2016 フレンチオープン Day 05

<レポート:森下 泰>

2016年5月26日(木)


昨日は21時半に退散。23時に着く。かなり早い。
シャワー浴びようとしたら、水だあ〜!今度はお湯が出ないぞ〜!寒い〜!
いつもハプニング。こんなのは想定内です。
今朝は、昨日よりは雲が多いが晴れ。日差しがあると暑いが、日陰に入ると涼しい。
汗もすぐに乾くのだ。
セキュリティがとても厳しく、ものすごい人数が並んでいる。駅までキューが続いている。
やはり、テロを警戒してだと思うが、もっと検査する人の人数を増やしてほしいなあ!
5人でこの何千、何万の人数を裁くのはちょっと・・・。
今日は電車の遅れもなく、途中の駅から1時間歩く。
ケバブの店が11時からしか開かないのはショック。これが一番うまいのに・・・。
朝の30分でTシャツなどの買い物を済ませないといけないのがプレッシャーです。
メチャ、計算に時間がかかって焦る〜!
今日は奈良くるみ選手がイワノビッチとコート1で第1試合。
土居・大坂のダブルスが第2試合。奈良・加藤のダブルスが第4試合。
第1シードジョコビッチ、第4シードナダル。
第1シードセリーナ。この辺りが登場だ。

 

2R 奈良くるみ 5−7,1−6 IVANOVIC
91位24歳奈良くるみ。16位第14シード28歳イワノビッチ。
2014年オークランド2−6,3−6で負けている。
イワノビッチのウェアはゼブラ。アディダスのウリです。奈良もモノトーン。
錦織が昨日やったコート1。昨日より観客が入っている。イワノビッチ効果か?
イワノビッチのゲームで始まる。
イワノビッチの回り込みフォアダウンザラインウィナー。最初から飛ばす。
0−1キープ。
奈良の第2ゲーム。
イワノビッチの連続回り込みフォアダウンザラインウィナー。
イワノビッチの出足が非常にいい。ピッタリ当たっている。
0−2ブレーク。
イワノビッチの第3ゲーム。
15−40のチャンス。
ここで4本のサービスエースにはビックリ!
いつもはトスが流れてやり直すのに・・・。
右足も右に5センチほど流れるだけ。コースもオンライン。
リターンがどうこういう問題でもない。
初めてといっていいぐらいサービスの出来がいい。
0−3キープ。
奈良の第4ゲーム。
それでも奈良は攻められても走る。そして、ディフェンスだけでなく、自分からも打つ。
4つのブレークポイントを逃れて、4回のデュース。
初めてのキープポイントでナント奈良はフォアダウンザラインドロップショットウィナー。
打つ選択があったのに・・・。これを選ぶとは・・・。
このゲームはキーとなった。1−3キープ。
奈良の第6ゲーム。
奈良はフォアのムーンボールを混ぜて、すぐにフォアでヒット。
そして、フォア逆クロスドライブボレーウィナー。
自分から左右に振って、最後はネット近くで仕留めるプレーが冴えわたる。
2−4キープ。
イワノビッチの第7ゲーム。
しつこく返して、チャンスをフォアアングルウィナー。
奈良らしさが存分に出た〜!3−4ブレークバック。
3回のデュース。
奈良のバックダウンザラインからグランドスマッシュクロスエース。
お〜!超強気のプレーでガッツポーズ!4−4キープ。
奈良の第10ゲーム。
15−40のセットポイントを握られるが・・・。
ここでも弱気なプレーをしない奈良。
3つのセットポイントを最後3連続ストロークウィナー。
5−5キープ。乗りに乗っている。ゾーンに入った感じだ!何でも入るぞ!
イワノビッチもビックリだ。
奈良の第12ゲーム。
イワノビッチはセカンドサービスをバックで叩いてネットダッシュして、プレッシャーをかけてきた。
最後はイワノビッチのフォアクロスウィナー。
5−7で落とす。惜しい〜!
最高のプレーをしてきたイワノビッチに対して、気後れせず立ち向かう奈良。
5−5キープした時はこのままの勢いでセットを奪う感じだった。

第2セット。
奈良の第2ゲーム。
粘りを見せたが、イワノビッチも後半のミスの反省からか?
上手くコート内に入れてきた感じ。
奈良のミスが少しずつ出てきてしまった。0−1ブレークダウン。
奈良の第4ゲーム。
サービスアングルエースで1−3キープ。
奈良の第6ゲーム。
ファーストサービスの確率が少しずつ落ちてきた。
特にネットが多い。セカンドはどうしても浅くなる。そこを狙われ出した。
1本目からきつくなる。
1−5ブレークダウン。
最後はイワノビッチのフォアクロスウィナー。
1−6のストレート負け。最後まで足の幅を大きく広げて、踏ん張って返そうとしたが・・・。
それでも第1セット4本のサービスエースで0−3になって、次の自分のゲームも4つブレークポイントを握られた。
初めてのキープポイントでフォアドロップウィナーの勇気。
そして、そこからのフットワークと粘りとムーンボールなどを入れて頭を使ったプレー。
また、自分から攻撃した時の安定感、特にドライブボレーはなんらストロークと変わりないのだ。やはり、日本で2週間休んだのが良かったと思う。
心のメリハリが大切だと思う。惜しかった・・・。
しかし、絶対に次に繋がるプレーでした。

奈良のインタビュー
「今日は私のいいところである安定したプレーはわかり切られているので、ゲームを取られてもいいから、振り切って早いタイミングで攻撃して行こうと思った。
相手もいいスタートでしたが、自分のやるべきことを変えることなく、プレーしていたら、4−4まで追いつけたと思う。
今日はいつもだったら、相手のミスが多くなるので、高いボールや遅めることをするが、いいショットに引かずに最初からギアを上げて行った。
第2セットは体力的にきつかった。
攻撃力のある選手に自分から前に出て攻めて行けたのは自信になった。
休んでいた分、体力的には落ちてしまった。
体力を上げて、今日のようなプレーがベースになれば、いいなと思えた。
久々に負けた試合でもやるべきことはやった。
まだまだ実力差はあるが、自分の力を出して自分のできる範囲が広がったと思う。
1チャレンジャーとして、相手のプレーがすごいので、自分が上げてもらったのもあるが、こういうプレーできたのは自信になる。この先どういう風に繋げていくか?が大事。
来週はクロアチアチャレンジャーで芝生に入ります。
安定したプレーだけで勝てる相手ではない。
イワノビッチはボールに追いつけば、どこからでもウィナーを取れるショットがある。
早い展開で自分から攻める、攻撃することをしないといけない。
ビーナスとやった時もそうだが、自分から攻撃するのをやっていくべきだと思う。
先は見ずに今のいいゲームをずっと続けて行くと思っていた。
錦織選手の戦い方、特にバックの入り方、タイミングの取り方を参考にしている。
自分もバックが武器なので、あのタイミングで打てたらいいなと思う。
男子のトップの試合を見ています。
日々、自分が成長しないといけない。自分の幅を広げたい。
勝ち負けより、後からついてくると思う。
休んだことが自分を見つめ直すいいきっかけになったと思う。
白アスパラは10本以上食べました(笑)。」

2R BOUCHARD 4−6,4−6 BACSINSZKY
ノーシード47位22歳ブシャール。第8シードバシンスキー。

2R JAZIRI 1−6,6−2,2−6,4−6 BERDYCH
70位32歳ジャジリ。第7シードベルディヒ。

2R SUAREZ NAVARRO 6−1,6−3 WANG
第12シードスアレスナバーロ。74位24歳ワン。

2R NADAL 6−3,6−0,6−3 BAGNIS
第4シードナダル。99位26歳バグニス。
6−3,6−0,5−2でナダルの第8ゲーム。
ナダルの連続バックミス。まだまだかな〜!いつものではないか?
上から見るとナダルの足はふて〜!はちきれんばかり!
2つのバックダウンザラインウィナー。
これにクロス、アングルの速いウィナーがくると本物。
15−40から挽回。
左利きのバグニスも思い切ったフォア逆クロスからスマッシュエースでマッチポイントを逃れる。
5−3ブレークバック。
2つ目のマッチポイント。最後はバグニスのフォアクロスがネット。6−3でナダル。
まあこの辺りの選手にはストロークで負けるわけがない。

2R DJOKOVIC 7−5,6−3,6−4 DARCIS
第1シードジョコビッチ。予選上がり162位32歳ダルシス。
ジョコビッチから7−5、4−2でジョコビッチの第7ゲーム。
ジョコビッチは相手の速いボールにも動じず、フォアダウンザライン。
軸がぶれないで驚かないのがすごい!いつも堂々としてあたふたしない。
私生活でもそうなんだろうな?試合だけっていうわけでもないだろうな?
5−2キープ。
ジョコビッチの第9ゲーム。
ダルシスもバッククロススライスからバックダウンザラインへネットミス。惜しいトライ。
マッチポイントでジョコビッチはフォア逆クロスが大きくアウト。
どうした?
5つ目のマッチポイント。
サービスセンターへオンライン。フォアリターンがサイドアウト。
6−3でジョコビッチ。重要な場面でアドコートのセンターへセカンドでも良く打つ。
ちょっと、マッチポイントでモタモタした。珍しいなあ!
第3セット。
ジョコビッチの第10ゲーム。
ジョコビッチは軸がぶれずに、ラケットだけブンと指導するからミスしようがないのだ。
最後はダルシスのバックスライスがネットミス。
6−4でジョコビッチ。
たまに変なミスをするがそれも人間だもの!それぐらいなきゃ、逆に怖いわ!

2R MATHIEU 6−7(5)、4−6,1−6 BAUTISTA AGUT
67位34歳マチュー。第14シードバウチスタアグ。

2R GARCIA-LOPEZ 5−7,4−6,6−7(3) THIEM
55位32歳ガルシアロペス。第13シードティエム。

2R ROBERT 1−6,6−3,1−6,4−6 ZVEREV
ワイルドカード89位36歳ロバート。48位19歳ズベレブ。

2R TOMIC 6−3,2−6,6−7(4)、6−7(6) CORIC
第4セット。
チョリッチの第10ゲーム。
0−30からサービスセンターエース。
チョリッチのフォアクロスウィナー。ミス待ちしないでウィナーを取りに行くのだ!
5−5キープ。簡単にはファイナルに行かせないのだ!
6−6のタイブレーク。
6−5トミッチでトミッチのサービス。
チャンスボールを拾ってカウンターのチョリッチが6−6に戻す。
トミッチのフォアミスで7−6チョリッチ。
マッチポイントでトミッチのバックが大きくアウト。
8−6チョリッチ。トミッチはストロークで我慢が出来ないなあ!

1R ARCANGIOLI・PAQUET 3−6,1−6 土居美咲・大坂なおみ
大坂のゲームで始まる。
ファーストがいい。大坂のストロークで相手が弾いてしまう。
1−0キープ。
土居がデュースサイド。大坂がアドコート。
4−1リードから4−2で土居の第7ゲーム。
土居がバックで取るが、大阪はチェンジしていない。
やはり、あまりダブルスをやっていない証拠だ。
重なってしまうのだ。
ちょっと大坂のフォアボレーが逃げ腰でミスしてしまう。4−3ブレーク。
相手のダブルフォルトで5−3ブレークアップ。
大坂の第9ゲーム。
ファーストが入ると返ってこない。フォーメーションなんか自由でいい。
土居のバックアングルポーチウィナー。
最後は土居のバックボレーを相手は返せず、6−3で先取。
すごい!ダブルスではないが、勝ってしまうのだ!

第2セット。
5−1で相手の第7ゲーム。
大坂のフォアポーチが相手の背中にぶつけた。
3つ目のマッチポイント。
土居のフォアボレーを真ん中に決めた。6−1で勝利。楽勝だ!

土居のインタビュー
「お互いにダブルスの経験がない。
初めてのペアで試合をやっていくうちに良くなると思う。勝利で終わって良かった。
始めはぎこちなさがあったが、彼女のストロークとサービスは爆発力があって、私としてもイージーなボールを決められる。
今後、試合を重ねるごとに良くなると思う。
タイトになるともしかしたら緊張するかもしれないが、スコアを離したので良かった。
ダブルスはお互いに学ぶべきものがある。
ダブルスのオプションはないが、お互いの質を上げて行くことだと思う。
2人のダブルスの練習はほとんどしていない。朝もアップだけです。
コミュニケーションは日本語と英語のミックスでしています。
私がデュースコートで大坂さんがアドコートなのはセンターをお互いがフォアで取れるからです。
次はシードで完全にダブルスプレーヤーだが、お互いの武器を生かして戦いたいです。」

大坂のインタビュー
「勝ってとてもうれしい。組めてハッピーです。
(土居の最後の言葉の後に)その通り(笑)。」

2R BAGHDATIS 7−6(6)、6−3,3−6,2−6,2−6 TSONGA
38位30歳バグダディス。第6シードツォンガ。
第1セット。
タイブレーク6−6でツォンガのフォアのイージーミスが大きい。
7−6でバグダディスのサービスワイドで8−6。
バグダディスが2セットアップから、ツォンガが2セット取って、ファイナルセットへ。
5−2でツォンガの第8ゲーム。
ツォンガのフォアドロップを猛然と走るバグダディス。
そのまま、ネットに突っ込んだあ〜!
ポイントは取れないとわかっていながら、走る。選手のサガです。最後までファイトある。
さすがです!最後はサービスワイドでフォアリターンがネット。
6−2でツォンガが2セットダウンから大逆転勝ち!
ツォンガは苦しそうだったよ。3時間26分。

2R S.WILLIAMS 6−2,6−1 PEREIRA
第1シードセリーナ。81位27歳ペレイラ。
セリーナは落ち着いて、フォアクロスに打ったら、ペレイラがフォアを大きくアウト。
プレッシャーがかかっていくのだろう!
この重圧は戦った本人しかわからないのだろうあなあ!
セリーナは力を温存しているのが、相手にも伝わるのが怖い!
6−2セリーナ。6−1でセリーナ。1時間6分。時間はかかった方だ。

2R GOFFIN 7−5,6−1,6−4 BERLOCQ
第12シードゴファン。予選上がり126位33歳ベルロック。

2R V.WILLIAMS 6−2,6−1 CHIRICO
第9シードビーナス。予選上がり78位20歳チリコ。

2R DUQUE-MARINO 3−6,2−6 KEYS
75位26歳ダクマリノ。第15シードキーズ。

1R 奈良くるみ・加藤未唯 6−4,6−7(5)、3−6 RAE・SMITH
第1セット。
4−3で相手のゲーム。
奈良のフォア逆クロスリターンアングルへエース。
5−3ブレーク。
奈良の第9ゲーム。
加藤のフォアボレーウィナーで40−30のセットポイント。
ここでダブルフォルト。
5−4ブレークダウンしてしまう。
6−4でブレークバックして、セット奪う。
第2セットは6−6のタイブレーク。
3−6で奈良のバックダウンザラインリターンエースで4−6.
加藤のフォアダウンザラインウィナーで5−6.
しかし、最後は5−7でダウン。惜しかった・・・。マッチポイントがあったが・・・。

ファイナルセットへ。
奈良の第6ゲーム。
奈良のバックダウンザラインは人がいます。
フォアクロスボレーを決められて、1−5ブレークダウン。
こうなると吸い込まれてしまうんだよなあ〜!
加藤のバック逆クロスアングルリターンエースで2−5ブレークバック。
加藤の第8ゲーム。
奈良のバックポーチで3−5キープ。じわじわと来たぞ!
最後は相手のフォアクロスボレーウィナー。3−6で敗戦。
マッチポイントが第2セットであったのだが・・・。悔しい敗戦になった・・・。
相手が大きいので、上が抜けなかったか・・・?

加藤のインタビュー
「最初相手が固かった。思い切ってブレークして流れは良かった。
第2セット、3−2からこちらが少し固くなってしまって、相手にわかるぐらいに固くなった。リターンが浮いてしまったのを叩かれた。
簡単にキープされて、どうやってポイントを取ればいいのか?わからなかった。
ほとんどリターンゲームでポイントを取れなかった。
リードしている時に思い切ってプレーしていれば突き離せて行けた。
正直、出足の感じだと行けると思った。最後まで行ききれなかったのが悔しい。
奈良さんが後ろで私が前。
私のセカンドでは2バックして、チャンスがあれば私が前に行く。
2人で声を掛け合ってプレーした。
気持ち的には引っ張ってもらいながら、自分の良さを出そうとした。
全体的には83%ぐらいですね(笑)。
ここに来る前にフランスの大会で1回戦負け。クレーの感じは掴めた。
クレーもそんなに苦手意識はないので、思い切ってプレーできた。
シングルス予選2回戦も出足は良くて、リードしてひっくり返された。
シングルスもダブルスもリードしてからひっくり返された。
リードしてもアグレッシブにプレーしていたら、良かったと思う。
今日は第2セット4−4で奈良さんのリターンで崩して、私がポーチに行って、ネットに触ってしまったのを今でも引きづっている。メチャいい感じだったのに・・・。
打ってから体が触れたから大丈夫だと思ったが、よく見られていた。
タッチと言われた。あれを取っていれば、30−30だったのに・・・。
基本的にはダブルスはいつも笑顔でいます。
あり得ないミスをしても笑顔でいたら、パートナーも笑顔でいられると思うからです。
落としても前向きに2人の雰囲気は崩さないで行く。
楽しむのを心掛けている。自分がミスすると引きづってしまうことがある。
第2セットの序盤、バックのチャンスボールを白帯に当たってミス。
あの後、落ちてしまった。
ダブルスは2番アウトでアルタメイト用のパスでレストランに入れない。
2番アウトだけでこんな扱いで、どこで食べたらいいの?と悔しい思いをした。
本戦に入って、横パスから縦パスに変わって、レストランに入れた。
やったあという気持ちになった。
本戦は宿泊代も出してくれるのですか?前払いしたけど・・・。
トップ選手と連れ違うのも嬉しい。
USオープンは本戦に入りたいと思っていた。
思った以上にランキングが上がらない。
ウインブルドンで予選4回目ですが、最初はグランドスラム予選に出られて嬉しかった。
今はいかに本戦に上がるか?本戦に入りたいと強く思っている。
ポーランドでダブルスを優勝した時は穂積さんとアジア人2人しかいなかった。
心細い中、ジュニアの頃から一緒に組んでいたのでコンビネーションは良くてこの人なら優勝したいと思った。
シングルスとダブルスのどちらでもいいので、グランドスラムに出たいと思っていた。
あの優勝のおかげでフレンチに出られた。
ダブルスからシングルスにいい影響を与えて、優勝したい。ランキングを上げたい。
ダブルス優勝は自信になって、嬉しかった。
同じ年の選手は良きライバルであり、良き友達。コートに入れば、負けたくない。
コートの外では仲のいい友達でいい刺激をもらいながら、頑張らなきゃいけない気持ちになる。
日比野さんはシングルスで優勝してランキングでは引き離されてしまったが、いつか追いつきたい。関ジャニ8は好きではありません。3代目が好きです。ガンちゃんが・・・。」

2R BABOS 4−6,3−6 MLADENOVIC
45位23歳バボス。第26シードミラデノビッチ。
第2セット。
ミラデノビッチの第7ゲーム。
ミラデノビッチのフォア逆クロスウィナー。高い打点から打ち切る。
サービスセンターへ。身長が高く、非常にバランスが取れている。
5−2キープすると、すごいガッツポーズ!
最後の試合でセンターは少なくなったが、地元フランスの熱烈な応援はすごい!
やはり、フランス人はここではかなり有利になるよ!
最後はナントミラデノビッチの片手バックドロップウィナー。6−3で勝利。
この選手もいいものを持っている。将来はトップ10になるかも・・・。

2R FERRER 6−7(4)、6−3,6−4,6−2 MONACO
第11シードフェレール。87位32歳モナコ。
1セットオールでモナコの第8ゲーム。
フェレールのフォアリターンエースでセットポイント。
ここでモナコはバックダウンザラインウィナー。
しっかり、足を踏み込んで決めて行くよ。キープ。フェレールの5−3.
フェレールの第9ゲーム。
フェレールのドロップをモナコはロブで抜いて、フォアクロスドロップボレーウィナー。
5−4ブレークバックに成功。すごい!気迫だ!
モナコの第10ゲーム。
フェレールのネットインをフォアダウンザラインボレーウィナー。
15−40のセットポイント。
モナコの弱気なドロップがネットを越えず・・・。
第3セットは6−4フェレール。
第4セットも6−2フェレール。
モナコは頑張るが、最後はやはりフェレール。3時間13分。

PS.今日は電車がちゃんと着いた。しかし、お湯が出ない〜!やはり寒い〜!
買い物を急いで済ませた。
奈良選手は惜しかった・・・。0−2のイワノビッチの4本のサービスエースには参った。
いつもはトスと足は動くわで大丈夫かと思うほどなのに・・・。今日は絶好調。
しかし、次のゲームを我慢してドロップウィナーで取った後からはすごかった。
奈良選手もこんなに打って攻めたことがないほど打ちまくって逃げない。
多少のループは使うが、素晴らしい戦い。
イワノビッチのプレーが落ちなかったので、セットは取れなかったが、いつものイワノビッチなら勝っていたなあ〜!
土居・大坂組はダブルスをはっきり言ってやっていないが、個の力のみで勝った感じ。
奈良・加藤組はマッチポイントを取っていながら、逆転負け。残念・・・。
ジョコビッチは本当にたまにあれ〜と思うミスもするが、それが人間だもの・・・。
ほとんど軸がぶれない人間の身体を借りたマシーンが打っているので、ミスしない。
軸を中心にブーン。何事にも動じない。私生活から動じないんだな〜!たぶん・・・。
ナダルは100%ではないが、やはりここは庭っていう感じだ!
セリーナは全く問題なし。
ビーナスはさすが姉妹だ。全く同じスコアだ。
朝のTシャツを買う時は焦った。時間がなくなるし、向こうは恐ろしくのんびり数えているし・・・。おい〜!
早く、帰るぞ〜!21時半には出ます!錦織戦のパワーを残しておかないと・・・。

2016 フレンチオープン Day 05        <レポート:森下 泰>