2016 オーストラリアンオープン Day 07

<レポート:森下 泰>

2016年1月24日(日)

   

昨日も朝から雨。昼には何故か?止むのだが・・・。
今日はどうだろうか?またも雨。これで5日連続だ。こんなのは今まではなかった・・・。
夜は涼しくて眠れるが・・・。また、いつかは止むだろう。
日本のスーパースター錦織圭選手がハイセンスアリーナの第1試合に登場。
ここは誰でも早い者順で入れるので、日本人も地元オーストラリア人も海外からの外人も
一目散にここに駆けつけるだろう。
また、1回戦のようにいっぱいになっていることは間違いがない。
センターであるロッドレーバーならいざ知らず、このハイセンスがいっぱいになることはまずそんなにない。
キリオスぐらいかな?
しかも、第1試合でいっぱいになるのは錦織圭選手だけだと思います。
さあ、いけ〜!ツォンガをやっつけろ〜!フレンチの仕返しだあ〜!
しかも、このハイセンスでツォンガに勝って、ベスト8になったんだ!いい場所である!

4R TSONGA 4−6,2−6,4−6 錦織圭
第9シードツォンガ。第7シード錦織圭。
錦織の4勝2敗。
2012年全豪2662613663で勝ち。
2013年上海のみツォンガがストレート勝ち。
あとは3セットも5セットも全てファイナルセットだ!すごい!
2015年フレンチ6164463663でツォンガが勝ち。
今日は行きますよ〜!
ツォンガのゲームで始まる。
初めのポイントは214キロサービスセンターエース。
0−40で錦織のフォアクロスウィナー。静寂を切り裂くショット。
ツォンガ、錦織ともいいと見た。最初から引き締まる。緊張感が半端ない。
0−1キープ。
錦織の第2ゲーム。
錦織のバック足元パス。フォア逆クロスウィナー。
相手を上回るショットで応戦。
ツォンガのバックは打ってくる。これが爆発して入ってくると少し怖いが・・・。
1−1キープ。
ツォンガの第3ゲーム。
錦織の深いバッククロスからスライスダウンザラインが糸を引くように打つ。
スーパーショットだ。影の!15−40.
しかし、弾丸サービスで助ける。
ツォンガのグランドスマッシュを返して、錦織のバックダウンザライン。
3つ目のブレークポイント。
これもファーストで。
しかし、連続ダブルフォルトで2−1ブレークアップ。
主審のオーバーコールを錦織のチャレンジ。髪の毛1本フォルト。
相当なプレッシャーがツォンガにかかるのだ!
錦織の第4ゲーム。
錦織の凡ミスがない。完璧な戦い方。こうも集中するといいショットが出るのか?
ツォンガのバック片手パスミス。もうやだ〜と言う感じだ!3−1キープ。
ツォンガの第5ゲーム。
錦織のフォアダウンザラインリターンエース。完璧に読んだ。
あとはツォンガのオンラインエースしかなくなった・・・。
4−1ブレーク。強すぎる錦織。やはり相手が強いと素晴らしいプレーが出る。
ツォンガは狙う所がないので、ボディにサービスを打ってくる。
錦織の第8ゲーム。
サービス3本で簡単に40−0.
この後、何故か?ファーストが入らず、ツォンガの5ポイント連取を許す。
最後はツォンガのフォアハーフドロップボレーからバックボレーウィナー。
5−3ブレークバックされる。まさかの・・・。
ツォンガの9ポイント連取で5−4キープ。
錦織の第10ゲーム。
錦織のフォアクロスボレーウィナー。
40−0、4つ目のセットポイント。
最後はサービスワイドスピンからフォア逆クロスウィナー。
6−4で錦織が先取。40分。余計な2ゲームだったが、締めたからいいでしょう。

第2セット。
ツォンガの第1ゲーム。
ツォンガはバッククロスアプローチで攻めてくる。この戦法に変えてきたぞ!
40−0から錦織のフォアクロスパスなどでブレークポイントあり。
しかし、2つのサービスエース。0−1キープ。
ツォンガのファーストが入ったら、仕方ない。
その他のポイントをしっかり取ることだ。
気をつけるのは自分のファーストが入らず、ツォンガの攻めを食らうこと。
落ち着いて冷静に自分のストロークを貫けば、普通は勝てる。
実力の差はあるのだ!
ツォンガの第3ゲーム。
40−15から錦織のフォアダウンザラインパスウィナー。
ツォンガのバックスライスアプローチなんか甘いですよ!
これで出てきたら、100%近くポイントを取れる。
4ポイント連取で2−1と早々ブレークアップ。
強いなあ!このペースを守れば大丈夫です。攻める姿勢は絶対に忘れてはいけない!
錦織のバックは厚さ、スピードとコースと精度がそれぞれ少しずつ上なのだ!
ツォンガの第5ゲーム。
錦織のバックリターンダッシュからバックボレー。そして、スマッシュエース。
躍動しているよ。ビューティフルと外人から声が聞こえたよ!
4−1とブレーク2ゲーム目です。
ここで何故か?2人ともいなくなった・・・。トイレか?変なタイミングだなあ〜!
最後はサービスワイド。ツォンガのフォアリターンがサイドアウト。
6−2錦織がこの第2セットも取る。ここまで1時間21分。素晴らしいプレーだ!

第3セット。
ツォンガの第1ゲーム。
ツォンガのフォアミス。
もう今日は俺の日じゃないや〜!ダメだな〜!と思っているツォンガです・・・。
1−0ブレークアップ。大きな1ゲームです。
錦織の第2ゲーム。
錦織のバックダウンザラインを強くヒットして、同じ構えからバックダウンザラインへドロップショットウィ
ナー。うますぎる〜!わからない〜!
2−0キープ。
ツォンガの第3ゲーム。
連続ダブルフォルトで0−30.
少しヤケクソになっている感じ。
ここからツォンガのフォアクロスウィナーなど4連続ポイント。
開き直って乗ってくると怖いぞ!まだ、油断はできないぞ!
2−1キープ。
錦織の第4ゲーム。
30−40から錦織のフォアダウンザラインウィナー。
3−1キープ。「イエ〜イ」思わず声が出る錦織。
ツォンガの第5ゲーム。
ロブを抜かれた錦織の股下パスがいいところへ。
ツォンガのバックドロップボレーウィナー。すごく切る。
2人のスーパースーパーショットだ!いとも簡単に繰り出すから憎いよ!
3−2キープ。
錦織の第8ゲーム。
錦織のバックダウンザラインウィナー。いいですよ〜!
ここはお互いにプレッシャーがかかるところです。
ツォンガのフォアダウンザラインウィナー。ランニングショット。怖いなぁ〜!
短いボールにすぐに中に入って、フォアクロス。これがいい。
5−3キープ。
錦織の第10ゲーム。
193キロサービスセンターエース。
最後はツォンガのフォアリターンが大きくアウト。
6−4のストレートセット。やったね〜!今日の錦織はまた格段と強かったよ〜!
2時間2分だ!いつもはファイナルになるのに今日はストレート勝ち。完璧だあ!
さあ、次からが大変な人です。ジョコビッチか?
ベスト8進出!前回よりも当たり前にここに来た感じだ!

錦織のインタビュー
「出足は良かった。
打って行けて、守りも深く入っていたので相手のしたいテニスをさせなかった。
今日はボールが深かったのが勝った要因。ここまで来られたのは自信になる。
ここまでは楽ではなかったが、自信になる。体力をあまり使わず、少し温存できている。
今日のスコアはあまり最後まで戦いきったと言うほどでもないが、いい感じで準々決勝まで来た気がします。
3、4回戦が一番集中力を保つのが大事。1回戦は集中している。
気持ちをさらに入れていく。少しずつ疲れが出てきて相手も強くなる。
こういう時にふと抜けたりすることがある。
また、さらに段階を上げて行く。集中力はいつもよりコントロールしている。
フレンチは毎日買い物に行っていて気分転換になった。
1日空いて休みの日は軽く練習をして、リラックスしているのがいい。
もし、ジョコビッチが勝ってきたら、彼には1セット取ったとしても調子を落とさずに上げてくる。
ファイナルに行くといつも負けている気がする。
ジョコビッチと同じユニクロだけどイベントでそこまで会ったりするわけでもない。
同じユニクロで嬉しいですが・・・。
確実に挑戦者なので思い切ってやるしかない。
無理をしてすごいリスクを負ったりすることはしない。
自分のテニスを貫くだけです。」

4R BENCIC 5−7,5−7 SHARAPOVA

第12シードベンチッチ。第5シードシャラポワ。
初めての対戦。
シャラポワがしつこい相手であるベンチッチにストレート勝ち。
ファイナルになるとわからない・・・。ベスト8へ進出。

4R S.WILLIAMS 6−2、6−1 GASPARYAN
第1シードセリーナ。58位ガスパリヤン。
セリーナの1勝。
4−1セリーナでガスパリヤンの第6ゲーム。
ダブルフォルト。これはセリーナのプレッシャーだ。
ガスパリヤンはファーストが入ると戦えるが・・・。
サービスアングルエース。ここにも打てる。身長が高いからな。
4−2キープ。
しかし、ブレークを果たさないと勝てない・・・。
セリーナの6−2,4−1でガスパリヤンの第6ゲーム。
セリーナはスマッシュさえも返して、相手のバックミスを誘う。
5−1ブレーク。
セリーナはグランドスマッシュエースでマッチポイント。
最後はサービスセンターエース級を打ち込んで、6−1.
全く、危なげない勝ち方でベスト8へ。しかし、圧倒するなあ〜!
ここまで並みの選手は皆必死なのに・・・。実力の差がありすぎる・・・。

4R DJOKOVIC 6−3,6−7(1)、6−4,4−6,6−3 SIMON
第1シードジョコビッチ。第14シードシモン。
ジョコビッチの9勝1敗。
しかも負けたのは2008年初めての対戦ファイナルでシモンが勝った。
それからジョコビッチが9連勝中。
ジョコビッチの第7ゲーム。
長い〜!
6回のデュース。
シモンのバックボレーウィナー。ジョコビッチはチャンスだったのに・・・。
4つ目のブレークポイント。
ジョコビッチのバックダウンザラインウィナー。
7回のデュースの末、4−3とキープしたジョコビッチは大きく手を広げた。
喜びを爆発させる。
シモンののらりくらりラリー戦法にはまっている感じがするジョコビッチ。
4−3キープ。
シモンの第8ゲーム。
ジョコビッチのフォアクロスのすごいディフェンス。
返すだけでなく、手首のスナップをちゃんと利かせているよ。
5−3ブレークアップ。やっと・・・。
ジョコビッチのフォアクロスは0コンマ何秒かのタメでコースがわからないのだ。
ジョコビッチの第9ゲーム。
サービスセンターエースで2つ目のセットポイント。
これもジョコビッチのバックが大きくアウト。とても調子が悪いぞ!
3つ目のセットポイント。
これもジョコビッチのバックミス。ひどくミスするぞ!
5回のデュース、4つ目のセットポイント。
最後はシモンのバックリターンアウト。やっとだよ。50分。長い〜!

第2セット。
4−4でシモンの第9ゲーム。
シモンの逆を突くバックアングルパスウィナー。
ジョコビッチは苦しそうだ!
5−4シモン。
タイブレークでシモンが7−1で取る。
7−1って、逆じゃないの・・・!?

第3セット。
4−4でジョコビッチの第9ゲーム。
ジョコビッチのバックアウト。これでアンフォースドエラーが30。シモンは17。
苦しいジョコビッチ。
暑くはないが、涼しかったところに日差しが出て暑く感じるのかも・・・?
5−4キープ。
シモンの第10ゲーム。
長いラリーでシモンが連続ネットミス。
6−4でジョコビッチ。自分のプレーではなきかもしれないが、粘る精神力だ。
2時間52分。
いつものジョコビッチなら、2回戦分の時間だ。

第4セット。
ジョコビッチの第1ゲーム。
15−40でジョコビッチのフォアダウンザラインウィナー。
ファーストがやはりコース厳しく入るよ。
ジョコビッチのスマッシュエース。1−0キープ。
このセットはシモンが6−4で取る。

ファイナルセット。
シモンの第4ゲーム。
40−0からジョコビッチが集中し始めた。
それまで凡ミスが多かったのだが、そこからはいつのもジョコビッチ。
スマッシュエース。
シモンの連続フォアミス。
3−1ジョコビッチのブレークアップ。
ジョコビッチは前のゲームから8連続ポイントで4−1キープ。
これでジョコビッチは負けないゾーンに入った・・・。
5−1でジョコビッチの第7ゲーム。
ここでシモンがまた頑張る。
ドロップを拾って、バックボレーウィナー。
5−2ブレークバック。観客は大盛り上がり!
シモンの第8ゲーム。
2つのマッチポイントあったが・・・。
シモンがことごとくしのぐ・・・。ジョコビッチの凡ミスもあるが素晴らしいテニス。
5−3キープ。
最後はジョコビッチのバックダウンザラインウィナー。
6−3でやはりジョコビッチ!4時間32分。長いなあ〜!
これが効いてくると錦織有利になるか・・・?関係ないか?
負けるとは思わなかったが、アンフォーストエラーの多さにはビックリ!
このプレーなら錦織には勝てない。
しかし、必ず修正してくるだろう。それが世界NO1だから。
五分五分だな!

ジュニア1R 村松千裕 6−3,6−2 JUVAN
第12シード村松。
貫録のストレート勝ちで2回戦へ。日本女子で初めての初戦突破です!

ジュニア1R DRUMMY 3−6,3−6 清水あやの
清水4−1で相手の第6ゲーム。
清水のフォアダウンザラインウィナーでデュースへ。
ドルミーのサービスエースで4−2キープ。
サービスは少し首や頭が動いて打点が若干低いが確率がいい。
ドルミーのフォアリターンのネットが多い。5−2キープ。
最後はドルミーのフォアクロスがアウト。
6−3で先取。自分から打って行けば、相手は押されてネットミスをするよ。
第2セットも6−3で取って、嬉しい勝利。

ジュニア1R RIKL 6−2,6−4 住澤大輔
予選上がりの住澤。
住澤の第3ゲーム。
住澤のバッククロスパスが足元。相手の足元を抜いていく。伸び上っている。
フォアダウンザラインからスマッシュエース。
こういう思い切ったプレーが冴える。
住澤のバックがアウト。ここのミスが少し多いか?
1−2ブレークダウン。
第5ゲーム。
住澤の連続ダブルフォルトはいただけないなあ!
もう少しトスを10センチずつ前と上が欲しい。1−4ブレークダウン。
2−6,4−6で惜敗。

ジュニア1R KALINSKAYA 6−2,6−1 宮本あゆみ
相手は第4シード。
カリンスカヤのバッククロスウィナーで2−6.
このバックはメチャ速い。
第2セット。
宮本の第1ゲーム。
カリンスカヤのバッククロスからフォアクロスドライブボレーウィナー。
このバックがよく飛ぶのだ。
そこに対抗して、宮本のバックダウンザラインへ打つがサイドに切れる。
ムーンボールで打ち気をそらせても自分からアウト。
0−1ブレークダウン。
そのまま、1−6で負けてしまった。また、次頑張ろう!

ジュニア1R 田中ゆうのすけ 1−6,2−6 HUMBERT
14シードの相手。
田中の第6ゲーム。
相手のドロップボレーを読んでネットへ。フォアクロスパスを打ち込む。
キープポイントがきたが、連続ダブルフォルトで1−5.
やはり、これは一番練習しないといけない。
相手を助けてしまう。
1−6,2−6で敗戦。また、次だ次!

ジュニア1R LAPKO・SEBOV 7−6(1)、4−6、(5−10) CHO・宮本あゆみ
スーパータイブレーク10−5で制した宮本組。

ジュニア1R APISAH・HAET 3−6,2−6 相川まゆか・村松千裕
相川・村松組は第8シード。
村松は単複1回戦突破です。立派。

ジュニア1R 佐藤なほ・末野さとこ 3−6,1−6 BOZOVIC・MCPHEE
残念ながら1回戦敗退。

ジュニア1R 堀江とおる 2−6,2−6 PURCELL
相手は地元ワイルドカードパーセル。
パーセルの第6ゲーム。
デュースで連続サービスエース。
地元の応援で伸び伸び戦うパーセル。
2−4キープ。
堀江の第7ゲーム。
サービスが浅い気がする。また、さらにネットのダブルフォルトあり。
おいしいところでパーセルのフォアダウンザラインウィナー。
こうなると乗って行かれる。
2−6,2−6で負け。チャンスドローだったが・・・。次、頑張って!

4R BAUTISTA AGUT 6−4,4−6,3−6,6−1,3−6 BERDYCH
第24シードバウチスタアグ。第6シードベルディヒ。
ベルディヒの3勝2敗。
第2セット。
バウチスタアグの第10ゲーム。
バウチスタアグのバックはスライスと両手スピンを上手く混ぜている。
ベルディヒは拾われても拾われても、フォアで攻めるしかない。
例え、相手が打つ方向に走っていても振る切るのみだ。
ベルディヒも足元フォアボレーをドロップに落とす。
お互いに自分のいいところを出す。
ベルディヒのフォアクロスからバッククロスドロップボレーウィナー。
上手い!6−4でベルディヒが取り返す。1−1オール。

ベルディヒから4−6,6−4,6−3,1−6、5−1でベルディヒの第7ゲーム。
バウチスタアグのフォアダウンザラインアプローチが深い。
5−2ブレークバック。
ベルディヒの第9ゲーム。
最後はバウチスタアグのフォアがアウト。
6−2でベルディヒ。ベスト8へ。苦労したなあ!3時間18分。
ジョコビッチと1時間14分も違うよ。

4R RADWANSKA 6−7(6)、6−1,7−5 FRIEDSAM
第4シードラドワンスカ。82位フリードサム。
ラドワンスカの1勝。
ファイナルセット。
ラドワンスカ2−0からフリードサムが挽回して、3−2フリードサムがリード。
この選手はガッツが非常にある。
ラドワンスカの第6ゲーム。
フリードサムのバッククロスからフォアダウンザラインウィナー。
力で押していくフリードサム。思い切って攻めたてる。
4−2ブレークアップ。
さあ、ピンチだぞ。ラドワンスカ。
フリードサムのフォアドライブボレーウィナーで5−2.
こういう感じになったら、イケイケしかありません・・・。
しかし、ラドワンスカは試合を捨てないなあ〜!
フリードサムの第9ゲーム。
ラドワンスカのフォアダウンザラインリターンエースで5−4ブレークバック。
2人の意地と意地のラリーだ。フリードサムがここでマッサージ。
サービス練習をして待つラドワンスカ。
5−5でフリードサムが左足をつって、コードバイオレーション。
きついぞ。
泣いてプレーする。フリードサムの第11ゲーム。
ラドワンスカはバックドロップからロブウィナー。
そして、15−40でまたコードバイオレーションでナントゲームだ。
6−5ラドワンスカ。
最後はラドワンスカのバッククロスウィナー。
7−5でラドワンスカ。2時間32分。しかし、これがテニス。これぞテニスか?

ナイトセッション
4R SUAREZ NAVRRO 0−6,6−3,6−2 GAVRILOVA

第10シードスアレスナバーロ。39位ガブリロバ。
スアレスナバーロの1勝。
ナイトセッションがジョコビッチの長い試合のせいでかなり遅れた・・・。
20時半近くにスタート。また、遅くなるぞ!
第1セット、0−6でスアレスナバーロが取られている。どうしたんだ?
第2セットはスアレスナバーロが6−3で取り返す。
ファイナルセット。
ガブリロバの第2ゲーム。
5回のデュースの末、サービスセンターエース。
大きな声で吠えるガブリロバ。2−0キープ。
スアレスナバーロの第3ゲーム。
ガブリロバのバック逆クロスがすごい。フラットで当たって、ウィナーを取るために打つ。
腰が大きく回る。超得意なショットだ。これが全部入れば、向かう所敵なしだが・・・。
2−1キープ。
ガブリロバの第6ゲーム。
じっくり繋いでから攻めるスアレスナバーロ。
フォア逆クロスアプローチをガブリロバのバックダウンザラインパスがサイドに切れた。
4−2ブレークアップ。
最後はスアレスナバーロのフォアクロスウィナー。
6−2でやっと勝利。2時間3分。長いよ〜!

4R FEDERER 6−2,6−1,6−4 GOFFIN
第3シードフェデラー。第15シードゴファン。
フェデラーの3勝。
グランドスラムだけで300勝49敗。すげ〜!
ジョコビッチは210勝34敗。
ナダルは198勝30敗。
23時前にスタートになってしまった・・・。大丈夫か?1時に終わるか・・・?
フェデラーのゲームで始まる。
サービスセンターエースでスタート。
バックダウンザラインウィナー。1−0ラブゲームキープ。
1分かからず、快調なフェデラーのロケットスタートだ。
トイレ行ったり、ちょっと飲み物買っている間にドンドン進んで行ってしまうよ〜!
ゴファンの第4ゲーム。
フェデラーのバッククロスボレーウィナー。飛びつき方も美しいなあ!
3−1ブレークアップ。
ゴファンの第8ゲーム。
フェデラーのフォアリターンエース。
3つ目のセットポイント。
ゴファンのフォアダウンザラインがアウト。
6−2でフェデラーが先取。わずか21分だ!
ゴファンもかわいそうだ!少しずつ慣らしてくれよという気持ちだろう!
ファーストの確率とコースがまた素晴らしい。動きもしなやか。
以前より動きもボールも速くなっていないかなあ?
フェデラーショーの始まり始まり〜!

第2セット。
フェデラーの第1ゲーム。
サーブ&バッククロスボレーウィナー。素早い動きは昔よりも速いなあ〜!
1−0キープ。
流れるようなプレーだ!一度、超格下とやってみたいよ!
ゴファンの第4ゲーム。
初めての長いラリー合戦。これはゴファンのペースだと思ったが・・・。
フェデラーのバックダウンザラインウィナー。何してもダメだこりゃ〜!
フェデラーのフォアダウンザラインウィナー。後ろから前に詰めているし・・・。
3−1ブレークアップ。
ゲームでもこうは上手くいかんぜよ〜!すごすぎるよ〜!フェデラー!
40歳になってもこの動きができるよ〜!たぶん・・・。
ゴファンは普通に自分のプレーをしているだけだよ。
しかも、いまだに今日はどのぐらいの出来なのか?わからずに進んでいるはず・・・。
ゴファンの第6ゲーム。
フェデラーのスニークだっけ?ではないけど、バッククロスリターンエース。
早いタイミングのライジングだ。これはさっきもバックダウンザラインウィナー。
ゴファンもフォアトップスピンロブウィナー。魅せるのに・・・。かすんでしまう・・・。
ウィナーだらけのフェデラー。
メディア席の後ろでパソコンにポイントを打ち込んでいる人も笑っているよ。
ウィナーだらけって?
6回のデュース。
ゴファンのヤケクソ速いショットにも対応するフェデラー。
ゴファンのフォアダウンザラインアプローチの速いのをフェデラーのバッククロススライスロブウィナー。な
んじゃ〜これ〜!
5−1ブレークアップ。
フェデラーの第7ゲーム。
フェデラーのフォアドロップウィナー。柔らかいのも忘れずに・・・。
最後はバックリターンがアウト。
6−1フェデラー。ここまで2セットでナナナント、50分ですよ!
ジョコビッチとナイトセッションの女子の長いのが帳消しになってきたぞ!
ゴファンって強いんだぞ!第15シードだぞ!

第3セット。
ゴファンの第1ゲーム。
フェデラーのバックリターンダッシュはスライスではなく、フラット気味に打って行くよ。
この方が相手に時間がないので、プレッシャーになるよ。
また、フェデラーのフォアダウンザラインウィナー。スーパー速い。
どうした?深く繋ぐのがテニスの基本じゃないのか?
こうやって打って入れば、ショートバウンドやライジングでプレーしていいんだな?
ウィナーをすぐに狙っていいんだな?
こんなに入っておかしいなと思わなくていいんだな?
このメチャメチャ入るし速いボールにもジョコビッチは全然びくともしないんだよな!
1−0ブレークアップ。
ゴファンの第5ゲームもブレークしたフェデラー。4−1.
しかし、ゴファンもバッククロスウィナーで4−2ブレークバック。怒りの鉄拳だ!
後半、フェデラーにもミスが出てきてゴファンもポイントが取れるようになった。
最後はサービスワイド。フォアリターンがアウト。
6−4でフェデラー。第3セット、4−1までものすごい勢いだったよ。
今日はいつもにもましてすごかったよ。
本当に錦織のブロックはやめてほしいよ。フェデラーとジョコビッチの2人は・・・。
しかし、フェデラーのおかげで早く帰れます。ありがとうございます!

PS.錦織が完璧なプレーでツォンガを一蹴した。強い。
ツォンガもバックをいつもよりヒットしてきて考えてきた。
彼が勝つにはもっとアグレッシブに抜かれても抜かれてもサーブ&ボレーやリターンダッシュをやり続ける。
これしかないのに・・・。
ストローク戦なら絶対に錦織だから。
今日は途中、ファーストが入らなくなったが、それ以外は冴えていた。
ストロークの深さとコースは半端ないなあ!
ジョコビッチはシモンにファイナル6−3。しかも4時間32分。
負けるとは絶対に思わないが、これで体力が消耗してくれればいいが・・・。
しかし、アンフォーストエラーはすごい数だろう。
ジョコビッチでもここ数年、こんなにミスした試合はないだろうと思う。
しかし、必ず修正してくると考えて間違いがないだろう。
ベルディヒもファナルセット勝ち。ここまで来るのに簡単はないなあ〜!
ジョコビッチのせいでナイトセッションのスタートが20時半。
これでまた遅くなる。女子はストレートでお願い。フェデラーは好きなように・・・。
ラドワンスカもファイナル追いつめられているよ。大変です。勝つと言うのは・・・。
ファイナル2−5からあきらめない。
すると相手のフリードサムが第11ゲームで左足をつった。
15−40で2つ目のコードバイオレーションでゲームだよ〜!
日本人ジュニアもこの全豪は悪いけど、グランドスラムの中で格段に出やすい。
何故なら強い選手も高いから来られないのだ。それでも1回戦突破は大変なのです。
ここでベスト8ぐらい勝てば、少しは将来が見えてくるかな?
フェデラーがやっと23時前に入ったよ。頼むで〜!1時には出たいぞ〜!会場を〜!
今日はいつもにもましてすごかったよ。
本当に錦織のブロックはやめてほしいよ。フェデラーとジョコビッチの2人は・・・。
神様、仏様、稲尾様、フェデラー様!ありがとうございます!
早く帰れますよ!0時半前に終わった。1時前には出るぞ!

2016 オーストラリアンオープン Day 07        <レポート:森下 泰>