2016 オーストラリアンオープン Day 10

<レポート:森下 泰>

2016年1月27日(水)

   

昨日は残念ながら、錦織選手がジョコビッチにストレートで敗戦。
少しガックリして会場に向かいます。
昨日は朝から晴れ。今日は雲が少しあるが、晴れ。少し蒸し暑い。
でも本当のメルボルンの夏はこんなものじゃない。もっとすごいのだ!
マーガレットコートにあるナダルたちの絵!?
これは1枚1枚小さな写真の組み合わせなのだ!すごい!
変なラケットを持ったぬいぐるみが出現!?思わず写真を撮る。
日本ジュニア頑張ってほしいですね!
国枝選手や上地選手も登場です。
マレーが登場。ヒンギスのダブルスも圧巻ですよ!

QF KERBER 6−3,7−5 AZARENKA
第7シードケルバー。第14シードアザレンカ。
アザレンカの6勝。
ケルバーが一気に4−0リード。
ケルバーのプレーの固さとアザレンカの体の固さが重なったのだろうか・・・?
4−3まで追いつき、ケルバーの第8ゲーム。
ダブルフォルトなどで15−40。
ここをケルバーはフォアクロスウィナーなどで必死に逃れる。
デュースコートではサービスセンターエース2本。
昨日はアドコートでジョコビッチがセカンドサービスセンターだったが・・・。
5回のデュースの末、アザレンカのバッククロスがアウト。
5−3ケルバーがキープ。これは大きいぞ!
アザレンカはケルバーのバックへ集めすぎだ。もっと先に左右に振らないといけない。
アザレンカの第9ゲーム。
0−40のセットポイント。
サービスワイドエースなどで挽回。
2回のデュース、4つ目のセットポイント。
最後はアザレンカのバックがアウト。6−3でケルバーが先取。
ケルバーは良く走る。打つ瞬間、しっかり踏ん張って体が流れないのだ!

第2セット。
ケルバーの第1ゲーム。
アザレンカはフォアで攻めたてる。
すぐにブレークして1−0.守らないのだ。この人たちは・・・。
アザレンカの第6ゲーム。
2つのブレークポイントあり。
アザレンカのフォアダウンザラインボレーウィナー。すごいガッツポーズだ!
4−2キープ。シャラポワに次ぐ、ど根性プレー。
5−2ブレークアップしたアザレンカの第8ゲーム。
40−15からケルバーが開き直ったのか?3連続フォアウィナー。
最後は大きなダブルフォルト。ベースラインの方が近いぞ・・・。
5−3ケルバーがブレークバック。
アザレンカの第10ゲーム。
引いたら負けだ。打って打って打ちまくるしかない。
自分のフォームでしっかり足がそこにいっての話だが・・・。
4つ目のセットポイント。
またもケルバーのバックアングルウィナー。カモーンと強気だ。
アザレンカは結構しつこく同じコースに打ってしまうなあ〜!
ケルバーのフォアダウンザラインパスウィナー。5−5ブレークバック。
ネットインした後、アザレンカのバッククロスは甘い。
相手をまるで見ていないからこうなるのだ。
しかし、ケルバーは追いつめられると強い。集中力をより発揮する。
アザレンカのストロークは真ん中気味だ。甘い。もっと左右に振らないといけない。
少し狙うとサイドアウトしてしまう。まだまだだなあ〜!
アザレンカの第12ゲーム。
15−30のピンチもアザレンカのバックダウンザラインウィナー。
しっかり打てるのが偉い。
1つ目のマッチポイント。
最後はケルバーのフォアアングルパス。アザレンカのバックボレーが返らず・・・。
7−5でケルバー。2−5から5ゲーム連取だ!すごい!
追い込まれてからのショットが冴えていた。
しかも、6連敗の相手に初めて勝ったのが、グランドスラムだ!
土居もこの選手を追い込んだのに・・・。すげ〜!嬉しそう!ベスト4!

QF KONTA 6−4,6−1 ZHANG
47位コンタ。予選上がり133位シューアイ。ノーシード対決。
1勝1敗。
第1セット、5−2コンタリードから5−4まで盛り返すシューアイ。
結局、6−4でコンタ。
第2セット。
コンタの第6ゲーム。
サービスワイドに切れるエース。
サービスでゆったり大きくバウンドさせる。
一度、静止してから打つ。
シューアイも必死で飛びついてフォアムーンリターンを上げて、バックミスを誘う。
このゲームで決まるぞ!
サービスを打つ前とリターンの前に必ず、ラケットヘッドを上げて待っている。
素晴らしい姿勢だ!
5−1キープ。
シューアイの第7ゲーム。
2つ目のマッチポイント。
シューアイのフォアダウンザラインウィナー。意地を見せる。すごい!
3つ目のマッチポイント。
最後はフォアリターンがネットイン。
6−1コンタが勝利。ナントベスト4進出だ!
2人は強く抱き合う。
ノーシードでよくここまで来たね!という意味合いがあってのことだろう!
すごい!このコンタはいい選手。
いつも前向き、それはラケットヘッドを上げていることからわかること。
シューアイも見事。予選から、しかも引退を考えていたのに・・・。

QF FERRER 3−6,7−6(5)、2−6,3−6 MURRAY
第8シードフェレール。第2シードマレー。
マレーの12勝6敗。
フェレールの第4ゲーム。
40−0からデュース。フェレールは他の選手ならここまで無理して打たないが、マレー相手なので、より強くヒットしてしまう。
それで5連続ストロークミス。ネットが多いのは打っているからだ。
3−1マレーがブレークアップ。
フェレールの第8ゲーム。
マレーの2つのフォアハイボレーウィナーで30−40.
ここでフェレールのフォア逆クロス。取らせないのだ。5−3キープ。
マレーの第9ゲーム。
フェレールの高いロブをマレーも高いロブで返す。マレーのフォアクロスがアウト。
この前後の攻防は素晴らしい。
15−40のピンチ。
ここをファーストでコーナーへ。
2つ目のセットポイント。
最後はサービスからフォアダウンザラインウィナー。6−3マレーが先取。
45分。

第2セット。
マレーの第2ゲーム。
ダブルフォルトで2−0フェレールのブレークアップ。
フェレールの第7ゲーム。
マレーはフォアクロスパスからバッククロスパスウィナー。
斜めに追って行って、体が前傾になりながら、パスを放つのだ!
フェレールのフォア逆クロスが大きくアウト。
どうしてもウィナー取らないといけないと思って、力んでしまうのだ!
ブレークバック。4−3フェレール。
5−5でミュージックが鳴る。ミュージックオフプリーズ。
フェレールの第11ゲーム。
フェレールのドロップからバッククロストップスピンロブ。
これを追いかけて触るよマレー。すごい足だ。
6−6のタイブレーク。
フェレールのフォアボレーからスマッシュ2つでやっとエース。
よく返すよマレーは・・・。3−1フェレール。
息詰まるラリーが長い。マレーのバッククロスがアウトで5−3フェレール。
フェレールの回り込みフォアダウンザラインからフォアクロスボレーウィナー。
終盤に攻めるフェレールが6−5.
最後はマレーのフォアがアウト。7−5フェレール。1セットオール。

第3セット。
雨が降りそうなので、屋根を閉める。冷房が少し入り気持ちいい。
第4ゲームをブレークしたマレー。
最後はフェレールのフォアがネット。6−2マレーが取って、2−1とする。
マレーとフェレールの差はフォアアングルを使うか?そうでないか?もあるかな?

第4セット。
マレーの第1ゲーム。
マレーのランニングフォアダウンザラインパスウィナー。
1−0キープ。
ここでANDYの一文字ずつのティシャツを着た4人の応援団が歌い始める。
一昨日もいたよ〜!
フェレールの第2ゲーム。
マレーのバックドロップボレーを走るフェレール。バックパスはわずかにサイドを切れる。
2−0ブレークアップ。しかし、よく走るよフェレール。
マレーの第3ゲーム。
フェレールのタタンと合わせたフォアアングルパスウィナー。上手い。
2−1ブレークバック。
フェレールの第6ゲーム。
フェレールのスマッシュミス。
これだけ高いロブを何本も上げられたら、1本ぐらいミスするな〜!
4−2マレーのブレークアップ。
マレーの第7ゲーム。
フェレールのバック逆クロスボレーをマレーはランニングフォアダウンザラインパスウィナー。スーパーショ
ットだ!
5−2キープ。
最後はフェレールのフォアクロスリターンがサイドアウト。
6−3で勝利。ベスト4へ。3時間20分。すごいね!
この人たちのショットとフットワークは・・・。
いったい、どういう練習をしているのだろう?本当に・・・。
球際の強さといったらすごいの一言だ!

ジュニア3R DE MINAUR・ELLIS 6−1,6−1 堀江・KUHN
残念ながら、ここで敗退。しかし、立派だ。また、必ず上に行こう!

ジュニア3R 綿貫陽介 4−6,6−2,8−6 KECMANOVIC
第13シード綿貫。第2シードケクマノビッチ。
綿貫の第10ゲーム。
15−40のセットポイント。
ここで超跳ねるスピンサービス2つ。返せないケクマノビッチ。
3つ目のセットポイント。
今度は綿貫のバック飛びつきドロップボレーウィナー。
3回のデュース。
ケクマノビッチのバックダウンザラインパスウィナー。端から端までランニングしてこのバランスを保って、
速いパスが打てる。うまい!
最後は綿貫のバッククロスがネットミスで4−6ダウン。
しかし、ここから・・・。
おー!すごい!逆転勝ちの綿貫だ!素晴らしい!ベスト8入りだあ〜!がんばれ〜!
この実力者相手に勝ったのは相当自信になるはずだろう!
このまま、突っ走れ〜!

ジュニア3R BENCHETRIT・FURNESS 4−6,6−1、(13−11) 野口・田中
相手は第1シードチュン・バルクズに勝った相手だ。いけるぞ!
第2セットの最後はサービスセンターエースを取られた。
ファイナルは・・・。がんばれ!
スーパータイブレーク11−13・・・。ええ〜!本当に惜敗だ・・・。惜しい〜!

車いす1R 国枝しんご 3−6,6−7(1) REID
第1シード国枝。
左利きのレイドのサービスの切れ味がいい。
バックリターンが返せない。
1−3キープダウン。
国枝の第5ゲーム。
国枝は必死にロブを追いかけて、それをポイントに結びつける。
この辺りがすごい!
国枝のフォアダウンザラインウィナー。ここのコースに打ち切ればいいのだ。
2−3キープ。
レイドの第6ゲーム。
レイドのサービスエースと2つのフォアウィナー。
2−4キープ。これはかなりの強敵だぞ!
国枝の第7ゲーム。
スピンサービスで相手のバックへ狙う。これはいい攻撃だ。
これで自分のペースを掴みたい。3−4キープ。
3−6で第1セットを落としてしまう。がんばれ!
第2セットはタイブレーク1−7で落として、負けてしまった・・・。
大事件が起きてしまった・・・。

車いす1R ELLERBROCK 0−6,6−4,2−6 上地ゆい
第2シード上地。
上地のゲームで始まる。
サービスエース。上地のフォアロブが深く、相手は返せない・・・。
1−0ラブゲームキープ。
このセットは6−0で先取。
第2セットは4−6で落としてしまう。
ファイナルセットは6−2で何とか勝利した。苦しい〜!

ジュニア3R 村松千裕 2−6,3−6 LAPKO
第12シード村松。第5シードラプコ。
村松の第2ゲーム。
40−15からバッククロスリターンが速い。それに合わない。押されてしまう村松。
デュースで村松のドロップが甘い。ラプコのバッククロスウィナー。
サウスポーのワイドに切れるサービスをラプコはバックダウンザラインリターンエース。
コートの外から打ってきたぞ!スーパーショットだ。0−2ブレークダウン。
ラプコの第3ゲーム。
トスがかなり前で高い。
体の大きな選手がそれを体全体で打ってくるからたまったものでない。
力とスピードとコースがいい。どうしても打ち負けてしまう。0−3キープ。
ラプコはこれだけ速いボールを打つので、ミスもある。
そこをつきたいが・・・!?村松のフォアが振り遅れてしまう・・・。1−4.
2−6,3−6で敗れた。残念。もっと、パワーをつけたら行けるでしょう!がんばれ!

ジュニア3R CHO・宮本 6−1,6−4 相川・村松
第8シード相川・村松組。
宮本組がストレートで下した。ここで日本人対決とは・・・。
2人の分まで頑張って!

ナイトセッション
QF MONFILS 3−6,6−3,3−6,4−6 RAONIC

第23シードモンフィス。第13シードラオニッチ。
モンフィスの2勝。
モンフィスの第4ゲーム。
ラオニッチのフォア逆クロスを上から叩く。ベースラインからだ。
ダブルフォルトでアドバンテージラオニッチ。
ラオニッチのフォア逆クロスからネットへ。勢いがあるので、バックパスが通らない。
3−1ラオニッチのブレークアップ。
ラオニッチの第5ゲーム。
セカンドサービスがよく跳ねる。これも返すのが大変だ。
それを回り込んでフォアで決めるラオニッチ。
ファーストはほとんどポイントを重ねる。セカンドも・・・。
4−1キープ。モンフィスは大変だぞ・・・。
ラオニッチの第9ゲーム。
モンフィスはラリー戦になったら、先に攻撃を仕掛けるべきだ。
40−15のセットポイント。
ラオニッチのミスが出る。こういうところが今一つか・・・!?
ラオニッチのフォアダウンザラインボレーウィナーで4つ目のセットポイント。
最後は212キロサービスワイドエース。
6−3ラオニッチが先取。36分。

第2セット。
モンフィスの第5ゲーム。
2つのダブルフォルトで15−40のピンチ。
これを連続サービスエースで切り抜ける。
3−2キープ。勝手に自分を追い込んで、勝手に決める。この人たちにはよくあることだ。
ラオニッチの第6ゲーム。
ダブルフォルトと3本のフォアの凡ミス。これがあるからなあ〜!
4−2モンフィスがブレークアップ。
モンフィスの第9ゲーム。
30−30でラオニッチのフォアクロスボレーウィナー。
30−40でサービスセンターエース。
デュース。フォアクロスリターンがオンライン。
座り込んでモンフィスのブロックショットが浅くなり、フォアクロスボレーウィナー。
セットポイント。
このゲーム4本目のサービスエース。
6−3モンフィス。

第3セット。
ラオニッチ5−3でラオニッチの第9ゲーム。
ラオニッチのフォアダウンザラインアプローチ2本。
モンフィスのバックを攻める。
最後はラオニッチのサーブ&ジャンピングスマッシュエース。
6−3でラオニッチ。2−1リード。

第4セット。
モンフィスの第5ゲーム。
変なミスもあるラオニッチ。
しかし、バックダウンザラインパスウィナー。
ダブルフォルトでブレークポイント。
ここでラオニッチはフォアクロスボレーからフォアダウンザラインボレーウィナー。
おいしいところだけ取ればいいのだ。
3−2ブレークアップ。これで決まりだな・・・。
ラオニッチの第8ゲーム。
モンフィスのバックダウンザラインパスウィナーとダブルフォルトで30−40.
ファーストからフォア逆クロスウィナー。ここをよく打つよ。ラオニッチ。
ここもファーストが助ける。
5−3キープ。
ラオニッチの第9ゲーム。
モンフィスは強引に前に行く。ラオニッチのパスネット。下手である。
最後はラオニッチのフォアダウンザラインドライブボレーウィナー。
6−4でベスト4進出。やはりファーストが入ればポイントは失わない。
ラリーになると・・・。以前よりは良くなったが・・・。

SF HINGIS・MIRZA 6−1,6−0 GOERGES・PKISKOVA
第1シードヒンギス・ミルザ組。第13シードゲルゲス・プリスコバ。
ヒンギスの第3ゲーム。
ダブルフォルトでブレークポイント。
ミルザが前で動いてカバー。ミルザのフォアクロスボレーウィナー。
2−1キープ。
ゲルゲスのゲームを3−1ブレークアップ。
ミルザの第5ゲーム。
ヒンギスのフォアハイボレーウィナー。4−1キープ。
半面のアングルへキッチリと打つ。
しかも、変なポジションに立たない。しっかり、半面の真シングルスの真ん中に立つ。
時々、ええ〜そこかよ〜!というところにいる人もいるのです。
ミルザも上手いな〜!フォアダウンザラインへぶちかます速いリターンはビックリだ!
ヒンギスなんて、ショートバウンドでフォアダウンザラインロブを打とうとするよ。
一瞬の出来事で判断するのだ!天才とは彼女のことですよ〜!
最後はゲルゲスのリターンがアウト。せっかくヒンギスのバックが見たいのに・・・。

第2セット。
いきなりプリスコバのゲームをブレーク。1−0.
ミルザの第2ゲーム。
Iフォーメションのヒンギスはバッククロスボレーウィナー。しっかりと役割を果たす。
2−0キープ。
ゲルゲスの第3ゲーム。
ヒンギスのフォアボレー足元へ。スマッシュエース。見事なコンビネーションだ。
3−0ブレーク。
プリスコバの第5ゲーム。
ミルザの連続バックダウンザラインリターンエース。5−0ブレーク。
最後はプリスコバのバックボレーミス。6−1ヒンギス組の勝利。決勝へ。

PS.
ケルバーがアザレンカに初めて勝った。それが全豪。グランドスラムは大きいぞ!
打ち粘り&開き直りフォアが入るとこうなる。土居が勝っていれば・・・。
この世界にでもやかもはないのだ!厳しい世界だ・・・。
コンタがシューアイにストレート勝ち。
コンタは今大会初めて見るが、いつもラケットヘッドを左手で持って、立てている。
これがいいのだ。とてもいい選手。気にいったよ!
国枝選手が1回戦負け。ナントビックリ・・・。こういうこともあるんだな!
相手のレイドは左のサービスがいい。
ジュニア村松選手は打ち抜かれた感じ。相手は力もある。サービスのトスがかなり前だ。
やはりな!
綿貫選手の相手の第2シードケクマノビッチもランニングバックダウンザラインパスウィナー。足腰がしっか
りしているよ。
マレーとフェレールもそう。皆、陰でものすごいトレーニングをしているよ。
そうでなきゃ、説明ができないよ。
ラオニッチ、カルロビッチ、ロディック、イワニセビッチなどはどうやってサービスを覚えたのか?
ヒンギスはやはり天才です。
今日は早く帰って、荷作りをしないといけない・・・。残念・・・。
0時には出るぞ!

2016 オーストラリアンオープン Day 10        <レポート:森下 泰>