2016 USオープン Day 05

<レポート:森下 泰>

2016年9月2日(金)


昨日は夜中の1時にやっとフェレールがフォニーニに3−2で勝利。
しかも、雨が降って2時間半の中断のため、とっくにセンターのナイトセッションは終わっているのに、
外のコートはまだまだやっていた。
雨の後、だいぶ涼しくなった。今日はどうだろうか?
今日は快晴。やはり、雨の後、湿度が低くなり、日影は快適だ。
昨日はUSオープンの屋根が大活躍した日だった。
今日は大坂なおみ対キーズがセンターであるアーサーアッシュスタジアムの第2試合。
ダブルスは穂積・加藤組。奈良・大坂組。
ジョコビッチ、ナダル、ケルバー、チリッチなどそうそうたるメンバー。
会場外ではジュニアの予選が始まる。
この門をくぐってこれるのは一体誰だろうか?自分自身で道を切り開いてほしい!

 

3R KEYS 7−5,4−6,7−6(3) 大坂なおみ
第8シード9位キーズ。81位大坂なおみ。
初めての対戦。
キーズのゲームで始まる。
大坂のバックダウンザラインウィナー。緊張もせずに打てるよ。
バッククロスの打ち合いで打ち負かす。1−0ブレークスタート。幸先がいい。
大坂の第2ゲーム。
サービスセンターエース。117マイル。
キーズの速いボールのも合う感じの大坂。キーズはミスが早い。2−0キープ。
大坂の第4ゲーム。
キーズはセカンドを上から叩く。フォアダウンザラインリターンエース。
この上から叩くのを注意。これが最後には効いてきた・・・。2−2ブレークバック。
大坂の第6ゲーム。
キーズのフォア逆クロスリターンのハードヒット。
これを大坂のバックダウンザラインウィナー。カウンターパンチだ!
ここを引かないで打つことが大事だ!3−3キープ。
大坂の第12ゲーム。
30−30でキーズのスピードボールに少し押されたか・・・?
大坂の連続バックミス。最後はネットにかかる。
5−7でこのセットを失う。39分。ポイントが早いのでこの時間だ。

第2セット。
大坂の第2ゲーム。
15−40からサービスで挽回。
コースをしっかり打てば、簡単には返ってこない。セカンドになった時が注意だ。
1−1キープ。
大坂の第4ゲーム。
キーズのバックダウンザラインリターンエース。
初めて強さではなく、コントロールの技で打つ。
セカンドをヒットしてくるのを読んで、大坂のフォアダウンザラインウィナー。
カウンターパンチだ。これを時折、見せておくのが大事になってくる。
2−2キープ。
キーズの第9ゲーム。
40−0からキーズはどうしたことか?勝手にミスする。
デュースでダブルフォルト。
そして、キーズのフォアミス。5−4と何もしないのにブレーク。
しかも、大事な場面だ!
大坂の第10ゲーム。
キーズのフォア逆クロスリターンがアウト。
6−4で大坂が取る。いけるぞ!
しかし、大型のサービスで決まる試合だ。
まるでイズナー対カルロビッチの試合の女子版だなあ〜!

ファイナルセット。
キーズの第1ゲーム。
キーズのミスがまた一段と早くなる。雑だ!今のうちに稼いでおこう!
1−0ブレークアップ。
大坂の第4ゲーム。
サービスセンターエース。117マイル。速い。
大坂のフォアダウンザラインウィナー。3−1キープ。
キーズの第5ゲーム。
大坂はフォアで左右に振る。相手はついていけずにミス。
そして、ダブルフォルト。4−1ブレーク。決定的だと思ったが・・・。
大坂の第6ゲーム。
大坂のフォアクロスボレーからダウンザラインボレーウィナー。
アウトボールだし、当たりは良くないが、決まれば構わないのだ。
5−1キープ。もう大丈夫だろう!と誰しも思った・・・。
大坂の第8ゲーム。
キーズは無謀にもネットでフォア飛びつきボレー。これが決まる。
これをトップスピンロブで抜けば、終わった・・・。
5−3ブレークバックされる。
大坂の第10ゲーム。
30−30で大坂のフォアボレーがアウト。これも決めたかった・・・。
体が浮いてしまう。低く低くです。ボールをよく見てブロックです。
5−5ブレークバック。これは痛い〜!会場は大盛り上がり。
キーズの応援だ!
キーズのフォア逆クロスウィナーで5−6キープ。
これで5−1から5−6と5ゲーム連取された。
ここで大坂が踏ん張る。一方的なペースを止める。
大坂の第12ゲーム。
15−30でサービスセンターに118マイル。厳しいコースだ。
この後の2つのサービスが良くて、リターンミス2つ。6−6キープ。
USオープンはファイナルセットはタイブレーク。
キーズのスマッシュエースで0−1.
大坂の2つのナイスサービスで2−1.
2−3で大坂のサービス。
ここでセカンドをキーズがフォア逆クロスリターンエースで2−4.
次もフォアダウンザラインリターンエースで2−5.
さんざんミスしてきたリターン勝負がここで生きてきたのか・・・?
これを大坂もどこかでやるべきだったなあ〜!
キーズのサービスワイドで3−6のマッチポイント。
最後は大坂のフォアクロスがわずかにサイドに切れた。
3−7でキーズ。ものすごい声を出して喜ぶキーズ。2時間8分。
ガックリして、手を上げずに会場を去る大坂。本当に惜しかった。
あと1ゲームまで来たのに・・・。また、チャンスがあるだろう。
ほとんど、トップと差がないのだから・・・。

大坂のインタビュー
「相手の応援がすごくて少しフラストレーションだった。
相手はトップアメリカンがプレーしているから・・・。
ファイナルセット5−1リードしてから、とてもナーバスになった。
その後、彼女はグッドサービスとリターンをしてきた。
自分のサービスに全部集中できなかった。
5−4の30−30でバカみたいなボレーを打ってしまった。
悔やまれる。少しガッカリした。」
(上は英語を簡単に訳してみました。英語のプレスカンファレンスを見てください。)
日本語
「初めてのセンターコートは楽しかった。
お母さんに後で誇りに思うと言われた。
くるみちゃんはとてもいい人です。ダブルスは楽しかった。
日本に行ったら、焼き肉レストランに行ってみたいです。寿司、おおとろが食べたい。
ビヨンセには会っていない。」

2R 穂積えり・加藤みゆ 6−4,6−3 JURAK・RODIONOVA
コート13の第1試合。
穂積のゲームで始まる。
0−30から穂積のフォアで真ん中に打ち込む。
また、加藤のバック逆クロスボレーウィナー。
4ポイント連取で1−0キープ。
1−2でジュラクの第4ゲーム。
穂積のフォアダウンザラインウィナー。相手がポーチに来たのを上手く読んでいた。
また、加藤のナイスリターンから穂積のバックポーチがドンピシャで当たる。
2−2ブレークバック。
穂積の第5ゲーム。
3−2ラブゲームキープ。
今日はさらに上手くコンビネーションができていて、個人も調子がいいと思う。
ロディオノバの第6ゲーム。
加藤もよくボレーを返すが、ロディオノバのスマッシュエース。3−3キープ。
加藤の第7ゲーム。
穂積は相手のスマッシュを返して、ミスを誘う。集中しているからできるのだ。
4−3キープ。
ジュラクの第8ゲーム。
ダブルフォルトで0−30のチャンスだったが・・・。4−4キープ。
穂積の第9ゲーム。
30−40で加藤の見事なフォアクロスボレーウィナー。
サービスエースと最後もサービスセンターのコーナーにいい。
5−4キープ。乗っているよ!
ロディオノバの第10ゲーム。
加藤のバック逆クロスアングルボレーウィナー。すごいテクニックだ!
加藤がネットですごく動くよ。これにイライラしたロディオノバのフォアがアウト。
これでいいのだ。ポーチと同じだ。
加藤のフォアダウンザラインウィナー。30−40.思い切りがいい。
セットポイント。
ロディオノバのフォアがアウト。6−4で先取したよ。

第2セット。
加藤の第3ゲーム。
15−40のピンチ。
2ポイント取って、デュース。
ここで穂積のフォアボレーを決めた。
しかし、相手はその前に穂積がボレーを2回当たったと主張。
主審は認めず・・・。1スイングですよ。これは。ルールを知らないのだろうか?
フォアリターンがアウト。
2−1キープ。
4−3から2ゲーム取って、6−3で勝利。
嬉しい3回戦進出だ!

1R GARCIA・MLADENOVIC 6−3,6−3 奈良くるみ・大坂なおみ
第1シードガルシア・ミラデノビッチ。
ガルシアのゲームで始まる。
30−40から連続サービスがコーナーに。
ガルシアのバックダウンザラインへ。大坂のフォアボレーミス。
これを止めてシングルスに取り入れたい。
大坂の第2ゲーム。
奈良のボレーが狙われて、ガルシアのバックウィナー。
今度は奈良の飛びつきフォアローボレーウィナー。上手い!すごいよ!
ブレークポイントではサービスセンターエース。これがあるのだ!
7回のデュースの末、奈良のバックドライブボレーウィナー。
大坂のサーブ&ボレーを見せた。こういうのもいいよ!シングルスで使って!
いきなりのロングデュース。
最後はミラデノビッチのバックボレーを決められて、0−2ブレークダウン。
ボレーを一発で決められるか?の差だけですよ。
ミラデノビッチの第3ゲーム。
大坂のフォアクロスボレーを2つ。
しかし、サービス力で0−3キープ。
大坂の第6ゲーム。
ドロップを大坂はやっと拾って、フォアダウンザラインへスライスコーナーオンラインウィナー。2−4キープ。
ミラデノビッチの第7ゲーム。
大坂のバックダウンザラインリターンエース。
奈良の深く強いショットに相手が押されて、大坂のバックボレーが決まる。
3−4ブレークバック。
奈良の第8ゲーム。
ミラデノビッチのフォアクロスリターンエース。3−5ブレークダウン。
ここがもったいなかった・・・。
最後は奈良のバックリターンがアウト。
3−6でこのセットを落とす。
第2セットも3−6でダウン。残念ながら、1回戦敗退です。

奈良のインタビュー
「なおみちゃんはあのシングルスがあった後なので、タフな精神的な中、ダブルスをよく引っ張ってくれた。
コーチと話して、なおみちゃんはフォアがいいというので、私もバックサイドをよくやっているので、自然とサイドはこうなった。
今日はシングルスを見ていたので、悔しいだろうなと思った。
ダブルスはなおみちゃんが楽しんでくれたらいいと思って、関西弁で話しかけた。
面白かったのは北海道に行ったことがないと言っていたのでおいしいよ。
刺身は好きと言うので北海道はめっちゃおいしいよ。
と言うとマジー。お腹減った〜!と言うのでものすごく笑った。
チェンジオーバーではリラックスするようにテニスと違う話をしていた。
私が頑張らなきゃと思って固くなった。なおみちゃんのサービスと強打は頼もしかった。
私もこういう風にパートナーを引き出せたらいいなと思いました。
まだ私はダブルスは下手くそですけど・・・。
サービスが入っているか?わからないぐらい速かった。
なおみちゃんは良く届くな。リーチがあるといいなと思った。
ダブルス的にも楽しかった。また、機会があれば一緒にやってみたい。
なおみちゃんのシングルスは相手の応援がすごくて、絶対的に相手に有利だった。
ファイナルセットから見たが、2ブレークあったので、いけると思った。
キーズは最近勝っているだけあって、タフだと思った。
この後、私は東京の2つの大会に出ます。東レは予選です。
ダブルスは土居選手です。
昨年の準優勝のディフェンドなんてことは言いません・・・。」

3R NICULESCU 3−6,1−6 WOZNIACKI
最後はドロップを拾ったウォズニアッキが前に急いで詰める。
ニクレスクのバックパスがサイドアウト。6−1で勝利。ここから復活なるか?

3R DJOKOVIC 4−2RET YOUZHNY
あれ〜!4−2ジョコビッチでインタビューを受けているよ。
え〜!今から行こうと思ったのに・・・。
どうしたんだ?ユーズニー・・・。
ジョコビッチはその前も戦わずして、3回戦に来て、ここでも途中で勝ち。
どうせやっても勝つが、楽勝過ぎて困ってしまうなあ〜!

3R TSONGA 6−3,6−4,7−6(4) ANDERSON
第9シードツォンガ。第23シードアンダーソン。
アンダーソンの第6ゲーム。
チャンスボールのフォアを2連続ネットにかけたアンダーソン。
凡ミスだ。この後、ガシャバックボレーがアウト。
4−2ラブゲームブレークでツオンガがリード。
アンダーソンは相手が強いと力を発揮できないのか?
ツォンガのサービスワイドで5−2.ファーストさえ入れておけば、大丈夫。
ツォンガがストレート勝ち。

3R KONTA 6−2,6−1 BENCIC
第13シードコンタ。第24シードベンチッチ。
これも見たかったが・・・。大坂選手の試合で見られず・・・。
コンタが53分で料理した。一方的だったなあ〜!
ラケットヘッドを常に上に上げているのは素晴らしい!ジュニアの見本となるよ!

3R MONFILS 6−4,6−2,6−4 ALMAGRO
第10シードモンフィスが強敵アルマグロにストレート勝ち。

3R TSURENKO 3−6,6−3,6−4 CIBULKOVA
第12シードチブルコバがツルレンコに逆転負け。

3R VINCI 6−0,5−7,6−3 WITTHOEFT
第7シードビンチが土居に勝ったウィットフェフトに勝利。
第2セット、5−3でリードしたビンチはファイナルセットに持ち込まれるが・・・。
バックスライスは芸術の域だな。そして、フォアの逆クロスからネットに出る。
このハードヒットの組みあわせがいいのだろう!

3R SOCK 6−4,6−3,6−3 CILIC
まさか第26シードソックが第7シードチリッチにストレート勝ち。
2年前のチャンピオンが・・・。あの時、錦織に負けておいてくれよ〜!

3R KVITOVA 6−3,6−4 SVITOLINA
第14シードクビトバが第22シードスビトリーナにストレート勝ち。

3R ISNER 4−6,6−3,2−6,6−7(5) EDMUND
第1セットはエドモンドが6−4で先取。
第2セット。
エドモンドの第2ゲーム。
イズナーは自分のフォアハーフボレーミスでラケットを投げて怒る。
しかし、下手だなあ〜!素人ですよ。
イズナーの回り込みフォア逆クロスリターン。
自分から回り込んでおいて、詰まって怪しげなアングルへ。
それを拾ってエドモンドが前に。イズナーはチャンスフォア逆クロスパスウィナー。
超嬉しそうなイズナー。ちゃっかりしています。2−0ブレークアップ。
イズナーの第3ゲーム。
イズナーのグランドスマッシュエース。上はどこでも入るなあ〜!
エドモンドもランニングバックアングルパスウィナー。スーパーショットだあ!
両手のバランスはいい。しかし、たくさんいるよ。
連続サービスエースで3−0キープ。
イズナーの第5ゲーム。
3連続サービスエース。2階ではなく、3階から打つので誰がやっても入りますよ!
この身長ならば・・・。サービスなんて生まれから一度も習ったことがないだろう・・・。
4−1キープ。
そのまま、6−3でこのセットはイズナー。
第3セットはエドモンドが6−2.
第4セットは6−6のタイブレーク。6−3エドモンド。
イズナーの2つのサービスで6−5.
最後はエドモンドのフォア逆クロスウィナー。
7−5で勝利!すごい!USオープンでイズナーの応援がほとんどなのに・・・。

3R BONDARENKO 4−6,1−6 SEVASTOVA
セバストロバがストレート勝ち。

3R BAGHDATIS 6−3,7−6(4)、1−6,6−1 HARRISON
バグダディスがハリソンに3−1で勝利。まだ頑張るバグダディス。復活なるか?

3R POUILLE 3−6,7−5,2−6,7−5,6−1 BAUTISTA AGUT
第24シードプイユが第15シードバウチスタアグにファイナル勝ち。

ナイトセッション
3R NADAL 6−1,6−4,6−2 KUZNETSOV

第4シードナダル。クズネツォブ。
第1セット、6−1ナダル。
第2セット。ナダルの第10ゲーム。
ダブルフォルト。クズネツォブのフォアダウンザラインウィナー。
30−40.
ナダルのフォアダウンザラインウィナー。外から巻き込んでくるショットだ!
デュースでナダルのフォアクロスウィナー。
最後もナダルのフォア逆クロスウィナー。6−4でこのセットもナダル。

第3セット。
ナダルは第5ゲームもブレークして、4−1アップ。
ナダルの第7ゲーム。
ストローク戦でナダルはフォアアングルウィナー。まるでパスを打ったかのようだ。
40−0で終わりかと思ったら・・・。
ミスでデュース。
ここでクズネツォブがロブを抜く。
ナダルは走って股下からロブ。これが抜ける。必死にロブを返球するクズネツォブ。
それをナダルは後ろでグランドスマッシュ。ジャンピングガッツポーズのナダル!
会場は一番上まで観客が総立ちだあ〜!スタンディングオベーションだあ〜!
最後はフォアクロスを打ち込んで、6−2ナダル。
強いナダルが戻ってきたぞ!2時間ピッタリだ!

ナイトセッション
3R BELLIS 1−6,1−6 KERBER

158位17歳予選上がりベリス。第2シードケルバー。
ベリスは昨年、本戦でディアスに勝ったと思ったら、それは2014年15歳の時だった。
昨年は予選1回戦でクルム伊達選手に逆転勝ちして、予選決勝オスタペンコにストレート負け。勘違いでした・・・。もうゴッチャになっているよ。
ケルバーのゲームで始まる。
アドバンテージレシーバーでサービスエース。1−0キープ。
ベリスもパワーで押してくるわけでないので、ラリーに持ち込めばわからないぞ!
応援は全てつくし・・・。
ベリスの第2ゲーム。
セカンドをケルバーのフォアダウンザラインリターンで叩かれる。
2−0ラブゲームブレーク。このサービスは狙われてしまう。
もしかするとファーストも危ないかも・・・。
ベリスの第4ゲーム。
ベリスのフォアクロスからフォアダウンザラインドライブボレーウィナー。
思い切ったプレーだ。
3−1キープ。少しは落ち着くだろう!
ケルバーの第5ゲーム。
ケルバーのフォアは下がらず、基本ライジング。軌道が低いので、ネットの危険もある。
2つ引っ掛けて0−30。
ベリスのバックドロップからバッククロスロブウィナー。
デュースでベリスが打ちまくる。
チャンスボールを回り込みフォアダウンザラインがアウト。思わずラケットを落とす。
明らかにオーバーペースだ!
しかし、そうでもしないとトップには勝てないのだと思ったのだろう。
4−1キープ。これが当たり前に入ってきたら上に来れるはず・・・。
いつもよりもオーバーペースになるのは仕方がないが、あまりにミスが出ては試合にならなくなるで注意したい。
ケルバーの第7ゲーム。
2つのセットポイントは逃れる。
3つ目のセットポイント。
バックダウンザラインリターンエース。
4つ目のセットポイント。
ベリスのフォアクロスウィナー。
5つ目のマッチポイント。
最後はケルバーのグランドスマッシュエース。
6−1ケルバー。31分。

第2セット。
ベリスの第5ゲーム。
ケルバーのフォア逆クロスウィナー。5−0ブレークアップ。
もう一気に行きそうだ!俺が超踊ったのにカメラは映さないとは・・・。
ケルバーの第6ゲーム。
開き直ったベリスのフォアダウンザラインパスウィナー。
5−1ブレークバック。大きな拍手と歓声が飛ぶ。
ケルバーは卓球のように淡々とコンパクトで相手の力を利用しながら、コースを変えて、時折自分のパワーを加えて打ち込む。省エネプレーだ。
動いているようで動かない。丁度ええ〜!加減のプレー。長続きするプレーだ!
最後はベリスのフォアが大きくアウト。
6−1ケルバー。わずか55分。23時前に終了です。ラッキー!!

PS.
大坂なおみがファイナルセット5−1リードから挽回された・・・。
キーズの速いボール。特にフォア逆クロスリターンエース。これが効いた。
しかし、大型の試合だった。
タイブレークも惜しかったなあ〜!
しかし、これでトップとの差はないと思ったことだろう。
トップ10に大坂なおみは入ると思います。断言です・・・。
リコーの小田切君に会った。今日は4万人を超えて記録らしい・・・。
奈良・大坂のダブルスも1回戦敗退。
穂積・加藤のダブルスが勝利。3回戦進出。すごいです!躍動している。
2人は確実に上手くなって自信をつけている様子だ。
サービスだけの男イズナーは負け。
ソックがチリッチにストレート勝ち。これにはびっくりだ。見に行けないが・・・。
ナイトセッションのナダルは股下を最後に見せて盛り上がったよ!
今日はセンターコートに全てメディアに対してもチケットを配るのだ。
早いもの勝ちはどうかと思うが・・・。一番上に行けば見られるが・・・。
ナイトセッションのベリス対ケルバーは22時前にスタート。
今日は早く終わるでしょう!明日の錦織圭選手は第4試合って・・・?
第1試合だったら、余裕が生まれたのに・・・。まだまだ、疲れますよ。
ナイトセッションの最後の試合は55分。23時前に終了。ラッキー!!
0時には出るぞ〜!寝るぞ〜!

2016 USオープン Day 05        <レポート:森下 泰>