状態だった。
それでも何とか勝つのがすごい!
次は嫌がっていたカルロビッチだ。危ないかもしれないぞ!
そもそもこいつに負けているようでは絶対にグランドスラムでは勝てない。
本当の相手はジョコビッチとマレー、そして己自身だあ〜!
日比野選手もダブルスで逆転勝ち。
ドンドン自信が出てきてポーチの回数が多くなっている。
シングルスにも生かしそうだ!
日本選手の活躍でジュニアたちにも希望が出てきたよ!
早く森下ジュニアからもこの本物のテニスの会場に来てください。
連れてきてください。ここが私の生きる場所ですから・・・。
あれ〜!キリオスが棄権だあ〜!また、見られなかったあ〜!
しかし、早く帰れる〜!こっちの方が大事だあ〜!
急げ〜!0時半には出るぞ〜!

2016 USオープン Day 06        <レポート:森下 泰>