2016 オーストラリアンオープン Day 03

<レポート:森下 泰>

2016年1月20日(水)

   

昨日は日本人選手が5人も出て、皆ほとんど重なって大変だった。
アザレンカがナイトセッションを早く終わってくれたので、良かったです。
それでも、やはり1時半に出て、3時過ぎに就寝。
昨夜は涼しくて眠りやすかったです。
ダニエル太郎選手の隣のコートで撮影したテニスコートとメルボルンの街です。なかなかですね!
さて、今日は朝から雨です。火照った体にはいいですが、選手は大変です。
しかし、この全豪は3つのインドアがあるのが強みです。
錦織選手がマーガレットコートの第1試合。
奈良選手がコート8の第3試合。
青山選手と二宮選手のダブルスがコート20の第1試合。
皆さん、暑さに負けずに頑張りましょう!この雨でも溶ける。
この暑さを日本に届けて、テニスコートの雪を溶かしたい・・・。
どうなっているのだろう?私のコートは・・・。雪かきして下さい・・・。

 

2R KRAJICEK 3−6,6−7(5)、3−6 錦織圭
クライチェック。第7シード錦織圭。
マーガレットコートの第1試合に登場。
ハイセンスと違って、チケットを買わないといけないので、人数は少な目です。
錦織のゲームで始まる。
サービスワイドからフォアダウンザラインウィナー。
ファーストの確実にコースを狙う。特にこのデュースコートのワイドは皆良く使う。
ラブゲームキープで1−0.
固さもなく、いつも通りの錦織圭だ。
クライチェックはサウスポーで両手打ち。
ストローク戦では問題ないだろう。このサービスが入ってくると少し手ごわいかも・・・。
クライチェックの第4ゲーム。
錦織のフォアドロップからフォアボレーウィナー。
打てる時にもこのドロップを使う。次から相手も意識するからだ。
2つのダブルフォルト。これも錦織のリターンを意識するからだろう。
斜めの構えから両足がベースラインに平行にスプリットステップ。かなり前に入る。
セカンドはさらに前。これがものすごいプレッシャーになる。
錦織とジョコビッチは・・・。
3−1ラブゲームブレーク。
2つのサービスワイドエースで4−1キープ。9ポイント連取だ。
ファーストのコースと確率が今日は格段とまたいい。
こうなると自分のペースがドンドン作れて思い通りになるのだ!
錦織の第9ゲーム。
連続サービスセンターエースであっという間にセットポイント。
最後はクライチェックのフォアリターンがアウト。
6−3錦織、25分。超気持ちいい〜!セットの取り方だ!

第2セット。
クライチェックの第1ゲーム。
錦織のバッククロスウィナー。
フォロースルーが長く、球足が長い。指先まで伸びて行く感じ。
「ヘイ!」思わず自分のショットに声が出る錦織。
1−0早々とブレークアップ。
錦織はファーストの入りの確率が減ってきたが、セカンドが深くコース厳しく、跳ねる。
攻められないし、相手はそれさえミスさせられる。
また、フォアと同じようにバックも破壊力があるから困ったものだ。相手からすると・・・。
錦織の第6ゲーム。
サーブ&ボレーを見せる錦織。いろいろなアイデアを持って戦うから面白い!
もし、日本人でなくても見に行くなあ!
4−2キープ。
錦織の第10ゲーム。
クライチェックのフォアクロスヒットからフォアボレーウィナー。
少しボールが短くなってきたぞ!警戒だ!
15−40のピンチ。
デュースでサービスセンターエース。ここぞという時に決める。
4つ目のブレークポイント。
ナントここでダブルフォルト。ここまで快調だったのに、このゲームはいただけない・・・。
5−5ブレークバックされる。
クライチェックの飛ばないバックが入ってきた。
6−6のタイブレークへ。
錦織のバックアングルパスからフォアパス。そして、バックダウンザラインパスウィナー。
リストをクルリと返す。1−0.
錦織のサービスセンターエースで5−2.
クライチェックのファーストも厳しくなってきたぞ。返せない。5−4.
198キロのサービスセンターエースで6−5.これが今日は助けてくれるよ!
最後はクライチェックのフォアがサイドアウトで7−5.
ふ〜!何とかこのセットも奪う。クライチェックのプレーも良くなっている。
注意した方がいいよ。

第3セット。
クライチェックの第2ゲーム。
錦織のフォアクロスアプローチからバッククロスボレーウィナー。
キチンと膝が曲がる。上手い!
2−0ブレーク。
第2セット後半のクライチェックの頑張りによって、また目覚めた様子の錦織。
今度は気を抜かないぞ!という示しを見せた感じだ!
錦織の第9ゲーム。
146キロのアングルサービスエース。
そして、最後は速いサービスセンターエース。狙って終わることができる。
6−3で錦織。3回戦へ進出。プレーが実に安定している。強い!1時間53分。

錦織のインタビュー
3時に変更と聞いて来たら、終わっていました。

1R HLAVACKOVA・HRADECKA 6−2,6−7(4)、6−1 青山修子・二宮真琴
第7シードの相手。
第2セット。
3−3で青山の第7ゲーム。
リターンをことごとく、ダウンザラインへ打ち込む相手。
二宮も1つスーパー返しウィナーしたが・・・。
3−4ブレークダウン。
4−5で相手のゲーム。
マッチポイントで二宮がフォアクロスボレーウィナー。
3回のデュース。
青山と二宮の飛びつきボレーポーチ。2つとも当たりはガシャだが、気持ちでウィナー。
5−5ブレークバック。
6−6のタイブレークへ。
0−3から二宮のフォアポーチウィナーなどで3−3へ。チャンスは大いにある。
二宮のボディサービスから青山のバックポーチで5−3.すごい!
青山のロブから真ん中に打ち、二宮のフォアボレーウィナー。
日本ペアの方がコンビネーションはいい。6−4.
最後は相手のフォアミスで7−4と逆転でこのセット奪う。

ファイナルセット。
1−6で取られた。残念・・・。

青山のインタビュー
「私は前では動けるけど自分が後ろにいる時に相手のストロークに押される。
二宮さんと対戦して前の動きがいいので組んでみたいと思った。
自分が後ろにいる時にポイントを取れるパターンがある。
今日は自分達のボレーミスで勢いを止められなかったが、もっとチャンスはある。
前でポイントを取る時間帯が長くなるようにしたい。
個々の技術、特にリターンミスを減らせばもっとチャンスが広がる。
二宮さんと練習していると勢いがあって、自分も負けないようにしないといけない。
お互いのシングルスランキングがあるので、うまくWTAのダブルスをトライしたい。」

二宮のインタビュー
「コートに出るまでは緊張していたが、コートに入ってからは思い切りやるだけ。
集中してやった。
青山さんから誘って頂いて以前から組んでみたいと思っていたので、是非よろしくお願いします。と言った。
グランドスラムで一緒に勝つことを目標にして行こうと言われた。
全米の後に一緒に組んだ。
第2セット、3−2リードしたぐらいからより思い切りプレーしようと思った。
前の動きを2人でやろうと思った。
流が良くなって、相手に打たれてもボレーで止めたりして、ゲームが取れた。波に乗れた。
青山さんの前の動きが良くて助けられる。
自分のストローク力を上げて、力強くならないといけない。
この舞台は小さいころからの目標でした。
今回はワイルドカードでしたが、今度は自分のランキングで本戦に出たい。
待遇が違う。レストランでは250A$も使える。
また、雰囲気が他の大会とは違うし、観客も多い。
自分の中でも盛り上がる。もっと長い時間プレーをしたい。」

2R GASPARYAN 6−4,6−4 奈良くるみ

58位21歳ガスパリアン。奈良くるみ。
コート8の第3試合に登場と思ったら、遅れてコート5に移動。
観客席が少なく、大変だ。
奈良のゲームで始まる。
相手のバックスライスと片手バックスピンの跳ねるのに対処できずに得意のバックまでもアウトする奈良。
0−1早々とブレークダウン。
ガスパリアンの第2ゲーム。
体が大きく、身長が高い。
奈良の倍はあるのでは・・・!?
そこから繰り出すサービスワイドエース。
バランスもいいし、これが連続入ったらたまったものじゃない。
ラブゲームキープで0−2.
奈良のストロークミスが目立つ。体が早く前に伸びてしまっている感じだ。
5回のデュースの末、1−2キープ。
後半、ライジングバックが入ってきた。素早く構えてコートの中でライジングしたい。
ガスパリアンの第6ゲーム。
奈良はフォアドロップからバックダウンザラインボレーウィナー。
うまい!前後の揺さぶりをかけて、3−3とブレークバック。
奈良の第7ゲーム。
今日はファーストの入りも良くないなあ!
セカンドをフォア逆クロスリターンで上から叩かれる。
3−4ブレークダウン。
最後は連続サービスエース。いい時に入ってくるなあ!厳しいぞ!4−6.

第2セット。
1ブレークずつで奈良の第5ゲーム。
ボレーボレーになって、奈良の前の甘いショット。
それをフォアクロススライスウィナー。笑顔の奈良。
シングルスで珍しく2人ともネットだ。
3−2キープ。
奈良の第7ゲーム。
ガスパリアンのバックダウンザラインが急に冴え始める。
肩がしっかり入るとどちらに来るか?わからない。本当にいいボールだ。
試合の前半は浅くて甘いのがあったが・・・。
3−4ブレークダウン。
ガスパリアンの第10ゲーム。
第1セットと同じく、最後は連続サービスエース。
ここぞという時に必ず入ってきた。
これだけの身長だから、バランスさえ気をつければ必ず入るよ。
4−6のストレート負け。エラーニが負けてラッキーだと思ったが・・・。
このプレーをしたのでは勝つでしょう!残念でした・・・。

奈良のインタビュー
「相手がどうやって戦ってくるかはわかっていた。
片手バックは弱みになると思っていたが、ダウンザラインは好きだとわかっていた。
今日はお互いにどちらが先に展開できるか?が勝敗を分けると思っていた。
思ったよりもディフェンスが良かった。
自分はネットに繋げる勇気がなかった。決して、悪いプレーではないと思いますが・・・。
今日は自分のバックが走らなかった。
バックで展開できずに逆に相手に先に展開された。
自分のフォアに頼って最後はプレッシャーがかかってしまった。
自分の武器であるバックが有効に使えなかった。
オリンピックは出たいですが、今はランキングが落ちて厳しい。
出たいという気持ちは持って望みたい。
まだ、今後のスケジュールは考えていない。ITFに出ると自分より下のランキング。
守りのテニスになって自分のテニスを見失わないようにしないといけない。
今大会、サービスゲームは落としているが、どのような組み立てをすればゲームメイクできるとわかってきた。いい方向になっていると思う。
3週間トップの選手たちと一緒に回って、毎日緊張の連続でした。
毎日得るものがあった。海外の選手たちと話して、いい経験ができた。
サフィン選手とドバイで2時間みっちりやってくれた。
言っている内容はボールに集中しろ!とシンプルでした。前向きの姿勢に繋がっている。
サフィン選手は才能だけで世界NO1になったと思ったけど、本当に努力しているんだなと思った。今日はいいテニスをしていただけに敗戦は悔しい。次に生かしたい。
人の話を聞く姿勢はある方だと思う。」

2R SASNOVICH 2−6,1−6 SHARAPOVA

第5シードシャラポワ。
シャラポワが快勝で3回戦へ。

2R BONDARENKO 6−1,7−5 KUZNETSOVA
第23シードクズネツォバ。
ボンダレンコがストレート勝ちで3回戦へ。

2R DZUMHUR 4−6,6−0,4−6,2−6 GOFFIN
第15シードゴファン。
ゴファンが3−1で勝利。

2R S.WILLIAMS 6−1,6−2 HSIEH
第1シードセリーナ。
最後はサービスワイドエース。セリーナらしいショットで終わる。
しっかりやれば、優勝に最も近い。歴代でもこれからもこれ以上の選手が出るのか?どうか?だと思います。

2R BENCIC 6−3,6−3 BABOS
第12シードベンチッチ。
第2セット。
バボスの第4ゲーム。
強力なサービスが来る。
ベンチッチのバックダウンザラインアプローチウィナー。
低いのをしっかり膝を曲げて丁度いい強さで打つ。
ベンチッチのバッククロスアプローチは歩きながら打つ。
この辺もヒンギスに似ているなあ!
3−1ブレークアップ。
そのまま、6−3ベンチッチ。経験を積んでいくとヒンギスのようになるかも・・・。

2R FALCONI 2−6,3−6 VINCI
第13シードビンチ。
ビンチのストレート勝ち。

2R CILIC 6−4,6−3,7−6(4) RAMOS-VINOLAS
第12シードチリッチ。
今日のチリッチはストレート勝ち。

2R DONSKOY 3−6,7−5,6−7(1)、6−4,5−7 SIMON
第14シードシモン。
相変わらず、しつこいシモンがファイナルセット勝ち。

2R FEDERER 6−3,7−5,6−1 DOLGOPOLOV
第3シードフェデラー。
センターコートは超満員だ!皆、フェデラー見たさに来ているのだ!
ドルゴポロブの第4ゲーム。
ドルゴポロブはセカンドサービスを打ってくるので、要注意だ!
何をしてくるかが読めないのだ!?バネがあるサービス。スピンで速い。
2−2キープ。
フェデラーの第5ゲーム。
ドルゴポロブのドロップボレーをものすごく切って、戻す。
それを読んでフェデラーはフォア逆クロスへ打つ。状況判断を一瞬のうちにするのだ。
3−2キープ。
ドルゴポロブの第6ゲーム。
リターンエースで4−2ブレーク。相手がトリッキーな相手でも関係ない。
速いボールを打たれてもしっかり対応するフェデラー。
最後はサービスセンターエース。193キロ。ほとんどオンラインだ。
しかし、華麗で美しいフォームだなあ!6−3フェデラー。26分。

第2セット。
ドルゴポロブの第1ゲーム。
フェデラーのフォア逆クロスからバックダウンザラインボレーウィナー。
右足をバンと鳴らして、打つ。ナイスコントロールだ。
ネットに出ると脅威だ!
ドルゴポロブは15−40からフォア&バック連続ダウンザラインウィナー。
1−0キープ。自分から攻めて入らないとこの連中には勝てない・・・。
ドルゴポロブの第11ゲーム。
3回のデュース。
ドルゴポロブのサーブ&フォアボレーがネット。フェデラーのバックスライスで沈めた。
6−5ブレークアップ。
最後はサービスワイド。204キロ。ここで強く打つのだ!
ドルゴポロブの変則なプレーに少し手を焼いたが・・・。
7−5フェデラー。

第3セット。
第3ゲームをブレークしたフェデラー。
最後はバックダウンザラインウィナー。
6−1のストレート勝ち。3回戦へコマを進めた。余裕あり。

2R SUAREZ NAVARRO 6−7(5)、6−2,6−2 SAKKARI
第10シードスアレスナバーロ。
スラレスナバーロが逆転勝ち。

2R BASIC 4−6,0−6,3−6 BERDYCH
第6シードベルディヒ。
前半で楽な勝ち方をすると後半の試合にいい影響が出るはずベルディヒ。

2R THIEM 6−3,6−1,6−3 ALMAGRO
第19シードティエム。アルマグロ。
思ったよりも簡単なスコア。アルマグロはもう強い時に戻れないのだろうか?

2R TRUNGELLITI 3−6,6−4,2−6,5−7 DIMITROV
第27シードディミトロブ。
ディミトロブは地道に階段を上がっていくしかないなあ!

2R TSONGA 7−5,6−1,6−4 JASIKA
第9シードツォンガ。
ツォンガも楽なスコアで勝ち上がり。いかに楽に勝ち上がるか?が大事になってくる。
トップ選手にとっては・・・。

2R GAVRILOVA 6−4,6−4 KVITOVA
第6シードクビトバ。
あれ〜!いつの間にかクビトバが負けた・・・。

2R KYRGIOS 6−4,7−5,7−6(2) CUEVAS
第29シードキリオス。クエバス。
キリオスが西岡に勝ったクエバスをストレート勝ちか・・・。
なかなか厳しいなあ・・・。

ナイトセッション
2R A.RADWANSKA 6−4,6−2 BOUCHARD

第4シードラドワンスカ。ノーシードのブシャール。
4−4でブシャールの第9ゲーム。
ブシャールは左右に振って、フォアクロスアプローチ。
ラドワンスカは相手がネットに来ると思って、逆に中に入ってショートバウンドアングルパスを打つ。
スピードよりもタイミングを早めるのだ。来る前に足元に落ちる。
こういうのが上手い。こういうのを1つ1つ積み重ねて行くのだ。
5−4ラドワンスカがブレークに成功。
ラドワンスカの第10ゲーム。
ブシャールは中に入って打つことばかり。
自分の足が行かなくても打ってしまうのでミスするのだ。これが糧ない証拠。
引き出しが少なすぎるのだ!厳しい意見だが・・・。
何も考えなくて打って入っている時は自分のプレーに徹してればいい。
しかし、そうでない時に何とかするプレーがもう1つ欲しい。
6−4ラドワンスカ。

第2セット。
ラドワンスカの1ブレークアップ。
ブシャールの第7ゲーム。
ブシャールの攻めは非常に魅力的。これはもっともっとレベルを上げて行く。
凡ミスが多い。このゲームでも簡単なフォアドライブボレーをアウト。
そこまで強く打たなくてウィナーになる場所がたくさんある。焦らないで入れること。
5−2ラドワンスカブレークアップ。
ラドワンスカの第8ゲーム。
0−40から5ポイント連取。
最後はブシャールのフォアリターンアウト。簡単に言うとミスが早い。荒いプレーだ!
6−2ラドワンスカの勝利。思っていたスコアです。

2R DJOKOVIC 6−1,6−2,7−6(3) HALYS
第1シードジョコビッチ。ワイルドカード197位19歳ハリーズ。
ジョコビッチの第5ゲーム。
ジョコビッチのバックダウンザラインボレーからフォアボレーウィナー。
メチャメチャ鋭くはないが、確実にポイントを取れる組み立てだ。これが強さの秘密だ。
4−1キープ。
最後はジョコビッチのフォアダウンザラインウィナー。
ラインに沿って行く。誰も取れないし、簡単にいくらでも打てるジョコビッチ。
6−1でジョコビッチ。28分。今日も早く終わるはず・・・。

第2セット。
ジョコビッチのフォアダウンザラインへ。ハリーズはバックアウト。
余裕あり過ぎ〜!50%ぐらいしか使っていないのでは・・・?
6−2ジョコビッチ。ここまで58分。
第3セット。
ハリーズのサーブ&ベコボレーウィナー。
これでも大きな拍手だ。皆、頑張ってくれよという思い。
ハリーズの思い切りフォアクロスヒットアプローチをジョコビッチは触って返そうとするからね。これがすごい!
1−0キープ。
ジョコビッチの第2ゲーム。
ジョコビッチのフォアクロスドライブボレーパスをハリーズのフォアクロスボレーウィナー。今日、一番の大きな声援と拍手だ!
フォアリターンがネットインで2−0ブレークアップ。お〜!
しかし、ジョコビッチのグランドスマッシュエースで2−1すぐにブレークバック。
一瞬、夢を見たよ!
ジョコビッチのリターンのスタンスの広さと重心の低さはすごい!
これさえ、誰もかなわないよ!
反応も練習しているんだろうなあ!?
ハリーズの第5ゲーム。
ジョコビッチのバックヒットするよ〜と見せかけて、ドロップウィナー。
うまいな〜!
3−2キープ。
ハリーズの第9ゲーム。
ジョコビッチのフォアクロスリターンから斜めにバックアングルウィナー。
この足の運び&リストの返し&体の開き方、どれも一級品だあ〜!
しかし、ハリーズは乗っている。思い切り打てば入るゾーンに入ったぞ!
5−4キープ。
6−6のタイブレーク。
1ポイント目。
ジョコビッチのバックアングルドロップをハリーズのバックスライスダウンザラインウィナー。
しかも、審判台とネットの間を抜けて、超ポール回しだよ!スーパーショットだあ!
1−0ハリーズ。
最後はハリーズのフォアリターンがネットを越えず・・・。7−3でジョコビッチ。
ハリーズは第3セット、よく頑張った。観客を味方につけて盛り上げたから、役目は果たしたよ!

PS.
錦織選手はストレート勝ち。
途中、第2セットタイブレークになって少し危なかったけど・・・。
ファーストが良くて、ストローク戦ではだいたい勝つのがすごい強みだ。
結構、いい勝ち方です。このまま、次にドンドン繋げて行きたいですね。
奈良選手はずっと入らずにとうとうコート5に変更。
小さなコートでした。観客席が少なすぎ〜!
相手のガスパリアンのでかさとサービスの破壊力がすごい!女子でもこれぐらいがいます。
片手バックダウンザラインも男並みです。
雨が降ったけど、お昼には止んでスタート。
蒸し暑いが26度になっている。いや〜、もっと暑かったよ。
日差しが痛いです・・・。昨日までよりはましですが・・・。
今日は日本人2人なので、絶対に早く帰ってやるぞ〜!寝るぞ〜!
ジョコビッチはさすがです。余裕があり過ぎて、相手がダブルスでもいいんじゃないか?
第3セット、ハリーズの思いきりのいいプレーとバックスライスポール回しもあって、盛り上がったよ。23時前。0時には出るぞ〜!

2016 オーストラリアンオープン Day 03        <レポート:森下 泰>