2016 オーストラリアンオープン Day 08

<レポート:森下 泰>

2016年1月25日(月)

   

昨日は錦織選手が完勝でベスト8へ進出。
ジョコビッチがあわやシモンに負けそうだったが・・・。
やはり、明日の準々決勝は世界一と対戦になりました。
今日はゆっくり練習して明日に備えて下さい。
今日はもう1つのベスト8決めです。
また、朝から雨かなあ?降れば、6日連続です。必ず上がるから心配はしていませんが・・・。
涼しくて、少し寒いぐらいかな?この2,3日は・・・。
今朝は雨が降っていません。やっと、曇りです。晴れ間もあるので大丈夫。
結構、涼しいです。昨夜のフェデラーショー(あまりに素晴らしいプレーなので!)の時もアップ上下着ない
と寒かったです。
まるでオーストラリアっぽくないですが、寝るのは快適です。
寝る時間がドンドンなくなりますが、仕方ありません。
日本ジュニアも頑張っています。ここ全豪は皆さんチャンスですよ!
ヨーロッパなど強くても遠征費がかかるので出せない所が多いので。
だたし、勝ち上がるのはやはり大変です。皆、頑張ってほしいです。

4R KERBER 6−4,6−0 BECK
第7シードケルバー。55位ベック。
初めての対戦。
ベックのゲームで始まる。
静かな立ち上がり。ベックが固いようだ。
打たれ強いケルバー。相手に好きなように打たせてミスさせる。固い守りだ。
1−0ケルバーがブレークアップ。
ケルバーの第2ゲーム。
ケルバーのドロップをドロップ返しのベック。
ケルバーは手をグッと伸ばしてフォアダウンザラインウィナー。
このデフェンス力に皆はまるのだ!2−0キープ。
ケルバーの第4ゲーム。
ベックのフォアダウンザラインウィナー3本。
当たりが出てきたベック。地味に2人のいいラリーが随所に見られる。
ケルバーはチャンスボールの時、足をキュッキュッと鳴らす。足を細かく合わせるのだ。
デフェンスでは大まかで合わせる。
5つ目のブレークポイント。
ドロップを今度はベックのバックドロップ返しウィナー。上手い!

2−2ブレークバック。
ケルバーはすぐさま、3−2ブレークバック。
ケルバーの第6ゲーム。
40−15からベックの攻めがいい。フォアクロスドライブボレーウィナー。
3−3ブレークバック。これはわからないですよ〜!
ケルバーが6−4,6−0と一気に突き放した形となった。
ベスト8進出。

4R AZARENKA 6−2,6−4 STRYCOVA
第14シードアザレンカ。48位ストリコバ。
アザレンカの4勝。
ストリコバのゲームで始まる。
アドコートのサービスセンターエース2本は立派。
緊張はしていないようだ。1−0キープ。
ストリコバの第3ゲーム。
アザレンカは先に左右に振って、0−40.
4つのブレークポイントあり。これをストリコバのバックドロップなど多彩な攻撃で挽回。
2−1キープ。
ストリコバの第5ゲーム。
アザレンカのフォア逆クロスへ打ち込んでいく。攻める姿勢を貫く。
3−2ブレークアップ。
ストリコバの第7ゲーム。
ストリコバはバックの高いボールを打たされてミスが出る。
サーブ&ボレーを試みるが、アザレンカのバックダウンザラインパスウィナー。
5−2ブレークアップ。
最後はストリコバのストロークミス。6−2アザレンカが先取。
ウィナーが少なく、お互いのミスで進んでいく展開だ。

第2セット。
3−3でストリコバの第7ゲーム。
アドバンテージアザレンカでドロップを打つストリコバ。
イージー尚且つもうすでに走り込んでいるアザレンカ。
フォアダウンザラインウィナーで4−3と待望のブレークアップ。
アザレンカの第8ゲーム。
アザレンカのバックダウンザラインへローボレーを深く、その後フォアドライブボレーウィナー。ボレーが上
手くなったよ。
2つのブレークポイントを逃れた。
ストリコバのバックドロップをアザレンカのバックダウンザラインパスウィナー。
5−3キープ。ストリコバはドロップにこだわり過ぎだよ・・・。
5−3キープ。
6−4アザレンカが勝利。ベスト8進出。少しボールが飛ばない感じがするが・・・。
勝てばいいのだ。

4R RONIC 6−4,6−3,5−7,4−6,6−3 WAWRINKA
第13シードラオニッチ。8タイトル。
第4シードバブリンカ。12タイトル。
バブリンカの4勝。少し驚いたけど・・・。
第1セット、6−4ラオニッチ。
第2セット、ラオニッチの第2ゲームを破ったバブリンカ。
しかし、バブリンカの第3ゲーム。
ストローク戦でバブリンカのフォアガシャミス。すぐにブレークバック。
2−1バブリンカに変わる。
ストローク戦ならバブリンカの有利になるはずだが・・・。
ラオニッチの第4ゲーム。
ラオニッチのフォアクロスボレーウィナー。こちらの方が動きはいいかも・・・。
振り子のような大きなバックスイングから打つサービスがいい。
2−2キープ。
バブリンカの第5ゲーム。
ラオニッチはよく動いてリズムがいいから、バックドロップもスムーズだ。わからない。
少しバブリンカの動きが鈍いか?何かドタバタしている感じがするなあ〜!
ラオニッチの回り込みフォアダウンザラインからバック逆クロスボレーウィナー。
見事な攻めだ。30−40のブレークポイント。
リターンゲームお互いに攻めた方が絶対にいいよ。
ラオニッチのフォアアングルで2つ目のブレークポイント。工夫しているラオニッチ。
バブリンカは1テンポ待っているので、フォアネットミス。
3−2ラオニッチのブレークアップ。
バブリンカのファーストの確率が低く、エースがない。
少し集中力にかけている感じがする。覇気がないよ〜!バブリンカ。
バブリンカの第9ゲーム。
1つ目のセットポイント。
ラオニッチのノーバウンドでバッククロスドライブボレーパス。
真ん中へ。バブリンカのバックボレーが大きくアウト。
6−3であっさりラオニッチがこのセットも取った。
どうしたんだ?バブリンカ?やる気を出せよ〜!グランドスラム4回戦だぞ。
自分が優勝した大会だぞ〜!

第3セット。
ラオニッチはサービスエースもあるし、サーブ&ボレーも形がぶれないし、ローボレーも上手くなっているし
、リターンも深い。スライスも上手くなったよ。
ドロップからの細かい技もいい。練習をしっかりしている証拠だ。
対して、バブリンカはサービスエースがないし、ネットにも出る積極さもないし、ストロークも一発勝負だし
、何よりも勝つぞという気迫や覇気がないように感じるプレーだ。
これなら、結果を見るまでもないだろう・・・。
途中でものすごいことが起こらない限り・・・。
バブリンカの第4ゲーム。
1つブレークポイントがあったが・・・。2つのサービスエース。久しぶりに見たよ。
2−2キープ。乗れるか?
バブリンカの第6ゲーム。
サービスエースあり。
しかもいいのは観客に乗せられて、バブリンカに声が出てきたことだ。
動きも少し出てきた。3−3キープ。少し期待できるか?
ラオニッチの第11ゲーム。
バブリンカのバッククロスパスをラオニッチがまさかの弱気のウォッチミス。入っている。
15−40で223キロサービスセンターエース。
デュースでバブリンカは緩いバックスライスでラオニッチの連続フォアミスを誘う。
6−5バブリンカのブレークアップ。観客は大興奮だ!
バブリンカの第12ゲーム。
バブリンカのバックダウンザラインウィナー。
カモーン!声が出る。ヤル気にようやくなった。
最後はバブリンカのフォア逆クロスアプローチ。
7−5バブリンカが第3セットを奪い返す。

第4セット。
ラオニッチの第1ゲーム。
バブリンカはフォアスライスリターンを多用。まずボレーを打たせる。
そして、バッククロスパスウィナー。
2つのブレークポイントあり。
何とかファーストで逃れる。
段々、ラリーが多くなってきた。
ボレーやスマッシュを1つ多く打たされるラオニッチに少しずつプレッシャーがかかる。
6回のデュースの末、1−0キープ。
段々、バブリンカのペースになってきたかな?
バブリンカの第4ゲーム。
2つ目のブレークポイント。
バブリンカの回り込みフォアダウンザラインウィナー。
2−2キープ。何とかここを逃れる。2人とも息詰まる戦いになってきた。こうでなきゃ!
ラオニッチの第5ゲーム。
15−40のピンチ。
30−40でバブリンカのバックスライス足元リターン。
ラオニッチのバックハーフボレーが大きくアウト。3−2バブリンカのブレークアップ。
さあ、面白くなってきたぞ!
バブリンカの第8ゲーム。
15−40を含む4つのブレークポイントがあったが・・・。
特にラオニッチのバック真ん中パスを強打して、ボレーミスをさせたのは迫力があった。
4回のデュースの末、5−3キープ。これは大きいぞ!
最後はラオニッチのバッククロスリターンネットミス。
6−4でバブリンカが第4セットを取った。
最初の2セットを見る限り、絶対にストレートだと思ったが・・・。
わからないものだなあ〜!ここまで3時間3分。

ファイナルセット。
バブリンカの第6ゲーム。
1つブレークポイント。
セカンドを回り込んでフォアリターンアウト。
いいよ〜!わかるよ〜!俺もそうしていたから。
ラオニッチのスマッシュエースで2つ目のブレークポイント。
ラオニッチは甘いバックダウンザラインへスライスアプローチ。
バブリンカのフォアダウンザラインパスがアウト。
足を滑らせているラオニッチ。こんなこともある。
出てプレッシャーを与えるべきだ。
4−2ラオニッチのブレークアップ。
これは決定するかもしれない大事なブレークだ。
5−2ラオニッチ、バブリンカの第8ゲーム。
1つ目のマッチポイント。
バブリンカのフォアダウンザラインウィナー。
逃れて、
5−3キープ。
最後はラオニッチのドロップボレーからフォアボレーウィナー。
6−3でラオニッチの勝利。3時間45分の大試合だったよ!ナイスな試合でした。
寒い〜!バブリンカもよく挽回したが・・・。やる気がある時とそうでない時が激しい〜!
嬉しいベスト8入りだ!

4R KUZNETSOV 5−7,6−3,3−6,6−7(4) MONFILS
74位クズネツォブ。0タイトル。
第23シードモンフィス。5タイトル。モンフィスの2勝。
モンフィスが7−5で先取。
モンフィスの第4ゲーム。
2つのサービスセンターエースで2−2キープ。
膝を始め、体は大丈夫か?モンフィス。
いずれにしろ、あまり長くならないようにしたいモンフィス。
クズネツォブは第30シードシャディに勝った。
ナダルに勝ったベルダスコがセラに負け。そのセラに勝った。
モンフィスは第11シードアンダーソンが負けて、誰もシードに当たっていない。
クズネツォブの第5ゲーム。
クズネツォブのフォアクロスボレーをモンフィスはダイビングパス。
返らず。ベースラインで飛ぶ。私もよくこのフライングを練習したよ。
3−2キープ。
モンフィスがマッサージ。腰か?膝か?
モンフィスの第8ゲームをブレーク。5−3クズネツォブ。
最後はモンフィスのフォアクロスリターンがミス。6−3クズネツォブ。
第3セットはモンフィスが6−3で取り返す。2−1アップ。
第4セット、タイブレーク7−4で取ったモンフィスが勝利。
ベスト8へ進んだ。まさか、自分でも思っていなかっただろう。

ジュニア1R DRUMMY・清水綾乃 3−6,3−6 AIAVA・KANKOVA
残念ながら1回戦敗退。また、次に頑張ろう!

ジュニア1R FOURLIS・INGLIS 6−4,6−0 荒川晴菜・本玉真唯
残念がらストレート負け。また、チャレンジし続けて!

ジュニア1R CLARK・住澤大輔 6−4,3−6、(10−6) KARIMOV・TSITSIPAS
相手は第2シード。
すごいぞ!スーパータイブレーク10−6で勝利。
今日の日本勢はスーパータイブレークを3勝0敗。
しかも第2シードに勝ったよ!偉い!

ジュニア1R 堀江亨・KUHN 2−6,6−2、(10−4) KIRKIN・POPYRIN
ファイナルスーパータイブレーク10−4で勝利!やったね!

ジュニア2R 綿貫陽介 6−2,6−2 BOUZIGE
第13シード綿貫。
第2セット。
綿貫の第6ゲーム。
綿貫のフォアダウンザラインウィナー。ジャンプして頭の上から打ち込む。
非常に軽快なフットワークでのーるに威力がある。
5−1キープ。
相手もベースラインからバッククロススライスアプローチからスマッシュエース。
後ろでは戦えないので出るしかないのだ。
5−2キープ。
綿貫の第8ゲーム。
サービスセンタースピンエース。ここはフラットも打ちたいなあ〜!
最後はサービスワイドスピン。これが良く跳ねる。
その後、フォアクロスへヒット。相手は返らず。6−2で勝利。
いいプレーだった。積極的だった。3回戦へ進む。

綿貫のインタビュー
「ホッとしている。自分にプレッシャーをかけていた。
昨年、ここ全豪では1回戦負けして悔しい思いをしたので、それを果たそうと思った。
小学2年の時に初めて来たのもここ全豪だし、初めて出たのもここ全豪、何よりオーストラリアは楽しい。好
きな大会ですので、勝ちたいという思い入れが強い。
1回戦より変な緊張はなくて、しっかりできていいテニスができた。
1月1日にプロに転向。自分の中ではテニスでやっていくぞと思いです。
父親の知り合いの方が本田圭祐さんと知り合いでつながりが持てた。
本田圭祐さんがテニスにも興味を持っているらしいです。
マネージメント契約をさせてもらいました。ゆくゆくはスポンサーを探してくれている。
ジュニアがグランドスラムと南米に出て、後は一般のフューチャーに出て、チャレンジャーにも出て行きたい。
昨年は周りからいいボールを打つねと言われたが、今年は安定性が増したと思う。
気持ちの乱れが少しあったが、練習で打ち込んで安定してきた。
試合中にも違う方向に行っていたが、今は勝つことだけに集中できている。
小さな頃から完璧なプレーを思い描いていた。
そこを目指したいが、少し外れるとあ〜という気持ちになった。
守る時には守って、攻める時に決めきる。
ジョコビッチのような鉄壁な守備とカウンターで決めるテニスがいい。
ショットの理想が高すぎて、実際と違うことが多かった。
今回は勝ちにこだわる。勝ちに集中することを考えている。
完璧主義者は母親似かも。ゆうすけもそうかなあ?真ん中は絶対に違うと思うけど。
昨年はけいすけにコーチとしてついて来てもらった。
そこで勝ちにこだわる。相手を悪くするプレーをすることを言われた。」

ジュニア1R LO・綿貫陽介 6−7(8)、3−6 BLANCH・MORONI

相手は第5シード。
第1セットが惜しかった。惜敗。残念。シングルスで晴らそう!

ジュニア1R CUYPERS・STEVENS 3−6,6−3、(7−10)  野口莉央・田中優之介
ファイナルスーパータイブレーク10−7で制した。立派である。

4R KONTA 4−6,6−4,8−6 MAKAROVA
47位コンタ。第21シードマカロワ。
コンタの1勝。
1セットオール。
マカロワの第1ゲーム。
コンタのバックダウンザラインウィナーが冴える。
左利きに対しても全然苦にしないのだ。
マカロワもバックが得意。クロスパスに打ち込んで、1−0キープ。
マカロワの第7ゲーム。
マカロワのフォアトップスピンロブウィナー。4−3キープ。
コンタの第8ゲーム。
サービスからコンタのフォアダウンザラインウィナー。
低い姿勢からミスする感じがしない。
コンタは左手でラケットヘッドを上げて、リターンを待つ姿勢もいい。
こういうのは小さい頃から徹底して、やらないと見につかないのだ!
ゆったり、ボールを突く。サービス前に。
4−4キープ。
コンタのナッククロスが炸裂して、5−4ブレークアップ。
マカロワの2つのフォアダウンザラインウィナーで5−5ブレークバック。
最後はサービスワイドへ打ち込む。8−6でコンタ。
2人とも集中力があって素晴らしいマッチでした!
コンタはとてもいい選手です。ベスト8へ進出。初です。

4R FERRER 6−4,6−4,7−5 ISNER
第8シードフェレール。26タイトル。
第10シードイズナー。10タイトル。
フェレールの6勝1敗。
フェレール5−4でフェレールの第10ゲーム。
イズナーはバックスライスで繋ぐ。
フェレールのフォア逆クロスからバックボレーウィナー。
そうなってもフェレールはネットもできるのだ。これが強みです。
30−40でフェレールのフォアクロス。自分のプレーに徹する。
イズナーのフォアネットミス。6−4でフェレール。41分。
6−4、第3セット5−5でイズナーの第11ゲーム。
イズナーのフォアドロップボレーをフェレールのフォアクロスパスウィナー。
スーパーラン。
176キロのセカンドサービスをフェレールはバックアングルリターンエース。
超渾身の力を込めた。魂が宿っているよ。
6−5フェレールのブレークアップ。
最後は魂のバックダウンザラインウィナー。7−5でフェレールがベスト8.

ナイトセッション
4R TOMIC 4−6,4−6,6−7(4) MURRAY

第16シードトミック。3タイトル。

第2シードマレー。35タイトル。
マレーの3勝。
第2セット。
マレーの第8ゲーム。
マレーは後ろからスルスルと前に出て、フォア逆クロスボレーからフォアクロスボレーウィナー。隙がない攻
めだ。5−3キープ。
マレーはリターンを打った瞬間に前に出ている。これは相当やらないとできないぞ!
最後は203キロサービスワイドエース。
6−4でマレー。あれ、あれ、お客さんが皆、帰っていくぞ・・・!?
もうあきらめたのかなあ〜!?いや、トイレか?
ウェーブが起きたぞ〜!

第3セット。
トミックの第3ゲーム。
トミックが大きくフォアをアウト。何か?やる気のないような、捨てたかのようなミスだ!
怒って、さらに人が帰る・・・。
2−1マレーがブレークアップ。
マレーの第4ゲーム、2−2とブレークバック。
トミックのバッククロスボレーパスウィナー。飛びついて適当に打ったら入った〜!
3−2トミックキープアップ。
トミックのバックハーフドロップダウンザラインボレーウィナー。
このタッチは素晴らしい!やればできる子!5−4トミックのキープ。
トミックの第11ゲーム。
マレーの声を出して走って、バックアングルパスウィナーで1つブレークポイント。
4回のデュースの末、トミックのフォアクロスボレーウィナー。
6−5キープ。観客はほとんどがトミックの応援。地元だからな。
私がオーストラリア人なら絶対に応援しないけどね・・・。
6−6のタイブレーク。
チャンスボールを2つフォアミスしたトミック。
息と声を吐いて出して走るマレーのプレッシャーだなあ!
最後はトミックのフォアリターンアウト。
7−4マレーでベスト8へ着実に進んだ。2時間半。22時過ぎ。
女子は早く終わるか?

4R KEYS 6−3,3−6,3−6 ZHANG
第15シードキーズ。予選上がり133位ザン。
2勝2敗。ツアーレベルだとキーズの2勝1敗。
ザンにも大いにチャンスがある。
22時半前にスタート。早く終わって・・・。
ザンのゲームで始まる。
キーズの連続リターンエース。1−0ラブゲームキープ。
このセカンドを叩くと言うのをイメージしてきたな!
3回のデュースの末、2−0キープ。デュースコートのワイドに多く集める。
ザンの第3ゲーム。
0−30からザンのフォアダウンザラインウィナー。2−1キープ。
6−3キーズが先取。

第2セット。
キーズの第3ゲーム。
ザンがバックアングルを仕掛ける。2−1ザンがブレークアップ。
キーズは汗をかき過ぎではないか・・・?
そんなに暑くはないぞ。むしろ寒いぐらいだ。
キーズがメディカルタイムアウト。腰か?控室に消えて行ったぞ・・・。頼むよ・・・。
左ももにテーピングを巻いてきた。
ザンの第6ゲーム。
ブレークポイントいくつもあったが、ことごとくリターンミス。
4−2ザンがキープ。
もう集中力が違うよ。このまま、ザンが行ってしまうと思う。
ヘロヘロになりながら、キーズが4−3キープ。
長引けば必ずザンが勝つ。
ずっと、真ん中に返していれば、勝ったも同然だ!ミスが多すぎるキーズ。動けない。足を気にしているよ・・・。
キーズの連続ダブルフォルト。6−3ザン。このまま、勝利だな!

ファイナルセット。
キーズが痛みと戦いながら、フォアクロスリターンエースで2−1ブレークアップ。
まさかね・・・。ここからは復活できないと思うけど・・・。
キーズの連続サービスエース。左ももが痛いのにキチンとジャンプするよ!
しかし、ザンの声を出して気合のラリー。2−2ブレークバック。
これで勝負ありか・・・?
ザンの第5ゲーム。
キーズは左手でジャンプしてボレー。気迫があるが・・・。
3−2ザンがキープ。
また、マッサージ。もう無理だよ・・・。やめた方がいいよ・・・。根性あるよ!
キーズがフォアダウンザラインウィナーで3−3キープ。
ザンもチキッているよ。
キーズの第8ゲーム。
ザンのフォアクロスウィナーで5−3ブレーク。
最後はキーズのフォアがアウト。6−3でザン。
よく最後までやったよ。絶対に棄権するかと思った。
ザンは嬉しいベスト8.ラケットを思わず投げた。
ここまで長い道なりだったと思う。よく頑張りましたね!

PS
.今日の日本人はジュニアのみ。
そして、男女共に昨日のドローと比べると悪いけど、こちらの方がパッとしないのだ。
こちらに錦織が入っていたら・・・。そんなことを考えてはいけないのだ・・・。
錦織選手がコート18で12時〜練習。
リラックスして、セカンドリターンを多めにやっていた。
チャンコーチが球出しをベースラインへ。こういう基本が大事。
綿貫ようすけはいいと思う。ハキハキして答えるし、プレーが積極的。
これでフラットサービスを覚えるといいだろう。スピンはしっかりしている。
ラオニッチはサービスエースもあるし、サーブ&ボレーも形がぶれないし、ローボレーも上手くなっているし
、リターンも深い。バックスライスも上手くなったよ。
ドロップからの細かい技もいい。練習をしっかりしている証拠だ。
対して、バブリンカはサービスエースがないし、ネットにも出る積極さもないし、ストロークも一発勝負だし
、何よりも勝つぞという気迫や覇気がないように感じるプレーだ。
これなら、結果を見るまでもないだろう・・・。
途中でものすごいことが起こらない限り・・・。結果は・・・。
第3セットからバブリンカがやる気を出してきたから面白くなった。
やればできるじゃん・・・。第4セットもバブリンカ6−4.
最初の2セット見たら、絶対にストレートでラオニッチのはずが・・・。
わからないものだ・・・。トイレに行きたいが、我慢している・・・。ふ〜!
しかし、今日の昼間でも日陰は寒かったよ。夜になると大変だ。
コンタはいい選手です。ラケットヘッドをリターンの前に必ず立てて待つ。
素晴らしい!
マレーが2セット取ったら、皆帰るぞ・・・!?あれ〜!トイレか?
今日は早いと思ったら、この後女子だった・・・!?
マレーがようやく3セットで終わったよ。22時過ぎ。早く女子を初めて〜!
0時には出るよ〜!
キーズが左ももを痛めた・・・。絶対にザンが勝つよ・・。
ザンがファイナル6−3で勝利。キーズも良くやった。
ザンもここまでは長い道なりだったでしょう!やればだれでもチャンスはあるのです。
0時半には出るよ〜!帰ります・・・。

2016 オーストラリアンオープン Day 08        <レポート:森下 泰>